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「子ども用の水筒カバーの型紙を、そのまま大きくすればいいのかな」。1Lクラスの大きい水筒を持ち歩くようになると、子ども用のカバーでは小さくて入らない、というところから作り直しを考える人が多いですよね。大人用は、ただ寸法を大きくするだけでは済まない所があります。
先に結論をひとつ。大人用で変わるのは、重さ・高さ・持ち方の3つです。特に重さがある分、肩掛け紐の付け根の補強は欠かせません。採寸のしかた、頑丈にする生地の選び方、面ファスナーで留める型、肩掛け紐の長さの決め方、100均の材料で足りる所・足りない所、そして忘れてはいけない紐の安全まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:大人用の違いを知りたい人|採寸のしかたを知りたい人|生地を選びたい人|面ファスナーで作りたい人|紐の長さを決めたい人|100均で足りるか知りたい人|紐の安全を確認したい人
大人用で変わる3つ——重さ・高さ・持ち方
子ども用の型紙をそのまま大きくしただけでは、うまくいかないことがあります。大人用、特に1Lクラスの大きい水筒で変わってくるのは3つです。
①重さ。中身が入ると1Lクラスの水筒はかなりの重さになります。肩掛け紐で持つなら、紐の付け根の補強が欠かせません。②高さ。大人用は背が高くなる分、側面がへたりやすくなります。接着芯を一枚挟んで、生地にハリを持たせておくと型崩れしにくくなります。③持ち方。肩掛けにするか、手持ちの持ち手にするかで、布の使い方も変わります。毎日持ち歩くなら肩掛け、置いておくことが多いなら手持ちが向いています。重さについては、飲み物を満タンに入れた状態を基準に考えておくと、実際に使い始めてから「思ったより重い」と感じにくくなります。
採寸のしかた——直径・高さ・ふたの出っぱり
大人用を作る前に、まず水筒の採寸をします。測るのは3か所、直径・高さ・ふたの出っぱりです。1Lクラスの水筒は直径8〜9cm前後のことが多いですが、製品によって差があるので、断定はできません。必ず手元の水筒で実測してください。
ふたの部分は本体より太くなっている製品が多いので、出し入れの幅に響きます。ふたの一番出っぱっている所も採寸に加えておくと、口の部分がきつくならずに済みます。商品名は本文では触れず、「1Lクラスの大きい水筒」として測り方を統一しておくと、他の製品に持ち替えた時も応用できます。採寸は、水筒をまっすぐ立てた状態でメジャーを巻き付けて測ると、数値がぶれにくくなります。ふたを閉めた状態と開けた状態、両方の高さを測っておくと、開閉のためのゆとりも計算に入れられます。
頑丈にする生地と補強——帆布・ナイロンオックス・キルティングの違い
大人用は毎日使う分、生地選びが仕上がりの丈夫さを左右します。代表的な3つの生地を比べてみましょう。
| 生地 | 特徴 | 向く場面 |
|---|---|---|
| 帆布 | 厚手でハリがある。型崩れしにくい | 自立させたい・頑丈さを優先したい人 |
| ナイロンオックス | 軽くて撥水性がある | 汚れやすい環境・洗い替えを増やしたい人 |
| キルティング | 厚みがあり保温・保冷を助ける | 季節を問わず使いたい人 |
紐の付け根は、生地の種類に関わらず補強が必要です。四角に×の縫いを入れたうえで、裏側に当て布を重ねておくと、重い水筒がぶら下がっても裂けにくくなります。生地を2枚重ねて使う、生地の裏に接着芯を貼る、という組み合わせ方もあります。頑丈さを優先するなら帆布に接着芯、軽さを優先するならナイロンオックス単体、というふうに用途で選び分けるとやりやすいです。
面ファスナーで留める型——片手で開け閉め
ふたの開け閉めを片手でしたいなら、面ファスナーで留める型が向いています。カバーの上部を少し余分に作っておき、内側に面ファスナーを縫い付けるだけで、紐を結ぶ手間がありません。
面ファスナーは、硬い面をカバー側の外側に、柔らかい面を内側に付けると、服や他の荷物に引っかかりにくくなります。ミシンで縫い付ける時は面ファスナーの厚みで針が滑りやすいので、ゆっくり進めてください。面ファスナーの糊付けタイプは手軽ですが、洗濯を繰り返すとはがれやすくなるので、縫い付けタイプを選ぶ方が長く使えます。縫い付ける前に、仮止め用の両面テープで位置を固定しておくと、ミシンをかける時にずれません。
肩掛け紐の長さの決め方
肩掛け紐の長さは、実際に肩にかけてみて決めるのが一番確実です。立った状態で、水筒の底が腰骨より少し上に来るくらいが、歩いていても揺れにくい目安です。
紐を長めに作って、あとから結んで調整できるようにしておくと、着る服やかばんの持ち方に合わせて変えられて便利です。肩にかけたまま少し歩いてみて、水筒が体に当たって邪魔にならないか、歩幅に合わせて揺れすぎないかも確認しておくと、実際に使う時のストレスが減ります。
100均の材料で足りる所・足りない所
100円ショップの材料は、生地やアクリルテープなど、使える物も多くあります。ただし大人用の1Lクラスになると、生地のサイズが足りず、はぎ合わせが必要になることがあります。
紐に使うアクリルテープは、100均の物でも十分な強度がありますが、幅が細いと重さがかかった時に肩に食い込みやすくなります。25mm前後の幅がある物を選ぶと、持ち心地が安定しますよ。接着芯や面ファスナーなど、パーツ単位で見ると100均で十分なことも多いです。生地だけ手芸店やネット通販でまとまった量を用意し、パーツ類は100均、という組み合わせ方が費用を抑えやすい方法です。
肩掛け紐の安全——付け根が裂けると落ちる・子どもに持たせる時
大人用は重さがあるぶん、紐の安全がいっそう大事になります。紐の付け根が裂けると、水筒がそのまま落下します。四角に×の縫いと当て布での補強は、必ず行ってください。
子どもに持たせる場面がある場合は、子どもの首に回る長さの紐にしないでください。大人用として作った紐でも、斜めがけにすると遊具・自転車・エスカレーター・ドアに引っかかることがあります。子どもが使う時は短めに調整するか、引っ張ると外れる留め具を選んでください。作業で出る小さな端切れやまち針は、誤飲する年齢の子どもの手が届く所に置かないでください。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、大人用は紐の補強を先に済ませてから本体を縫う順番の方が、あとで慌てずに済むと思っています』
肩掛け紐に使うなら、25mm前後の幅があるアクリルテープを選ぶと、重い水筒でも肩への食い込みが少なく、持ち手にも流用しやすいです。
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まとめ:大人用は重さ・高さ・持ち方が変わる。紐の付け根は必ず補強
- 大人用で変わるのは重さ・高さ・持ち方の3つ。1Lクラスは重さの対策が要です
- 採寸は直径・高さ・ふたの出っぱりの3か所。断定せず手元の水筒で実測します
- 頑丈にするなら帆布・ナイロンオックス・キルティングを比較。紐の付け根は必ず補強します
- 片手で開け閉めしたいなら面ファスナーの型が向いています
- 紐の付け根が裂けると落下します。子どもに持たせる時は首に回らない長さに
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