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川や池のほとりに、灰色の大きな鳥がじっと立っている。夕方になると、似たような鳥が飛んでいく。「あれはアオサギ? それともゴイサギ?」と、名前が気になった人は多いと思います。どちらもサギのなかまで、水辺にいて、遠くから見ると灰色っぽい。迷って当然なんです。
先に結論をひとつ。アオサギは首と足が長く、背の高い灰色のサギ。ゴイサギは首が短くずんぐりして、背中が紺色っぽく、目が赤いと言われます。さらにゴイサギは、夕方から夜に動くことが多いと言われるので、見た時間帯も手がかりになります。ただ、ゴイサギの若い鳥は茶色に白い点が入っていて、まるで別の鳥に見えます。順番に、整理していきましょう。
ケース別に読む:違いを一覧で知りたい人|背が高く首が長い鳥だった人|ずんぐりした鳥だった人|茶色の鳥・白黒の大きな鳥だった人|水辺の観察の決まりを知りたい人
違いは首・背の色・目——見分けの早見表
見分けるポイントは、首の長さ、背の色、目の色、活動する時間です。大きさも違いますが、水辺では遠近が分かりにくいので、まずは形で見るのが確実です。目安として、アオサギは「カラスよりずっと大きい」、ゴイサギは「カラスより少し大きいくらい」と言われます。
| 見る所 | アオサギ | ゴイサギ |
|---|---|---|
| 体つき | 首と足が長く、背が高い | 首が短く、ずんぐりしている |
| 色 | 全体が灰色で、首は白っぽい | 背中が紺色っぽく、お腹は白っぽい |
| 目 | 目立たない | 赤い |
| 頭 | 黒い線が後ろへ伸びる | 後ろに白い細い飾り羽があると言われる |
| よく見る時間 | 昼に水辺で立っている | 夕方から夜が多いと言われる |
水辺で立つアオサギは、首をすっと伸ばしている時と、肩にうずめるように縮めている時があります。縮めていると、首が短く見えてゴイサギと迷うことがあります。そんな時は、足の長さと、全体の背の高さを見てください。足が長くて背が高ければ、アオサギの可能性が高いです。
同じ水辺に、アオサギとゴイサギが並んでいることもあります。そんな時は、大きさの差がそのまま比べられるので、むしろ見分けやすい場面です。双眼鏡で「首」と「目」まで見えれば、名前はほぼ決まります。迷ったら、まず首から見る。それだけ覚えておけば大丈夫です。
アオサギ——首と足が長く、灰色で背が高い
アオサギは、日本で見られるサギの中でも大きい部類と言われます。川や池、田んぼ、海辺など、浅い水のある場所で、じっと動かずに立っていることが多い鳥です。名前に「アオ」とありますが、体は青というより、青みがかった灰色です。
飛ぶ時は、首をS字に折りたたんで、ゆったりと羽ばたきます。ツルやコウノトリのように首を伸ばしたまま飛ぶのとは違うので、飛んでいる姿でも見分けの手がかりになります。ゆっくり大きく羽ばたく姿は、遠くからでも目立ちます。
水辺に長く立っているのは、魚や小さな生き物をねらっているからと言われます。じっと動かないので、置物のように見えることもあるほど。その様子を、離れた場所から静かに眺めているだけでも、ずいぶん楽しい時間になります。
ゴイサギ——首が短く、目が赤い。夕方から夜の鳥
ゴイサギは、アオサギより小さく、首が短くずんぐりして見えます。背中が紺色っぽい黒で、翼は灰色、お腹は白っぽい、という配色です。近くで見られたら、目が赤いのも大きな手がかりです。
昼間は、木の枝や岸辺の陰でじっとしていて、夕方から夜に動くことが多いと言われます。昼にぼんやり立っている鳥は、動きが少ないので、ゴイサギと気づかないこともあります。「夜に空から、鳥の声がする」という話題で名前が出ることがありますが、声だけで鳥の種類を決めるのは難しいので、姿で確かめたいところです。夜の水辺は暗くて足元が危険なので、暗くなってからは近づかないようにしてください。
茶色の鳥・白黒の大きな鳥——ゴイサギの若い鳥、ササゴイ、コウノトリ
ゴイサギの若い鳥は、体が茶色で、白い点がたくさん入っていることがあります。大人のゴイサギとは色がまったく違うので、別の鳥に見えます。体つきがずんぐりして、首が短いという形は同じなので、色だけでなく形を見ると、つながります。
ササゴイは、ゴイサギより小さく、背のあたりが緑がかった黒っぽい色に見えると言われます。夏に見られることが多い鳥と言われ、若い鳥も含めて、ゴイサギと見分けにくいことがあります。どちらか迷う時は「小さめのサギのなかま」として記録しておき、無理に決めなくて大丈夫です。
もうひとつ、「アオサギとコウノトリを間違えた」という話もあります。コウノトリは、白い体に、黒い翼の端、太くて長い黒いくちばし、赤い足の大きな鳥です。アオサギの灰色とは、色がまったく違います。コウノトリは数が限られていると言われ、見られる場所も限られています。もし見られたら、近づかずに、自治体や保護に取り組む団体の案内を見てください。
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川や池で観察する時の決まり——柵の外に出ない、子どもは大人と一緒
水辺で観察する時の決まりを、最初に確認しておきます。川・池・田んぼでは、柵の外に出ない。子どもは必ず大人と一緒。足元に気をつける。この3つです。水辺の岸は、見た目より滑りやすく、深さも分かりません。鳥をよく見ようと、一歩前に出るのは危険です。
鳥そのものについては、野鳥は法律で守られています。捕まえない、飼わない、えさをやらない、巣に触らない。サギのなかまは、木の上に集まって巣をつくることがあります。巣のそばでは鳥が神経質になるので、近づかず、長居もしません。鳥が首を伸ばして警戒するようなら、それが「近すぎる」の合図です。
公園や用水路の周りは、管理するところのルールに従ってください。他人の田んぼや畑、私有地には入らないこと。犬の散歩では、リードを短く持って水辺に近づかないように。飼っている猫や小鳥にも、野鳥を近づけないでください。落ちている羽や、巣を持ち帰ることも、やめておきましょう。
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観察した鳥の姿を、写真で残して印刷して、図鑑のように貼っておく人もいます。そんな時に、家のプリンターが無線でつながらなくなったら、プリンターが無線でつながらない時の切り分け方が助けになります。
💡 この困りごとへの提案
水辺の鳥を遠くから見たい人には、手のひらに収まる、小さな双眼鏡が候補になります。
冬の水辺は風が冷たく、手がかじかむと双眼鏡も持ちにくくなります。防寒をして、長居しすぎないのも、安全な観察のうちです。足元が凍ったり、濡れたりしている日は、無理せず切り上げましょう。
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まとめ:首の長さと背の高さ、目の色、時間帯の順に見る
- アオサギは首と足が長く、背の高い灰色のサギです。昼に水辺で立っています
- ゴイサギは首が短くずんぐり。背が紺色っぽく、目が赤いと言われます
- ゴイサギの若い鳥は茶色に白い点。別の鳥に見えても、体つきは同じです
- 白と黒で大きい鳥はコウノトリかも。近づかず、自治体の案内を見ます
- 水辺では柵の外に出ない。子どもは大人と一緒。暗くなったら近づきません
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手順を1枚にまとめています。



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