※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
丈を戻したくなった、貼る位置を失敗した、サイズアウトでお下がりに回したい——裾上げテープを剥がしたい場面って意外と多いんですよね。ところがいざ剥がそうとすると、ガッチリくっついてビクともしない。無理に引っ張ると生地が伸びたり、表に糊がベタッと残ったり。
実は裾上げテープの糊は熱で貼れたものだから、熱でゆるめて剥がすのが正解です。手順どおりにやれば、糊残りまできれいに落とせますよ。
基本の剥がし方:アイロンで「貼った時と同じ状態」に戻す(10分)
- 裾を裏返し、テープの上に水で濡らして固く絞った当て布を乗せます
- 中温のアイロンを10〜20秒ずつ、場所を変えながらプレスします。スチーム機能があれば併用すると早いです
- 当て布を外し、糊が温かくてやわらかいうちに、端からゆっくり剥がします。素手だと熱いので、ピンセットや毛抜きでつまむと安全です
- 冷めて固まったらまた温める、の繰り返し。一気に引っ張らないのがコツです
ここで焦って力まかせに剥がすと、生地の織り目に糊が伸びて広がってしまいます。「温めて、ちょっと剥がす」を淡々と繰り返してくださいね。
剥がした後の「糊残り」を落とす3つの方法
①当て布スチームでもう一度吸わせる
濡らした当て布を糊残りの上に乗せてアイロンを押し当てると、やわらかくなった糊が当て布側に移ります。当て布は捨ててもいいタオルや古いハンカチで。場所をずらしながら数回繰り返すと、うっすらした糊ならこれだけで取れます。
②消毒用エタノールで拭き取る
残った糊に消毒用エタノールを布に含ませてポンポン叩き、糊をゆるめてから古歯ブラシで軽くこすります。ドラッグストアの消毒用エタノールで大丈夫。使う時は窓を開けて換気し、火のそばでは絶対に使わないでください。色柄物は色落ちすることがあるので、先に縫い代など目立たない所で試してからどうぞ。
③ガンコな糊はシールはがし液・除光液
年数が経って固まった糊には、市販のシールはがし液が最終手段です。こちらも目立たない所でテストしてから。プリント柄の上は柄ごと溶けることがあるので避けてくださいね。
学生服・スラックスで気を付けたいこと
制服のスラックスやプリーツスカートはポリエステルが多く、高温を当てるとテカリや溶けの原因になります。洗濯表示のアイロン温度を確認して、必ず当て布をしてください。ウール混は蒸気で縮むことがあるので、押さえるだけにして滑らせないのがコツです。
剥がした後にくっきり残る折り目は、スチームを1〜2cm浮かせて当てて、生地が湿っているうちに手で伸ばして乾かすと目立ちにくくなります。お下がりや丈出しの前のひと手間にどうぞ。
ゆきこ( ゚Д゚)『長男のズボンをお下がりにしようとテープを引っ剥がしたら、糊が点々と残って大失敗。当て布スチームで移し取る方法に変えたら、2周目でほぼ消えました。最初からこっちでやればよかった…』
あわせて読みたい
逆に裾上げテープがくっつかない・すぐ剥がれる時の原因と直し方もまとめています。アイロンワッペンの剥がし方も同じ理屈で使えますよ。アイロン台がない時はアイロン台の代用ワザをどうぞ。
裾のほつれ・くるくる丸まりは裾のほつれの直し方(応急からまつり縫いまで)へ。
まとめ:温めて、移して、拭き取る
- 剥がす前に濡れ当て布+中温アイロンで糊をやわらかく戻す
- 温かいうちに端からゆっくり。冷めたら温め直す
- 糊残りは当て布スチーム→エタノール→シールはがし液の順で
- エタノールは換気・火気厳禁・色落ちテストを忘れずに
- 化繊の制服は温度表示と当て布でテカリを防ぐ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



コメント