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八つ頭は大きいので、買ったあとに「全部は使い切れない」「丸ごと置いておいて大丈夫かな」と悩みやすい芋です。冷蔵庫に入れたほうがいいのか、出しておいていいのか、切ったあとはどうするのか。しまい方は、状態によって変わります。
先に結論をひとつ。土つきで丸ごとなら、新聞紙などで包んで涼しく暗い所へ。冷蔵庫に入れるなら野菜室で、冷やしすぎないのが基本です。切ったあとは切り口を包んで野菜室に入れ、早めに使います。使い切れない時は、皮をむいて切ってから、使う形で冷凍する方法もあります。状態ごとに順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:早見表で知りたい人|丸ごと買った人|切ってしまった人|使い切れない人|傷みが気になる人
保存の早見表——丸ごと・切った後・冷凍で考える
八つ頭のしまい方は、「丸ごとか、切ったか」で大きく分かれます。日数で決めるのではなく、状態を見て判断するのが安心です。まずは全体を表で確認してください。
| 状態 | しまい方 | ひと言 |
|---|---|---|
| 丸ごと・土つき | 新聞紙などで包み、涼しく暗い所へ | 湿気と冷えに注意する |
| 冷蔵庫に入れる時 | 包んで野菜室へ。冷やしすぎない | 奥や冷気の強い所は避ける |
| 切った後 | 切り口をラップで包み、野菜室へ | 早めに使う |
| 使い切れない分 | 皮をむいて切り、冷凍用の袋へ | 使う形にしておく |
| 下ゆでした後 | 粗熱を取って容器に入れ、冷蔵 | 早めに使う |
表の中で共通しているのは、「湿気を避ける」「冷やしすぎない」「切ったら早めに使う」の3つです。八つ頭は寒さに弱いことがあるので、冷蔵庫に入れれば安心、とは限りません。袋や札に保存方法の案内がある時は、そちらを優先してください。
買った時の状態でも、しまい方は変わります。店で切り分けられた物を買った時は、すでに切り口が出ているので、丸ごとの扱いではなく、切った後の扱い(第3章)に合わせてください。土つきの丸ごとの物は、第2章のとおりです。迷う時は、袋や札に書かれた保存の案内を先に読みましょう。
丸ごと・土つきなら——包んで涼しく暗い所へ
丸ごとで土がついた状態なら、洗わずにそのまま置くのが基本です。水で洗うと湿気が残って傷みやすくなるので、使う直前まで洗わないでおきましょう。
新聞紙で包んだら、かごや段ボールの箱など、風が通る入れ物に入れます。置く場所は、直射日光が当たらず、涼しく暗い所です。玄関の隅や、暖房の入らない納戸などが向いています。ストーブやこたつの近くなど、暖かくなる所は避けましょう。
冷蔵庫に入れたい時は、野菜室を使います。新聞紙で包んだまま、さらに袋に入れて、冷気が直接当たらないようにしてください。冷蔵庫の寒さに弱いことがあるので、冷えやすい奥や吹き出し口の近くは避けるのがコツです。
段ボール箱で届いた時は、箱のまま積んでおくと湿気がこもりやすくなります。中身を出して、傷んだ物がないかを確かめてから、風の通る場所に置き直しましょう。箱の底に新聞紙を敷いて、一段だけ並べる方法もあります。
丸ごとの八つ頭は、ときどき包みを開けて様子を見ます。やわらかくなった所や、湿った所がないかを確かめて、気になる所があれば早めに使うようにしましょう。
切った後は——切り口を包んで野菜室へ、早めに使う
使い切れずに途中で切ってしまった時は、切り口を乾かさないことが大切です。切り口がむき出しだと、乾いたり、傷みやすくなったりします。ラップで切り口をぴったり包んでから、野菜室に入れてください。
切り口を包む時は、ラップをぴったり密着させて、さらに袋に入れておくと、乾燥やほかの野菜へのにおい移りを防ぎやすくなります。野菜室の中でも、ほかの野菜に押されない位置に置いてください。
切った八つ頭は、丸ごとの時より傷みやすくなります。野菜室に入れても安心しきらず、早めに使い切りましょう。使う時に切り口が変色していたり、ぬるぬるしていたりしたら、その部分だけでなく全体の様子を見て判断します。
皮をむいた物を水につけたままにするのは避けましょう。水につけっぱなしにすると、傷みやすくなることがあります。むいたら水気をふいて、使う分以外は包んで冷蔵庫に入れてください。
下ゆでした八つ頭は、粗熱を取って、容器に入れて冷蔵庫へ。こちらも早めに使います。
使い切れない時は——皮をむいて切ってから冷凍
どうしても使い切れそうにない時は、冷凍という手もあります。ポイントは、使う形にしてから冷凍することです。丸ごと冷凍すると、使う時に切りにくく、扱いに困ります。
- 皮をむく:使う前に皮をむいておくと、取り出してすぐ使える
- 使う大きさに切る:煮物なら煮る時の大きさ、汁物なら食べやすい大きさに
- 冷凍用の袋に入れる:空気を抜いて、できるだけ平らにして冷凍庫へ
冷凍した八つ頭は、一度解凍してしまうと水っぽくなったり、味がしみにくくなったりすることがあります。使う時は、冷凍した八つ頭の使い方の章を見てください。
傷んだサインの見分け方——迷ったら食べない
八つ頭の傷みは、見た目と手ざわりを合わせて見ます。においだけで決めないのがコツです。
| 見る所 | 食べないサイン |
|---|---|
| 表面 | 白や青緑の粉状・綿状のもの(カビ)がある |
| 手ざわり | 全体がぶよぶよしている、押すとへこむ、やわらかい所がある |
| 汁・ぬめり | 汁がにじむ、触るとべたつく、ぬるぬるしている |
| 切った中 | 変色が広がっている、カビがある |
| におい | いやなにおいがする(見た目や手ざわりと合わせて見る) |
カビが見えたら、見える所を取り除いても食べません。見えない部分まで広がっていることがあるからです。そのほかのサインがある時も、無理に使わないでください。
傷んだ八つ頭の近くに置いていたほかの野菜も、様子を見てください。汁がついていたり、においが移っていたりすることがあります。
皮の一部が少し乾いている、土がついているというだけで、傷みと決まるわけではありません。ただ、中の様子がおかしい、いつもと違うと感じたら、迷ったら食べない。これを基準にしてください。
冷凍した八つ頭の使い方——凍ったまま煮る考え方
冷凍した八つ頭は、解凍せずに、凍ったまま煮物や汁物に入れる方法が向きます。自然解凍をすると水分が出やすいので、凍ったまま鍋に入れて、中まで火が通るように加熱してください。加熱の具合は、鍋の様子や芯の状態を見ながら調節します。
冷凍する時は、袋に冷凍した日をメモしておくと、先に入れた物から順番に使えます。いつ入れたか分からなくなった物は、無理に使わず、様子を見て判断しましょう。
一度解凍した物を、もう一度冷凍するのは避けましょう。使う分だけ取り出せるように、小分けにして冷凍しておくと便利です。
ゆきこ( ゚Д゚)『冷凍は「使う形にしてから」が合言葉だと思います。丸ごと冷やすよりも、あとで楽ですよね』
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まとめ:八つ頭は「包む・冷やしすぎない・切ったら早めに」
- 土つきの丸ごとは包んで涼しく暗い所へ。洗わずに置く
- 冷蔵庫なら野菜室。冷やしすぎない
- 切ったら切り口を包んで早めに使う
- 使い切れない分は、使う形にして冷凍。凍ったまま煮る
- カビ・ぶよぶよ・汁は食べない。迷ったら食べない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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