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気づいた時には、Tシャツの裾にスライムがべったり。あわてて引っ張ると糸くずみたいに伸びて広がって、被害が拡大していく——あの絶望、スライム家庭なら一度は通る道です。
スライム汚れは、「まだやわらかい」か「乾いてカチカチ」かで正解の手順が変わります。順番を間違えなければ、だいたいきれいに落ちるので安心してください。
まだやわらかい(乾く前):お湯+もみ洗いで溶かし出す
スライムの主成分は水溶性ののり(PVA)なので、乾く前なら水分で戻して溶かし出せます。
- まず固形分をつまみ取る。こすらず、ペタペタと「スライムでスライムを取る」方式が広げないコツです(粘着面同士がくっつく性質を利用)
- 40〜50度くらいのお湯に15〜30分つけ置き
- お湯の中で生地をもみ洗い。ヌルヌルが出てくるのはスライムが溶けている証拠です
- 食器用洗剤か固形石けんを付けてもみ、すすいでから通常の洗濯へ
やってはいけないのは、いきなり洗濯機に放り込むこと。溶け切らないスライムが他の服や洗濯槽に移って、被害が艦隊規模になります。必ず手洗いで粗く落としてから。
乾いてカチカチ:酢・クエン酸で「結合を壊して」溶かす
乾いたスライムはお湯だけではなかなか戻りません。ここで効くのが酢(またはクエン酸水)です。スライムはホウ砂とのりの結合でできているのですが、酸がこの結合を壊してくれるので、化学の力でドロッと戻せます。
- 汚れ部分に酢を直接かける(クエン酸なら水100ミリリットルに小さじ1)
- 5〜10分置くと、カチカチだった部分がゆるんできます
- 古歯ブラシでやさしくこすりながら、お湯で流す
- 酢の匂いが気になる場合は、そのあと通常の洗濯で消えます
もうひとつの手が氷で冷やして固めてバリバリ剥がす方式。カーペットや布団など「つけ置きできないもの」はこちらが先です。氷を当てて完全に硬化させ、スプーンの背でこそげ落とし、残りを酢でゆるめて拭き取ります。
ちなみに関連質問にある「重曹で落とせますか?」——重曹は研磨と消臭には効きますが、スライムの結合を壊す力はないので主役にはなれません。主役は酸(酢・クエン酸)です。酢やクエン酸を塩素系漂白剤と併用するのは有毒ガスが出るため厳禁。この作業では漂白剤を出さないでください。
場所別の補足:カーペット・髪・畳
- カーペット——氷方式が基本。毛足に残ったぶんは酢水を含ませた布で「叩き拭き」。こすると毛足の奥に押し込みます
- 髪の毛——引っ張るのは痛いだけです。ベビーオイルか食用油をなじませるとスルッと滑って外れます。そのあとシャンプーを2回
- 畳——水分厳禁なので氷方式+固く絞った酢水拭き。最後に乾拭きを
ゆきこ( ゚Д゚)『長男のトレーナーの袖で乾燥・岩石化していたスライム、酢をかけたら5分でぷにぷにに戻って、するんと取れました。理科の実験より感動していたのは私です』
もみ洗い用に固形石けんを1個置いておくと、スライムに限らず子ども汚れ全般に強くなります。クエン酸は掃除用の粉タイプが経済的です。
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まとめ:やわらかいうちはお湯、乾いたら酸
- 乾く前はスライムでペタペタ回収→お湯つけ置き→もみ洗い
- 乾いた後は酢・クエン酸で結合を壊してから落とす
- カーペットは氷で固めて剥がすのが先
- いきなり洗濯機はNG。他の服と洗濯槽に飛び火する
- 酢と塩素系漂白剤は絶対に混ぜない。重曹は脇役と心得る
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状態別の手順を1枚にまとめました。



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