窓の雪囲いは自作できる?——守る物の決め方、材料の早見表、型は2つ、固定の順番、ガラスに直接もたれさせない注意まで

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窓の外に雪が吹き溜まって、ガラスに雪の壁が押し付けられるように積もっていく。そんな景色を見ると、ガラスが割れないか心配になりますよね。市販の雪囲いを頼むほどではないけれど、板やプラダンで自分なりに囲えないか、と考える人も多いはずです。

先に結論からいうと、窓の雪囲いは「何を守るか」を先に決めてから材料と型を選ぶと、遠回りせずに済みます。ただし、屋根からの落雪や強風など、雪囲い作業そのものに危険がともなう場面もあるので、そこは特に気をつけたいところです。業者に頼むほどの規模ではなくても、材料選びと固定の仕方さえ押さえれば、家庭でもできる範囲は意外と広いんです。守る物の決め方、材料の早見表、型は2つ、固定の順番、ガラスに直接もたれさせない注意、外す時期まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ何を守ればいい?ガラス・網戸・雨戸のレール→第1章材料選びで迷う100均で足りる物・足りない物→第2章型が知りたい立て掛け型・枠にはめる型→第3章固定の仕方が分からない下から先に・風を受けない→第4章片付けの時期が気になる乾かしてから重ねる→第5章

ケース別に読む:何を守ればいいか知りたい人材料選びで迷っている人型が知りたい人固定の仕方が分からない人片付けの時期が気になる人

4コマ漫画|窓の雪囲い1窓に雪の壁ガラスが心配2板を立てかけるガラスに直接3枠に固定する隙間を空ける4安心して過ごせる強風の日はやらない強風の日は×

先に「守る物」を決める——ガラス・網戸・雨戸のレール

雪囲いを始める前に、まず何を守りたいのかをはっきりさせてください。守る対象によって、必要な材料も型も変わってきます。目的があいまいなまま材料を買いに行くと、サイズが合わなかったり、余分な物を買ってしまったりしがちです。

  • 窓ガラスそのもの:雪の重みや落雪が直接当たるのを防ぎたい場合
  • 網戸:外したまま冬を越すなら不要ですが、付けたままなら網の破れを防ぎたい場合
  • 雨戸のレール:雪や氷が詰まって、春に雨戸が動かなくなるのを防ぎたい場合

加えて、その窓が屋根からの落雪が当たる位置にあるかどうかも確認しておきましょう。落雪が当たる窓は、雪囲いを付けても効果に限界があり、作業自体の危険も増えます。晴れた日に家の外から屋根の形を見上げて、雪がどちら側に滑り落ちやすいかをあらかじめ確認しておくと、囲う窓と囲わなくてもいい窓の見分けがつきやすくなります。全部の窓を同じように囲う必要はなく、優先順位をつけて考えて大丈夫です。

材料の早見表——板・プラダン・波板・ネット

材料は、100均で足りる物と、足りずに買いそろえる必要がある物に分かれます。

材料 100均で足りるか 役目
板・プラダン・波板そのもの 足りない。ホームセンターで購入 雪を受け止める面を作る
結束バンド・ひも 足りる 板を枠や支柱に固定する
すきまテープ 足りる 板と窓枠の隙間から雪が吹き込むのを抑える
ネット 大きさによっては足りない 風を通しつつ雪を受け止める軽い囲い

面になる板そのものは100均のサイズでは足りないことがほとんどなので、ホームセンターで窓の大きさに合わせて用意するのが現実的です。買う時は、窓の縦と横の長さを測ってから店に行くと、切ってもらえる場合はその場でお願いできて手間が省けます。厚みがあるほど雪の重みに耐えますが、その分重くなって作業がしにくくなるので、持てる重さかどうかも確認しておきましょう。

型は2つ——外側に立て掛ける・枠にはめる

窓の雪囲いは、大きく分けて2つの型があります。

窓の雪囲い、型は2つ外側に立て掛ける型上だけ固定・下は隙間枠にはめる型枠の外周にはめる
  1. 窓の外側に立て掛けて、上を固定する型:板を窓の少し外側に立て、上部だけを窓枠やサッシにひもで固定します。下は少し外側に開いた形にして、板とガラスの間に隙間を作るのがポイントです
  2. サッシの枠に板をはめる型:窓枠の外周に合わせて板を切り、枠にはめ込むように固定します。隙間ができにくく、見た目もすっきりします

どちらの型でも共通するのは、板とガラスの間に空間を残すことです。この空間が、次の章で説明する固定の仕方にも関わってきます。立て掛ける型は取り外しがしやすく、シーズンの途中で天気を見ながら付けたり外したりしたい人に向いています。枠にはめる型は一度作れば手間がかからない分、最初の採寸と加工に時間がかかる点は覚えておいてください。

固定の順番——下を先に、上を最後に、風を受ける面を作らない

固定の順番を間違えると、作業中に板が倒れてきたり、あとで緩んだりします。

  1. 下を先に固定する。地面や窓枠の下端にひもや結束バンドを掛けて、板が倒れないようにしてから次に進みます
  2. 上を最後に固定する。下が安定してから、上部をしっかり留めます
  3. 風を受ける面を作らない。板が壁のようにまっすぐ風を受ける向きにすると、強風で飛ばされやすくなります。少し斜めにするか、風の抜ける隙間を残しましょう

作業する時は、屋根からの落雪が当たる場所には立たず、作業もしないでください。また、脚立やはしごを使う高い場所での作業はこの記事では扱いません。手の届く高さまでにとどめるのが安全です。強風の日は、しっかり固定できないのでやらないと決めておきましょう。軽くて大きいネットやシートを一人だけで扱うのも、風にあおられて危ないので避けてください。

ガラスに直接もたれさせない——雪の重みが伝わる形にしない

いちばん気をつけたいのが、この点です。板をガラスに直接もたれさせる形は避けてください。雪が積もって板に重みがかかると、その重みがそのままガラスに伝わり、割れる原因になります。「とりあえず立てかけておけば大丈夫」と考えがちですが、これがいちばん多い失敗パターンだと思っておいてください。

固定のOKとNG✓ OK窓枠やサッシに固定するガラスとの間に隙間を残す下から先に固定する風の抜ける向きにする✕ NG板をガラスに直接もたれさせる風を受ける面のまま固定強風の日に作業する落雪が当たる所で作業

板は必ず窓枠やサッシ、支柱に固定し、ガラスとの間に隙間を残すのが基本です。囲ったあとに、板がガラスに触れていないか、外から一度確認しておくと安心です。

外す時期と片付け

雪が降らなくなってきたら、無理せず外していきましょう。外した板は、水分をよく拭き取って乾かしてから重ねて保管すると、湿気でカビたり、金具がさびたりするのを防げます。結束バンドやひもは劣化していることが多いので、来シーズン用には新しい物に替えるのがおすすめです。保管場所は、直射日光の当たらない物置や軒下が向いています。板を重ねる時は、間に新聞紙や薄い板を挟んでおくと、湿気がこもりにくくなりますよ。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、窓の雪囲いは板を立てかけるだけに見えて、意外と固定が肝心だと思っています。ガラスに触れさせない隙間を作る、それだけ意識してもらえると安心です』

面になる材料は、軽くて扱いやすいプラダンが自作向きです。カッターで切りやすく、窓のサイズに合わせて調整しやすいのも助かります。

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まとめ:守る物を決め、隙間を残して固定する

  1. 先に守る物を決める。ガラス・網戸・雨戸のレール、落雪が当たる位置かも確認
  2. 面になる板は100均では足りない。固定具とすきまテープは100均で足りる
  3. 型は2つ。外側に立て掛ける型と、枠にはめる型
  4. 下から先に固定し、風を受ける面を作らない。落雪の場所では作業しない、高所は手の届く高さまで
  5. ガラスに直接もたれさせない。強風の日はやらず、外したら乾かしてから保管

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

窓の雪囲い自作の早見表:まず守る物をガラス・網戸・雨戸のレールから決め、屋根からの落雪が当たる位置かも確認する。材料は板・プラダン・波板そのものは100均では足りずホームセンターで用意し、結束バンド・ひも・すきまテープは100均で足りる。型は窓の外側に立て掛けて上を固定する型と、サッシの枠に板をはめる型の2つ。固定は下を先に上を最後に、風を受ける面を作らない。屋根からの落雪が当たる場所では作業せず立たない、脚立やはしごの高所作業はせず手の届く高さまで、強風の日はやらない、軽くて大きい材料は一人で扱わない。板をガラスに直接もたれさせず隙間を残して窓枠やサッシに固定する。外したら水分を拭き取り乾かしてから重ねて保管する

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