【図解あり】牛乳で作った生チョコが固まらない時——分量の目安と、ここから固める3つの方法

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生クリームがなくて牛乳で作ったら、冷蔵庫に入れても、いつまでたってもとろとろのまま。そんなことも起こりがちです。牛乳で作った生チョコが固まらないと、「失敗した」と落ち込みますよね。でも、ここからでも固められることが多いんです。

先に結論をひとつ。牛乳は生クリームより水分が多いので、固まらないのは材料の性質によるもの。チョコの割合を多めにすれば固まりやすくなります。すでにゆるい生チョコは、時間をおく、溶かしたチョコを足す、冷凍庫で冷やし固めてから冷蔵へ、の3つの方法で立て直せます。原因、分量の考え方、3つの方法を、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へなぜ固まらないの?→牛乳は水分が多いから第1章へ ▶次は失敗したくない→チョコを多めにして作る第2章へ ▶全体がゆるいまま→固める3つの方法を試す第3章へ ▶どうしても固まらない→別の食べ方に変える第5章へ ▶

ケース別に読む:原因を知りたい人|次は失敗したくない人|今すぐ固めたい人|チョコを足す手順を見たい人|どうしても固まらない人

生チョコが牛乳で固まらないのはなぜ——水分が多く、冷やし足りない

生チョコが固まる仕組みは、チョコの中の油(カカオバター)が冷えて固まることで、全体を支えているというものです。生クリームはクリーム自体にも油が含まれているので、固まる力が加わります。一方、牛乳は水分が大部分。チョコに対して牛乳が多いと、水分が油の固まりをゆるめてしまい、冷やしてもやわらかいままになりやすいんです。

固まらない原因 見分け方 対処の方向
牛乳に対してチョコが少ない 全体がとろとろ、スプーンですくえる 溶かしたチョコを足す(第4章)
冷やす時間が足りない 表面は固まっているが中がゆるい 時間をおく。冷凍庫も使う
温かいまま冷蔵庫に入れた 周りだけ固まり、中が温かい感じ 粗熱をとってから、時間をおく
牛乳が多めに入った レシピの分量より水分が多かった チョコを足して混ぜ直す

寒天がなかなか固まらない時と似た悩みですが、固まる仕組みはまったく別です。寒天の場合は寒天が固まらない原因で確かめてみてください。

もうひとつ見落としやすいのが、チョコの種類です。ミルクチョコは、ビターのチョコよりもカカオの割合が低く、砂糖やミルクの成分が多い分、固まる力が弱くなりがちです。牛乳とミルクチョコの組み合わせは、特にゆるくなりやすい組み合わせだと覚えておくと、分量を決める時に役立ちます。ホワイトチョコも同じように固まりにくいので、牛乳で作るならチョコをさらに多めにすると安心です。

牛乳で作る時の分量の目安——チョコは多めにする

牛乳で生チョコを作る時は、生クリームを使うレシピよりも、チョコを多めにするのが基本とされています。牛乳の水分を、チョコの油の量で受け止めるイメージです。

使う液体 チョコの量の考え方 仕上がりの傾向
生クリーム レシピの標準どおり なめらかで固まりやすい
牛乳 チョコ多め やや軽い口当たり。チョコを増やすほど固まりやすい

牛乳は、冷たいままチョコに加えると温度差で固まりかけたり、分離したりしやすくなります。レシピに牛乳とあれば、小鍋やレンジで湯気が立つくらいに温めてから、溶かしたチョコに少しずつ加えると、なめらかに混ざります。熱い牛乳を扱うので、やけどにはくれぐれも気をつけてください。

細かい比率は、使うチョコの種類(ビター、ミルク)や牛乳の量で変わるので、手元のレシピに「牛乳で作る場合」の分量が書いてあれば、そちらを優先してください。書かれていない場合は、迷ったらチョコを少し多めに。固まりすぎた時は、生チョコとしてはやや固くなりますが、食べにくくはなりません。生クリームを使う場合の選び方は生チョコの生クリームはどれを使う?にまとめています。

今ゆるい生チョコを固める3つの方法——時間・チョコ・冷凍庫

すでに作ってしまって、型の中でゆるいまま。そんな時は、次の3つを、手軽な順に見ていきましょう。どれも、まず慌てないことが大切です。生チョコは、冷えるまでに思ったより時間がかかる食べ物なので、入れた直後はゆるく見えて当たり前なんです。

固める3つの方法は「時間→チョコ→冷凍庫」①冷蔵で時間をおくまずはゆっくり冷やすふたやラップをして庫内の奥へ→ いちばん手軽→②チョコを足す溶かしたチョコを加える全体を温めて混ぜ直すなじんだらもう一度冷やす→ 確実に固まりやすい→③冷凍庫で固める短時間で一気に冷やす固まったら冷蔵へ移す冷凍のまま置かない→ 急ぐ時に
  1. 冷蔵庫で時間をおく。表面だけ固まって中がゆるい時や、温かいうちに入れた時は、時間が解決することが多いです。数時間〜ひと晩を目安に、ふたやラップをして置きます
  2. 溶かしたチョコを足して混ぜ直す。全体がとろとろの時の、いちばん確実な方法です。手順は次の章で
  3. 冷凍庫で冷やし固めてから、冷蔵に移す。急ぐ時は冷凍庫でも固まりますが、そのまま置くと水滴や白い粉(ブルーム)が出ることがあるので、固まったら冷蔵に移して。冷凍庫から出した直後の硬い生チョコを切る時は、包丁が滑らないよう、少し置いてからまな板の上で押さえて切ってください

急いでいる時の冷蔵と冷凍の使い分けは、生チョコを早く固める方法にまとめています。型から流し込んで冷やす時、金属のバットだと熱が伝わりやすく、固まるのが早くなります。

チョコを足して混ぜ直す手順——温めて、足して、なじませる

チョコを足す手順は「温める→足す→冷やす」①少し温めるボウルに戻して湯せんまたはレンジを短く熱くしすぎない→ やけどに注意→②溶かしたチョコを足す少しずつ入れる中心から小さく混ぜるゴムべらで静かに→ 一度に入れない→③型に流して冷やすなじんだら型へ粗熱をとってから冷蔵庫でじっくり→ 時間をかける
  1. ゆるい生チョコをボウルに戻し、湯せんか、短いレンジ加熱で少し温める(熱くしすぎない)
  2. 別に溶かしたチョコを、少しずつ足す。ゴムべらで中心から小さく混ぜる。油が浮いてきた時は生チョコが分離した時の直し方の手順が使えます
  3. 全体がなじんだら型に流し、粗熱をとってから冷蔵庫でじっくり冷やす

足すチョコは、板チョコを細かく刻んでから溶かすと、短い時間でなめらかになります。刻みが大きいと溶け残りができて、焦って混ぜすぎる原因になるので、ここは手間をかけたいところです。足した後は、ボウルの側面や底にこびりついた部分までゴムべらで集めて、全体を均一にしてから型に移してください。

お湯やレンジ後の器は熱いので、ふきんを使ってください。小さい子と作る時は、熱い物を扱う部分は大人の担当にします。

それでも固まらない時は——スプーンで食べる・トリュフ・ホットチョコ

いろいろ試しても、固まりきらないこともあります。そんな時は、生チョコとして切り分けて渡すのは諦めて、別の食べ方に変えると無駄になりません。

  • スプーンですくって食べる。小さな容器に入れれば、とろとろのチョコのデザートになります
  • トリュフの中身にする。冷やして丸められる固さになれば、ココアなどをまぶして
  • ホットチョコレートにする。牛乳に溶かすだけ。ただし焦げたにおいがする物は食べないでください

できあがりは冷蔵して、早めに食べきるのが基本です。保存の考え方はチョコレートの保存と、パッケージの表示で確かめてください。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、牛乳で作るなら「チョコ多め」と決めておくだけで、失敗はだいぶ減るはずですよね』

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冷やし固める容器は、熱が伝わりやすい金属のバットがあると、固まる時間が短くなります。型から外しやすいのもうれしい点です。


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あわせて読みたい

生クリームを使いたい人は生チョコの生クリームはどれを使う?、急いで固めたい人は生チョコを早く固める方法、油が浮いてしまった人は生チョコが分離した時の直し方にまとめています。

まとめ:牛乳はチョコ多めに。ゆるい時は時間・チョコ・冷凍庫の順に

  1. 牛乳は水分が多いので、固まりにくい。チョコを多めにするのが基本
  2. まずは冷蔵庫で時間をおく。粗熱をとってから、数時間〜ひと晩
  3. 全体がゆるいなら、溶かしたチョコを足す。中心から小さく混ぜる
  4. 急ぐ時は冷凍庫で固めて冷蔵へ。切る時は包丁が滑らないよう注意
  5. 固まらなければ別の食べ方へ。冷蔵して早めに食べきる

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

牛乳で作った生チョコが固まらない時の早見表:牛乳は生クリームより水分が多く、チョコの割合が少ないとやわらかいままになる。牛乳で作る時はチョコを多めにする。ゆるい時の3つの方法は、冷蔵庫で数時間からひと晩時間をおく、溶かしたチョコを少しずつ足して中心から混ぜ直す、冷凍庫で冷やし固めて固まったら冷蔵に移す。チョコを足す手順は、温める、足す、型に流して冷やす。それでも固まらない時はスプーンで食べる、トリュフの中身にする、ホットチョコレートにする。熱い物はやけどに注意し、冷凍庫から出した直後に切る時は包丁が滑らないようにする。冷蔵して早めに食べきる

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