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パセリは、葉がちりちりと縮れていて、どこまで洗えばきれいになるのか分かりにくい野菜ですよね。流水を当てるだけでは、葉の間に入った汚れが残っていそうですし、かといって力を入れて洗うと、葉がちぎれてしまいそうです。洗ったあとに水気が切れず、刻みにくいという悩みも出がちです。
先に結論をひとつ。パセリは、ボウルにためた水の中で、茎を持って葉を下にしてふり洗いし、水を替えて2〜3回くり返します。縮れた葉の間に汚れや小さな虫が入りやすいので、流水だけで済ませないのがコツです。洗ったあとは、サラダスピナーやキッチンペーパーで水気をよく切ると、刻みやすく、傷みにくくなります。
洗い方の手順、水気の切り方、虫が気になる時、しおれた時、洗ったあとの保存の順に見ていきます。下の図から、自分に近い章を探してみてください。
ケース別に読む:汚れが落ちない人|水気が切れない人|虫が気になる人|しおれた人|洗ったあとの保存が知りたい人
縮れた葉の汚れ——ため水でふり洗いをくり返す
パセリの葉は、細かく縮れていて、葉と葉のすき間が多いのが特徴です。その分、土や小さな虫、ほこりが入りやすく、流水を当てるだけでは出ていきにくいことがあります。そこで使うのが、ため水です。洗い方は3段階です。
- ボウルにたっぷり水をためる。パセリがしっかり浸かる深さの水に、茎ごと入れます
- 茎を持って、葉を下にしてふり洗い。水の中で、軽く前後にふります。葉の間の汚れが、水の中に出ていきます
- 水を替えて、2〜3回くり返す。ボウルの底に土が沈んでいなければ、終わりの目安です
洗う前に、黄色くなった葉やしおれた葉は外しておきます。傷んだ部分にふれた水は、ほかの葉にも汚れを移しやすいので、先に取り除くほうが洗いやすくなります。
洗い終わったかどうかは、ボウルの水の様子で見分けます。水がにごらず、底にも土が見えなければ、ひとまず終わりです。まだ土が沈むようなら、もう一度水を替えて洗ってください。回数を決めすぎず、水の様子を見て決めるのが、ちょうどいいんです。
力を入れてこすると、葉がちぎれて水っぽくなりやすいので、ふり洗いのように水の動きで落とすのが基本です。茎の根元の汚れが気になる時は、指で軽くなでるようにします。
洗ったあとの水を捨てる時は、底に沈んだ土が流れ出ないよう、パセリをすくい上げてからボウルの水を捨てます。パセリを入れたままざばっと傾けると、沈んだ土が葉に戻ってしまいます。
袋に「洗浄済み」「そのまま食べられる」などと書かれた商品は、表示の案内に従ってください。袋を開けてから時間がたった物や、食べきれずに残した物は、傷みやすくなっています。迷う時は、ため水で軽く洗ってから使うと安心です。
水気が切れない——サラダスピナーかキッチンペーパー
洗ったあとの水気は、刻みやすさと傷みにくさに関わります。縮れた葉は、水を抱え込みやすいんです。水気を切る方法は、大きく3つあります。
| 方法 | 向く場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
| サラダスピナー | 量が多い時、水気をしっかり切りたい時 | 入れすぎない。茎が長いと回しにくいので、先に切り分けても |
| キッチンペーパー | 少量の時、刻む直前に仕上げたい時 | 包んで軽く押さえる。強く押すと葉がつぶれる |
| ザルで軽くふる | 道具がない時の最初の一手 | 水が残りやすいので、最後はペーパーで仕上げる |
スピナーで回す時は、パセリを入れすぎると水が切れにくくなります。回したあとは、中の葉をほぐしてから、必要ならペーパーで軽く仕上げます。ペーパーは何度も強く押さえるより、広げた上にそっと置いて、水を吸わせるほうが、葉が傷みにくいです。
刻む前に水気が残っていると、包丁にくっついて切りにくくなったり、まな板の上で水っぽくなったりします。水気が残ったまま保存すると、傷みも早まります。刻む時は、安定したまな板の上で、押さえる手の指先を丸めて、ゆっくり切ってください。
ゆきこ( ゚Д゚)『パセリは「洗う」より「水気を切る」ほうで、仕上がりが大きく変わる気がします。スピナーがあると、そこがぐっと楽になりますよね』
💡 この困りごとへの提案
葉物を洗う機会が多いなら、サラダスピナーが1つあると、水気を切る手間がぐっと減ります。
虫が気になる——水に浸けてから洗う
縮れた葉の間には、まれに小さな虫が入っていることがあります。産直の野菜や、家庭菜園の野菜で見かけがちです。見つけても、あわてなくて大丈夫です。
- 先に水に浸ける。ボウルの水にパセリを入れて、少し置いてみます。葉の間から出てくることがあります
- そのあとふり洗い。前の章の手順で洗い、水を替えます
- 取りきれない時は部分ごと除く。葉の奥に入り込んで取れない部分は、その部分を切り取ります
- 使わない選択もある。見るのも気持ち悪いという時は、無理に使わなくて構いません
洗って取り除けるようなら、そのまま使えます。取りきれない、気持ちが悪いという時は、その部分や株ごと使わない選択も、ありです。無理をして使うより、気持ちよく食べられるほうが大切です。
しおれた——水につけて戻るか見る
冷蔵庫に入れていたパセリが、くたっとしおれていることがあります。しおれていても、すぐに捨てる必要はありません。
ボウルの水に浸けて、少し置くと、張りが戻ることがあります。戻って、においも見た目も普通なら、洗って使えます。戻らない場合や、次のどれかに当てはまる時は、食べずに処分します。
- ぬめりがある。触ると水っぽく崩れる
- いやなにおいがする
- 黒っぽく溶けたような部分や、変色が広がっている
- カビのようなものが見える
- 全体がしおれて、水につけても戻らない
どれにも当てはまらなくても、迷う時は食べない、で大丈夫です。もったいない気持ちより、体を優先してください。戻すために使った水は、そのまま洗い水にせず、替えてから洗います。
洗ったあとの保存——湿らせたペーパー・冷蔵・刻んで冷凍
洗ったあとのパセリは、使う予定によって保存のしかたが変わります。
| 場面 | 保存のしかた | 気をつけること |
|---|---|---|
| 使う直前 | 洗って水気をよく切り、その日の料理に | 水気が残らないように |
| しばらく置く | 洗わずに、湿らせたペーパーで包んで冷蔵庫へ | 使う直前にまとめて洗う |
| 洗ったあと残った | 水気をふいて、密閉して冷蔵。早めに使う | しおれやぬめりが出たら食べない |
| 使い切れない | 刻んで水気をふき、平らにして冷凍 | 日付を書いて、早めに使う |
冷蔵の持ちは、買った時の状態や冷蔵庫の中の様子で変わります。日数では決めず、見た目とにおいで、毎回確かめてください。洗って濡れたまま置くと、傷みが早くなります。
子どもに出す時は、細かく刻んで、少しずつ。食べ慣れない物は、ごく少量から様子を見ます。アレルギーのある人は、食べる前に表示や医師に確認してください。食べたあとに、口の中がかゆい、気分が悪いといったことがあれば、それ以上は食べさせず、続く時は医療機関に相談を。
洗ったあとにかたい茎が余った時の使い方は、パセリの茎は食べられる?にまとめています。
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まとめ:パセリはため水でふり洗い。水を替えて、水気をよく切る
- ため水の中で、茎を持って葉を下にふり洗い。流水だけで済ませない
- 水を替えて2〜3回くり返す。底に土が沈まなくなったら終わり
- 水気はスピナーかペーパーで切る。刻みやすく、傷みにくくなる
- 虫が気になる時は先に水に浸ける。取りきれなければ使わない選択も
- しおれ・ぬめり・いやなにおいがあれば食べない。迷ったら食べない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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