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セロリを食べたら、思っていたより苦い。独特の香りが強くて、まずいと感じてしまった。そんな時、「この野菜は自分には向いていないのかな」と思うこともありますよね。でも、苦みや香りの感じ方は、どの部分を食べるか、どう下ごしらえするかで変わることがあります。
先に結論をひとつ。セロリの苦みや強い香りは、外側のかたい茎のすじや、葉の部分に感じやすいものです。茎の表面のすじをピーラーで取り、薄く切ると食べやすくなります。香りが苦手な時は、加熱すると和らぎやすいです。古くなってしなびた物は、すじがかたくなり、苦みが強く感じられることがあります。
苦みの出どころ、すじの取り方、葉と香りの扱い、食べない目安、子どもに出す時、保存の順に見ていきます。下の図から、自分に近い章を探してみてください。
ケース別に読む:なぜ苦いのか知りたい人|茎が苦い人|葉や香りが苦手な人|しなびた・におう人|子どもに出したい人
苦みの出どころ——すじ・外側の茎・葉・鮮度
セロリが苦い、まずいと感じる時は、まず「どこが苦いのか」を探ってみるのが近道です。苦みや香りを感じやすい場所は、おおまかに4つあります。
| 出どころ | 感じ方 | 対策 |
|---|---|---|
| 茎の表面のすじ | 口に残り、かたくて苦いように感じやすい | ピーラーですじを取る |
| 外側の茎 | 内側よりかたく、香りも強く感じることがある | 薄く切る。内側の茎から試す |
| 葉の部分 | 苦みや香りを強く感じやすい | 刻んで、火を通す料理に回す |
| 鮮度 | しなびた物は、すじがかたく、苦みが強く感じられることがある | ハリのある物を選ぶ。状態を見て使う |
苦みの感じ方には個人差があります。同じセロリでも、部位や状態によって感じ方が違うので、「全部ダメ」と決めてしまう前に、場所ごとに試してみる価値はあります。
内側の細い茎は、外側よりやわらかく、香りもおだやかなことが多いです。苦手な人は、まず内側の茎から試す道もあります。
すじの取り方——ピーラーで表面をなぞる
茎が苦い、かたくて口に残ると感じる時は、すじを取るのが基本です。手順は3つです。
- 洗って、水気をふき、根元を落とす。濡れたままだとすべるので、水気をふいてからにします
- ピーラーで表面のすじをなぞる。茎の外側の面を、上から下へ軽くなぞります。ひと筋ずつ、様子を見ながら
- 薄く斜めに切る。薄く切ると口に残りにくく、斜めに切ると繊維を断ちやすくなります
外側の茎ほどすじがはっきりしていて、内側の細い茎は、取らなくても食べやすいことがあります。すべての茎でそろえようとせず、口に残るかどうかで、取る量を決めてください。
ピーラーを使う時に気をつけたいのが、手です。刃は薄くて鋭いので、刃が進む向きに指を置かないようにしてください。セロリはまな板の上に置くか、しっかり持って、力を入れすぎずにゆっくり動かします。濡れていたり、手がすべったりすると、思わぬところで指をひっかけがちです。
取りすぎると茎が薄くなって、食感がなくなってしまいます。表面のかたいすじだけを、取りすぎないくらいで止めておきましょう。切る時も、安定したまな板の上で、押さえる手の指先を丸めて、ゆっくり包丁を動かしてください。
💡 この困りごとへの提案
すじを取るのに、ピーラーが1本あると楽です。セロリだけでなく、ほかの野菜の皮をむく時にも使えます。
葉が苦い・香りが苦手——刻んで火を通す
すじを取っても、香りが強くて苦手、葉が苦いという場合は、使い方を変えてみます。
- 葉は細かく刻む。大きいままだと苦みや香りがはっきり出るので、細かくして、ほかの具と混ぜます
- 火を通す料理に使う。加熱すると香りが和らぎやすいと言われます。炒め物やスープなど、ほかの材料と一緒に
- 茎は薄く切って混ぜる。生で食べる時は、薄切りにして、ほかの野菜と混ぜると、香りがやわらぎます
- 気になる時は水にさっとさらす。さらしたあとは、水気をよく切ってから使います
火を通す時は、鍋やフライパンのそばを離れないようにしてください。水気が残っていると、油がはねてやけどにつながりやすいので、洗ったあとの水気は先にしっかりふいておきます。
葉は、料理の最後にぱらっとのせる使い方もありますが、苦みが気になる人は、のせる量を少しずつ増やして、自分の加減を探るのがおすすめです。
ゆきこ( ゚Д゚)『セロリが苦手というのは、味覚の問題というより、「どの部分を、どう食べるか」で変わる部分も大きい気がします。無理に好きにならなくていいけれど、すじを取って、加熱してみる。それだけは試す価値があると思います』
しなびた・においがある——状態を見て、食べない目安
苦みが強いと感じた時、それが傷みのサインかどうかは、苦みだけでは分かりません。見た目とにおいで確かめます。
次のどれかに当てはまる時は、食べずに処分します。
- ぬめりがある。触ると水っぽく崩れる
- いやなにおいがする
- 黒っぽく溶けたような部分や、変色が広がっている
- カビのようなものが見える
- 全体がしなびて、ふにゃっと折れ曲がる
どれにも当てはまらなくても、迷う時は食べない、で大丈夫です。もったいない気持ちより、体を優先してください。しなびかけた程度で、においも見た目も普通なら、すじを取って火を通す料理に使う道もあります。ただ、苦みが強く出やすいので、無理はしないでください。
子どもに出す時——薄く切って、少しずつ
セロリは、子どもにとって、苦みも香りも強く感じやすい野菜かもしれません。出す時は、次の点に気をつけます。
- すじを取る。口に残ると食べにくく、嫌がる原因になりがちです
- 薄く切る、細かく刻む。のどに詰まらないよう、食べやすい大きさに
- 火を通す料理から。生より香りが和らぎやすいので、慣れるまでは加熱した形で
- 少しずつ。食べ慣れない物はごく少量から様子を見ます
- アレルギーのある人は、食べる前に表示や医師に確認してください
食べたあとに、口の中がかゆい、気分が悪いといったことがあれば、それ以上は食べさせず、様子を見てください。続く時は、医療機関に相談を。嫌がる時は無理に食べさせず、時間をおいて、また出してみるくらいの気持ちで大丈夫です。
保存で苦くしない——葉と茎を分けて、立てて冷蔵
買ってきたセロリを、そのまま置いておくと、しなびて、すじがかたくなり、苦みが強く感じられやすくなります。保存のコツは、次の3つです。
- 葉と茎を分ける。葉がついたままだと、茎の水分が葉に取られやすくなります
- 湿らせたペーパーで包む。乾燥を防ぎ、ハリを保ちます
- 立てて冷蔵。野菜室で、立てて保存します
使いかけのセロリは、切り口が乾きやすいので、切り口をラップで包むと乾燥しにくくなります。切ってから時間がたった物は、使う前に切り口の様子を見て、変色やぬめりがないか確かめてください。
日数は、買った時の状態で変わるので、決めずに、見た目とにおいで確かめてください。詳しい保存のしかたは、セロリの保存方法にまとめています。
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セロリの保存はセロリの保存方法で、同じく香りのある野菜の下ごしらえはパセリの茎は食べられる?とパセリの洗い方にまとめています。台所から少し離れた話ですが、育児用品で迷う時はチャイルドシートのカバーの外し方もどうぞ。
まとめ:セロリの苦みはすじと部位で変わる。すじを取り、薄く切り、苦手なら加熱
- 苦みは、茎のすじ・外側の茎・葉に感じやすい。場所ごとに試す
- ピーラーですじを取り、薄く切る。刃の向きに指を置かない
- 香りが苦手なら刻んで加熱する。加熱すると和らぎやすい
- 子どもには薄く切って少しずつ。食べ慣れない物はごく少量から
- ぬめり・いやなにおいがあれば食べない。迷ったら食べない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。


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