水泳ゴーグルのミラーのデメリット——室内プールで暗い・傷が目立つ・コーティングが剥がれる、向く人と向かない人の早見表、子どものスクールでの扱い、洗い方(真水ですすぐ・内側をこすらない・陰干し)

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水泳ゴーグルを選んでいると、レンズが鏡のように光るミラータイプが目に入りますよね。見た目がかっこいいし、選手が使っているのも見るし、子どもに「これがいい」と言われて迷っている家庭も多いと思います。一方で口コミには「室内だと暗い」「すぐ傷がついた」という声もあって、買っていいのか決めきれない。そんな相談をよく見ます。

先に結論をひとつ。ミラーは「明るい場所で目を守るためのもの」で、室内プールが中心の人にはデメリットの方が目立ちやすい、と覚えておくと迷いません。ミラーの役目、デメリットの中身、向く人と向かない人、子どものスクールでの扱い、コーティングを傷めない洗い方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へミラーって何のため?屋外のまぶしさ対策と目線隠し→第1章デメリットを知りたい室内で暗い・傷・剥がれ・規定→第2章自分に向いてる?屋外・大会は向く。室内練習は向かない→第3章子どものスクールで使える?規定が先。指定があれば従う→第4章洗い方・手入れは?真水ですすぐ。内側をこすらない→第5章

ケース別に読む:ミラーの役目を知りたい人デメリットを知りたい人向くかどうか知りたい人子どものスクールで迷っている人洗い方を知りたい人

ミラーの役目——屋外のまぶしさを抑える・目線を隠す

ミラーレンズは、レンズの表面に薄い金属の膜をつけて、光を反射させる加工のことです。透明や薄い色のレンズに比べて、目に入ってくる光が少なくなります。サングラスと同じ考え方ですね。役目は大きく3つです。

  • 屋外のまぶしさを抑える。屋外プールや海で、太陽の光や水面の反射がきつい時に目が楽になります
  • 目線を隠す。レースで相手に目の動きを読まれない、というのが選手が使う理由のひとつ。周りから表情が見えにくくなります
  • 見た目。鏡のように光るので、かっこよさで選ぶ人が多いのも事実です

つまりミラーは、「暗い所で見やすくする」機能ではなく、「明るすぎる所で光を減らす」機能なんです。ここを押さえておくと、次の章のデメリットがすっと理解できます。

デメリット——室内で暗い・傷が目立つ・コーティングの剥がれ・規定

光を減らすのが役目なので、光が足りない場所では逆に困ります。よく挙がるデメリットを、起きることと減らす工夫とあわせて表にしました。

デメリット 起きること 減らす工夫
室内プールで暗い 壁やコースロープ、前を泳ぐ人が見えにくい。夕方や照明の落ちた時間は特に 室内用に薄い色のゴーグルをもう1本持つ
傷が目立つ 鏡面は小さな傷も光って見える。見た目が早く古びる ケースに入れる。レンズ面を下にして置かない
コーティングが剥がれる 外側のミラーや内側の曇り止めがこすれてまだらになる 指や布でこすらない。真水ですすぐ
値段が上がりやすい 同じ形でもミラー加工の分、高めになることが多い 使う場所で本当に要るか考える
スクールや大会の規定 色付きやミラーを禁止しているスクールもある 持ち込む前に確認する
表情が見えない 子どもの様子が親やコーチから分かりにくい 小さい子は透明系を選ぶ

この中でいちばん相談が多いのは「室内で暗い」です。屋外の試し着けでは気にならなかったのに、いつもの室内プールで泳いだら壁が近づくのが分かりにくかった、という声をよく見ます。暗くて周りが見えにくいのは、壁やほかの人にぶつかる心配にもつながるので、慣れるまで我慢するものではありません。

向く人/向かない人——どこで、何のために泳ぐか

デメリットがあっても、ミラーが合う人はもちろんいます。決め手は「どこで、何のために泳ぐか」です。

ミラーが向く人・向かない人向く人屋外プールや海で泳ぐ大会やレースに出る朝夕の逆光がきつい目線を隠したい照明の明るい室内プール向かない人室内の練習が中心初心者で周りをよく見たい傷や見た目の変化が気になるスクールで禁止されている小さい子で表情を見たい

向く人と向かない人の両方に当てはまる、という人も多いですよね。夏は屋外、冬は室内、という泳ぎ方なら、「屋外用にミラー、室内用に薄い色」の2本持ちが現実的です。1本で全部をまかなおうとすると、どちらかの場面で我慢することになります。

なお、ミラーの濃さや色味は製品によって幅があり、「ミラーなら必ず暗い」とも言い切れません。薄めのミラーなら室内でも気にならない、という人もいます。可能なら試着して、室内の照明の下でどのくらい暗く感じるかを見てから決めると失敗が減ります。

子どものスクールでの扱い——規定が最優先、迷ったら透明系

子どもがミラーを欲しがった時は、まず通っているスクールの規定を確認してください。色付きレンズやミラーを禁止しているスクール、逆に指定のゴーグルがあるスクールもあります。理由は主に2つ。コーチが子どもの目を見て、怖がっていないか・体調が悪くないかを確かめたいこと。そして、室内で暗いレンズだと周りが見えにくく、ぶつかりやすいことです。

  • 規定があるなら従う。禁止されているのに持たせると、当日に使えず、子どもががっかりします
  • 規定がなくても、小さい子は透明系から。表情が見える方が、親もコーチも様子が分かります
  • 憧れの気持ちには、使う場面を分けて応える。夏の屋外プールや家族で行く時にミラー、スクールは透明系、という形なら、どちらも大事にできます
  • 締めすぎに注意。ミラーに限らず、ゴムを強く締めると目のまわりが痛くなり、跡が残ります。水が入らない最小限の強さで

そして、どのレンズでも共通の線引きがひとつ。目の痛み、充血、ゴーグルを外した後もかすむ、といった症状が出たら使用をやめてください。ゴーグルの締めすぎ、レンズと目の距離、塩素の刺激など原因はいろいろで、続くようなら眼科に相談を。「慣れれば大丈夫」と続けるものではありません。視力が弱くて見えにくい場合の度付きゴーグルも、眼科で相談してから選ぶと安心です。

洗い方・手入れ——真水ですすぐ・内側をこすらない・陰干し

ミラーの寿命を左右するのは、実は泳いだ後の数分です。塩素や汗をそのままにする、レンズを指で拭く、直射日光で乾かす。この3つがコーティングを傷める代表です。手順は3つだけなので、習慣にしてしまいましょう。

「真水ですすぐ→こすらない→陰干し」の3つ1真水ですすぐ泳いだ直後に水道水で流す塩素・塩・砂を落とすお湯は使わない→ 放置が剥がれの元2こすらない振って水を切る内側を指や布で触らない外側も強く拭かない→ 曇り止めが落ちる3陰干ししてケースへ直射日光を避けて風で乾かす完全に乾いてからケースにレンズ面を下にして置かない→ 湿ったままはカビの元
  1. 泳いだ直後に真水ですすぐ。プールの塩素、海の塩、砂をその場で流します。お湯はコーティングとゴムを傷めるので、水道水で。時間がたつほど、乾いた塩素や塩がレンズに残ります
  2. レンズの内側をこすらない。内側には曇り止めの加工がされていて、指や布でこすると落ちてしまい、そこから曇り始めます。振って水を切るだけにしてください。外側のミラー面も、強く拭かないこと。洗剤は基本いりません。汗の皮脂が気になる時だけ、中性洗剤をごく薄めて、すすぎを多めに
  3. 陰干しして、乾いてからケースへ。直射日光はゴムを硬くし、ミラーの膜にも良くありません。風通しのいい所で乾かし、完全に乾いてからケースに。湿ったまま袋に入れると、ゴムの部分にカビが出ます

曇り止めの加工が落ちてしまった後の対処はゴーグルの曇り止めの代用、ゴムに黒い点が出てしまった時の落とし方はゴーグルのゴムのカビにまとめています。ケースをなくした時の入れ物はゴーグルケースの代用へ。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「かっこいいから」で選ぶ気持ちは大事だと思っています。ただ、室内の練習で暗くて怖い思いをするなら本末転倒なので、うちで選ぶなら「どこで泳ぐか」を先に決めます』

💡 この困りごとへの提案

それでもミラーを選ぶなら、屋外や大会で使う前提で、曇り止め加工とケースが付いた物を。室内用の薄い色のゴーグルと2本持ちにすると、どちらの場面でも我慢がなくなります。


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ゴーグルの手入れで困りやすいのは、曇りとゴムのカビです。曇り止めが落ちた時の対処はゴーグルの曇り止めの代用、ゴムに黒い点が出た時はゴーグルのゴムのカビを先にどうぞ。ケースがなくてレンズに傷がつきそうな人はゴーグルケースの代用にまとめています。

まとめ:ミラーは明るい場所用。室内中心なら薄い色。内側はこすらない

  1. ミラーは光を減らす加工。屋外のまぶしさ対策と目線隠しが役目
  2. デメリットは室内で暗い・傷が目立つ・剥がれ・規定。暗くて見えにくいのは我慢しない
  3. 屋外・大会は向く。室内の練習中心は向かない。迷うなら2本持ち
  4. 子どもはスクールの規定が最優先。小さい子は透明系。目の痛み・充血は中止
  5. 真水ですすぐ・内側をこすらない・陰干し。お湯と直射日光は避ける

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

水泳ゴーグルのミラーのデメリットの早見表:ミラーはレンズ表面の金属膜で光を減らす加工、役目は屋外のまぶしさ対策・目線を隠す・見た目で、暗い所で見やすくする機能ではない。デメリットは室内プールで暗く壁やコースロープが見えにくい、鏡面は小さな傷が目立つ、外側のミラーや内側の曇り止めがこすれて剥がれる、値段が上がりやすい、スクールや大会の規定、表情が見えない。向く人は屋外プールや海・大会・逆光がきつい・目線を隠したい人、向かない人は室内の練習中心・初心者・傷が気になる・スクールで禁止・小さい子、迷うなら屋外用ミラーと室内用の薄い色の2本持ち。子どもはスクールの規定が最優先で小さい子は透明系、締めすぎない、目の痛み・充血・かすみは使用をやめ続くなら眼科へ。洗い方は泳いだ直後に真水ですすぐ、お湯は使わない、レンズの内側を指や布でこすらない、振って水を切る、直射日光を避けて陰干しし完全に乾いてからケースへ

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