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ダイニングベンチに合うカバーがなかなか見つからない、というのはよく聞く悩みです。市販品はサイズが合わなかったり、色柄が部屋になじまなかったりして、結局「自分で作れないかな」とたどり着く人は多いですよね。ベンチは椅子と違って一台一台の形や奥行きの差が大きく、既製品のサイズ展開だけではぴったり合う物が見つかりにくいという事情もあります。
先に結論をひとつ。ベンチカバーは、正確な採寸とゴムの入れ方さえ押さえれば、縫い物が得意でなくても作れます。ミシンを使わない方法もあるので、道具や好みに合わせて選んでみてください。測り方から型の選び方、洗い替えの作り方まで、順番に見ていきましょう。傷や汚れが気になってきたベンチの座面を、カバー1枚で見違えさせられるのも手作りならではの良さです。
ケース別に読む:まず安全を確認したい人|測り方を知りたい人|作り方の型を知りたい人|ゴムの入れ方を知りたい人|ずれない工夫を知りたい人
先に安全を確認する——ゴム・ひもの長さ、針とはさみの扱い
ベンチカバー作りは、家庭にある道具で完結する作業ですが、いくつか気をつけたい点があります。作業を始める前に確認してください。
- ゴムやひもは、子どもが引っ張って外れる長さにしない。結んだ端が長く垂れないよう調整する
- 針は本数を数えて始めて、数えて終わる。床に落ちた針を見落とさないよう、作業前と作業後で必ず確認する
- アイロンを使う時は当て布をする。生地に直接当てると縮んだり、てかりが出たりすることがあります
- 裁ちばさみは使う時だけ出し、使い終わったらすぐしまう。子どもやペットが近づける場所に置きっぱなしにしない
- 裁ち切った布の切り口は内側に隠す。ほつれやすい生地は、切り口を内側に折り込んでから縫うと長持ちします
ミシンを持っていない、時間があまり取れないという人は、まず縫わない一枚布から試してみるのもひとつの方法です。慣れてから箱型に挑戦するという順番でも、決して遠回りにはなりません。
測り方——長さ・奥行き・厚みと、裏に回す分
採寸を丁寧にするほど、仕上がりのフィット感が変わってきます。測るのは次の4か所です。
- 長さ。座面の端から端までをメジャーでまっすぐ測る
- 奥行き。座面の前から後ろまでの幅
- 厚み。座面クッションの高さ。ゴムを入れる箱型を作る時の側面の高さになる
- 裏に回す分。座面の裏側にどれくらい生地を回したいかで、必要な生地の量が変わる。5〜8cmほど余分に見ておくと安心です
採寸した数字には、縫い代として1〜2cmほど余裕を足しておくと、実際に縫った時にきつすぎる失敗を防げます。座面の角が丸みを帯びている場合は、角の丸さも一緒にメモしておくと、型紙を作る時に迷いません。
ベンチの座面が2人掛け・3人掛けなど長い場合は、途中でたわみが出やすいので、長さの採寸は端から端までピンと張った状態で測るのがコツです。布を裁つ前に、新聞紙や不要な布で仮の型紙を作り、実際にベンチへかぶせて確認しておくと、失敗が少なくなります。
作り方の型は3つ——ゴム入りの箱型・縫わない一枚布・筒型
ベンチカバーの作り方には、大きく分けて3つの方向性があります。ミシンの有無や、かかる時間で選んでみてください。
| 型 | 作り方 | 向く人 |
|---|---|---|
| ゴム入りの箱型 | 座面の形に合わせて箱状に縫い、裾にゴムを通す | ミシンが使え、しっかりフィットさせたい人 |
| 縫わない一枚布 | 大きめの布をかぶせ、四隅をひもで結ぶ | 裁縫が苦手・すぐに試したい人 |
| 筒型でベンチに通す | 座面と脚をまとめて包む筒状に縫う | ベンチの脚が外から見える形・脚まで覆いたい人 |
縫わない一枚布は、最初の一枚として試すのに向いています。慣れてきたら、フィット感の高い箱型に挑戦してみると、見た目もすっきりまとまります。
生地選びも仕上がりを左右します。伸縮性のあるニット系の生地は多少の採寸の誤差を吸収してくれるので、初めて作る人には扱いやすい素材です。綿や麻など張りのある生地は、きっちり採寸できていればシャープな見た目に仕上がりますが、サイズがずれるとたるみが目立ちやすくなります。家族が使う場所なので、洗濯しやすい素材を選んでおくと、日々のお手入れも楽になります。
ゴムの入れ方——四隅だけ・全周で変わる伸びる幅
ゴムを入れる位置によって、仕上がりの伸縮性とフィット感が変わります。四隅だけにゴムを入れる方法は、生地の準備が少なく作りやすいのが特徴です。座面の角をしっかり押さえたい時に向いています。
裾全体にゴムを通す全周タイプは、より均一にフィットしますが、その分ゴムの長さや縫う距離が長くなります。ゴムはきつく入れすぎると座面の角が引っ張られてしわが寄るので、実際に座面にかぶせながら、少しゆとりを持たせて調整するときれいに仕上がります。
ゴムの通し道は、生地を折り返して縫うだけで作れます。安全ピンにゴムの端を留めて通すと、途中でねじれずスムーズに作業できます。ゴムの太さは、細すぎると伸びが早くへたりやすく、太すぎると通し道の生地が突っ張ってしまうので、平ゴムなら1cm前後を目安に選ぶと扱いやすいです。
ずれない工夫と洗い替えの作り方
せっかく作ったカバーも、座ったりずれたりを繰り返すうちに徐々に浮いてくることがあります。裏側の四隅に滑り止めシートを貼っておくと、座面との間で動きにくくなります。ベンチの脚に結べるひもを追加しておく方法も、ずれを抑えるのに役立ちます。ひもを使う場合は、結び目をきつく締めすぎず、子どもが引っ張って外れやすい長さにならないよう気をつけてください。結び目は座面の下や見えにくい位置にまとめておくと、見た目もすっきりします。
洗い替えを用意したい場合は、同じ型紙でもう1枚作っておくと、洗濯の間もベンチを使い続けられて便利です。取り外しをさらに楽にしたい時は、面ファスナーで留める仕様に変えておくと、着脱の手間が減ります。
洗濯する頻度が高い物だからこそ、乾きやすさも選ぶ基準に入れておくといいです。厚手のキルト芯を挟んだクッション性の高い作りは座り心地がいい反面、乾くまで時間がかかります。日常使いなら薄手の生地で仕立て、季節の変わり目に厚手の物へ替える、という運用も手間が少なくすみます。
ゆきこ( ゚Д゚)『測る作業さえ丁寧にできれば、あとは思ったよりすんなり形になる印象です。ゴムの長さだけは、実際にかぶせながら少しずつ調整するのがおすすめですよ』
ダイニングベンチにぴったり合うカバーがなかなか見つからない時は、伸縮性のある生地で作られた市販のカバーを候補にしてみるのもひとつの方法です。サイズの目安として、手作りする時の参考にもなります。
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まとめ:採寸を丁寧に、ゴムは座面にかぶせながら調整する
- ゴムやひもは、子どもが引っ張って外れる長さにしない
- 採寸は長さ・奥行き・厚み・裏に回す分の4か所
- 型は箱型・縫わない一枚布・筒型の3つ
- ゴムは座面にかぶせながら少しずつ調整する
- 裏に滑り止めを貼るとずれにくくなる
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手順を1枚にまとめました。



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