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座椅子が汚れてきたので100均の伸縮カバーを買ってみたら、座るたびにずれる、背もたれを倒すとめくれる——そんな声をよく見かけます。座椅子は折れ曲がる家具なので、普通の椅子カバーやソファカバーと同じ感覚で選ぶと、思ったほどフィットしないことがあるんです。
先に結論をひとつ。座椅子は「折れる」構造なので、座面用と背もたれ用が別々になった伸縮タイプなら100均でも足りることが多く、全体を1枚で覆うタイプは100均にはほぼありません。100均で足りる型・足りない型の早見表、ずれる原因、固定の仕方、倒してもめくれない付け方まで、順番に見ていきましょう。手作りや代用の布で作る方法は、既存の記事にまとめてあるので、この記事では「100均で足りるか」と「ずれを直す方法」に絞ります。
ケース別に読む:座椅子と椅子の違いを知りたい人|100均で足りるか知りたい人|ずれる原因を知りたい人|固定の仕方を知りたい人|めくれない付け方を知りたい人|洗い方・代用を知りたい人
座椅子は「折れる」ので普通の椅子カバーと違う
ダイニングチェアやパイプ椅子のカバーは、脚と座面と背もたれの位置が固定されています。ところが座椅子は、背もたれをリクライニングで倒したり起こしたりする構造なので、座面と背もたれの境目——折れ目——に、動くたびに布が引っ張られる力がかかります。この「折れ目のストレス」が、座椅子カバー特有のずれやめくれの正体なんです。
普通の椅子カバー選びの感覚のまま「伸びる生地だから大丈夫だろう」と選ぶと、折れ目のところだけ余って、そこからめくれてくることがよくあります。次の章では、100均で足りる型と足りない型を分けて見ていきます。
100均で足りる型・足りない型の早見表
座椅子カバーには、大きく分けて2つの型があります。100均で見つけやすいのはどちらか、早見表にまとめました。
| 型 | 100均にあるか | 向く座椅子 |
|---|---|---|
| 座面だけの伸縮カバー(筒型) | 見つけやすい | 座面の汚れだけ気になる座椅子 |
| 背もたれも含めた全体カバー | ほぼ見当たらない | 全体を新しく見せたい座椅子 |
座面だけを覆う伸縮タイプなら、ゴムの入った筒状の生地を座面にかぶせるだけなので、100均のサイズ展開でもある程度対応できます。一方、リクライニング機構ごと覆うタイプや、背もたれの高さまである座椅子専用の全体カバーは、100均の売り場ではほとんど見かけません。全体を変えたい場合は、手作りするか、専用品を探す方が近道です。手作りと代用の布での作り方は座椅子カバーの洗い方と自分で作る方法に詳しくまとめているので、そちらもあわせて読んでみてください。
買う前に、座面の幅と奥行きをメジャーで測っておくと失敗が減ります。伸縮タイプはある程度サイズの幅を吸収してくれますが、表示されているサイズ範囲の下限に近いと、伸ばした状態で使うことになり、かえって薄く張ってずれやすくなることがあります。表示サイズの真ん中あたりに収まる物を選ぶと、余裕を持って固定しやすくなりますよ。
ずれる原因は3つ——生地・固定点・折れ目の余り
座面用の伸縮カバーを買ったのにずれる、という時は、次の3つのどれかが当てはまっていることが多いです。
- 生地が滑りやすい。ポリエステル系のつるっとした生地は、座面の生地との間で滑りやすい
- 固定点がない。かぶせるだけで、裏側や底に留める仕組みがない
- 折れ目に余りがない。座面と背もたれの境目の生地の余裕が足りず、動くたびに引っ張られる
3つのうちどれが原因かは、実際に座ってみると見分けやすいです。座った瞬間にずれるなら生地の滑りが主な原因、しばらく座っているうちに少しずつずれるなら固定点の不足、背もたれを倒した時だけめくれるなら折れ目の余り不足が疑わしいところです。原因が分かれば、対策もシンプルです。次の章で、固定の仕方を具体的に見ていきましょう。
ずれない固定の早見表——面ファスナー・ゴムバンド・すべり止めシート
固定点を後から追加すると、ずれはかなり軽減できます。代表的な方法を並べました。
| 固定の方法 | 付ける場所 | 向くカバー |
|---|---|---|
| 裏の面ファスナー | 座面カバーの裏と、座椅子本体の対応する位置 | 取り外しを頻繁にしたい人 |
| ゴムバンドを底に回す | 座面の下をぐるっと1周 | 座面全体をしっかり固定したい人 |
| 座面裏のすべり止めシート | カバーと座椅子の接地面 | 生地が滑りやすいと感じる人 |
ゴムバンドを使う時は、首に回るような長さで放置しないことが大切です。結んだ後に余った分は短く切るか、内側にたくし込んでおきましょう。小さな子どもやペットが座椅子のまわりで過ごす家では、特に気をつけたいポイントです。
倒してもめくれない付け方——折れ目側から留める
背もたれを倒すとカバーがめくれる、という悩みには、留める順番にコツがあります。
- まず座面と背もたれの折れ目部分を先に固定する(面ファスナーかゴムバンド)
- 次に座面の前側を固定する
- 最後に背もたれの上側を整えて、全体のたるみを均等にならす
折れ目側を最初に留めておくと、リクライニングを倒した時の生地の引っ張りが分散され、めくれにくくなります。作業をする時は、リクライニングの金具に指や布を挟まないように注意してください。金具の可動部分は思ったより力がかかるので、固定具を付けている最中は倒す動作をしないのが安全です。一度固定し終えたら、ゆっくり少しずつ倒しながら、突っかかる場所がないかを確かめると仕上がりを確認しやすいです。
冬場にホットカーペットやこたつの上で座椅子を使う家も多いと思います。カバーを固定したまま熱源の上で使う時は、電源を切ってから重ねるようにしてください。座椅子の底面とカーペットの間に熱がこもりやすくなります。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ずれを直すのに一番効くのは、新しいカバーを探すことより、今あるカバーに固定点をひとつ足すことだと思っています。面ファスナーを1か所貼るだけでも、体感はかなり変わりますよね』
伸縮性があって座面のサイズに合わせやすいゴム入りのカバーなら、折れ目の動きにも追従しやすく、固定具を足す土台としても扱いやすいです。色や柄を変えるだけで座椅子まわりの印象がぱっと変わるので、模様替えの気分転換としても取り入れやすいアイテムです。
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洗い方や手作り・代用の布で作る方法を知りたい人は座椅子カバーの洗い方と自分で作る方法、毛布カバーのずれで同じように悩んでいる人は毛布カバーがずれない留め方、ダイニングチェアなど他の椅子のカバーで迷っている人は椅子カバーの100均と代用もあわせてどうぞ。
まとめ:座面だけの伸縮タイプなら100均で足りる。ずれは固定点を足して直す
- 座椅子は折れる家具。折れ目に布が引っ張られてずれる
- 座面だけの伸縮カバーは100均で足りやすい。全体カバーはほぼ無い
- ずれる原因は生地・固定点・折れ目の余りの3つ
- 面ファスナー・ゴムバンド・すべり止めシートで固定する
- 折れ目側から先に留めると倒してもめくれにくい
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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