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クリスマスの食卓が一段落してみると、テーブルの上にローストチキンがまだ残っている。骨つきのもも肉が何本か、胸の身も大きな塊のまま。冷蔵庫に入るかな、明日までに食べきれるかな、と悩む場面ですよね。
先に結論をひとつ。余ったローストチキンは、冷めたら骨から身を外して、保存容器か保存袋に入れます。すぐ食べるなら冷蔵庫に入れて早めに食べきり、そうでなければ冷凍しておく。日数は買った物や保存の状態で変わるので、袋や商品に書かれた表示を見てください。
そして使い道は、温め直してもう一度そのまま食べるより、ほぐして別の料理に足すと食べきりやすくなります。サラダ、サンドイッチ、スープ、ご飯ものの具。温め直しの方法そのものは別の記事にまとめているので、ここでは「保存」と「使い道」に絞ります。下の図から、自分に近い状況を探してみてください。
ケース別に読む:傷みが気になる人|冷蔵で食べきりたい人|冷凍したい人|使い道を探している人|子どもにも出す人
まず確認——いやなにおい・ぬめり・糸を引く時は食べない
ローストチキンは皮が香ばしく仕上がっているので、少し置いても平気そうに見えます。でも鶏肉は水分とたんぱく質が多く、もともと傷みやすい食材です。食卓に出したままにしておくと、気づかないうちに状態が変わってしまいます。食べ終わったら、残りは早めにしまうのが基本です。
保存してあったチキンを食べる前には、必ず状態を見てください。次のどれかに当てはまる時は、食べずに処分します。
- いやなにおいがする(酸っぱいにおいや、肉が傷んだようなにおい)
- ぬめりがある・糸を引く
- 色が変わっている・カビのようなものが見える
- 皮や身が、いつもよりべたつく
どれも当てはまらなくても、迷う時は食べない、で大丈夫です。もったいない気持ちより、体を優先してください。常温に長く置いてしまった物も、見た目が変わらなくても同じ考え方です。
保存の早見表——常温・冷蔵・冷凍の考え方
| 保存の場所 | 考え方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 常温 | 置きっぱなしにしない | 食卓や台所に出したままにしない。暖房のきいた部屋でも傷みやすい |
| 冷蔵 | 冷めたら骨から身を外して容器へ。早めに食べきる | 日数は買った物や保存の状態で変わる。商品の表示を見て、異常があれば食べない |
| 冷凍 | 数日かかりそうなら小分けにして冷凍 | 空気をできるだけ抜く。いつ冷凍したか書いておく。解凍は冷蔵庫でゆっくり、袋や商品の表示に従う |
冷蔵庫に入れていても、傷みは少しずつ進みます。「冷蔵庫に入れたから安心」とは考えず、早めに食べきる前提で、食べきれないと分かった時点で冷凍に切り替えるのが安心です。冷蔵庫の中を詰め込みすぎると冷気が回りにくくなるので、容器は奥の方に置いておくと温度が安定しやすいです。
冷凍した物は、一度解凍したらもう一度冷凍し直さないようにします。使う分だけ取り出せるように、最初から1回分ずつ分けておくのがコツです。冷凍した肉のにおいや色が気になる時の見分け方は、冷凍した肉が臭い・黒い・まずいと感じる時にまとめています。
冷めたら骨から身を外して保存——熱いうちは手を出さない
骨つきのまま保存すると、冷蔵庫の場所を取りますし、骨のまわりは冷めにくくて熱がこもりがちです。外側が冷たくなっていても、骨のまわりだけまだ温かい、ということがよくあります。だから保存する前に、冷めたら骨から身を外して保存する、と覚えておくと迷いません。
- 少し冷ます。熱いうちは身も骨もやけどしやすいので、素手でさわらない
- 清潔な手か箸で、骨から身を外す。関節の位置で分けると外しやすいです
- 身を容器か保存袋に入れる。冷凍するなら1回分ずつ小分けにして、空気を抜く
- いつ保存したか分かるようにする。袋や容器に書いておきます
関節のところで分ける順番は、ローストチキンの切り方に詳しくまとめています。外す前に、一度切り分けておくと作業がずっと楽になります。
外した骨は、犬や猫に与えないでください。鶏の骨は鋭く割れることがあり、のどや内臓を傷つける心配があります。ごみに出す時も、動物が届かない場所に、口をしっかり閉じて置いておくと安心です。
保存容器は、においが移りにくく、中身が見える物が使いやすいです。耐熱ガラスの容器なら、チキンの脂やにおいが残りにくく、きれいに保てます。ふたがきちんと閉まる物を選んでください。電子レンジや冷凍庫に使えるかどうかは商品ごとに違うので、取扱説明書の表示を見てから使います。
ほぐして別の料理に足す——使い道の早見表
温め直してそのまま食べるのも手ですが、残りのチキンは、ほぐして別の料理に足してしまうと、気分も変わって食べきりやすくなります。温め直しの方法を知りたい時は、ローストチキンの温め直しをどうぞ。
| 使い道 | 向く形 | 気をつけること |
|---|---|---|
| サラダ | ほぐして野菜にのせる | 冷蔵していた身は冷たいまま食べるので、保存の状態を確かめてから |
| サンドイッチ | 薄くさいてパンにはさむ | 作ったら早めに食べる。持ち歩く時は保冷して、常温に長く置かない |
| スープ | ほぐして具として足す | 中まで熱くなるよう温める。鍋のそばを離れない |
| ご飯もの | 細かくして炒め物や雑炊の具に | しっかり加熱してから食べる。冷凍の身は袋の表示に従って使う |
ポイントは、加熱する料理に足す時は、身の中まで熱くなっているかを確かめることです。骨つきのまま温め直す場合は、骨のまわりまで中が熱くなっているか確かめるようにしてください。ほぐした身なら火が通りやすいので、骨つきより管理しやすいのも、ほぐして使うよさです。
サラダやサンドイッチのように加熱しない使い方では、保存の状態が大事になります。においや見た目に少しでも違和感があれば、加熱する料理にも使わず、処分してください。
子どもに出す時——骨を取りのぞいて、小さくほぐす
骨つきのチキンは、子どもや高齢の人に出す時に注意が必要です。細かい骨や軟骨が身に混ざっていることがあるからです。出す前に、骨を取りのぞいて、一口で食べられる大きさにほぐします。皮の固い部分や、つるんとした軟骨のかたまりも、のどにつまりやすいので外しておきます。
年齢によって食べられる量や固さは違います。食べさせてよいか迷う時は、かかりつけの小児科や自治体の案内に従ってください。ローストチキンは味付けが濃いことも多いので、ほぐしたあとに味の様子を見て、必要なら薄味の料理に混ぜると食べやすくなります。
アレルギーがある子には、買った物なら袋や商品の表示を見て、小麦・卵・乳などが使われていないか確かめます。表示が分からない時は、食べさせないでください。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、ローストチキンは「温め直す」と考えるより、「ほぐして別の料理に足す」と決めてしまう方が、食べきりやすいと思います。形が変わるだけで、残り物の悩みはぐっと軽くなりますよね』
💡 この困りごとへの提案
保存や冷凍の作業を楽にしてくれるのが、ふたの閉まる耐熱ガラスの保存容器です。1回分ずつ分けて入れておくと、あとで使う分だけ取り出せます。
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そのまま温め直して食べたい時はローストチキンの温め直し、骨つきを食べやすく分ける順番はローストチキンの切り方にあります。冷凍した肉のにおいや色で迷った時は冷凍した肉が臭い・黒い・まずいと感じる時もどうぞ。
まとめ:冷めたら骨から身を外して保存。早めに食べきるか、冷凍する
- 冷めたら骨から身を外して保存。容器か保存袋に入れる
- 冷蔵は早めに食べきる。日数は商品の表示を見る
- 数日かかるなら小分けで冷凍。解凍し直したら再冷凍しない
- 使い道は、ほぐして別の料理に足す。加熱する時は中まで熱く
- 異常があれば食べない。迷ったら食べず、子どもには骨を取りのぞく
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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