ヘッドホンの側圧を弱める方法——締め付けで頭やメガネが痛い時、今日できる3つと「やりすぎると戻らない」ライン

生活

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楽しみにしていた新しいヘッドホン、つけて30分でこめかみがズキズキ。メガネをかけていると、つるが耳の上に食い込んで外した後も跡が残る。「頭が大きいから?」と落ち込む前に、ちょっと待ってください。

その痛みの原因は、ほとんどの場合側圧(そくあつ)——ヘッドホンが左右から頭を挟む力です。新品は特に強めに作られていて、使っているうちにゆるむ設計。だから「なじむのを待つ」か「少し手伝ってあげる」で解決します。順番にいきますね。

まず確認:痛いのは「側圧」? それとも「装着位置」?

側圧を弱める前に、装着の仕方で痛みが消えることがよくあります。

  • ヘッドバンドが頭のてっぺんに乗っているか。前や後ろにずれていると、耳当てが耳のふちを押しつぶします。バンドは頭頂部、耳当ては耳全体をすっぽり覆う位置に
  • 耳当ての中に耳が収まっているか。耳が折れ曲がったまま挟まっていると、側圧が弱くても痛い。一度外して、耳を耳当ての内側に「入れる」意識で
  • アームの長さが合っているか。短すぎると耳当てが耳の上半分だけを押す。左右のアームを1段ずつ伸ばして、耳当ての中心が耳の穴に来るように

ここを直すだけで「痛くなくなった」という人が本当に多いです。それでも痛ければ、次へ。

弱め方1:ティッシュ箱に掛けて「なじませる」(定番・安全)

一番よく知られていて、一番失敗が少ない方法です。

  1. ティッシュの箱(または本を重ねたもの)を用意。幅は自分の頭幅より1〜2cm広い程度にする。ぴったりだと効かず、広すぎるとやりすぎになります
  2. ヘッドホンをその箱に普段かける向きでかぶせる。耳当てが箱の側面をしっかり挟んでいる状態
  3. そのまま一晩〜2日置く。毎日使うヘッドホンなら、使わない時間だけ掛けておくのでもOK
  4. 翌日かけてみて、まだ痛ければもう1〜2日。少しずつ様子を見るのが鉄則

ポイントは「一気にやらない」。側圧はバネの力なので、広げすぎると戻りません。1週間掛けっぱなしはやりすぎです。

弱め方2:手で少しずつ広げる(急ぐ人向け・慎重に)

今日中に何とかしたい時は、両手でヘッドバンドを持ってゆっくり外側に広げ、5秒キープして戻すを10回ほど。金属バンドなら少しずつ癖がつきます。ただしプラスチックのアームは、「バキッ」と音がしたら終わり。折れたら側圧どころかヘッドホンが終わります。抵抗を感じたらそれ以上広げないでください。

弱め方3:イヤーパッドを厚いものに替える(根本解決に近い)

側圧そのものを変えずに、当たる面積を広げて圧を分散する方法。厚みのあるイヤーパッド(低反発タイプなど)に交換すると、同じ力でも「押されている感」が激減します。同時に、パッドが厚くなる分だけバンドが少し広がって側圧も下がるという一石二鳥。交換の手順はイヤーパッド交換の記事にまとめています。

側圧は「少しずつ」弱める。一気にやると戻らないまず装着位置:バンドは頭頂部/耳は耳当ての「中」に入れる/アームを伸ばして耳当ての中心を耳の穴へこれだけで痛みが消える人が多い① ティッシュ箱(安全)・頭幅+1〜2cmの箱に掛ける・一晩〜2日→様子見・足りなければもう1〜2日1週間掛けっぱなしは×② 手で広げる(慎重に)・ゆっくり外へ→5秒キープ・10回ほど・金属バンド向きプラは「バキッ」で終わり③ 厚いパッドに交換・当たる面積が広がり分散・低反発タイプが楽・バンドも少し広がる根本解決に近いメガネ:つるが細い・平らなメガネに/耳当ての下にずらしてかける/蒸れ:布カバー+1時間に1回外すやりすぎのライン:頭を振ってずれる/片側だけ浮く。痛みが続く・しびれるなら使用をやめる

メガネをかけたまま痛くない方法

メガネの人の痛みは、側圧そのものよりつる(テンプル)が耳当てに押されて、耳の上の骨に食い込むのが原因です。

  • つるを耳当ての「下」にずらす。メガネを少しだけ上にかけ直して、つるが耳当ての柔らかい部分に当たるように。イヤーパッドが厚いほど効きます
  • つるが細くて平らなメガネにする。ヘッドホン前提のメガネや、薄いつるの軽量フレームは驚くほど楽です
  • つる用の柔らかいカバー(シリコンの筒状のもの。100均にも)を付けて、当たりを和らげる
  • 耳当ての内側に切り込みが入った専用イヤーパッド(メガネ用)に交換する手も

蒸れて痛い・かゆい時の工夫

夏場は側圧より「蒸れ」で不快なことも。合皮の耳当ては汗を逃がさないので、

  • 布製の伸縮カバーをかぶせる。汗を吸って洗える
  • 1時間に1回は外して耳を休ませる。蒸れによる肌荒れの予防にもなります
  • ベロア(起毛)タイプのイヤーパッドに替えると通気が段違い

やりすぎのライン——ここで止める

  • 頭を軽く振ってヘッドホンがずれる——側圧が弱すぎ。音漏れも増え、低音も抜けます
  • 片側だけ浮く——左右で広げ方が違った証拠。戻すのは難しいので、次からは左右均等に
  • 痛みが1週間なじませても消えない・しびれる——そのヘッドホンは頭の形に合っていません。無理をせず、側圧が弱めの機種や耳に乗せるタイプに替えるのが正解

ゆきこ( ゚Д゚)『夫のヘッドホンを借りたら、頭がキュウリの浅漬けみたいに挟まれて10分でギブ。ティッシュ箱に2晩掛けたらちょうど良くなったけど、夫には「ゆるくなった」と怒られました。人の頭に合わせると、自分の頭には合わないんですよね』


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まとめ:位置を直し、箱に掛け、少しずつ

  1. まず装着位置(バンドは頭頂部・耳は耳当ての中・アームの長さ)
  2. 定番は頭幅+1〜2cmの箱に一晩〜2日。一気にやらない
  3. 手で広げるなら5秒キープ×10回。プラスチックは音がしたら終わり
  4. 厚いイヤーパッドで圧を分散。メガネはつるを耳当ての下へ
  5. 振ってずれる・片側が浮くはやりすぎ。痛みが続くなら機種を変える

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ヘッドホンの側圧を弱める早見表:まず装着位置を確認、バンドは頭頂部、耳は耳当ての中に入れる、アームの長さを合わせる。弱め方1は頭幅より1〜2cm広いティッシュ箱に一晩〜2日掛けてなじませ、一気にやらない。弱め方2は手でゆっくり広げて5秒キープを10回、プラスチックのアームは音がしたら終わり。弱め方3は厚いイヤーパッドに交換して圧を分散。メガネはつるを耳当ての下にずらす、細いつるにする。蒸れは布カバーと1時間に1回休憩。頭を振ってずれる、片側だけ浮くはやりすぎ。痛みが続くなら機種を変える

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