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「ドールハウスを子どもと一緒に作りたいけれど、何から始めたらいいか分からない」。買うと大きくて場所を取るし、手作りのほうが子どもの好みに合わせられそう。そう考えて、段ボールや空き箱を取っておく人もいますよね。
先に結論をひとつ。段ボールや空き箱で「部屋を1つずつ作って重ねる」形が、いちばん始めやすい方法です。そして役割は分けておくと安心です。切る・貼る(刃物や熱い道具)は大人、飾るのは子ども。設計の考え方、何歳から一緒に作れるか、床と壁の貼り方、小さい部品の注意まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:段ボールで作りたい人|設計図の考え方を知りたい人|何歳から一緒に作れるか知りたい人|床と壁をかわいくしたい人|部品の安全が気になる人
段ボールで始める——部屋を1つずつ作って重ねる
いきなり家全体を作ろうとすると、途中で大きさが合わなくなったり、完成が遠くて飽きたりしがちです。そこでおすすめなのが、部屋を1つずつの「箱」として作る方法です。
- 空き箱や段ボールの1面を開けて、「部屋」にする
- リビング、寝室、台所など、箱1つが1部屋
- できた部屋を、横に並べたり、上に重ねたりして「家」にする
この形なら、1つ作るたびに「できた!」という達成感があります。途中で飽きても、1部屋だけで遊べます。失敗しても、その箱だけ作り直せば済みます。箱の数を増やせば、家は大きくなりますし、片付けたい時は箱ごとに分けられます。
箱の材料は、お菓子の箱、宅配の段ボール、牛乳パックなど、家にあるもので足ります。開ける面は、遊ぶ人から見える手前の1面。ここだけ大人が切って、残りの面は閉じたままにすると、形が崩れにくいです。
作り始める前に、「どんな家にしたい?」と子どもに聞いておくのも大事です。お姫さまの家、動物の家、お店のある家。テーマが決まると、色や飾りも選びやすくなります。大人が「こうしたら?」と先回りしすぎず、子どもの案をまず形にしてあげると、自分の家という気持ちが強くなります。
設計図の考え方——人形の大きさに合わせる
「設計図が必要?」と構えなくて大丈夫です。細かい寸法を決めるより、次の3つだけ決めると形になります。
| 決めること | 考え方 |
|---|---|
| 人形の大きさ | 遊ぶ人形を箱の中に立たせてみて、頭の上に手が入る余裕があるかを見る。これが部屋の高さの目安になる |
| 部屋の広さ | 人形が2〜3体並べる広さ。ベッドやテーブルを置く場所も考えておく |
| 開ける面 | 手が入って遊べる手前の面。ふたの面を切るか、片側を開ける |
家具は、あとから足しても遊べます。最初から全部そろえず、「ベッドだけ」「テーブルだけ」から始めると、子どもが「これも欲しい」と言い出した時に、一緒に作れます。紙に部屋の絵を描いてから作ると、イメージを共有しやすくなりますよ。
高さを決める時は、人形が座った姿勢や、手を伸ばした姿勢も想像しておきます。立った時の高さだけで決めると、椅子に座らせた時に頭がつかえてしまうことがあるんです。迷ったら、少し高めに作っておくほうが遊びやすく、あとから天井を足す形でも調整できます。
おままごとの小物で盛り上がる子は、買い物の道具から作るのも手です。買い物カートのおもちゃを100均の材料での作り方は、家具づくりにも使える考え方が多いです。
何歳から一緒に作れる?——年齢より「手の動き」で見る
「何歳から」は、年齢の数字で決めるより、手の動きで見るほうが確実です。次の動きができるかが、目安になります。
- はさみで簡単な線を切れる。まっすぐの紙を切れるなら、色紙や布の飾り作りに参加できます
- のりやボンドをつけて貼れる。塗る量を調整できるようになると、貼り付けの手伝いができます
- 小さい物を口に入れない。ここが大事です。まだ何でも口に入れる時期なら、小さな部品を使う作業は、ひとまず見送ります
幼い子の場合は、「家の飾りになる大きな紙をぺたぺた貼る」くらいが合います。小学生になれば、はさみの扱いも上手になり、配置も自分で考えられます。できる作業を、その子の手の動きに合わせて任せると、年齢にかかわらず「自分が作った」という満足が残ります。
ただし、カッター、グルーガンなど刃物や熱を使う作業は大人がします。子どもには、色塗り、飾り付け、配置、名前をつける作業を任せましょう。刃物は使ったらすぐ刃をしまい、子どもの手の届かない所に置きます。
床と壁をかわいくする——紙・布・フェルトを貼る
部屋の中を飾ると、段ボールの箱が一気に「家」らしくなります。
- 壁。包装紙、色紙、折り紙、柄のある紙を貼る。壁紙のように貼ると、部屋ごとの雰囲気が出ます
- 床。フェルトや布、茶色の紙を貼ると、フローリングやカーペットのように見えます
- 窓・ドア。色紙で窓の形を作って貼る。カーテンは布の切れ端を貼るだけで形になります
貼る時は、木工用ボンドが向いています。紙も布もよく付き、乾くと透明になるので、飾りの見た目を邪魔しません。ボンドを選ぶ時は、木工用ボンドの代わりになるものも目を通しておくと、手元にない時に困りません。
使う時は、換気をして、手や服に付いたらすぐ拭いて洗います。容器の「使用上の注意」や対象年齢の表示を、先に見ておいてください。穴を開けたい時は、ハトメパンチの代わりになるものも参考になります。
貼ったあとは、しっかり乾くまで触らずに置きます。乾く前に立てたり重ねたりすると、壁がずれたり、はがれたりしやすいからです。乾く時間は商品によって違うので、容器の表示を見てください。待っている間に、次の部屋の下絵を描くと、時間がもったいなく感じません。
小さい部品の注意——口に入る大きさは手の届かない所に
ドールハウスの家具や小物は、ついつい小さく作りたくなります。でも、ここには安全の落とし穴があります。
- ビーズ、ボタン、小さな家具の部品は、小さな子ども、特に3歳ごろまでの子の口に入る大きさです
- 遊ぶ時は、大人の目の届く所で
- 遊び終わったら、小物の数を数えて、箱にしまう。手の届かない場所に置く
- きょうだいに小さい子がいる家は、小物が床に落ちていないか、遊んだ後に必ず見る
小物は、大きめに作ると誤飲の心配が減ります。たとえば、ボタンの代わりに大きめの紙のお皿を作る、ビーズの代わりに紙粘土の大きなお菓子を作る、などです。ミニチュアの小ささにこだわらず、「持ちやすい大きさ」で考えると、子どもも扱いやすいです。
積み木と組み合わせて遊ぶ場合は積み木の代わりになるもの、ほかの手作り遊びはボードゲームを自作するも合わせてどうぞ。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ドールハウスは「完成させる」より「作る時間を一緒に楽しむ」ほうが大事だと思います。途中のままで遊んでいても、それはそれで立派な作品ですよね』
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家具や小物を作りたくなったら買い物カートのおもちゃを100均の材料で、積み木遊びは積み木の代わりになるもの、貼る時のボンドは木工用ボンドの代わりになるもの、遊びの手作り繋がりでボードゲームを自作するもあわせてどうぞ。
まとめ:部屋を1つずつ作って重ねる。切る・貼るは大人、飾るのは子ども
- 段ボールで部屋を1つずつ作る。重ねたり並べたりして家にする
- 設計は人形の大きさ・部屋の広さ・開ける面の3つ
- 何歳からは手の動きで見る。小さな物を口に入れないかも大事
- カッターとグルーガンは大人が使う。子どもは飾り付け担当
- 小さい部品は数えて、手の届かない所に。大きめの小物にする
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手順を1枚にまとめています。



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