本棚の目隠しは突っ張り棒以外で——幅が広い・側板がない棚に合う掛け方5つ、布の選び方、布以外の後付けの扉、カラーボックスをすっきり見せる発想

生活

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カラーボックスや扉のない本棚、中身がごちゃっと見えるのがどうにも気になる。布を掛けたいけれど、突っ張り棒を渡したら真ん中がたわんで、翌朝には落ちていた。幅の広い棚や、側板が薄い棚だとよくあることなんですよね。うちのリビングの本棚も幅が100cm近くあって、突っ張り棒は早々にあきらめました。

先に結論をひとつ。突っ張り棒が使えない棚でも、棚に力をかけない留め方に変えれば布は掛けられます。面ファスナーやマグネットで「棚の面に付ける」か、天井と床で突っ張って「棚に頼らない」か、どちらかです。布以外の目隠しや、そもそも隠さずにそろえる発想も含めて、順番に見ていきましょう。

突っ張り棒が合わない本棚の3つの理由——まず自分の棚を見てみる

  • 幅が90cmを超えている。突っ張り棒は長く伸ばすほど真ん中が下がって、布の重さで少しずつ縮んで落ちます。幅90cm超で布を掛けるなら、棒に頼らない方が早い
  • 側板が薄い・ない。カラーボックスの側板は1.5cmくらいの薄い板で、中が空洞のことも。突っ張りの力で板がたわんだり、表面の化粧シートがへこんだりします
  • 前面に棚板がない・上段に天板がない。棒を渡す「向かい合う面」が前面にないと、そもそも突っ張れません。奥で突っ張ると布が棚の中に入ってしまいます

逆に、幅60cm以下で側板がしっかりした棚なら突っ張り棒でも大丈夫で、その場合は突っ張り棒が落ちない付け方を見ていただければ解決します。ここから先は、それでは無理だった棚のための話です。

突っ張り棒の代わりに掛ける方法5つ——棚に力をかけない

  1. 面ファスナー+布。粘着タイプの面ファスナーを天板の前面か上面の手前に貼り、布の上端にもう片方を縫うか貼る。棚に力がかからないので、幅がいくら広くても関係ありません。布はいつでもベリッと外して洗えます。剥がすときはドライヤーで温めてゆっくり
  2. マグネット式のカーテンクリップ。磁石の付いたクリップで布の上端をはさみ、スチール棚ならそのまま天板の前面へ。木製やプラスチックの棚なら、100均のマグネット用の鉄板シールを先に貼っておくと付きます。取り外しがいちばん楽で、模様替えにも強い
  3. カーテンワイヤー。両端のフックに細いワイヤーを張って、リングを通した布を掛ける方法。棚の側面にねじ込むフックが基本ですが、賃貸や穴を開けたくない棚は粘着フックで。ワイヤーは軽いので、幅120cmくらいまでならたわみが目立ちません
  4. 天井と床で突っ張るカーテンレール。棚の前に、床から天井まで伸びる突っ張り式のポールやレールを立てて、棚に触れずに布を吊るす方法。大型の本棚を丸ごと隠すならこれ。レールでつまずきやすい所はカーテンレールの取り付けで失敗しない話にまとめています
  5. ワイヤーネットを前面に。棚の前面に合うサイズのワイヤーネットを結束バンドで側板に留めて、そこに布をクリップで掛けたり、小さなカゴを引っ掛けたりする。目隠しと「ちょい置き」を兼ねられて、子どもの絵本棚にも合います

ざっくり言うと、軽い布なら①か②、幅広なら③、棚ごと隠すなら④。どれも棚に穴を開けないので、賃貸でも安心して試せます。

棚に力をかけない留め方に替える→布は軽く突っ張り棒が合わない棚幅90cm超でたわむ側板が薄い・空洞前面に棚板がない上段に天板がない→ 棚に力をかけない 留め方に替える代わりの掛け方5つ①面ファスナー+布②マグネットクリップ (木製は鉄板シール)③カーテンワイヤー④天井と床で突っ張る⑤ワイヤーネット前面→ 穴を開けず賃貸OK布の選び方軽い薄手・洗える遮光はいらない幅は棚+10cm床から2〜3cm浮く→ 壁と同系色で 部屋が広く見える布以外:プラダン+リメイクシートの扉/ロールスクリーン後付け収納ボックスで中身をそろえれば、そもそも隠さなくていい耐荷重に余裕・留める数を増やす/暖房の前に垂らさない/上段は見せ中段以下を隠す

布の選び方——軽い・洗える・遮光はいらない

  • 軽い生地。面ファスナーやマグネットで留めるので、重い布だと持ちません。コットンのシーチング、リネン風の薄手、カフェカーテン用の生地くらいが目安。厚手の遮光カーテン生地は避ける
  • 洗えるもの。本棚の前の布は、ほこりを一手に受けます。洗濯機で洗えて乾きが早い生地を。リングやフックを付けたまま洗いたいときはカーテンをフックを外さずに洗う方法が参考になります
  • 遮光は不要。中を隠せればいいので、光を通す薄手で十分。むしろ薄手の方が部屋が暗くならず、圧迫感も出ません
  • サイズ。幅は棚の幅+10cm(少しゆとりがあると波打ってきれい)、長さは床から2〜3cm浮く長さ。床に着くとほこりを掃くのと、めくれて汚れます
  • 。壁と同系色にすると本棚が壁に溶けて部屋が広く見えます。柄物なら1か所だけ、と決めるとうるさくなりません

布・カーテン以外で目隠しするには——後付けの扉という考え方

「布だとどうしても生活感が出る」という人は、板状のもので扉っぽくする手があります。

  • プラダン+リメイクシート。棚の開口サイズに切ったプラダン(プラスチック段ボール)に、100均の木目やタイル柄のリメイクシートを貼って、面ファスナーで前面に付ける。取り外しできる扉になります。カッターで切るときは手袋をして、子どもの手の届かない所で
  • ロールスクリーンの後付け。天板の下側に金具で付けるタイプと、粘着で付くタイプがあります。天板が薄い棚は粘着タイプを。上げ下げだけで開け閉めできるので、毎日使う棚に向いています
  • すだれや木製のブラインド風。天板の前面にフックを付けて掛けるだけ。和室や木の家具が多い部屋になじみます
  • ボードを立てかける。棚より少し大きい板やコルクボードを前に立てかけるだけの、いちばんゆるい方法。掲示板を兼ねられて、子どもの作品を貼る場所にもなります。倒れないように下端に滑り止めを

賃貸で気になる「原状回復」は、ここまでの方法ならどれも大丈夫です。粘着の面ファスナーや鉄板シールは、退去のときにドライヤーで温めながらゆっくり剥がせば跡が残りにくく、残ったベタつきは消しゴムでこすると落ちます。棚が自分のものなら、そもそも気にしなくて平気ですね。

カラーボックスは「隠す」より「そろえる」——収納ボックスに替える発想

そもそも目隠しをしたくなるのは、中身の色や高さがバラバラだからで、中身の見た目がそろえば布はいらないことも多いんです。

  • 引き出し式の収納ボックスを段ごとに入れる。カラーボックスの内寸に合う既製品が多く、前面が一枚の板になるので目隠しになる
  • ファイルボックスの背を前に向けて並べる。書類や薄い本はこれで一気にそろう
  • 布製のインナーボックスを上段に、重い本は下段に。色を白かグレーの1色にしぼる
  • 全部は隠さない。上段は見せる本や飾りを置き、中段以下だけ布やボックスで隠すと、のっぺりせずに片付いて見えます
  • 布は使うときだけ束ねる。本を取る時間帯は布を片側に寄せてタッセルやリボンで束ねておくと、カーテンのような表情が出て、生活感が薄れます

安全面でふたつ。マグネットや粘着フックの耐荷重は、布の重さに対して余裕を持って。心配なら留める個数を増やしてください。小さな磁石は子どもの手の届かない所に。それと、布を石油ストーブやファンヒーターの前に垂らさないこと。冬は本棚の前に暖房を置きがちなので、置き場所を一度見直しておくと安心です。

ゆきこ( ゚Д゚)『突っ張り棒が3回落ちたところで、面ファスナーに替えました。布は洗いたいときにベリッと外せて、実は棒より楽。中段だけ隠して上段に子どもの工作を並べたら、来客のたびに「片付いてるね」と言われるように。中身は何も変わってないんですけどね』

木製やプラスチックの棚でも、マグネット式のカーテンクリップと鉄板シールの組み合わせなら、穴を開けずに布の付け外しがいちばん楽になります。1セット持っておくと、本棚以外の目隠しにも回せますよ。


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本棚の見た目が整ったら、次はほこりと地震の話。透明のまま前面を覆う本棚のほこりよけに透明シートを使う方法は、留め方が目隠しの布と共通なので一緒に読めます。本棚の落下防止を100均でどこまでできるかは、布で隠した棚こそ見直しておきたい所です。

まとめ:棚に力をかけない留め方に替える、布は軽く、全部は隠さない

  1. 突っ張り棒が落ちるのは幅90cm超・側板が薄い・前面に棚板がない
  2. 代わりは面ファスナー・マグネットクリップ・ワイヤー・天井突っ張り・ワイヤーネット
  3. 布は軽くて洗える薄手。遮光は不要、長さは床から2〜3cm浮かす
  4. 布以外はプラダン+リメイクシートやロールスクリーンで後付けの扉に
  5. 収納ボックスでそろえれば隠さなくていい。上段は見せ、中段以下を隠す

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

本棚の目隠しを突っ張り棒以外でする早見表:突っ張り棒が落ちるのは幅90cm超・側板が薄い・前面に棚板がない棚なので、棚に力をかけない留め方に替える。代わりの掛け方は、面ファスナー+布、マグネット式カーテンクリップ(木製の棚は鉄板シール)、カーテンワイヤーと粘着フック、天井と床で突っ張るレール、前面のワイヤーネットの5つ。布は軽くて洗える薄手で遮光は不要、幅は棚+10cm、床から2〜3cm浮かす、色は壁と同系色。布以外はプラダン+リメイクシートの扉、ロールスクリーンの後付け。収納ボックスで中身をそろえれば隠さなくてよく、上段は見せて中段以下を隠す。耐荷重に余裕を持ち、暖房の前に垂らさない

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