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皮をむいて切る手間がいらない冷凍かぼちゃは、台所の強い味方ですよね。ところが、レンジで温めてみたら水っぽかった、ホクホクにならなかった、なんだか味が薄い気がする、という声もよく見かけます。せっかく買ったのに、思っていた仕上がりと違うとがっかりしてしまいます。
先に結論をひとつ。まず見るのは袋の「調理方法」欄です。レンジは凍ったまま温める商品が多く、水分がたくさん出るので、ラップのかけ方と、出た水気の扱いで仕上がりが変わります。時間は商品ごとに違うので、表示どおりに。水っぽい理由、お弁当に入れる時の注意、凍ったまま揚げる時の油はね、子どもに出す時の注意まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:レンジでホクホクにしたい人|水っぽい・まずいと感じる人|お弁当に入れたい人|揚げたい人|煮物や子どもに出したい人
レンジでホクホクにしたい——袋の調理方法と、水気の考え方
冷凍かぼちゃは、生のかぼちゃを切って加熱し、凍らせてある商品が多いので、もともと水分を含んでいます。凍ったまま温めると、溶けた水分が出てくるのが普通なんです。ここでホクホクにするポイントは、温め方の順番と出た水分の扱いの2つです。
- 袋の調理方法を先に読む。凍ったまま温める商品か、先に解凍する商品かは袋に書いてあります
- 袋のままレンジにかけてよいのは、表示がある時だけ。ない商品は耐熱の皿に出して、ふんわりラップを
- 加熱しすぎない。温めすぎるとくずれて水分が増え、ホクホクから遠ざかります。時間とワット数は袋の表示を見て、短く区切って様子を見ます
- 出た水分はそのままにしない。皿にたまった水をキッチンペーパーなどで切ると、仕上がりが変わります
- 取り出す時はやけどに注意。皿も中身も熱く、ラップを開けると蒸気が出ます。皮つきの商品は、加熱で破裂することがあるので、表示どおりに
一度に温める量が多いと、真ん中が凍ったまま、端だけ熱くなりがちです。かぼちゃは大きさもまちまちなので、袋の表示にある量を目安に、多い時は何回かに分けて温め、途中でほぐしたり位置を入れ替えたりすると、ムラが減ります。中心まで温まっているかは、ひとつ割って確かめると確実ですよ。
ほかの冷凍野菜でも同じ考え方が使えます。冷凍ポテトの仕上げ方は冷凍ポテトをレンジで揚げずに仕上げる方法にまとめています。また、電子レンジ用の蒸し器がある家なら、袋に「レンジ蒸し」の案内がある商品に限って、蒸し器を使うと水分が出すぎるのを防ぎやすい場合もあります。案内がない商品は、自己判断になるので、少量ずつ試してください。
水っぽい・まずい・臭いと感じる理由
「冷凍かぼちゃ まずい」「臭い」と調べる人は、少なくありません。ただ、これは読者の声として多いものであって、商品が悪いという話ではないんです。原因は、だいたい次の3つに分けて考えると整理しやすくなります。
| 感じ方 | 考えられる理由 | 見直し方 |
|---|---|---|
| 水っぽい | 解凍で出た水分が皿にたまり、身にも戻る | 水気を切る。ラップはふんわり |
| 味が薄い・まずい | 水分が多く、甘さが薄く感じられる。冷凍焼けで風味が落ちた | 袋の霜が多い物は早めに使い切る。買ったらすぐ冷凍庫へ |
| 臭い | 冷凍焼けや、庫内のほかの食品のにおいが移った可能性 | 密閉袋に入れ替える。におい自体がおかしければ食べない |
| 袋がふくらむ・液漏れ・一度溶けて固まった跡 | 傷みや温度変化の可能性 | 食べない。開封後の袋は長く置かず、別の袋や容器へ |
「まずい」と感じた時、まず疑いたいのは保存の仕方です。買ってから何度も冷凍庫を出し入れしていないか、袋の口はしっかり閉じているか。一度溶けてまた凍った物は、袋の中で固まっていることがあるので、見分けられます。味や香りに違和感があり、傷みのサインがある時は、もったいなくても食べないでください。生のかぼちゃの保存はかぼちゃの保存方法にまとめています。
もうひとつ大事なのが、使う分だけ袋から出すことです。解凍した物を再び冷凍すると、水分が増えて食感も落ちやすく、傷みの心配も出てきます。残りはすぐ冷凍庫に戻し、袋の口は空気を抜いてしっかり閉じておくと、霜がつきにくくなります。一度に使い切れない量は、最初から小分けのパックを選ぶのも手です。
お弁当に入れる時——自然解凍OKの表示と、水気
冷凍かぼちゃをお弁当に入れたい人もいますよね。ここでもまず、「自然解凍OK」の表示があるかを確認してください。
- 表示がある商品は、その案内どおりに。ただし水気が出るので、ほかのおかずに移らないよう、カップで仕切ります
- 表示がない商品は、凍ったまま詰めません。中まで温め、水気を切り、冷ましてから詰めます
- 夏や、持ち歩く時間が長い日は保冷剤を添えます。詳しくは夏のお弁当を傷ませない持って行き方で
お弁当では、かぼちゃの水分でほかのおかずが湿りやすいことも気になります。ごはんの上に直接のせず、カップに入れる、水気をしっかり切る、といった工夫で崩れにくくなります。お昼まで時間があく日は保冷剤を一緒に入れて、食べる時に、においや見た目に違和感がないかを確かめてから食べてくださいね。
冷凍ピラフなど、ほかの冷凍食品のお弁当の見方は冷凍ピラフ・ナポリタンのお弁当にもまとめています。
凍ったまま揚げたい時——油はねと火の扱い
冷凍かぼちゃを素揚げにしたい、という人もいます。ただ、凍ったままの野菜を油に入れると、水分で油がはねます。かぼちゃは水分が多いので、特に注意が必要です。袋に揚げる調理方法の案内がある商品以外は、自己判断になります。
- 少量ずつ、そっと入れる。一度にたくさん入れると、油の温度が乱れて、はねやすくなります
- 油から煙が出たら、すぐに火を止める。温度が上がりすぎているサインです
- 燃えた油に、水をかけない。火が広がります。ふたや濡れタオルでおおうなど、落ち着いて
- コンロのそばを離れない。小さな子どもは台所に近づけません
温度や時間は、油の量や鍋の大きさで変わるので、数字は目安にならないので、袋の表示を見てください。油の扱いが不安な人は、レンジと、少ない油のフライパンの組み合わせを考えるほうが気楽だと思います。
煮物や子どもに出す時の注意
煮物にしたい時は、凍ったまま鍋に入れる案内の商品もあります。作り方と味つけはかぼちゃの煮物を参考にしてください。そして、子どもに出す時は、まずメーカーの案内(袋の表示や公式のよくある質問)を見ます。年齢の目安は商品で違うので、袋の表示で確かめてください。離乳食の時期の子は、自治体の案内やかかりつけの医師にも確認を。
- 皮は外す。皮つきの商品は、かたくて噛み切りにくいことがあります
- 小さくつぶすか、切る。詰め込ませず、座って、大人がそばで見守ります
- 熱いまま出さない。中心が熱いので、冷ましてから
- 原材料とアレルギー表示を見る。かぼちゃだけの商品もあれば、味つきの商品もあります
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、冷凍かぼちゃは「水気をどう扱うか」で仕上がりが決まると思っています。水っぽいという声が多いのも、そこが理由ですよね』
💡 この困りごとへの提案
電子レンジ用の蒸し器は、水分を逃がしながらふんわり温められる道具です。ただし、商品の表示で「レンジ蒸しできる」とある冷凍かぼちゃに使うのが前提で、耐熱の表示や、ふたの使い方も商品の説明どおりに。大量に買って食べ切れない時は、食べ切れる量だけ袋から出すのがおすすめです。
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生のかぼちゃの保存はかぼちゃの保存方法、煮物はかぼちゃの煮物に、冷凍ポテトのレンジ調理は冷凍ポテトをレンジで揚げずに仕上げる方法に、お弁当に入れる時の傷みの防ぎ方は夏のお弁当を傷ませない持って行き方、同じ冷凍食品のお弁当は冷凍ピラフ・ナポリタンのお弁当にまとめています。
まとめ:まず袋の調理方法。水気を切って、揚げる時は少量ずつ
- まず袋の調理方法を見る。袋のままレンジは、表示がある時だけ
- 水っぽい時は、水気を切る。加熱しすぎない。時間は表示どおりに
- 霜が多い・においがおかしい・袋がふくらむ物は食べない
- お弁当は自然解凍OKの表示がある物だけ凍ったまま。ない物は温めて冷ます
- 揚げる時は少量ずつ。煙が出たらすぐ火を止め、燃えた油に水をかけない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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