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「部屋の一角だけ仕切りたい」「エアコンの冷気がリビングに逃げていく」——そんな時、のれんが候補に挙がりますよね。既製品はサイズがぴったり合わないことが多く、賃貸だと壁に穴を開ける方法も選びにくいので、手作りや100円ショップで済ませたいという声をよく見ます。
先に結論をひとつ。のれんは「丈を床までぴったり下ろさない」ことと「縫わなくても作れる」ことを知っておくと、選び方も作り方もぐっと楽になります。役目に合わせた丈と幅の決め方、縫わない吊るし方、手ぬぐいで作る簡単な型、布の選び方、掛け方で気をつけたいことまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:役目や丈を知りたい人|縫わずに作りたい人|手ぬぐいで縫いたい人|布の選び方を知りたい人|掛け方の注意を知りたい人
のれんの役目と、丈・幅の決め方
のれんの役目は大きく3つあります。視線をさえぎる目隠し、冷暖房の空気を逃がさない仕切り、においを軽くする仕切りです。玄関やキッチンの入り口なら目隠しとにおいの仕切り、リビングと廊下の境目なら冷暖房の仕切りが主な目的になることが多いですね。役目が決まると、丈と幅の目安も自然に決まってきます。
丈は床から5〜10cmほど上げるのが基本です。ぴったり床につく丈は、歩くたびに踏んでしまったり、裾が引っかかって転びやすくなったりします。幅は間口の実測値に左右2cmずつ足した長さを目安にすると、風でめくれにくくなり、隙間からの冷気も減ります。仕切る面積が広い時は、真ん中に切れ目(スリット)を1〜2本入れておくと、人が通りやすくなりますよ。両手に荷物を持ったまま通る場所なら、スリットを広めに取っておくと、押し分けやすくて日々のストレスが減ります。
掛ける場所によっても、優先したい役目が変わります。玄関はにおいと視線、キッチンは湯気とにおい、リビングと廊下の境目は冷暖房の仕切りが中心になることが多いので、まずどの役目を一番重くするかを決めてから、丈や生地の厚みを選ぶと迷いにくくなります。
縫わない型——裾上げテープ・クリップ・突っ張り棒に直接
まず試してほしいのは、縫わずに作る方法です。ミシンがなくても、家にある道具だけで形になります。
- 裾上げテープ。布の端をアイロンで折り込み、テープを挟んでアイロンで接着します。縫い目がいらないので初めてでも失敗しにくい方法です
- カーテンクリップで吊るす。布の上端をクリップで挟んで棒に通すだけ。布を切らずに使えて、模様替えの時も外しやすいのが利点です
- 突っ張り棒に直接かける。布の上を軽く折って棒にかぶせるだけの、いちばん手早い方法。長さが足りない布は、途中で折り返して調整できます
どの方法でも、棒を通す輪や吊り下げるループは、子どもの首に回らない長さにすることを忘れないでください。輪が大きすぎると、遊んでいるうちに引っかかる心配があります。
100均の手ぬぐいで作る型——縫う場合
「せっかくなら好きな柄で」という人には、100円ショップの手ぬぐいを使う型が手軽です。手ぬぐい2〜3枚を横に並べて、上の端だけを縫い合わせます。縫うのは上端の一直線だけなので、初めてでも扱いやすい範囲です。
- 手ぬぐいを必要な枚数分並べ、上端をそろえる
- 上端から3〜4cmの位置を折り返し、棒を通す筒(棒通し)を作って縫う
- 枚数が多い時は、手ぬぐい同士の端も軽く縫い合わせて幅を安定させる
作業ではミシン・アイロン・裁ちばさみでのけがに注意してください。裁ちばさみは使う時だけ出し、使わない時は刃を閉じて子どもの手の届かない所に置きます。アイロンは布から目を離さず、コードを子どもの通り道に垂らさないようにしましょう。布端は角を丸めて、切り口を内側に折り込むと、ほつれにくく手も切りにくくなります。
布の選び方——遮光・厚手か、薄手で明るさを残すか
布の厚みで、仕切りとしての働きがかなり変わります。遮光・厚手の生地は冷気や視線を強く遮りますが、部屋が暗くなりやすいのが難点です。逆に薄手のガーゼや手ぬぐい生地は、光を通しつつ緩やかに仕切りたい場所に向きます。洗う頻度が高いキッチンまわりは、乾きが早い薄手の綿素材が扱いやすいですよ。撮影や来客時だけ掛けたい人は、しわになりにくい生地を選んでおくと出し入れが楽になります。
色や柄で迷ったら、周りの家具より1段だけ濃い、または薄い色を選ぶと空間から浮きにくくなります。無地は部屋のどんなテイストにも合わせやすく、あとから別の場所に掛け替える時も使い回しがきくので、初めての1枚には無地を選んでおくと失敗が少ないですよ。
掛け方の注意——子どもが通る場所では特に
のれんは軽い布ですが、掛け方を誤ると思わぬ事故につながります。特に子どもが行き来する場所では、次の点を必ず確認してください。
- 子どもが通る所に長い布を垂らさない。絡まったり、引っ張って棒ごと落ちたりする心配があります
- 床につく丈にしない。つまずく原因になります
- コンロやストーブなど火のそばに布を垂らさない。キッチンの入り口に掛ける時は特に注意してください
- 落ちて頭や顔に当たる高さに金具を置かない。突っ張り棒やフックの位置は、通る人の背の高さを考えて決めます
- 子どもが引っ張る前提で、耐荷重に余裕のある棒や金具を選ぶ。ぶら下がったり体重をかけたりすることも想定しておきます
- 画鋲やフックの落下・誤飲にも注意。外れた金具や画鋲はすぐに拾って、小さい子の手が届かない所へ片づけます
高い位置への取り付けが必要になりそうな場合は、無理に手を伸ばさず、届く高さで掛けられる方法を選ぶ方が安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『のれんは手軽に見えて、掛け方を間違えると布が丸ごと落ちてくることがあるので、耐荷重は少し余裕を見ておく方が安心だと思っています』
生地選びから始めたい人は、無地の手芸用の布が1mから買えると、丈も幅も好きに調整できて扱いやすいです。
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建具にそのままカーテンを付けたい人は障子にそのままカーテンを付ける判断、姿見を目隠ししたい人は姿見カバーの代用もどうぞ。突っ張り棒で掛ける時の代用アイデアはのれんを突っ張り棒で掛ける代用アイデアにまとめています。
まとめ:丈は浮かせて、縫わなくても作れる。掛け方は耐荷重に余裕を
- 丈は床から5〜10cm上げる。幅は間口+左右2cmが目安
- 縫わない型が手軽。裾上げテープ・クリップ・突っ張り棒に直接
- 手ぬぐいなら上端を縫うだけ。ミシン・アイロン・はさみのけがに注意
- 布は遮光厚手か薄手かで役目が変わる。場所に合わせて選ぶ
- 子どもが通る所は耐荷重と丈に余裕を。金具の落下・誤飲にも注意
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手順を1枚にまとめました。



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