【漫画で解説】銀杏を拾ったら——果肉の取り方・洗い方・干し方と、手がかぶれない扱い方

食

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

公園や街路樹の下に銀杏がたくさん落ちていて、つい拾って帰ったものの、袋の中から強いにおいがしてきて「このあと、どうすればいいんだろう」と手が止まってしまうことがありますよね。初めての下処理は、どこから手をつけるかが分かりにくいものです。

先に結論をひとつ。銀杏の外側にある黄色い果肉は、素手で触らないこと。かぶれることがあると言われているので、厚手の手袋をして、できれば拾った日のうちに果肉を外すのが楽です。果肉を取る、洗う、干す、の順番に、図と早見表で見ていきましょう。においが手や靴についた時の消し方は銀杏の臭いの理由と消し方にまとめています。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ拾ってきたばかり→袋は二重。その日に果肉を外す第1章へ ▶かぶれたくない→厚手の手袋。素手では触らない第2章へ ▶果肉の取り方と洗い方→水に浸けて手袋でもむ第3章へ ▶干し方が知りたい→広げて日陰で乾かす第4章へ ▶拾ってよい場所は?→ルールを先に確かめる第5章へ ▶

ケース別に読む:拾ってきたばかりの人|かぶれたくない人|果肉の取り方・洗い方を知りたい人|干し方を知りたい人|拾う場所と時期を知りたい人

4コマ漫画:銀杏を拾ったら(手袋をはめる・水に浸ける・網で受ける・赤みは受診)

拾ったらまず何をする?——袋は二重に、その日のうちに果肉を外す

拾った銀杏は、そのまま置いておくと、果肉がつぶれて、においが部屋や車の中に広がりがちです。持ち帰る袋は二重にして口をしばり、できればその日のうちに、果肉を外す作業まで進めましょう。時間がたつほど果肉が殻に張りついて、取りにくくなりやすいからです。

家に着いたら、袋のまま玄関先やベランダなど、風が通る外の場所に置いてください。バケツや洗い桶を用意して、手袋をはめてから袋を開けます。袋の外側にも果肉の汁がついていることがあるので、袋を持つときも素手は避けるのが安心です。

作業する日の服は、汚れてもよい長袖にしておくと楽です。果肉の汁がはねても、肌に直接つきにくくなります。エプロンや古いTシャツを一枚かぶせるのも、手軽な方法です。

かぶれないために——持ち物と注意の早見表

銀杏の果肉にふれて、手や腕がかゆくなったり赤くなったりすることがあると言われます。体質で差があるので、「自分は平気」と決めつけずに、はじめから守りの形で作業するのが無難です。作業ごとの持ち物と注意を、表にしました。

作業 あると安心な物 気をつけること
拾う トング、ビニール袋(二重)、厚手の手袋 素手でつままない。車の来ない安全な場所で。目をこすらない
運ぶ 口をしばれる袋、バケツ 袋の外側の汚れにも注意。車内に置くときは口を固くしばる
果肉を取る 厚手の手袋、バケツ、古い歯ブラシ、網やザル 薄い手袋は破れやすいので、厚手か二重に。汁がはねるので長袖で
洗う ザル、水を替えられる容器 果肉を排水口に流さない。洗い終わるまで手袋は外さない
干す 新聞紙、ザル、風通しのよい日陰 ペットや小さな子どもの手が届かない所に。においが気になる時は軒下へ

表のなかでも、いちばん大事なのが手袋です。台所用のうすい使い捨て手袋は、もんでいるうちに破れて、果肉が手についてしまうことがあります。厚手のものを選ぶか、うすいものを二重にすると安心です。袖口から汁が入らないように、手袋の口を袖の外に出すのもコツです。

  • 果肉が肌についたら、すぐにたっぷりの水と石けんで洗い流します
  • 作業中は、顔や目をこすらないようにします。ふれた手袋で、うっかり触ってしまうことがあります
  • 赤み・かゆみ・ぶつぶつが続くときは、我慢せずに皮膚科に相談してください
  • 子どもには果肉を触らせず、作業の場所にも近づけないようにします

💡 この困りごとへの提案

ふだんから肌が弱い人や、ほかの植物でかぶれたことがある人は、無理をせずに誰かに頼むか、作業を見送る選択もありますよ。


果肉を素手で触らないための厚手の手袋をAmazonで探す

Yahoo!ショッピングでも探して比べる

果肉の取り方と洗い方——水に浸けて柔らかくしてから、手袋でもむ

果肉を外すときは、いきなりこすり落とそうとせず、バケツの水に浸けて柔らかくしてからもむと楽です。浸ける時間は、銀杏の状態や気温で変わるので、「手で押すと果肉がつぶれやすくなったら」を目安にしてください。流れを図にしました。

果肉を取る→洗う→干す取水に浸けてもむ厚手の手袋で柔らかくなってから→洗水を替えて洗う排水口に流さない網で受けて袋へ→干広げて日陰で重ねずに広げる日数は天気で変わる
  1. 厚手の手袋をして、バケツに水をはり、銀杏を入れて浸けます
  2. 果肉がゆるんできたら、手袋の手でもんで、殻から果肉を外します。固く残る所は、古い歯ブラシでこすると取れやすくなります
  3. 外れた果肉は、網かザルで受けて、水の中に沈めたままにしないで集めます
  4. 殻だけになった銀杏を、水を替えながら何度か洗って、ぬめりが残らないようにします

洗うときに気をつけたいのは、果肉を排水口に流さないことです。果肉が排水口やトラップにたまると、詰まりやにおいの原因になりがちです。網で受けて袋に集め、口をしばって、お住まいの自治体の分別(可燃ごみなど)に従って出してください。バケツの汚れた水は、庭の隅などに流さず、様子を見ながら少しずつ捨てるとにおいが広がりにくくなります。

洗い終わった道具は、そのあと別の用途に使わないほうが無難です。バケツや歯ブラシは、銀杏用として取り分けておきましょう。

干し方——新聞紙やザルに広げて、風通しのよい日陰で

洗った銀杏は、そのまま置くとカビやすいので、水気を切ってから、新聞紙やザルに重ならないように広げて乾かします。置き場所は、雨の当たらない風通しのよい日陰や軒下が基本です。日なたに出す場合も、夜は取り込んで、夜露やにおいで悩まないようにします。

干し上がりの目安は日数ではなく様子まだ干す殻がしっとり触ると湿り気ぬめりが残るうちは続ける乾いてきた目安殻が白っぽい軽くて乾いた音天気と気温で日数は変わる

干し上がりの目安は、殻が白っぽくカラカラに乾いて、手にとると軽く、振ると乾いた音がする状態です。何日で乾くかは、天気や気温、置き場所で変わるので、日数ではなく様子を見てください。雨が続くときは、屋内の風が通る所に移して、湿らせないようにします。

乾いた銀杏は、次の段取りに進めます。殻を割る方法は銀杏の殻の割り方、レンジで加熱するなら封筒がない時のレンジのやり方、フライパンなら殻つきのままフライパンでへ。すぐに食べない分の置き方は銀杏の保存に、基本の下処理は銀杏の下処理にあります。

拾う場所と時期——ルールを先に確かめてから

銀杏が実る時期は秋ですが、地域や年によって前後します。「この日から」と決められるものではないので、近所の木の様子を見て、実が落ち始めたころを目安にしてください。

  • 公園や街路樹。拾ってよいかどうかは、自治体や管理者のルールで決まっています。禁止している所もあるので、看板や市区町村の案内を先に確かめます
  • 神社・お寺の境内、私有地。持ち主や管理する人の許可をもらってから
  • 道路の脇。車や自転車に注意して、歩道の安全な側で。しゃがみ込んで道に出ないようにします
  • 木の枝をゆらさない。高い所の実を落とそうと木をゆすったり、棒でたたいたりするのは、まわりの人の迷惑や事故のもとです

拾うのは、食べきれる量だけにしておくと、あとの作業も楽です。たくさん拾いすぎて、果肉を外す作業が追いつかなくなるのは、よくある流れなんです。

ゆきこ( ゚Д゚)『銀杏拾いは、気持ちの余裕がある日に、手袋と袋を先に用意してから始めるのがいちばん安全だと思います。拾う前に、においの覚悟もしておきましょう』

あわせて読みたい

においが手や靴についてしまった時は銀杏の臭いの理由と消し方、割って食べる段取りは銀杏の殻の割り方と封筒なしのレンジ、保存の考え方は銀杏の保存にまとめています。

まとめ:果肉は素手で触らない。水に浸けて手袋でもみ、洗って干す

  1. 果肉は素手で触らない。厚手の手袋か二重にして、肌についたらすぐ洗う
  2. その日のうちに果肉を外す。バケツの水に浸けて、柔らかくなってからもむ
  3. 果肉は排水口に流さない。網で受けて袋に集め、自治体の分別で出す
  4. 広げて日陰で乾かす。日数ではなく、殻が白っぽく乾いた様子で見る
  5. 赤み・かゆみが続けば皮膚科へ。拾う場所のルールも先に確認する

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

銀杏を拾ったあとの早見表:外側の黄色い果肉は素手で触らず、厚手か二重の手袋と長袖で作業する。肌についたらすぐ洗い流し、赤みやかゆみが続く時は皮膚科へ。拾ったらその日のうちに、バケツの水に浸けて柔らかくしてから手袋でもんで果肉を外す。果肉は網で受けて袋に集め、排水口に流さず自治体の分別で出す。水を替えて洗い、新聞紙やザルに広げて風通しのよい日陰で乾かす。日数は天気で変わり、殻が白っぽく乾いて軽くなるのが目安。公園や街路樹は自治体や管理者のルールを確認し、私有地や境内は許可をもらい、道路では車に注意する

コメント

タイトルとURLをコピーしました