気泡緩衝材(プチプチ)の代用——家にある物で割れ物を守る早見表(新聞紙・段ボール・タオル・卵パック・空気を入れた袋)、割れ物は「動かない」が本体という詰め方、代用が向かない物(精密機器・液体・食品)、買うなら見るところ

生活

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フリマで売れた食器を送りたい、実家に荷物を送りたい、引っ越しの箱詰めが今夜中。そんな時に限って、気泡緩衝材(いわゆるプチプチ)が足りなくなるんですよね。家にある新聞紙やタオルで代わりになるのか、割れ物をどこまで守れるのか、不安なまま箱に詰めている人は多いと思います。

先に結論をひとつ。割れ物を守るのは「包む厚さ」より「箱の中で動かないこと」なんです。これさえ押さえれば、新聞紙でも段ボールでもタオルでも、かなりのところまで代わりになります。逆に、どんなに厚く包んでも、箱の中で動く余地があれば割れるときは割れます。何が何の代わりになるかの早見表、動かない詰め方、代用が向かない物、買うなら何を見るかまで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ何で代用できる?新聞紙・段ボール・タオル・袋の空気→第1章割れ物をしっかり守りたい包む厚さより「動かない」が本体→第2章液体・食品・精密機器を送る代用が向かない物がある。漏れとインク→第3章段ボールも足りない箱を二重に。隙間を作らない工夫→第4章買うなら何を見る?粒の大きさと、ロールか袋か→第5章

ケース別に読む:何で代用できるか知りたい人割れ物を守りたい人液体・食品・精密機器を送る人段ボールも足りない人買うなら何を見るか知りたい人

代用の早見表——新聞紙・段ボール・タオル・卵パック・空気を入れた袋

気泡緩衝材(プチプチ)がしている仕事は、実は2つに分かれます。ひとつは「包む」、つまり品物の表面を守って傷を防ぐこと。もうひとつは「隙間を埋める」、つまり箱の中で品物が動かないようにすることです。家にある物は、この2つのどちらが得意かで使い分けると迷いません。

代わりの物 得意な仕事 使い方 気をつけること
新聞紙・チラシ 隙間を埋める/包む 1枚ずつ丸めて隙間に。包む時は2〜3枚重ねて インクが移る。食器や食品には直接触れさせない
段ボール 隙間を埋める/仕切る 細長く切って蛇腹に折り、品物の間に立てる 切る時のカッターは刃を体に向けない
タオル・衣類 包む 薄手のタオルで1つずつ包み、厚手は底と上に 柔らかすぎて隙間埋めには向かない。荷物が重くなる
卵パック・果物のトレー 小さい物を仕切る アクセサリーや小物を1粒ずつ収める 汚れやにおいを洗ってから。大きい物には無理
空気を入れた袋 隙間を埋める 小さいポリ袋に空気を入れて口をしばり、上や横に詰める 子どもがかぶらない・遊ばせない。押されると抜ける
紙袋・包装紙 包む くしゃくしゃにしてから包むと厚みが出る 薄いので単独では心もとない。新聞紙と組み合わせて

いちばん万能なのは、やっぱり新聞紙です。丸めれば隙間を埋められるし、重ねれば包めます。新聞をとっていない家なら、段ボールを蛇腹に折る方法が意外と頼りになります。段ボールを幅5cmほどの帯に切って、じゃばらに折りたたむと、しっかりした仕切りとクッションになるんです。切る時はカッターの刃を自分の体に向けず、下に厚紙を敷いて、子どもの手の届かない所で作業してください。ハサミで切れる厚さなら、ハサミの方が安全です。

段ボールの閉じ方で困っている人は、ガムテープがない時の代用もあわせてどうぞ。

割れ物は「動かない」が本体——底・包む・隙間の3段で詰める

ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。割れ物が割れる時、何が起きているかというと、箱の中で品物が動いて、箱の壁や他の品物にぶつかっているんです。包みが厚くても箱の中に空間があれば、包んだまま中で暴れます。だから、包む厚さより先に「動かない」を作ります。

「敷く→包む→埋める」の3段1底に敷く丸めた新聞紙かタオルを底に厚さは3cmほど箱の角に品物を触れさせない→ 落とされる衝撃は底から21つずつ包んで置く新聞紙かタオルで1つずつお皿は立てて、重ねない重い物を下に→ 品物同士を触れさせない3隙間を埋めて上にも上下左右の隙間に丸めた紙上にも1層乗せてから閉じる箱を軽く振って音がしない→ 音がしなければ合格
  1. 底に敷く。丸めた新聞紙か厚手のタオルを、箱の底に3cmほど。荷物は角から落とされることが多いので、品物が箱の角や底に直接触れないようにします
  2. 1つずつ包んで置く。お皿は平らに重ねず、1枚ずつ包んで立てて並べます。立てた方が上からの重さに強いんです。コップは中にも丸めた紙を入れて、口を下にしない。重い物は下、軽い物は上に
  3. 隙間を埋めて、上にも1層。上下左右、見えている隙間すべてに丸めた紙を詰めます。最後に上にも1層乗せてから閉じると、フタを押した時にも品物が動きません

詰め終わったら、箱を持ち上げて軽く振ってみてください。中でカタカタ音がしたら、まだ隙間があります。音がしなくなるまで紙を足す。これが、代用品でも割れにくくする、いちばん確かな確かめ方です。

代用が向かない物——精密機器・液体・食品は別の考え方で

ここまでの方法で、食器や雑貨はかなり守れます。ただ、代用で済ませない方がいい物もあります。無理をしないための線引きを知っておくと、安心して送れますよ。

代用のOKとNGOK食器・雑貨は新聞紙で包んで隙間を埋める小物は卵パックに1つずつ段ボールを蛇腹にして仕切りに振って音がしなくなるまで詰める食品は袋に入れてから紙で包むNG精密機器を新聞紙だけで送る液体をタオルで包むだけ食品に新聞紙を直接当てる空気の袋を子どもの遊ぶ所に置く隙間があるのに厚く包んで安心する
  • 精密機器(パソコン・カメラ・ゲーム機など)。衝撃だけでなく、紙の粉やホコリ、静電気も気になる物です。元の箱と発泡の型があるなら、それがいちばんの緩衝材。ないなら、ここは気泡緩衝材を買ってから送る方が安心です。高価な物ほど、代用で節約した分より壊れた時の損が大きいですよね
  • 液体(調味料・化粧品・飲み物)。割れる心配より、漏れる心配が先です。タオルで包むだけでは、漏れた時に他の荷物まで濡らします。キャップをテープで固定し、1本ずつポリ袋に入れて口を閉じ、立てて詰める。その上で、周りを紙で埋めます
  • 食品。新聞紙のインクが移るので、食品に直接当てないでください。ポリ袋やラップで包んでから、外側を紙で包む順番にします。においが移る物(洗剤・石けん)と同じ箱にも入れない方が無難です
  • 大きな鏡・ガラス板。包む前に「割れた時に飛び散らない」対策が先になります。考え方は姿見のカバーを代用する時の考え方にまとめています

もうひとつ、空気を入れたポリ袋を隙間埋めに使う時の注意です。作った袋を床に置いたままにすると、小さい子どもが頭からかぶったり、口に当てて遊んだりすることがあります。作ったらすぐ箱に入れ、余った袋は子どもの手の届かない所へ。緩衝材そのものも、粒をかじって口に入れる子がいるので、同じように扱ってください。

段ボールも足りない時——箱を二重にする・隙間を作らない箱選び

緩衝材だけでなく、箱もぴったりの大きさがない、ということもありますよね。箱が大きすぎると、それだけ埋める隙間が増えて、代用品が足りなくなります。逆に言えば、品物に近い大きさの箱を選ぶだけで、必要な緩衝材はぐっと減るんです。

  • 小さい箱を大きい箱に入れる。割れ物を小箱に詰めて、その小箱を大きい箱の中央に置き、周りを丸めた紙で埋めます。二重になった分、外からの衝撃が伝わりにくくなります
  • 大きすぎる箱は切って低くする。高さが余るなら、四隅に切り込みを入れて折り込み、高さを詰めます。カッターは刃を体に向けず、下に厚紙を敷いて
  • 紙袋や靴の箱も仕切りになる。品物を紙袋に入れてから箱に詰めると、品物同士が触れません。靴の箱は小物の内箱にちょうどいい大きさです
  • 段ボールの在庫は溜めすぎない。「いつか使う」で取っておいた段ボールが場所をとっている家も多いです。処分の考え方は段ボールの捨て方、紐なしで出せる?

通販で届いた緩衝材を次の発送用にとっておく人も多いですよね。気づくと押し入れの一角が埋まっていることも。溜まりすぎた時の減らし方と捨て方は、プチプチの捨て方、かさばる時どうする?にまとめています。

買うなら見るところ——粒の大きさ・ロールか袋か・巻く向き

ここまで読んで「やっぱり1本買っておこう」と思った人へ。気泡緩衝材は、選ぶ時に見るところが3つあります。

見るところ 選び方 ひとこと
粒の大きさ 小粒は食器や小物、大粒は家電や大きい物 迷ったら小粒。包みやすく、切りやすい
ロール・シート・袋(封筒型) フリマの発送が多いなら袋型が手早い。引っ越しならロール
幅と長さ ロールは幅30cm前後と60cm以上がある お皿を1枚ずつ包むなら30cm幅で十分なことが多い
置き場所 ロールは意外と大きい 収納の高さを測ってから。立てて置ける場所があるか

粒を内側にするか外側にするかは、よく聞かれる質問です。品物に粒を当てると跡がつくことがあるので、傷やへこみが気になる物は粒を外側に、しっかり固定したい時は内側に、と使い分ける人が多いようです。どちらにしても、箱の中で動かないかの方がずっと大事なんです。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、割れ物は包む厚さより隙間の有無で決まると思っています。厚く包んだのに割れた、という話を聞くと、だいたい箱の中に空間が残っていたんですよね』

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1本あれば、フリマの発送も、実家への荷物も、引っ越しの食器も慌てません。


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まとめ:代用は新聞紙と段ボールが主役。割れ物は「振って音がしない」まで詰める

  1. 代用は新聞紙・段ボールの蛇腹・タオル・卵パック・空気の袋。包む物と隙間を埋める物で使い分ける
  2. 割れ物は包む厚さより「動かない」が本体。底に敷く・1つずつ包む・隙間を埋めるの3段
  3. 詰めたら箱を振って音がしないか確かめる。音がしたら紙を足す
  4. 精密機器は買ってから送る。液体は袋に入れて立てる。食品に新聞紙を直接当てない
  5. カッターは刃を体に向けず、空気の袋と緩衝材は子どもの手の届かない所へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

気泡緩衝材(プチプチ)の代用の早見表:代わりになる物は、新聞紙やチラシを丸めて隙間埋めと包みに、段ボールを幅5cmの帯に切って蛇腹に折り仕切りに、タオルや衣類で包む、卵パックや果物のトレーで小物を仕切る、小さいポリ袋に空気を入れて口をしばり隙間に、紙袋や包装紙はくしゃくしゃにして包む。割れ物は包む厚さより箱の中で動かないことが本体で、底に3cm敷く、1つずつ包んでお皿は立てて重い物を下に、上下左右の隙間を埋めて上にも1層、箱を振って音がしなければ合格。代用が向かない物は精密機器、液体はキャップを固定し袋に入れて立てる、食品は新聞紙を直接当てず袋に入れてから包む。段ボールが足りない時は小箱を大箱に入れて二重にする、箱の高さを詰める。カッターは刃を体に向けず子どもの手の届かない所で、空気の袋は子どもがかぶらないようすぐ箱へ。買うなら粒の大きさ・ロールか袋か・幅と置き場所を見る

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