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古着屋さんやフリマで見つけた服を、ワクワクしながら開けたら、独特のにおいがふわっと広がった。そんな経験をした人は多いと思います。洗えばなんとかなるかな、と思って洗ったのに、乾いたらまたにおう。これって何のにおいなんだろう、と気になりますよね。
先に結論をひとつ。古着のにおいは原因がひとつとは限らず、いくつかが重なっていることが多いです。だから、いきなり強い香りでごまかすより、「何のにおいか」「洗える服か」を先に確かめてから動くほうが、遠回りに見えて早く片づきます。出どころ、洗う前の確認、乾かし方、洗えない物の扱いまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:においの出どころを知りたい人|洗う前に確かめたい人|乾かし方を知りたい人|洗えない物がある人|洗っても残る人
古着のにおいの出どころ——香料・湿気・皮脂の3つ
古着のにおいは、大きく3つの出どころに分けて考えると整理しやすくなります。服によっては、ひとつだけだったり、いくつか重なっていたりします。
| 出どころ | 感じ方の目安 | ひとこと |
|---|---|---|
| 前の持ち主の洗剤や柔軟剤の香料 | 甘い・強い香りが残る | 洗うと薄まることが多い |
| 保管中の湿気 | 押し入れのような、こもったにおい | 風を通すと軽くなることが多い |
| 汗や皮脂が時間をかけて酸化したもの | 古い油のような、すっぱいにおい | 襟・脇・裾に残りやすい |
香料が強い服は、洗ってもその香りが完全には消えないことがあります。湿気のにおいは、洗って干して、風を当てることでずいぶん変わります。汗や皮脂のにおいは、繊維の奥に入っていると、洗い方と乾かし方の両方を見直す必要が出てきます。
ここで大事なのは、「どのにおいか」をざっくり当てておくこと。香りの強さなら洗って薄める、こもったにおいなら風を通す、というように、次の一手が変わってきます。袖口や襟元に鼻を近づけて、どんな系統のにおいか確かめてみてください。黄ばみが一緒に出ている時は、古着の黄ばみの落とし方もあわせてどうぞ。
ネットなどで買う古着は、届いた時点でにおいが強いこともあります。袋から出したら、まず洗う前の段階で、風を通すところから始めると、においの種類がわかりやすくなります。開封してすぐに、ほかの服と一緒にクローゼットに入れてしまうと、においがうつる心配があるので、しばらくは別にしておくのが無難です。
洗う前に確かめること——洗濯表示・色落ち・金具
古着は、前の持ち主の洗い方やお手入れがわからないぶん、洗う前の確認がとても大切です。次の3つを順番に見てください。
- 洗濯表示。タグが残っていれば、洗えるか、水温や洗い方の指定があるかをまず確認します。表示が読めない、タグがない時は、洗える素材かどうか迷うので、無理をせず洗えない物として扱うのが安心です
- 色落ち。内側の目立たない所を、水でぬらした白い布でそっとおさえて、色がうつらないか確かめます。うつる時は、ほかの衣類と一緒に洗わず、単独で
- ボタン・金具・飾り。ボタンやファスナーは留めて、ネットに入れます。飾りがついている服は、取れかけていないかも見ておきます
洗える表示なら、洗剤は洗濯表示に合わせて選びます。おしゃれ着用の洗剤は、デリケートな服でも使いやすく、ネット洗いにも手洗いにも使えます。つけ置きをする場合も、洗剤の袋に書かれた使い方の範囲で行ってください。漂白剤や消臭をうたう洗剤を足す時は、表示と洗剤の案内を守り、種類の違う洗剤を混ぜないことが大前提です。
ゆきこ( ゚Д゚)『古着って、洗ってから着るのがやっぱり安心ですよね。気になるうちは、においの出どころを3つに分けて考えると、次に何をすればいいかが見えやすいですよ』
💡 この困りごとへの提案
洗濯表示に合わせて使える、おしゃれ着用洗剤が1本あると、買ってきた古着をその日のうちにお手入れしやすくなります。
乾かし方——風通しのよい日陰で、中までしっかり
古着のにおい対策では、洗い方と同じくらい、乾かし方が仕上がりを左右します。乾き方が足りないと、洗ったはずなのにまた湿気のにおいが戻ってきます。
- 風通しのよい日陰で干す。色あせや傷みを避けるため、強い日ざしは避けるのが安心です
- ハンガーに掛けて形を整える。肩のラインやすそを整えて、生地が重ならないように
- 厚手の服は裏返す・ポケットを出す。ポケットや縫い目の中は、乾きにくい場所です
- 部屋干しは間隔をあけて風を当てる。窓を少し開けたり、扇風機を使ったりすると、乾くまでの間のにおいを減らせます
乾いたかどうかは、ポケットの内側や縫い目、襟元などを触って確かめます。まだ冷たかったり、湿った感じが残っていたりしたら、乾き切っていません。生乾きのまま畳んだり袋に入れたりすると、においが戻りやすくなります。
干す場所が室内なら、洗濯物どうしの間隔をあけることも大事です。服が重なっていると、その部分だけ乾くのが遅れて、においが出やすくなります。厚手の服と薄手の服は、別々の列に分けて干すと、乾き残しを防げます。
洗えない物の扱い——陰干しと風通し、店に相談する目安
洗えない表示の服や、洗濯表示が読めない服、革・毛皮・ウールの上着などは、家で水洗いをしないのが基本です。そんな時の選択肢を整理します。
- ハンガーに掛けて、風の通る日陰に置く。窓を開けた部屋でも、ベランダの日陰でも構いません。雨や湿気の多い日は避けます
- 表面のほこりを払う。やわらかい洋服ブラシで、毛並みや織り目に沿ってそっと払うと、においの元になる汚れが減ります
- ほかの服と別にしておく。買ったばかりの古着は、すぐにクローゼットへ入れず、においが落ち着くまで別の場所に
- それでも気になる時は店に相談する。革・毛皮・ウールの上着や、高価な物はクリーニング店へ
お店に出す時は、「古着で買った」「においが気になる」と伝えておくと、素材に合わせた提案をしてもらいやすくなります。
洗っても残る時の考え方——くり返し洗う前に見直すこと
洗ったのににおいが残る時は、同じ洗い方をくり返す前に、いくつかの点を見直してみてください。
- 乾き切っていなかった。いちばん多い見落としです。ポケットや縫い目、厚い部分は特に
- 洗剤の量や洗濯機に詰め込みすぎ。洗濯物が多いと水と洗剤が行き渡りません
- 香料の強いにおい。香りの重ねがけで強くなる場合もあるので、いったん洗剤を替えて様子を見ます
- 素材との相性。繊維の奥まで入った皮脂のにおいは、家庭の洗濯では限界があります
洗濯表示の範囲で、洗い直し、乾かし方を見直し、それでも残る時は、店に相談するのが無理のない道です。足やタイツの汗のにおいと同じで、においは出どころによって対処が変わります。足まわりのにおいはタイツの臭いが取れないで、汗と皮脂と靴の話を見られます。
どうしても手放すことになった時は、コートの捨て方で、素材と自治体の分別の考え方を確認できます。ニット類のにおいはニットの匂い取りもどうぞ。
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まとめ:出どころを見て、表示どおりに洗い、よく乾かす
- においは3つの出どころが重なる。香料・湿気・皮脂を見分ける
- 洗う前に洗濯表示・色落ち・金具を確認。読めない物は洗えない物として扱う
- 洗える物は表示どおりに洗う。つけ置きは洗剤の案内の範囲で
- 風通しのよい日陰で、中までよく乾かす。生乾きのまま畳まない
- 洗えない・高価な物は無理せず店に相談。革・毛皮・ウールの上着は特に
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手順を1枚にまとめています。



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