オニヤンマとコオニヤンマの違い——目のつき方と大きさで見わける

生活

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水辺で大きなトンボを見かけると、「これはオニヤンマかな、それともコオニヤンマかな」と気になりますよね。名前がそっくりなので、「小さいオニヤンマがコオニヤンマ」と考えて調べ始める人も多いようです。

先に結論です。名前は似ていますが、別のなかまです。オニヤンマは左右の目がくっついているのが目印で、日本でいちばん大きいトンボとして知られます。コオニヤンマはサナエトンボのなかまで、左右の目が離れています。大きさよりも、目のつき方を見るのが、分かりやすい見分け方です。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ大きなトンボの名前が知りたい→左右の目がくっつくか見る第1章へ ▶小さいオニヤンマ?と思った→別のなかま・目のつき方で見る第2章へ ▶止まった所を撮りたい→頭が写る向きで撮る第3章へ ▶水辺に観察に行く→柵の外に出ない・ヤゴを持ち帰らない第4章へ ▶

ケース別に読む:名前が知りたい人|コオニヤンマは小さいオニヤンマ?と思う人|写真を撮りたい人|水辺に観察に行く人|子どもと一緒に見る人

4コマ漫画|オニヤンマとコオニヤンマ、目で見わけるひと目見て大きなトンボどっちかな?名前が似ていて迷う1やりがちなNG大きさで決めよう大きさだけで決めない2正しい対処目を見ると分かるかな左右の目がくっつくか3見たあとは写真に撮って図鑑で確認近づかず写真で確かめる4

見分けの早見表——左右の目がくっつくか、離れているか

見る所は、ほぼ1つです。頭の左右についた大きな目が、真ん中でくっついているか、間があいているかを見てみてください。

見る所 オニヤンマ コオニヤンマ
左右の目 くっついている 離れている
なかま 日本でいちばん大きいトンボとして知られる サナエトンボのなかま
大きさの目安 大きい オニヤンマより小さいことが多い
見分ける目印は、目のつき方オニヤンマ左右の目がくっついている1コオニヤンマ左右の目が離れている2止まった時に写真で頭を撮り目を見る3

あくまで目安です。目の様子は、真正面か上から見ないと分かりにくいので、遠くを飛んでいる姿だけで決めるのはむずかしいかもしれません。止まった時に頭の向きが変わるのを待って、見えた範囲で確かめてみましょう。

見る場所は、頭の左右の大きな目です。トンボの目は顔の大部分を占めるほど大きいので、くっついているのか離れているのかは、ちゃんと見えさえすれば分かりやすい特徴です。難しい専門用語は覚えなくても、「くっつく」か「離れる」かの二択で見られます。

どちらが正しいか決めきれない時は、無理に当てなくて大丈夫です。「目がくっついていたかどうか」だけをメモしておけば、あとで図鑑と見比べる時の手がかりになります。

大きさより目のつき方——「小さいオニヤンマ」ではありません

オニヤンマは、日本でいちばん大きいトンボとして知られています。そのため、大きい個体ならオニヤンマ、小さい個体ならコオニヤンマ、と考えたくなりますよね。けれども、トンボの大きさは見る距離や角度で感じ方が変わりますし、1匹だけを見て大きさを決めるのはむずかしいものです。

そこで頼りになるのが、目のつき方です。見る順番は、次の3つです。

  1. 頭の向きを待つ。止まった時に、頭が正面や上から見える向きになるのを待ちます
  2. 左右の目を見る。真ん中でくっついているか、間があいているかを確かめます
  3. 無理に近づかない。離れたまま、写真を拡大して確かめてもかまいません
大きさより、目のつき方で見るオニヤンマ日本でいちばん大きいトンボとして知られる1コオニヤンマサナエトンボのなかま2決め手は目大きさより目のつき方3

コオニヤンマの名前は、オニヤンマに似ていることから付いたと言われます。ただ、別のなかまなので、「小さなオニヤンマ」ではありません。名前の響きだけで同じなかまと考えず、目のつき方を手がかりにしてください。

図鑑を開いた時にも、この見方は役に立ちます。似た種類は近いページに載っていることがあるので、自分のメモ「目がくっついていた」「離れていた」と照らし合わせるだけで、候補が絞れます。写真があれば、さらに確かです。

同じ水辺には、ほかにも大きなトンボがいます。胸の黒い筋で見分けるなかまの話は、クロスジギンヤンマとギンヤンマの違いで確かめられます。

止まった所を写真に撮る——頭が写る向きで、離れて

目のつき方は、写真に撮ってから、ゆっくり見るほうが確かです。撮る時は、トンボが止まったのを見計らって、次の点を意識してみてください。

  • 頭が写る向きで撮ります。正面か、斜め上から頭が見える向きがねらい目です
  • 離れた所から撮ります。近づきすぎると、トンボが飛んでしまいます
  • 全体も1枚撮っておくと、体つきを図鑑と見比べるのに役立ちます

うまく撮れなくても、気にしなくて大丈夫です。トンボは動きが速いので、撮れない日のほうがむしろ多いくらいです。撮れなかった時は、「目が離れていたように見えた」「くっついていたように見えた」と、見えた様子をそのままメモに残します。

撮った写真は、スマホの画面を拡大して、目のあたりをじっくり見ます。目の間が開いているのか、くっついているのかが分かれば、見分けの大きな手がかりになります。日付と場所も一緒に残しておくと、あとで図鑑を開いた時に思い出しやすくなります。

水辺で観察する時の決まり——柵の外に出ない、ヤゴを持ち帰らない

オニヤンマやコオニヤンマを見られるのは、川や水路、池のまわりなど、水のある場所です。見るのに夢中になっても、足元の安全を先に確認してください。

  • 柵の外に出ない。水辺の縁は、ぬれて滑りやすいこともあります
  • 子どもは大人と一緒に。水辺では、子どもから目を離しません
  • 水に手を入れない。田んぼや水路の中にも入りません
  • トンボをつかまない。素手で捕まえず、見るだけにします
  • ヤゴを持ち帰らない。卵や幼虫、ヤゴを見つけても、そのままにします
  • 犬は放さない。短いリードで、水辺に近づけすぎないようにします
水辺の観察、3つの決まり柵の外に出ない足元がぬれてすべることもある1大人と一緒に子どもから目を離さない2つかまない見るだけにしてヤゴも持ち帰らない3

私有地や立入禁止の場所には入りません。足元の悪い所では、トンボを見ながら歩かず、立ち止まってから見上げましょう。日ざしの強い日は、帽子をかぶって、飲み物を持っていくと安心です。

子どもと一緒に見る時——「目はくっついてる?」を探す遊びに

子どもと一緒に見る時は、名前を当てることより、「目はくっついてるかな」「間があいてるかな」と、特徴を探す遊びにすると盛り上がります。見つけた特徴を言葉にするほうが、観察の力がつきます。

まずは水辺で、トンボを追いかけず、止まるのを静かに待つところから始めます。待っている間に、水面の様子や草の揺れを一緒に見るだけでも、よい時間になります。

ゆきこ( ゚Д゚)『大きなトンボは名前を当てたくなりますが、正直、目のつき方さえ見れば、迷いはかなり減ると思います。ただ、水辺では足元がいちばん大事ですよね』

💡 この困りごとへの提案

トンボのなかまを写真つきで見比べたい時は、昆虫図鑑が1冊あると便利です。頭や目のページを、撮った写真と並べて見てみてください。


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よくある疑問——大きいほうがオニヤンマ?

Q. 大きいトンボなら、オニヤンマですか?
大きさは見る距離や角度で感じ方が変わります。目のつき方を手がかりにしてください。

Q. コオニヤンマは、オニヤンマの子どもですか?
いいえ、別のなかまです。コオニヤンマはサナエトンボのなかまで、左右の目が離れています。

Q. 目が見えなかった時は、どうしますか?
無理に決めず、見えた様子をメモして、写真があれば図鑑と見比べます。

Q. 写真がうまく撮れません。
撮れない日があっても大丈夫です。止まった場所と見えた様子をメモしておけば、あとから調べられます。

Q. ヤゴを見つけたら、持ち帰っていいですか?
持ち帰らず、そのままにしてください。卵や幼虫にも触れません。

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まとめ:左右の目がくっつくかを見て、迷ったら写真で図鑑と見比べる

  1. 名前は似ていても別のなかま。コオニヤンマは「小さいオニヤンマ」ではありません
  2. オニヤンマは左右の目がくっつき、コオニヤンマは左右の目が離れています
  3. 大きさより目のつき方で見ます。止まった時に頭が写る向きで撮ります
  4. 迷ったら決めずに、見えた様子をメモして、図鑑と見比べます
  5. 水辺では、柵の外に出ず、子どもは大人と一緒に。ヤゴは持ち帰りません

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

オニヤンマとコオニヤンマの違いの早見表:名前は似ているが別のなかま。オニヤンマは左右の目がくっついているのが目印で、日本でいちばん大きいトンボとして知られる。コオニヤンマはサナエトンボのなかまで、左右の目が離れている。大きさは見る距離や角度で感じ方が変わるので、大きさより目のつき方で見る。止まった時に、頭が写る向きで写真を撮り、図鑑と見比べる。水辺では柵の外に出ない、子どもは大人と一緒、水に手を入れない、トンボはつかまない、ヤゴを持ち帰らない

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