豆椅子の座面を交換してリメイクする——外し方と張り替え手順、笛の扱い、高さを足す時の限界、直さず替える線

子供・育児・子育て

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お下がりでもらった豆椅子や、長く使ってきた豆椅子の座面が破れてきた、色があせてきた、という時、買い替える前に「座面だけ替えられないか」と考える人は多いですよね。豆椅子は構造がシンプルな分、座面の布を替えるだけで見た目も座り心地も新しくなることがあります。

先に結論をひとつ。座面を外す作業自体は難しくありませんが、外したネジをなくさないこと、高さを足しすぎないことの2つを守れば、たいていうまくいきます。この記事では、座面の外し方と張り替え、座面の下にある笛の扱い、高さを足す時の限界と滑り止め、そして直さず買い替えを検討したほうがいい状態まで、順番にまとめました。

あなたはどれ? 状況から自分の章へネジの外し方が不安先に安全を確認する→第1章座面の布が破れた外して張り替える手順→第2章古い豆椅子をよみがえらせたい笛の扱いを知る→第3章高さが足りない・床で滑る高さと滑り止めを見る→第4章パイプが曲がった・割れた直さず替える線を見る→第5章

ケース別に読む:先に安全を確認したい人座面を張り替えたい人笛の扱いを知りたい人高さと滑り止めが気になる人替える目安を知りたい人

先に安全——ネジは数えて袋に、高さを足すと倒れやすくなる

座面の交換やリメイクは、子どもが日常的に座る場所への作業です。次の4つを先に押さえてください。作業自体は難しくありませんが、道具や部品を扱う工程がいくつかあるので、子どもが近くにいない時間に進めるのがおすすめです。

  • 座面を外したネジは本数を数えて袋に。作業中に転がって見えなくなると、誤って子どもが口に入れる恐れがあります。外した順番も分かるようにしておくと、戻す時に迷いません
  • 高さを足すと重心が上がり、倒れやすくなる。見た目や座り心地のために厚みを足したくなりますが、足すなら薄く、が基本です
  • 布は口に入れる前提で、洗える物を選ぶ。よだれや食べこぼしが付くことを考えて、洗濯できる生地を選んでください
  • 滑り止めを貼っても、座らせたまま目を離さない。滑り止めは転倒のリスクを下げますが、なくすわけではありません

接着剤(ボンド)を使う工程では、換気をしながら作業し、乾くまで子どもを近づけないようにしてください。それでは、座面の外し方から見ていきましょう。

状態 できること
布の色あせ・小さな傷だけ 座面を外して布だけ張り替えれば十分
座面の板は無事・ウレタンがへたっている 薄いウレタンかキルト芯を足してから張り替える
座面の板が割れている・脚が曲がっている 張り替えではなく買い替えを検討する

座面を外して布を張り替える手順

豆椅子の座面は、多くの場合、裏側から数本のネジで留まっています。中身は薄いウレタンとキルティングの生地が重なっているだけの、比較的シンプルな作りです。

「ネジを外す→布を当てる→留める」の3つ1裏のネジを外す本数を数えて袋に板とウレタンを取り出す笛があれば別に置く→ なくすと誤飲の元2新しい布を当てる板より大きめに当てる角の余分を切り落とす薄ければキルト芯を足す→ 厚くしすぎない3布用ボンドで留めるタッカーは使わない角は結束バンドで軽く乾いてから座面を戻す→ 換気しながら作業

留め方は、針を飛ばす道具ではなく、布用のボンドと結束バンドを組み合わせる方法がおすすめです。針を使う道具は勢いよく跳ねることがあり、子どもの椅子には向きません。角の部分は結束バンドで軽く締めて、ボンドが乾くまで固定しておくと、きれいに仕上がります。ボンドは完全に乾いてから座面を椅子本体に戻してください。

笛の扱い方——外すか残すか

豆椅子の座面の下には、座ったり立ったりするたびに音が鳴る笛の仕掛けが入っていることがあります。座面を外す作業のついでに、この笛をどうするか決めておくと、リメイク後の使い心地が変わります。

笛を残す場合は、布を張り替える時に笛の穴の位置をふさがないように注意してください。外す場合は、部品が小さいので、取り外したらすぐに子どもの手の届かない場所に片づけます。どちらにするか迷う時は、上の子がいた時に音を楽しんでいたか、下の子にも同じように使うかを基準に考えると決めやすいです。

笛を外すと、座面の裏に小さな穴だけが残ります。この穴は布を張り替える時に一緒にふさいでしまえば、見た目にはほとんど分かりません。逆に、笛を残したまま布だけ新しくすると、音の仕掛けはそのままに見た目だけ新しくできます。どちらも作業の難しさは大きく変わらないので、家族で使いたい形を先に決めてから座面を外すと、作業がスムーズです。

高さを足す時の限界と滑り止め

「テーブルに座った時、もう少し高さが欲しい」という時、座面にクッションを足したくなりますが、足せるのは1〜2センチ程度までと考えてください。それ以上厚くすると重心が上がり、立ち上がる時や体を乗り出した時に倒れやすくなります。また、座面を厚くするとベルトの穴の位置が合わなくなることもあるので、ベルトを使っている場合は特に注意してください。

高さがもっと必要な場合は、椅子の脚を高くするのではなく、テーブルのほうを低くする、あるいは高さの合う別の椅子に替える方向で考えるほうが安全です。脚を継ぎ足す加工は、強度が落ちやすく、おすすめできません。

高さを足す時のOKとNGOKクッションは1〜2cmの薄さベルトの穴の位置を確認テーブル側を低くする合う高さの椅子に替えるフェルトはゴム素材にNG厚いクッションを重ねる脚を継ぎ足して高くするベルトを使わず高くするぐらつく脚のまま使う滑り止めなしで高くする

床で滑るのが気になる場合は、脚の裏に付いているフェルトのすべり止めを、ゴム素材の物に替えると効果的です。フェルトは見た目は滑り止めでも、フローリングの上では意外と滑ります。脚に被せるカバーの選び方は、他の椅子の脚カバーと同じ考え方で選べます。滑り止めを付けた後も、椅子がまったく動かなくなるわけではないので、座らせている間は変わらず様子を見てください。

直さず替える線——パイプが曲がった・座面の板が割れた・ベルトの金具が壊れた

座面の布を替えるだけで直せる範囲を超えている場合は、無理にリメイクを続けず、買い替えを検討したほうが安全です。目安は次のとおりです。

  • パイプ部分が曲がっている。座った時のバランスが崩れ、脚がねじれた状態で体重を支えることになります
  • 座面の板そのものが割れている・欠けている。布を張り替えても、下の板が体重を支えきれません
  • ベルトの留め金具が壊れている。ベルトが正しく機能しないと、転落防止の役目を果たせません
直せる状態・替えるべき状態直せる布の色あせ・小さな傷ウレタンのへたり座面の布が破れただけ替えるパイプが曲がっている座面の板が割れているベルトの金具が壊れている脚がぐらついて安定しない

これらに当てはまる場合は、座面のリメイクよりも、椅子ごとの買い替えを検討してください。無理に直して使い続けると、思わぬタイミングでバランスを崩す心配が残ります。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、座面のリメイクは布を替えるだけでもかなり印象が変わるので、やってみる価値はあると思います。ただ、ネジと高さの2つだけは、絶対に手を抜かないほうがいいですよね』

張り替え用の布を探すより先に、ベルト付きで座面も交換しやすい豆椅子に買い替える、という選択肢もあります。座面が外しやすい構造の椅子を選んでおけば、次に布が傷んだ時のリメイクも楽になります。

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まとめ:ネジは数えて袋に。高さは1〜2センチまで。曲がり・割れ・金具の壊れは買い替えを

  1. 座面を外したネジは数えて袋に。誤飲・紛失を防ぐ
  2. 張り替えは布用ボンドと結束バンドで。針を飛ばす道具は使わない
  3. 笛は残すか外すか決める。外した部品は子どもの手が届かない所に
  4. 高さを足すのは1〜2センチまで。それ以上はテーブルや椅子を替える
  5. パイプの曲がり・座面の割れ・金具の壊れは買い替えの合図

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

豆椅子の座面交換とリメイクの早見表:先に安全、座面を外したネジは数えて袋に、高さを足すと重心が上がり倒れやすい、布は洗える物を選ぶ、滑り止めを貼っても目を離さない。座面の張り替えは裏のネジを外す、板とウレタンを取り出す、新しい布を布用ボンドと結束バンドで留める、タッカーは使わない。座面の下の笛は残すか外すか決め、外した部品はすぐ片づける。高さを足すのは1〜2センチまで、それ以上はテーブルや椅子を替える、床の滑り止めはゴム素材に。パイプが曲がった、座面の板が割れた、ベルトの金具が壊れたら直さず買い替えを検討する。

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