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水辺で大きなトンボを見かけると、「これはオニヤンマかな、それともコオニヤンマかな」と気になりますよね。名前がそっくりなので、「小さいオニヤンマがコオニヤンマ」と考えて調べ始める人も多いようです。
先に結論です。名前は似ていますが、別のなかまです。オニヤンマは左右の目がくっついているのが目印で、日本でいちばん大きいトンボとして知られます。コオニヤンマはサナエトンボのなかまで、左右の目が離れています。大きさよりも、目のつき方を見るのが、分かりやすい見分け方です。順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:名前が知りたい人|コオニヤンマは小さいオニヤンマ?と思う人|写真を撮りたい人|水辺に観察に行く人|子どもと一緒に見る人
見分けの早見表——左右の目がくっつくか、離れているか
見る所は、ほぼ1つです。頭の左右についた大きな目が、真ん中でくっついているか、間があいているかを見てみてください。
| 見る所 | オニヤンマ | コオニヤンマ |
|---|---|---|
| 左右の目 | くっついている | 離れている |
| なかま | 日本でいちばん大きいトンボとして知られる | サナエトンボのなかま |
| 大きさの目安 | 大きい | オニヤンマより小さいことが多い |
あくまで目安です。目の様子は、真正面か上から見ないと分かりにくいので、遠くを飛んでいる姿だけで決めるのはむずかしいかもしれません。止まった時に頭の向きが変わるのを待って、見えた範囲で確かめてみましょう。
見る場所は、頭の左右の大きな目です。トンボの目は顔の大部分を占めるほど大きいので、くっついているのか離れているのかは、ちゃんと見えさえすれば分かりやすい特徴です。難しい専門用語は覚えなくても、「くっつく」か「離れる」かの二択で見られます。
どちらが正しいか決めきれない時は、無理に当てなくて大丈夫です。「目がくっついていたかどうか」だけをメモしておけば、あとで図鑑と見比べる時の手がかりになります。
大きさより目のつき方——「小さいオニヤンマ」ではありません
オニヤンマは、日本でいちばん大きいトンボとして知られています。そのため、大きい個体ならオニヤンマ、小さい個体ならコオニヤンマ、と考えたくなりますよね。けれども、トンボの大きさは見る距離や角度で感じ方が変わりますし、1匹だけを見て大きさを決めるのはむずかしいものです。
そこで頼りになるのが、目のつき方です。見る順番は、次の3つです。
- 頭の向きを待つ。止まった時に、頭が正面や上から見える向きになるのを待ちます
- 左右の目を見る。真ん中でくっついているか、間があいているかを確かめます
- 無理に近づかない。離れたまま、写真を拡大して確かめてもかまいません
コオニヤンマの名前は、オニヤンマに似ていることから付いたと言われます。ただ、別のなかまなので、「小さなオニヤンマ」ではありません。名前の響きだけで同じなかまと考えず、目のつき方を手がかりにしてください。
図鑑を開いた時にも、この見方は役に立ちます。似た種類は近いページに載っていることがあるので、自分のメモ「目がくっついていた」「離れていた」と照らし合わせるだけで、候補が絞れます。写真があれば、さらに確かです。
同じ水辺には、ほかにも大きなトンボがいます。胸の黒い筋で見分けるなかまの話は、クロスジギンヤンマとギンヤンマの違いで確かめられます。
止まった所を写真に撮る——頭が写る向きで、離れて
目のつき方は、写真に撮ってから、ゆっくり見るほうが確かです。撮る時は、トンボが止まったのを見計らって、次の点を意識してみてください。
- 頭が写る向きで撮ります。正面か、斜め上から頭が見える向きがねらい目です
- 離れた所から撮ります。近づきすぎると、トンボが飛んでしまいます
- 全体も1枚撮っておくと、体つきを図鑑と見比べるのに役立ちます
うまく撮れなくても、気にしなくて大丈夫です。トンボは動きが速いので、撮れない日のほうがむしろ多いくらいです。撮れなかった時は、「目が離れていたように見えた」「くっついていたように見えた」と、見えた様子をそのままメモに残します。
撮った写真は、スマホの画面を拡大して、目のあたりをじっくり見ます。目の間が開いているのか、くっついているのかが分かれば、見分けの大きな手がかりになります。日付と場所も一緒に残しておくと、あとで図鑑を開いた時に思い出しやすくなります。
水辺で観察する時の決まり——柵の外に出ない、ヤゴを持ち帰らない
オニヤンマやコオニヤンマを見られるのは、川や水路、池のまわりなど、水のある場所です。見るのに夢中になっても、足元の安全を先に確認してください。
- 柵の外に出ない。水辺の縁は、ぬれて滑りやすいこともあります
- 子どもは大人と一緒に。水辺では、子どもから目を離しません
- 水に手を入れない。田んぼや水路の中にも入りません
- トンボをつかまない。素手で捕まえず、見るだけにします
- ヤゴを持ち帰らない。卵や幼虫、ヤゴを見つけても、そのままにします
- 犬は放さない。短いリードで、水辺に近づけすぎないようにします
私有地や立入禁止の場所には入りません。足元の悪い所では、トンボを見ながら歩かず、立ち止まってから見上げましょう。日ざしの強い日は、帽子をかぶって、飲み物を持っていくと安心です。
子どもと一緒に見る時——「目はくっついてる?」を探す遊びに
子どもと一緒に見る時は、名前を当てることより、「目はくっついてるかな」「間があいてるかな」と、特徴を探す遊びにすると盛り上がります。見つけた特徴を言葉にするほうが、観察の力がつきます。
まずは水辺で、トンボを追いかけず、止まるのを静かに待つところから始めます。待っている間に、水面の様子や草の揺れを一緒に見るだけでも、よい時間になります。
ゆきこ( ゚Д゚)『大きなトンボは名前を当てたくなりますが、正直、目のつき方さえ見れば、迷いはかなり減ると思います。ただ、水辺では足元がいちばん大事ですよね』
💡 この困りごとへの提案
トンボのなかまを写真つきで見比べたい時は、昆虫図鑑が1冊あると便利です。頭や目のページを、撮った写真と並べて見てみてください。
よくある疑問——大きいほうがオニヤンマ?
Q. 大きいトンボなら、オニヤンマですか?
大きさは見る距離や角度で感じ方が変わります。目のつき方を手がかりにしてください。
Q. コオニヤンマは、オニヤンマの子どもですか?
いいえ、別のなかまです。コオニヤンマはサナエトンボのなかまで、左右の目が離れています。
Q. 目が見えなかった時は、どうしますか?
無理に決めず、見えた様子をメモして、写真があれば図鑑と見比べます。
Q. 写真がうまく撮れません。
撮れない日があっても大丈夫です。止まった場所と見えた様子をメモしておけば、あとから調べられます。
Q. ヤゴを見つけたら、持ち帰っていいですか?
持ち帰らず、そのままにしてください。卵や幼虫にも触れません。
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まとめ:左右の目がくっつくかを見て、迷ったら写真で図鑑と見比べる
- 名前は似ていても別のなかま。コオニヤンマは「小さいオニヤンマ」ではありません
- オニヤンマは左右の目がくっつき、コオニヤンマは左右の目が離れています
- 大きさより目のつき方で見ます。止まった時に頭が写る向きで撮ります
- 迷ったら決めずに、見えた様子をメモして、図鑑と見比べます
- 水辺では、柵の外に出ず、子どもは大人と一緒に。ヤゴは持ち帰りません
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手順を1枚にまとめています。



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