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資源ごみの朝、玄関で新聞紙の束を持ち上げた瞬間に、紐がすぽっと抜けて、新聞が階段に扇のように広がる。あの光景、うちでは2回やっています。十字にちゃんと縛ったつもりなのに、集積所まで持つ間にゆるゆるになって、着いた頃には片手で束を抱えていることも。
先に一つだけ。ゆるむのは力が足りないからではなくて、紐を回す順番と、結び目を作る場所が原因なんです。紐を先に床に十字に置いて、その上に新聞を載せて、対角に引きながら締めて、最後の結び目は角で作る。この型にするだけで、1人でも、非力でも、集積所までびくともしない束になります。順番に見ていきましょう。
十字に縛ってもゆるむのはなぜ?——原因は「順番」と「結び目の場所」
- 新聞を積んでから紐を回している。束の下に紐を通す時にどうしても浮いてしまい、その浮いた分がそのまま「遊び」になります。持ち上げるとその遊びが一気に出て、すぽっと抜ける
- 結び目が束の真ん中にある。新聞の表面はつるつるで、真ん中で結ぶと紙が滑って締めた分が逃げていきます。角なら紐が引っかかって逃げません
- 片手で結んでいる間にゆるむ。せっかく締めても、結び目を作る数秒で紐が戻ってしまう。ここは「仮止め」で解決します
- 束が厚すぎて角が丸い。20cmを超えるような厚い束は、角が丸くなって紐が滑りやすい。2つに分けたほうが結果的に早いんです
- 紐が伸びる。ビニール紐は引っ張ると少し伸びて、時間がたつと戻りが出ます。締めた直後はきつくても、翌朝ゆるんでいるのはこれ
思い当たるものがありましたか。全部まとめて解決してくれるのが、次の「紐を先に床に置く」型です。
ゆるまない縛り方の型——紐を床に十字に置いて、対角で締める
- 紐を床に十字に置く。縦は束の長さの3倍くらい、横は幅の3倍くらいを目安に。交点が束の真ん中に来るように置きます。長めに切っておくほうが、あとで楽ですよ
- 新聞を角を揃えて載せる。折り目を同じ向きに揃えて、角をトントンと合わせてから紐の交点の上へ。厚さは10〜15cm(新聞1〜2週間分)までが縛りやすい
- 縦の紐を上で交差させて、ぐっと引く。片方の紐を反対の紐の下にくぐらせて一度ひねると、手を離しても戻りにくくなります。これが仮止め
- 横の紐も同じように交差させて引く。縦の紐の上を通してから交差させると、十字の交点で紐同士が押さえ合ってゆるみません
- 対角に引きながら締める。縦と横を同時に、束の対角線の方向へ引くと、四隅が均等に締まります。ここで膝で束を軽く押さえると、紙の間の空気が抜けてさらに締まる
- 結び目は角で「かます結び」。締めた紐を束の角へずらして、そこで結びます。普通の固結びの前に、紐を一回余分に絡めてから引く(外科結びと同じ要領)と、結んでいる間に戻りません。最後にもう一度固結びで仕上げ
ポイントは、紐が新聞の下に「最初から」あることと、結び目が角にあること。この2つが守れていれば、結び方が多少雑でも、持ち上げて崩れることはまずありません。
1人で締めるコツ——膝と体重を使う、紐は指に巻かない
- 床にしゃがんで、膝で束を押さえながら引く。腕の力より体重のほうがずっと強いんです。テーブルの上より床のほうが締まります
- 紐を引く時は、手のひらで握って引く。指に巻きつけて引くと、細い紐が指に食い込んで切れそうに痛い。ビニール紐は特に。気になる人は軍手か、タオルを一枚かませて
- 締めたら「ひとひねり」で仮止めしてから結び目へ。片手で押さえながら結ぼうとして失敗するのが一番多いので、ひねりに任せて両手を空けてしまいましょう
- 重い束は無理に持ち上げない。新聞2週間分で5〜6kgあります。持ち上げる時は膝を曲げて、腰ではなく脚で。腰を痛めた朝ほど損なことはありません
少量の時・大量の時——束の大きさで型を変える
少量の時(数日分・数枚)
- 新聞を4つ折りにして厚みを出し、雑誌やチラシと一緒に束ねる。ぺらぺらのまま縛ると、紐がすり抜けます
- 紙袋に入れて、袋ごと十字に縛る手も。袋の口は内側に折り込んで
- ほんの数枚なら、次回まで取っておいて一緒に出すほうが楽ですよ
大量の時(1か月分以上・引っ越し前)
- 2束、3束に分ける。1束は片手で持てる重さ(5kg前後)を上限に。厚い1束より薄い2束のほうが、締まりも持ちやすさも段違い
- 持ち手を作る。上面の十字の交点で結ぶ時に、紐で輪を一つ作って一緒に結び込んでおくと、指を掛けて運べます。輪の大きさは指2〜3本分
- 厚い束は縦の紐を2本(束を3等分する位置)にすると、角が丸くてもずれません。いわゆる「井桁」です
- 集積所まで距離があるなら、キャリーカートや台車、なければ大きめのエコバッグに束ごと入れて運ぶと楽
紐の種類と選び方——ビニール紐・PPテープ・紙紐、切れる時は
| 紐 | 向いている場面 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| ビニール紐(平たいPP紐) | いちばん手に入りやすく、滑りにくい | 引っ張ると少し伸びる・指に食い込む |
| PPテープ(荷造りバンド) | 厚い束・重い束。伸びないので締まりが長持ち | 専用の留め具か、しっかり結ぶ必要あり |
| 紙紐 | 新聞と一緒にリサイクルできる。紙紐を指定している地域も | 濡れると弱い・ビニールより滑る |
| 麻紐 | 手触りがよく結びやすい | 細いものは重い束で切れる |
- 紐が切れる時は、二重にして回すか、太いものに替える。結び目のあたりでよく切れるなら、結び目を角に移すだけで切れにくくなります。紙の角で紐がこすれなくなるからです
- 紐の種類や色を指定している自治体もあります。うちの地域は特に指定がありませんが、集積所の掲示や自治体のサイトを一度見ておくと安心ですね
- 紐を切る時のカッターやはさみは、子どもの手の届かない所へ。カッターの刃が欠けてきた時の折り方はカッターの刃の折り方にまとめています
回収日と古紙回収ボックス——雨の日はどうする?
- 雨の日に出すのを見送るか、ビニール袋をかぶせて出すかは地域で違います。濡れた新聞は重くなって紐が食い込み、回収する人も大変。次回に回せるなら回すのが無難です
- スーパーやドラッグストアの古紙回収ボックスを使えば、回収日を待たずに出せます。束ねずに入れられる所も多くて、ポイントが付く所も。持ち込みのルールは店によって違うので、掲示を確認して
- 集積所に出す時は、束を寝かせて、紐の結び目を上に。積み重ねやすく、回収の時も持ちやすい
- チラシは新聞と一緒でよい地域と、分ける地域があります。ここも断定できないので、お住まいの分別表で確認してくださいね
段ボールの縛り方は別記事で——新聞と同じ型で、コツが少し違う
新聞と一緒に出したくなる段ボールですが、段ボールは厚みが均一でなく、角が立っているぶん紐が切れやすいので、コツが少し違います。段ボールの縛り方を簡単にする方法で、サイズを揃える折り方から書いています。紐そのものを使いたくない時は段ボールを紐なしで捨てる方法もどうぞ。
ゆきこ( ゚Д゚)『新聞が階段に扇形に広がった朝、下の子が「花火みたい」と喜んでいて、私は無言で拾いました。紐を先に床に置く型にしてから、束が崩れたことは一度もありません。今は息子たちが「ぼくが結ぶ」と取り合うくらいで、それはそれで時間がかかります』
毎週のことなので、切れにくくて滑りにくい荷造り紐を、はさみと一緒に玄関の近くに置いておくと、資源ごみの朝が一気に楽になりますよ。紐が細くて指が痛い人は、幅の広いタイプを選ぶと引きやすいです。
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段ボールも一緒に出す朝は、段ボールの縛り方を簡単にする方法と段ボールを紐なしで捨てる方法をあわせてどうぞ。紐を切るカッターの刃が切れなくなってきたら、カッターの刃の折り方も参考に。
まとめ:紐は先に床へ、締めるのは対角、結ぶのは角
- ゆるむ原因は紐を後から回す・結び目が真ん中・厚すぎる束
- 紐を床に十字に置いてから新聞を載せる。遊びが出ない
- 対角に引いて締め、結び目は角でかます結び。ひとひねりで仮止め
- 少量は4つ折りにして雑誌と一緒、大量は2束に分けて持ち手
- 紐は指に巻かない、重い束は脚で持ち上げる。紐の指定は地域で確認
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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