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夜中にトイレの電気をつけたら、床のすみに、背中の丸い大きな虫がいた。長い触角と、バネのような後ろ脚。しかも、近づくとぴょんと跳ねる。そんな場面に出くわしたら、固まってしまいますよね。
先に結論をひとつ。カマドウマは暗くて湿った所を好むと言われていて、トイレや浴室、床下に近い場所に出ることがあります。見つけたら、容器をかぶせて、紙を差し込み、外の植え込みへ。跳ねるので、追いかけないのがコツです。見つけた時の出し方、トイレに出る理由、入口、汚い・臭いが気になる時のことを、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:トイレで見つけた人|なぜ出るのか知りたい人|入口を知りたい人|汚い・臭いが気になる人|何度も出る人|集合住宅の人
見つけた時の出し方——容器をかぶせる→紙を差し込む→外の植え込みへ
カマドウマは、驚くとぴょんと大きく跳ねます。手で捕まえようとしたり、追いかけたりすると、かえって跳ね回って、手がつけられなくなってしまうんです。順番は次の3つです。
- 容器をかぶせる。透明なプラケースやコップを、上からそっとかぶせます
- 紙を差し込む。容器と床(または壁)の間に、厚紙をすべらせるように差し込みます
- 外の植え込みへ。容器と紙を一緒に持って外へ運び、植え込みの近くで逃がします。逃げたあとは追いかけません
ポイントは、素手で触らないことと、殺したり傷つけたりしないことです。容器をかぶせる時は、勢いよく叩きつけず、静かに置くようにします。跳ねて逃げられてしまった時は、無理に追わず、あきらめて大丈夫です。電気を消してドアを開けておくと、自分で出ていくこともあります。
暗いトイレで見つけた時は、まず電気をつけて、落ち着いて場所を確かめます。容器は、浅い物より、深さのある物の方が、跳ねても出にくくて使いやすいんです。透明な物なら、中の様子も見えて安心です。夜中にトイレへ行く時は、電気をつけてから入ると、足元の虫に気づきやすくなります。
子どもが怖がっている時は、「大丈夫、外へ帰ってもらうよ」と声をかけて、大人が対応します。大きな声を出さず、静かに動く方が、虫も驚きにくくなります。
触ってしまった時は、石けんで手を洗い、洗う前に目や口をこすらないようにします。小さな子どもがいる家では、見つけたら大人が対応してください。猫や犬、小鳥などのペットが近づかないようにして、気になることは獣医さんに相談しましょう。
なぜトイレに出る?——暗さ・湿気・床下に近いすき間
カマドウマは、暗くて湿った所を好むと言われています。トイレは、この条件が重なりやすい場所なんです。
- 暗い。窓が小さく、夜は特に暗い
- 湿り気がある。水を使う場所で、床や壁に水けが残りやすい
- 換気が弱い。空気がこもると、湿気も抜けにくくなります
- 床下に近い。配管まわりのすき間が、床下や外とつながっていることがあります
家の中でも、トイレや洗面所、脱衣所、玄関の隅などに出やすいと言われます。出やすいのは、暗くなってからの時間帯だと言われています。「なぜうちのトイレに?」と思うかもしれませんが、家が汚れているからとは限りません。暗くて湿った所がたまたまあった、というだけのことが多いんです。
どこから入る?——換気口・配管のすき間・ドアの下
入口は、外や床下とつながるすき間です。トイレなら、次の3か所をまず見てみてください。
| 場所 | 見るところ | 考え方 |
|---|---|---|
| 換気口 | 外とつながる口に、すき間や破れがないか | 自分で外せない所は、管理会社や専門の業者に相談 |
| 配管のまわり | 床や壁から配管が出る所のすき間 | 床下や壁の中に続く所は、自分でいじらない |
| ドアの下 | ドアと床の間のすき間 | すき間テープなどで調整できる場合も |
ドアまわりのすき間の埋め方は隙間テープの貼り方と剥がし方が参考になります。外から入る道を1つふさぐだけでも、家の中に出る回数が変わることがあります。
汚い? 臭い?——触ったら手洗い、見つけた所を拭く
「カマドウマって、汚いんじゃない?」「なんだか臭う気がする」と気になる人もいます。生き物に触れたあとは、どんな虫でも手を洗うのが基本です。
- 素手で触らない。見つけたら、第1章の手順で外へ出します
- 触ったら、石けんで手を洗う。洗う前に目や口をこすらないようにします
- 見つけた所を拭く。手袋をして、使い捨ての紙で拭きます
- 洗剤は表示どおりに。トイレ用の洗剤を使う時も、換気をして、塩素系と酸性の洗剤は絶対に混ぜません
- 拭いたあとは手を洗う。手袋を外したあとも洗います
においが気になる時は、見つけた所と、その周りの床や壁を拭いておくと気持ちが落ち着きます。体調が気になる時や、目や口に入ったかもしれない時は、医療機関に相談してください。
何度も出る時——換気と水けを見直す
暗くて湿った所を好むなら、湿気を減らすのがいちばんの近道です。
- 換気扇を回す。トイレを使ったあとだけでなく、時々まわして空気を入れ替えます
- 床の水けを拭く。トイレの床に水がはねていたら、乾いた布で拭き取ります
- マットやカバーを洗う。湿ったままだと、居心地のいい場所になりがちです
- 水まわりの水漏れを見る。タンクまわりや給水ホースから水がにじんでいないか確認します
- 隅や収納の下を見る。便器の裏や、収納棚の下など、掃除のついでに湿った所がないか見ておきます
水まわりの様子は、ウォシュレットのホースの水漏れで、漏れる場所の見分け方がまとめてあります。自分で触っていい範囲も書いてあるので、確認してみてください。
家の中に段ボールを積んで置いている場合は、湿気を呼びやすいので、置き方に気をつけましょう。保存水を段ボールのまま置いていい?は、段ボールを置く時の条件を整理した記事です。
集合住宅の人へ——共用部と床下は管理会社へ
マンションやアパートでは、共用の廊下や換気口、配管のスペース、床下の点検口などは、自分で手を入れられないことがあります。
- 共用部や床下は管理規約と管理会社へ。気になる時は、管理会社や管理組合に相談します
- 点検口を自分で開けない。勝手に開けると、決まりに反することがあります
- 壁や床に穴を開けない。賃貸では、原状回復のこともあるので、先に確認を
ゆきこ( ゚Д゚)『跳ねるのが怖いのは当たり前ですよね。「追いかけない」と先に決めておくだけで、気持ちがだいぶ違うと思います』
💡 この困りごとへの提案
見つけた虫を外へ運ぶ時は、中が見える小さな透明のプラケースが1つあると、紙も差し込みやすく便利です。トイレの近くに置いておくと、慌てずに済みます。
あわせて読みたい
トイレまわりの水の様子はウォシュレットのホースの水漏れ、ドアや窓のすき間は隙間テープの貼り方と剥がし方、段ボールの置き方は保存水を段ボールのまま置いていい?にまとめています。カマドウマの大きさや、コオロギとの違いを知りたい時はカマドウマの大きさと見分け方へどうぞ。
まとめ:容器をかぶせて紙を差し込み、外の植え込みへ。追いかけない
- 容器をかぶせ、紙を差し込み、外へ。跳ねるので追いかけない
- 暗くて湿った所を好む。トイレは条件が重なりやすい
- 入口は換気口・配管のまわり・ドアの下。自分でいじれない所は管理会社へ
- 素手で触らない。触ったら石けんで手洗い。見つけた所は手袋で拭く
- 換気と水けを見直す。殺さず、外の植え込みへ戻す
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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