シマトネリコのデメリット——庭に植えてはいけないと言われる理由と、植える前に決めておくこと

家事

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すっきりした細い葉が風に揺れて、シンボルツリーとして人気のシマトネリコ。けれど調べていくと、「庭に植えてはいけない」「後悔した」という声も目に入ってきて、不安になりますよね。かといって、せっかく気になった木をあきらめるのも惜しい。そんな気持ちで検索してきた人が多いのではないでしょうか。

先に結論をひとつ。シマトネリコは育つのが早く、背が高くなる、根が広がる、こぼれ種で増えると言われます。「植えてはいけない」というより、植える前に「高さをどこで止めるか」「鉢にするか地植えにするか」を決めておく木です。決めずに植えると、あとから困りやすいんです。デメリットの中身と、先に決めることを整理しましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へこれから植える→高さと場所を先に決める第2章へ ▶もう大きくなった→手の届く所まで。高所は業者第3章へ ▶こぼれ種で増えて困る→小さい芽のうちに抜く第4章へ ▶においが気になる→感じ方の違いを知る第6章へ ▶

ケース別に読む:デメリットの早見表|これから植える人|大きくなった人|増えて困る人|においが気になる人|アオダモとの違い

4コマ漫画|シンボルツリーを植える前に1シンボルツリーにいいかもすっきりした姿が人気2✕大きくなったらその時考えよう決めずに植えると困りやすい3高さ・場所・鉢か地植えか先に決める植える前に、高さを決めよう鉢植えという選び方もある4手が届く所まで自分で。高い所は業者へ無理をしないのが安全

デメリットの早見表——高さ・根・落ち葉・こぼれ種・寒さ

シマトネリコの「困りごと」は、おおむね次の6つに集まります。木の特徴を知っておくと、植える前の準備がしやすくなります。

困りごと 起きやすいこと 先に決めておくこと
高さ 成長が早く、背が高くなる。見上げる高さになる どの高さで止めるか。手入れの手が届くか
根 根が広がる。塀や舗装、配管の近くだと影響が出ることがある 建物や塀との距離。鉢で育てる選択
落ち葉・枝 葉が細かく、掃除の回数が増える 掃除できる場所か。排水口の近くを避ける
こぼれ種 種が飛んで、庭や隣の敷地に芽が出ることがある 芽を見つけたら早めに抜く習慣
虫 葉や花に虫が来ることがある 窓の近くに植えない。風通しのよい位置
冬の寒さ 寒い地域や冬の冷たい風で葉が傷むことがある 風の当たる場所を避ける。地域の園芸の案内を確かめる

どれも「必ず起きる」ことではありません。ただ、木が小さい苗の時は想像しにくく、大きくなってから初めて気づくのが、この木の落とし穴です。

植える前に決めること——場所・建物との距離・鉢か地植えか

まず、植える場所を決める時の問いかけを3つ用意しました。

植える前の3つの確認1高さは屋根まで2壁から離して植える3鉢なら大きさを調整
  • 高さの上限を決める。屋根の高さや、隣家との境を目安に。「この高さまで」を決めておくと、手入れの方針がぶれません
  • 建物・塀・配管から離す。根が広がるので、近すぎない位置に。具体的な距離は、植える場所の状況で違うので、造園業者や園芸店の相談窓口で聞くのが確実です
  • 鉢という選択肢。地植えと違い、大きさを調整しやすいのが鉢植えです。鉢で育てる場合はシマトネリコの鉢植えが枯れる時もあわせてどうぞ

高さを止める手入れ——手の届く範囲まで。高い所は造園業者へ

木が大きくなってきたら、自分の手が届く範囲の枝は、剪定ばさみで整えられます。枯れた枝、内側に向かう枝、込み合った枝を、葉のつけ根の少し上で切るのが基本です。

どこまで自分で、どこから業者?✓手が届く枝は自分で✕脚立の高さと太い幹は業者へ
  • 自分でできる。地面や低い足場から、無理なく手が届く細い枝。作業前に周りを片付け、足元の安定を確かめる
  • 無理をしない。脚立に乗らないと届かない高さの枝、太い幹、電線や隣の敷地に近い枝は、造園業者に相談してください
  • 剪定ばさみは清潔に。刃先を自分や子どもに向けず、使い終わったら手の届かない所にしまいましょう

高い所での作業は、落下のおそれがあります。「自分でやれば安く済む」と考えるより、安全を優先してください。切った枝の始末は自治体のごみの案内を確かめて、決まりに沿って出します。刃の手入れの考え方ははさみの研ぎ方にまとめています。

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低い枝の手入れには、軽くて手になじむ剪定ばさみが一本あると、作業が進めやすくなります。


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こぼれ種の小さな芽——見つけたら早めに抜く

シマトネリコは、秋ごろに翼のついた細長い種ができ、風で飛んでいくことがあります。庭の隅や植え込みの中、時には隣の敷地に、小さな芽が出ることがあるんです。

  • 芽は小さいうちに抜く。根が浅いうちなら、手や小さな移植ごてで抜けます
  • 放っておくと根が深くなる。大きくなるほど抜くのが大変になります
  • 抜いた芽は自治体の案内に沿って捨てる。空き地や川に捨てない

種ができる前に、花の後の枝先を手の届く範囲で整える方法もあります。ただ、全部を防ぐのは難しいので、庭を見回る時に芽を探す習慣をつけるのが現実的です。種を触った後は、手を洗いましょう。

根を切る時——鉢植えの整理まで。地植えの大きな根は業者へ

「根を切る」で調べる人は、根が広がって困っている場合が多いようです。ここは線を引いて考えます。

  • 鉢植えの根の整理。鉢から抜いて、伸びすぎた根の先や古い根を清潔なはさみで整える作業は、家庭でもできる範囲です
  • 地植えの大きな根。木の安定や、枯れる原因にかかわるので、自分で掘って切らず、造園業者に相談してください

根の様子が心配な時は、「建物や塀が傾いていないか」「舗装が持ち上がっていないか」を見て、気になる点を業者に伝えると話が早く進みます。

においの話——感じ方に個人差がある

シマトネリコの「においがする」「臭い」という声もあります。花が咲く時期に、独特のにおいを感じる人がいるようです。ただ、感じ方は人によって大きく違い、まったく気にならない人も多いんです。

気になる場合は、窓の近くに植えない、風通しのよい位置にする、という配置で和らぐことがあります。植える前に、近所で実際に咲いている木のそばを通って確かめておくと、安心です。においの感じ方と、秋の強いにおいで話題になる木については銀杏のにおいの落とし方も参考になります。

アオダモとの違い——葉と樹皮の一般的な目安

シマトネリコと並んで、シンボルツリーの候補によく出てくるのがアオダモです。見分けの目安を表にしました。

項目 シマトネリコ アオダモ
葉の季節 常緑または半常緑と言われ、冬も葉が残りやすい 落葉樹で、秋に葉を落とす
葉の印象 細い小さな葉が、枝に並んでつく。つやがある やや大きめで、落ち着いた緑
樹皮 灰白色で、なめらか 灰色で、白い模様が入ることがある
育つ速さ 早いと言われる ゆっくりと言われる

地域や環境で見え方は違うので、あくまで目安です。「冬も緑を楽しみたい」ならシマトネリコ、「季節の移り変わりを見たい」ならアオダモ、というように、暮らしのイメージで選ぶと迷いにくくなります。

集合住宅・隣家のこと——越境した枝や落ち葉は話し合いで

マンションの共用部の花壇や植え込み、庭付きの賃貸などでは、木を植えてよいかどうかが管理規約で決まっていることがあります。植える前に管理会社に確認してください。

戸建てでも、枝が隣の敷地にはみ出したり、落ち葉が隣に入ったりすると、トラブルになりやすいものです。気づいたら早めに声をかけて、話し合って対応しましょう。ベランダの鉢の置き方や掃除はベランダ掃除のマンションの注意が参考になります。花粉などの季節の悩みは豚草の花粉はいつまでにもまとめています。

また、葉や種を子どもが口に入れないように、手の届かない所の枝先は見守ってください。落ちた葉や種を拾ってなめたりしないよう、声をかけておくと安心です。猫や犬が葉をかじることもあります。気になる時は獣医さんに相談しましょう。虫が気になる場合も、薬剤を使うなら製品の表示どおりにし、子どもとペットを近づけないようにしてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『「植えてはいけない」と言われるのは、木が悪いというより、植える前に決めておくことが多い木だから、なんですよね』

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鉢で育てる選択を考える人はシマトネリコの鉢植えが枯れる時へ。刃物の手入れははさみの研ぎ方、においの話題は銀杏のにおいの落とし方、ベランダや共用部の注意はベランダ掃除のマンションの注意もどうぞ。

まとめ:植える前に高さと場所を決める。高い所と太い幹は造園業者へ

  1. デメリットは高さ・根・落ち葉・こぼれ種・寒さ。植える前に知っておけば備えられる
  2. 高さの上限を先に決める。建物や塀から離し、鉢という選択肢も考える
  3. 手入れは手の届く範囲まで。脚立の高さと太い幹は造園業者に相談
  4. こぼれ種の芽は小さいうちに抜く。根の整理は鉢植えまで
  5. 集合住宅や隣家の決まりも確認。葉や種は子どもとペットの口に入れない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

シマトネリコのデメリットの早見表:困りごとは高さ、根、落ち葉、こぼれ種、虫、冬の寒さ。植える前に高さの上限、建物や塀との距離、鉢か地植えかを決める。手入れは手の届く範囲の枝を剪定ばさみで整えるまで、脚立の高さの枝と太い幹は造園業者に相談。こぼれ種の芽は小さいうちに抜く。根の整理は鉢植えまで。アオダモは落葉樹で成長がゆっくり。集合住宅は管理規約を確認し、隣家への越境は話し合う。葉や種は子どもとペットの口に入らないようにする

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