トイレのふたカバーの手作り——先に確認したいこと、型の写し方、縫う手順、ずれない留め方、縫わない型、洗う頻度と乾かし方

生活

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トイレのふたカバーを買おうとしても、ふたの形が特殊でなかなか合う既製品が見つからない。そんな声をよく聞きます。せっかく買ってもゴムがゆるくてすぐずれてしまった、という話もあるんです。それなら手作りしてみようかな、と思う人も多いのではないでしょうか。

先に結論をひとつ。作り始める前に、必ず確認してほしいことがあります。温水洗浄便座の加熱部やセンサー、ノズルをふさがないこと。カバーの使用を認めていない機種もあること。この2つを押さえたうえで、型の写し方、縫う手順、ずれない留め方、縫わない型、洗う頻度、代用まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ加熱部やセンサーが心配まず取扱説明書を確認する→第1章型紙の取り方を知りたい紙を当てて形を写す→第2章縫う手順を知りたい周囲にゴムを通すだけ→第3章ずれるのが心配留め方を工夫する→第4章縫わずに作りたいタオルをクリップで留める→第5章

ケース別に読む:加熱部が心配な人型紙の取り方を知りたい人縫う手順を知りたい人ずれるのが心配な人縫わずに作りたい人

4コマ漫画|ふたカバー作り形が合わない形が合わない1市販カバーが合わないとりあえず被せるとりあえず被せよう2加熱部をふさぐと危ない説明書を確認説明書を確認しよう3先に確認してから作るぴったり合ったぴったり合った4確認してから作って安心

先に確認——加熱部・センサー・ノズルをふさがない

ふたカバーを手作りする前に、必ず確認してほしいことがあります。今のトイレが温水洗浄便座(暖房便座)なら、加熱部やセンサー、ノズルの部分をカバーでふさがないこと。これらをふさぐと、正しく動かなくなったり、故障の原因になったりすることがあります。

そして、メーカーによっては、カバーの使用そのものを認めていない機種もあります。これは一概には言えないことなので、作り始める前に取扱説明書を確認してください。「うちは大丈夫だろう」と思い込まず、まず説明書を見るところから始めましょう。

ふたカバーのOKとNG加熱部を避けて作る加熱部をふさぐ

ふたの形を写す——紙を当てて鉛筆でなぞる

市販のふたカバーが合わない一番の理由は、ふた自体の形が既製品の型と違うことです。無理に合わせようとする前に、自分の家のふたの形をそのまま写し取ってしまいましょう。

  • 大きめの紙をふたの上に当てる。新聞紙や包装紙など、ある程度の大きさがある物で
  • 鉛筆やチャコペンでふちをなぞる。ふたを持ち上げて、外側の輪郭を写します
  • 縫い代を足して裁つ。写した形の外側に1.5〜2センチほど足して布を裁ちます

この方法なら、変わった形のふたでも自分のトイレに合わせた型紙が作れます。紙を当てる時は、必ずふたを立てた状態か、外した状態で作業してください。便座に座った状態のまま作業しようとすると、ふらついて危ないことがあります。写し終えた紙は、そのまま布の上に置いて重しを乗せ、チャコペンでなぞると布への写し間違いが減ります。

縫う手順——周囲にゴムを通す・四隅をゴムで留める

縫う手順はシンプルです。

  • 周囲を三つ折りにして縫う。切り口が内側に隠れるようにすると、ほつれにくくなります
  • ゴムを通す部分を作る。周囲の折り返しにゴムを通せる幅を残しておきます
  • 四隅をゴムで留める型にする。全周にゴムを通す代わりに、四隅だけをゴム紐で留める作り方もあります

アイロンで折り目を付ける時は、必ず当て布をして、生地に直接アイロンを当てないでください。生地が溶けたりテカったりすることがあります。蒸気で手や指をやけどしないよう気をつけて、アイロンのコードは垂らさず、作業中は子どもを台に近づけないようにしましょう。まち針は本数を数えてから始め、外し終わった後も本数を数えて、床に落としたままにしないでください。裁ちばさみやリッパーを使う場面では、切った端が指に当たらないよう気をつけ、角は丸めて仕上げると洗濯の時にほつれにくくなります。

まち針のOKとNG本数を数えて管理数えずに床へ放置

ずれない留め方——面ファスナー・ゴムを2本・滑り止め

せっかく作っても、すぐずれてしまっては使いづらいですよね。ずれにくくするための留め方をいくつか挙げます。

  • 面ファスナー。ふたの裏側と布の両方に付けて留める。粘着タイプは跡が残ることがあるので、貼る前に目立たない場所で試してみてください
  • ゴムを2本にする。1本だけよりも、前後2か所で留めると安定します
  • 滑り止めのシートを挟む。布とふたの間に薄い滑り止めを挟むと、ずれにくくなります
ずれない留め方3つ面ファスナーゴムを2本滑り止めシート

縫わない型——大判タオル・手ぬぐいをクリップで留める

「縫うのはちょっと」という人には、縫わない型もあります。大判のタオルや手ぬぐいをふたにかけて、クリップで留めるだけの方法です。布を裁つ必要がないので、失敗しても布を無駄にしません。ずれるのが気になる場合は、ここでも面ファスナーや滑り止めを併用すると安定します。まずはこの縫わない型から試して、慣れてきたら型紙を作る方法に進む、という順番でも十分です。

洗う頻度と乾かし方

ふたカバーは、便座まわりの汚れが付きやすい場所です。週に1回程度を目安に洗い、乾き切るまでふたに戻さないようにしてください。生乾きのまま使うと、においやカビの原因になります。洗濯機で洗える生地を選んでおくと手入れが楽になります。塩素系の漂白剤と、クエン酸や酢などの酸性の物は絶対に混ぜないでください。洗浄成分によっては有毒なガスが発生することがあります。トイレ用洗剤を使う時も、成分の表示を先に確認する習慣をつけておくと安心です。

乾かす時は、風通しのよい場所で陰干しにするのが基本です。乾燥機にかけられるかどうかは生地によって違うので、洗濯表示を確認してから使ってください。完全に乾く前にふたに戻すと、湿気がこもってにおいの原因になりやすいので、少し時間に余裕を持って洗うのがおすすめです。

代用として使えるもの・使わないほうがいいもの

手作りする時間がない時は、代用でしのぐ手もあります。ただし、普通のタオルや古いバスマットは厚みがありすぎて、便座の開閉やセンサーの動きを妨げることがあるので、そのまま使うのはおすすめしません。使うなら、薄手のフェイスタオルを折らずに1枚だけ掛ける程度にとどめてください。便座自体(座る部分)のカバーの洗い方や、そもそもカバーをやめる判断は、ふた(上ぶた)のカバーとは別の話です。気になる人は便座カバーの洗い方便座カバーをやめる判断もあわせてどうぞ。便座を拭く時は、溶剤やメラミンスポンジを使わないでください。表面を傷つけることがあります。

ゆきこ( ゚Д゚)『形が特殊なふたほど、既製品を探し回るより紙で型を写すほうが早いことが多いです。まずは説明書で加熱部の位置を確認してから、というのだけは忘れないでほしいですね』

型紙を作るのが難しそうな時は、洗えるタイプの市販カバーから試してみるのも一つの手です。

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便座(座る部分)のカバーの洗い方は便座カバーの洗い方、そもそもカバーをやめるかどうかの判断は便座カバーをやめる判断にまとめています。

まとめ:加熱部・センサーの確認が最初の1歩

  1. まず取扱説明書で加熱部・センサー・ノズルの位置を確認。カバーの使用可否は機種で違う
  2. ふたの形は紙を当てて鉛筆で写す。既製品より自分の家に合う
  3. 縫うならまち針の本数を数え、当て布をしてアイロンをかける
  4. ずれ防止は面ファスナー・ゴムを2本・滑り止め
  5. 週1回目安で洗い、乾き切ってから戻す。塩素系と酸性は混ぜない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

トイレのふたカバー手作りの早見表:作る前に取扱説明書で加熱部・センサー・ノズルの位置を確認し、カバーの使用を認めていない機種もあるので断定しない。ふたの形は紙を当てて鉛筆でなぞり、縫い代を足して裁つ。縫う手順は周囲を三つ折りにしてゴムを通すか四隅をゴムで留める型で、当て布をしてアイロンをかけ、まち針は本数を数えて始め数えて終える。ずれない留め方は面ファスナー・ゴムを2本・滑り止めシート。縫わない人は大判タオルや手ぬぐいをクリップで留める型でもよい。週1回目安で洗い、乾き切ってから戻す。塩素系と酸性は混ぜない。便座自体のカバーは別の話。

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