ワイヤレスイヤホンのタッチ操作、切ってしまっていいですか——直そうとして触るたびに止まる問題

生活

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

耳に入れ直そうとして、指が触れた瞬間に曲が止まる。マスクの紐を掛け直しただけで次の曲へ飛ぶ。帽子をかぶろうとしたら通話が始まっている。ワイヤレスイヤホンのタッチ操作は、便利なはずの機能なのに、こうなると一日中じゃまをしてきます。

「自分の使い方が悪いのかな」と思ってしまうところですが、そんなことはありません。耳につけたものを触らずに済ませるのは、そもそも無理があります。ずれたら直しますし、髪もかき上げます。触るなという設計のほうが、生活に合っていないだけです。

ですので、この記事では直す方向ではなく切る方向を扱います。どこまで切れるのか、切れない機種はどうするのか、次に買うならどう選ぶのか。順番に見ていきますね。

わずらわしい時の三段構え1 アプリで切るメーカー純正アプリの操作カスタマイズ欄へ一回タップ/二回/長押しを個別に「なし」にしますまず一回タップだけ無効にすると誤作動はほぼ止まる2 切れない機種は装着検出を切る(外すと止まる機能)つまむ位置を変える軸の下側を持って回すイヤーピースを替えてずれ自体を減らします3 次は物理ボタン押した時だけ反応する手袋のままでも押せる押す力で耳に入り込むのが弱点になります耳をおさえて押すとその弱点は消えます全部切る前に、ひとつだけ残す判断も外音取り込みの切り替えは、駅や横断歩道で役に立ちます

誤作動の正体は、たいてい「一回タップ」です

タッチ操作には普通、いくつかの動作が割り当てられています。一回タップ、二回タップ、三回、長押し。このうち誤作動の原因になっているのは、ほぼ一回タップだけです。

理由は単純で、二回や長押しは意図しないと発生しにくいからです。耳を直す時の指の動きは「一瞬触れる」なので、一回タップに一致してしまいます。そして多くの機種で、一回タップには再生と一時停止が割り当てられています。触るたびに音楽が止まるのは、これが起きているためです。

ですので、「全部切りたい」と思っていても、実際には一回タップだけを無効にすれば、体感の九割は解決します。二回タップの曲送りや長押しのノイズキャンセル切り替えは、残しておいても邪魔になりません。ここは最初に知っておくと選択肢が増えるところです。

アプリで切る:探す場所は、だいたい同じ名前です

多くのワイヤレスイヤホンには、メーカーが出している専用アプリがあります。名前はメーカーごとに違いますが、設定の中に操作の割り当てを変える欄があるという構造は共通しています。

探す時の目印になる言葉は、このあたりです。

  • タッチ操作/タッチコントロール
  • 操作のカスタマイズ/ボタン設定
  • ジェスチャー設定
  • 左イヤホン・右イヤホンの割り当て

この欄に入ると、たいてい左右それぞれについて、一回・二回・三回・長押しの動作を選ぶ画面になります。ここで一回タップの動作を「なし」「オフ」「割り当てなし」に変更します。左右とも変えるのを忘れないでください。片方だけ残っていると、直したはずなのに止まる、が続きます。

アプリを入れていない方は、型番で検索すると純正アプリが見つかります。ここで注意していただきたいのは、非公式のアプリを入れないこと。イヤホンの操作を扱うアプリは、うまく動かないだけでなく、設定を戻せなくなることがあります。メーカーが公開しているものだけにしてください。

アプリに無効化の項目が無い機種はどうするか

安価な機種や、アプリ自体が用意されていない機種では、この方法が使えません。その場合の逃げ道が三つあります。

ひとつめは、装着検出を切ること。耳から外すと自動で音楽が止まる機能です。これが入っていると、「触った」だけでなく「浮いた」だけでも止まるので、体感の誤作動がかなり増えます。アプリに装着検出の項目だけある機種は多いので、そこを切るだけでも変わります。

ふたつめは、つまむ場所を変えること。タッチセンサーは、本体の外側の平らな面に入っていることがほとんどです。ここを避けて、耳から出ている軸の下側や、イヤーピースに近い根元をつまむようにすると、触れずに位置を直せます。慣れると無意識にできるようになります。

三つめは、ずれること自体を減らすこと。そもそも直す回数が減れば、触る回数も減ります。イヤーピースのサイズが合っていないと、しゃべるたび・歩くたびに浮いてくるので、ワンサイズ変えてみるだけで劇的に減る場合があります。付属のS・M・Lを一度全部試してみる価値はあります。

困っている場面 効きやすい手
入れ直すたびに止まる 一回タップを無効化/軸の下側をつまむ
髪やマスクが当たって反応する 一回タップを無効化/イヤーピースを合わせて浅く入れすぎない
外すと勝手に止まる・再生される 装着検出をオフ
寝ころぶと枕で反応する 就寝時は片耳だけ/タッチ全無効/物理ボタン機へ
汗や雨で勝手に反応する 拭いてから使う。水滴も指と同じように検出されます
手袋をしていると逆に反応しない タッチ式の弱点。物理ボタン機のほうが向いています

物理ボタン式という選択肢

数は減りましたが、タッチではなく押しこむボタンで操作する機種は今もあります。誤作動という一点においては、こちらが圧倒的に楽です。押さなければ何も起きないので、耳を直しても、髪をかき上げても、汗をかいても反応しません。

ただ、いいことばかりではありません。物理ボタンの弱点は押す時に耳へ押し込む力がかかることです。ボタンを押すたびに、イヤホンが耳の奥へぐっと入る感じがあります。人によってはこれが痛い。

回避のしかたはあって、反対の指でイヤホンの下側を支えながら押すと、力が耳へ抜けません。慣れの問題なので、最初の数日だけ意識すれば大丈夫です。

タッチ式 物理ボタン式
誤作動 起きやすい ほぼ起きない
手袋をしたまま 反応しにくい 押せます
操作時の負担 触れるだけで軽い 耳に押し込む力がかかる
濡れた手・汗 誤反応することがある 影響を受けにくい
機種の選択肢 多い 少なめ
寝ながら使う 枕で反応する 枕では押されにくい

次の一台を探す時は、商品説明の中に「物理ボタン」「押しボタン式」「ボタン操作」という言葉があるかどうかで絞れます。楽天市場で物理ボタン式のワイヤレスイヤホンを見るAmazonで見るあたりで、操作方式の記載を確かめてみてください。ここを見ずに買うと、また同じところで困ることになります。

それでもタッチ式が向く人はいます

全否定するつもりはなくて、こういう使い方の方にはタッチのほうが快適です。

  • 操作の回数がもともと少ない方。朝つけて夕方まで流しっぱなし、という使い方なら誤作動の機会自体が少ないです
  • 耳の形に合っていて、ずれない方。直す必要がなければ、触る回数はゼロに近づきます
  • 外音取り込みを頻繁に切り替える方。軽く触れるだけで切り替わるのは、確かに便利です
  • 耳が押される感覚が苦手な方。物理ボタンの押し込みが痛い、という方は少なくありません

そして、全部切ってしまう前にひとつだけ考えていただきたいのが外音取り込みの切り替えです。駅のホームや横断歩道で、周囲の音を素早く入れられるのは安全の側に効きます。歩きながら操作するのはおすすめしませんが、立ち止まって一動作で切り替えられるのは、残しておく価値のある機能です。

ゆきこ( ゚Д゚)『機能は多いほど良い、という買い方をずっとしてきたのですが、切れない機能はただの押しつけだなと最近思います』

「便利そうだから」で買って、後から合わなかったと気づく話は、イヤホンに限りません。モバイルバッテリーで後悔しやすいポイントのほうにも書きましたが、スペックの数字ではなく、自分の一日の動きに合うかどうかで選ぶと外しにくくなります。

設定を変えたのに直らない時

アプリで一回タップを無効にしたのに、まだ止まる。この時に確かめるのは三つです。

  1. 左右の両方を変えたか。片側だけの設定になっていることが多いです
  2. 設定がイヤホン本体に反映されたか。アプリで変えた後、いったんケースに戻して蓋を閉め、取り出し直すと反映される機種があります
  3. 装着検出が生きていないか。タッチではなく、外れかけたことで止まっている場合があります

それでも直らない、というよりそもそも反応が変になったという場合は、タッチセンサーではなく接点や電池のほうの問題かもしれません。充電の様子がおかしい時は充電できない時の切り分けを見てみてください。汚れが原因で挙動が不安定になることもあります。

まとめ:切るのは全部でなくていい

  1. 誤作動のほとんどは一回タップが原因です。ここだけ無効にすれば体感は大きく変わります
  2. 純正アプリの操作のカスタマイズ欄で、左右それぞれ「なし」に変更します
  3. 左右の両方を変えてください。片側だけ残っているのがよくある取りこぼしです
  4. 非公式アプリは使わないでください。純正のものだけにしてください
  5. アプリに項目が無い機種は、装着検出をオフにする・軸の下側をつまむ・イヤーピースを合わせるの三つで減らせます
  6. ずれる回数が減れば触る回数も減ります。付属のイヤーピースを全サイズ試す価値はあります
  7. 物理ボタン式は誤作動にほぼ強い一方、押す時に耳へ力がかかるのが弱点です
  8. 物理ボタンは下側を支えながら押すと、耳への負担が消えます
  9. 買い替える時は商品説明の「物理ボタン」「押しボタン式」の記載を確認してください
  10. 外音取り込みの切り替えだけは残すという判断もあります。屋外での安全に関わる操作です

保存版:この記事の早見表

切り方の三段構えと、タッチ式・物理ボタン式の向き不向きを1枚にまとめました。設定画面を開く前に、どこを目指すか決めておくと迷いません。

ワイヤレスイヤホンのタッチ操作早見カード:誤作動の原因はほぼ一回タップなのでそこだけ無効にする、純正アプリの操作カスタマイズ欄で左右とも変更する、項目がない機種は装着検出をオフにして軸の下側をつまみイヤーピースを合わせる、物理ボタン式は誤作動に強いが耳に押し込む力がかかる、外音取り込みの切り替えは残す選択もある

コメント

タイトルとURLをコピーしました