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来客が泊まる予定があって、そのためだけに来客用の布団を買うのは気が引ける。押し入れの奥に眠っているごろ寝マットで済ませられないか、と考える人は多いですよね。普段の昼寝や、子どもの添い寝にも使えたら一石二鳥です。収納の場所も来客用の布団一式より省スペースで済むので、賃貸で押し入れが小さい家ほど、この発想にたどり着きやすいと思います。
先に一つだけ、はっきり言っておきたいことがあります。乳児の寝床としてごろ寝マットを使う場合、顔が沈む物は乳児に使わない、子どもの窒息に注意してください。厚みがあってへたっていない、硬めの物が前提です。柔らかく沈み込むタイプは、大人が仰向けで寝転がる分には気持ちよくても、赤ちゃんにとっては別の意味を持つことを、まず頭に置いておいてください。そのうえで、大人や上の子が使う分には、布団代わりにできる場面とできない場面があるというのがこの記事の結論です。決め手は厚みと底冷え。できる場面の早見表、重ね方、洗い方、手作りカバーの作り方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:使える場面を知りたい人|底冷えが心配な人|へたらないか心配な人|洗えるか知りたい人|手作りしたい人
先に早見表——布団代わりにできる場面・向かない場面
「布団代わりにできるか」は、白黒つけられる話ではなく、場面によって変わります。まずは早見表で確認してみてください。
| 場面 | 向き・不向き | ひとこと |
|---|---|---|
| 昼寝・仮眠 | できる | 厚みがあれば十分 |
| 来客の1〜2泊 | できる | 敷きパッドを重ねると快適 |
| 子どもの添い寝 | できる | 厚みと底冷え対策があれば |
| 毎晩の寝床にする | 向かないことが多い | 厚みと底冷えで決まる |
| 腰痛持ちの人 | 向かないことが多い | 沈み込みが負担になりやすい |
| 冬場の底冷えする床 | 重ね方次第 | 第2章の重ね方を先に |
表からも分かるように、「向かない」と決めつけられる場面は実は少ないんです。厚みが足りているか、底冷え対策をしているか。この2つで印象が大きく変わります。逆に言うと、薄いタイプを床に直置きしたまま毎晩使うと、腰やお尻が痛くなりやすく、そこで「合わない」と感じてしまうことが多いんです。厚みの目安は、手のひらで押した時に床の硬さを感じない程度が一つの基準になります。
底冷えを防ぐ重ね方——下にラグか段ボール、上に敷きパッド
ごろ寝マット1枚を床に直接敷くと、冬場はどうしても底冷えを感じやすくなります。対策はシンプルで、マットの下にラグか段ボール、上に敷きパッドを重ねるだけ。床からの冷気を1段階遮り、肌に触れる面は洗える物にしておくと管理も楽になります。ラグがない時は、使わなくなった段ボールを平らに広げて敷くだけでも、空気の層ができて体感が変わります。フローリングの部屋ほど効果を感じやすいので、まずは手元にある物で一度試してみてください。
ここで気をつけたいのが熱源との組み合わせです。長座布団・ごろ寝マット・座椅子・ベンチクッション・フロアクッションを熱源の上に厚く重ねない、というのが基本になります。ホットカーペットや電気毛布の上で使う・乾かす時は、電源を切ってから。寝落ちしない、長時間同じ場所を温めない、をあわせて守ってください。
へたる速さは中身次第——買い替えの目安
「毎晩使ったらすぐへたるのでは」と心配になりますよね。正直なところ、へたる速さは中身の種類によって差があり、一概には言えません。ウレタン系は復元力が持続しやすい一方、ポリエステルわた系は比較的早くつぶれやすい、と言われることが多いですが、使う頻度や体重によっても変わるので、断定はできないんです。
- 座っても・寝ても厚みが戻らない。数分待っても元の高さに戻らない状態
- 場所によって硬さがばらばら。よく使う所だけ薄くなっている
- 中身の匂いがカバーを洗っても取れない。買い替えのサインです
目安として、丸めて数秒置いた時に厚みがすぐ戻るかどうかを見ておくと、次に買い替えを考えるタイミングをつかみやすくなります。毎日使う人と、来客の時だけ出す人とでは、へたる速さがまったく違うので、使う頻度に合わせて厚みや中身のタイプを選ぶのも一つの手です。
洗い方——表示が先。丸洗いできる物は浴槽で踏み洗い
洗い方の第一歩は、いつも洗濯表示の確認から。ごろ寝マットは洗えるのがカバーだけの物が多く、中身のウレタンやわたごと洗濯機に入れると傷める原因になります。表示に「丸洗い可」とあるタイプは、洗濯機に入りきらないことが多いので、浴槽に水を張って踏み洗いする方法が向いています。表示が「洗濯不可」の中身タイプなら、無理に水洗いせず、カバーを外して部分的な汚れは固く絞った布で拭き取るだけにとどめておくのが安心です。
塩素系と酸性(クエン酸・酢)を混ぜないでください。漂白剤や乾燥機の高温設定は、洗濯表示を見てから使うかどうかを決めます。そして、中まで乾き切るまで使わない・しまわないのが鉄則です。厚みのある物ほど、干すのは3日がかりになることも珍しくありません。風通しのいい場所で、途中で裏表を返しながら乾かすと、生乾きの匂いが残りにくくなります。天気が続かない時期は、扇風機や除湿機を併用すると乾きが早まります。
手作りはカバーだけ——中身のウレタンは切り売りを使う
「へたってきたから中身から手作りしたい」と思う人もいますが、手作りするならカバーだけにするのが現実的です。中身のウレタンは家庭で成形するのが難しく、専門店で切り売りされている物を厚みに合わせて選ぶ方が、仕上がりも安定します。
カバーの型は、長方形に布を裁って、両端を折ってゴムで絞るだけの縫わない案から試してみてください。それでも心もとない時は、封筒型に縫って裏に面ファスナーを付けると、洗い替えの出し入れがしやすくなります。サイズは、マットの厚み・奥行き・左右に少し余裕を持たせた寸法で測ってください。洗い替えを1枚追加で用意しておくと、洗濯中に使う物がなくて困ることがなくなり、来客と重なった時にも慌てずに済みます。
厚みのある布物という意味では、長座布団の洗い方も重ね方や乾かし方が近いので、あわせて読むと迷いにくくなります。
厚みや復元力でまだ迷っている人は、ビーズクッションをやめた理由も参考になります。添い寝の道具を一緒に見直したい人は、抱き枕の代わりになるものもどうぞ。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、来客用に一枚あると単純に楽です。毎晩使うかどうかより、まず一度使ってみて厚みが自分に合うか確かめる方が、あとで後悔しないと思っています』
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復元力や厚みで迷っている人はビーズクッションをやめた理由を、添い寝の道具を見直したい人は抱き枕の代わりになるものを先にどうぞ。厚みのある布物の洗い方や重ね方は長座布団の洗い方にもまとめています。
まとめ:布団代わりにできるかは場面次第。決め手は厚みと底冷え
ここまでの内容を、5つのポイントに整理しておきます。
- 布団代わりにできるかは場面次第。決め手は厚みと底冷え
- 底冷えは下にラグか段ボール、上に敷きパッドで防ぐ
- 熱源の上に厚く重ねない。電源を切ってから、寝落ちしない
- 洗うなら表示が先。中まで乾き切るまでしまわない
- 手作りはカバーだけ。中身はウレタンの切り売りを使う
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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