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充電器にセットしたのに、ランプがつかない。ひと晩置いたのに、満タンになっていない。そんな時、電池が悪いのか、充電器が悪いのか、どちらなのか分からなくて困りますよね。
先に結論をひとつ。確かめる順番は、①電池の向きと入れ方、②電池と充電器の端子の汚れ、③その充電器に対応した電池か(種類・サイズ)、④別の電池や別の口で充電できるか、の4つです。別の電池なら充電できるなら電池の寿命、どの電池でもだめなら充電器の故障が考えられます。なお、乾電池(アルカリ・マンガン)は充電しません。
どこから読めばいいか、下の図で自分の場面を探してみてください。
ケース別に読む:ランプがつかない人|端子が汚れていそうな人|ランプが点滅する人・電池か充電器か知りたい人|乾電池を入れていた人・熱くなった人|寿命の電池を捨てたい人
確かめる順番——向き、端子、対応、入れ替えの4つ
電池も充電器も、まだ使える状態なのに、ちょっとしたことで充電が始まらないことがあります。いきなり買い替えを考える前に、簡単に確かめられる順番に見ていきましょう。
| 順番 | 確かめること | 見る場所 |
|---|---|---|
| 1 向き | +と−の向きが合っているか、奥まで入っているか | 電池と充電器の表示 |
| 2 端子 | 金属の部分に汚れがないか | 電池の両端と、充電器の接点 |
| 3 対応 | その充電器で充電できる電池か(種類・サイズ) | 取扱説明書、電池の表示 |
| 4 入れ替え | 別の電池や別の口で試すとどうなるか | ランプの様子 |
はじめに、充電器自体にも目を向けます。コンセントに奥まで差し込まれているか、タップのスイッチが切れていないか。ここがゆるんでいるだけ、ということもあります。
電池の向きは、思い込みで入れてしまいやすいところです。充電器の中には+と−の表示があるので、電池の向きと見比べてください。そのうえで、電池がきちんと接点にふれているか、奥まで入っているかも見ます。
それから、意外と見落としやすいのが電池の入れ方です。奥まで入っていなかったり、片側だけが浮いていたりすると、接点にふれずに充電が始まりません。電池を入れたら、軽く押さえて、ぐらつかないか確かめてみてください。ほかの電池を入れる口とも見比べると、違いが分かりやすくなります。
端子の汚れを拭き取る
向きが合っているのに充電が始まらない時は、端子の汚れを疑います。電池の両端や、充電器の接点に、汚れや曇りがついていると、電気がうまく流れないことがあるからです。
- 充電器をコンセントから抜いてから拭きます
- 乾いた布や綿棒でそっと拭き取ります。水や洗剤は使いません
- 強くこすらない。金属の部分を傷つけると、かえって悪くなります
- 電池が濡れていたり、白い粉がついていたりしたら、液漏れかもしれません。素手でさわらず、充電池が液漏れした時を先に読んでください
汚れを取ったら、もう一度セットして、ランプの様子を見ます。それでも変わらなければ、次の切り分けへ進みます。
拭く道具は、乾いた布や綿棒のように、毛羽や水分が残らない物を選びます。金属の部分に布の糸くずが残っていないかも、拭いたあとに見ておくと安心です。電池の端が黒ずんで見える時や、曇ったように見える時は、汚れが原因のことが多いので、ていねいに拭き取りましょう。
ランプの点滅と、電池か充電器かの切り分け
充電中のランプが点滅していると、不安になりますよね。ただ、点滅が「充電中」を表す機種もあれば、「うまく充電できていない」を表す機種もあります。ランプの意味は製品によって違うので、取扱説明書の表示の一覧を見るのがいちばん確実です。
電池と充電器、どちらに原因があるかは、入れ替えて試すと絞れます。
| 試した結果 | 考えられること | 次にすること |
|---|---|---|
| 別の電池なら充電できる | 最初の電池が寿命かもしれない | その電池は処分を考える |
| どの電池でも充電できない | 充電器の不調かもしれない | 別のコンセントで試し、だめなら買い替えを考える |
| 特定の口だけだめ | その口の接触が悪いかもしれない | ほかの口を使い、不安なら買い替えを考える |
| 充電すると熱くなる、ふくらむ、においがする | 電池や充電器が傷んでいるかもしれない | 使うのをやめて、コンセントから抜き、メーカーに相談する |
充電池は、繰り返し使ううちに少しずつ弱っていきます。何回で寿命が来るかは、使い方や電池の種類で変わるので、回数では決められません。「前よりすぐ切れる」「満タンにしても長持ちしない」と感じたら、寿命が近いサインです。電池の種類やサイズが充電器に合っているかは、充電池の種類の違いをまとめた記事も参考になります。
ゆきこ( ゚Д゚)『電池と充電器、どちらが悪いのか分からない時は、つい両方買い替えたくなりますよね。でも、別の電池で一度試すだけで、原因がぐっと絞れると思います』
やってはいけないこと——乾電池・液漏れした電池・熱くなった電池
充電できない時に、やりがちなNGがあります。安全のために、ここは必ず守ってください。
- 乾電池(アルカリ・マンガン)は充電しない。充電池と形が似ていても、充電するための電池ではありません
- 液漏れした電池は充電しない。さわる前に、素手でさわらないことから
- 熱くなった、ふくらんだ、においがする電池は使わない。すぐにコンセントから抜いて、安全な場所に置き、メーカーに相談します
- 充電中は、布団や紙の上に置かない。熱がこもらないよう、風通しのよい所で
充電池かどうかは、電池の表面の表示で見分けられます。迷ったら、充電しないでおきましょう。つけっぱなしの考え方は、大きなバッテリーですが電動自転車のバッテリーはつけっぱなしでいい?も似ています。
寿命の電池の処分と、充電器の選び方
寿命とはっきり分かった電池や、充電できなくなった電池は、端子をビニールテープなどでふさいで、回収の決まりに従って出します。店頭の回収箱に入れるか、自治体の決まりに従うかは、地域で違います。自治体のホームページや窓口で確かめてください。ふくらんだ電池や、液漏れした電池も同じ扱いです。
💡 この困りごとへの提案
電池が寿命ではなく、充電器のほうが原因だった時は、買い替えを考えます。選ぶ時は、充電したい電池の種類とサイズに対応しているかを、必ず確かめてください。対応していない充電器に入れると、うまく充電できないだけでなく、電池や充電器を傷めることがあります。
最後に、買い替えの前に確かめたい疑問をまとめておきます。
- 何本まとめて入れてもいい? 充電器ごとに入れ方が決まっています。入れる本数や組み合わせは、取扱説明書で確かめてください
- 古い電池と新しい電池を一緒に充電していい? 同じ充電器に入れる電池は、種類とサイズをそろえます。使い具合の違う電池が混ざると、どれが原因か分かりにくくなります
- ひと晩つけっぱなしでも大丈夫? 製品によって決まりが違います。取扱説明書の指示に従い、充電が終わったら取り外す習慣をつけると安心です
- ランプが消えたのに、すぐ切れる 電池が弱ってきたサインかもしれません。別の電池で比べて確かめます
あわせて読みたい
電池が濡れていた、白い粉が出ていた時は充電池が液漏れした時を、使い終わったボタン電池の出し方はボタン電池の捨て方をどうぞ。種類の違いで迷う時は充電池の種類の違いをまとめた記事が参考になります。
まとめ:向き、端子、対応、入れ替えの順。乾電池は充電しない
- 向きと入れ方を先に見る。コンセントの差し込みもあわせて確認
- 端子は乾いた布で拭く。充電器を抜いてから、水は使わない
- 入れ替えて切り分ける。別の電池なら電池の寿命、どれもだめなら充電器
- 乾電池と液漏れした電池は充電しない。熱い、ふくらんだ電池も使わない
- 寿命の電池は端子をテープでふさぎ、回収の決まりで出す
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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