ニットの匂い取り——焼肉や部屋干しのにおいを、洗う前と洗う時に分けて考える

衣

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

焼肉や鍋のあと、ニットに染みついたにおいに気づくことってありますよね。毎回洗うわけにもいかず、かといってそのままクローゼットに戻すのも気が引けます。部屋干しをしたら、今度は生乾きのようなにおいが残った、という悩みも同じくらい多いようです。

先に結論をひとつ。においは「ついた直後に風を通す」「洗える物は表示どおりに洗う」「部屋干しは乾くまでの時間を短くする」の3つに分けて考えると整理しやすくなります。ニットは熱と水に敏感な素材なので、どの方法も、まず洗濯表示を見るところから始めます。

洗う前にできること、スチーマーの使い方の注意、洗う時のコツ、部屋干しの見直しまで、順番に見ていきましょう。

状況から自分の章へ今日ついたにおい→すぐ脱いで風を通す第1章へ ▶スチーマーを使いたい→離して当てる。やけど注意第2章へ ▶何日も残っている→洗える表示なら表示どおり第3章へ ▶部屋干しでにおう→乾くまでの時間を短く第4章へ ▶洗えない表示→陰干しか、店に相談第5章へ ▶

ケース別に読む:今日ついたにおい|スチーマーを使いたい人|洗える表示の人|部屋干しでにおう人|洗えない・残る人

4コマ漫画|ニットのにおいが気になる日焼肉の帰りニットににおいが…毎回は洗えないにおいが移った1お気に入りだから悩むやりがち表示を見ないで洗っちゃった表示の見落とし2縮みや型崩れの原因にまず風を通す幅広ハンガーで風に当てよう風通し3ついた日のうちに残る時は洗える表示ならネットで洗おうニット4表示どおりに洗う

今日ついたにおいは、まず風を通す

焼肉や鍋のにおいは、ついたばかりのうちは繊維の表面にとどまっていることが多く、脱いですぐ風を通すだけで和らぐことがあります。ポイントは、しまう前にひと手間かけることです。

  1. 帰宅したらすぐ脱いで、においの元になった部屋や玄関から離す
  2. 肩幅に合う幅広のハンガーにかけて、風通しのよい場所へ
  3. 袖の内側や脇の布が重なる所を軽く開いて、空気が通るようにする
  4. 直射日光を長く当てない。色あせや傷みを避けて日陰で
ついた日の風の通し方1すぐ脱ぐにおいの部屋から離す2風を通す幅広ハンガーで3においを確認残るなら次の章へ

厚手のニットは、自分の重みで肩が伸びやすい素材です。かけっぱなしにせず、伸びが気になる時は平らな場所に広げて風を通してください。平らに干す手順はセーターの干し方に詳しく載せています。においの強い物の隣にしまわないことも、地味に効いてきます。

食べ物のにおいは、煙や湯気にのって細かく広がります。毛足のあるニットは空気を含みやすいぶん、においを抱え込みやすい傾向があります。逆に言うと、空気を通してあげるだけでも、軽くなることがあるんです。毎回洗うのは傷みのもとになるので、「着たら風を通す」を習慣にしておくと、洗う回数も減らせます。

衣類スチーマーの使い方——離して当てる。蒸気でやけどをしない

衣類スチーマーは、洗えないニットのにおいを軽くしたい時に頼りになる道具です。蒸気で繊維がゆるむと、においが抜けやすくなることがあります。ただし、ニットは素材や編み方でスチームに向く物と向かない物があるので、使う前に洗濯表示と取扱説明書を確かめてください。

衣類スチーマーの当て方離して当てる蒸気の熱に注意押しつけるニットが傷む
  • 洗濯表示と素材を先に見る。スチームやアイロンを当ててよい表示かどうか。迷う時は、目立たない所で試すか、店に相談を
  • ニットに押しつけない。蒸気を離して当て、編み目をつぶさないようにします
  • やけどに注意。蒸気も本体も熱くなります。服を持つ手は蒸気の出る面の反対側に置き、小さな子どもの手の届かない所で使います
  • 当てた後は広げて乾かす。湿ったまましまうと、別のにおいの原因になります

温度や時間の目安は、機種や素材で変わります。手元の取扱説明書の指示に合わせてください。

洗える時の洗い方——表示どおり、ネットに入れて

何日もにおいが残る時や、汗のにおいが混ざっている時は、洗えるなら洗うのがいちばんすっきりします。判断は洗濯表示で。次の表のように、表示によって方法を分けます。

洗濯表示 洗い方の目安 気をつけること
洗濯機で洗える ネットに入れて、おしゃれ着用のやさしいコースで 洗剤は量を守り、すすぎは表示の範囲で。脱水は短く
手洗いのみ 押し洗いでやさしく。こすらない ぬるま湯の温度は表示に合わせる。つけ置きは長くしない
家庭で洗えない 洗わない。陰干しと風通しで様子を見る においが残るなら店に相談

洗剤は、おしゃれ着用の中性洗剤など、ニットに合う物を選びます。洗い方のコツはウールのインナーと共通する部分が多いので、メリノウールの洗い方も参考になります。洗った後は、ぬらしたままの重みで伸びないよう、平らに広げて干してください。

洗うと毛玉やほつれが出ることもあります。糸が飛び出した時は引っ張らずに、ニットのほつれ直しの手順を見てから直しましょう。

部屋干しでにおう時——乾くまでの時間を短くする

部屋干しのにおいは、乾くまでに時間がかかるほど出やすくなります。ニットは水を含むと重く、乾きにくい衣類なので、特に起きがちです。見直すところを表にしました。

場面 見直しのポイント
干し方 洗濯物どうしの間をあけて、空気の通り道を作る
風の当て方 扇風機やサーキュレーターで、下から上へ風を通す
部屋の湿気 除湿機やエアコンの除湿を使い、窓や換気扇も活用する
洗う前後 洗濯機の中に長く放置せず、脱水が終わったらすぐ干す
干す量 一度にたくさん干さず、ニットは単独か少なめにする
部屋干しの見直し詰めて干す乾くまで長引く間をあけて風乾くまでが短くなる

干す時間は、部屋の広さや季節で大きく変わります。目安は「触って、中心部まで冷たくないか」です。厚みのある部分が乾いていないうちは、においの元が残っています。

洗えない・においが残る時——消臭スプレーの考え方と、店に相談する目安

洗えない表示のニットは、風通しと陰干しが基本です。そのうえで残るにおいには、消臭スプレーを使う方法もあります。ただ、スプレーは使い方を間違えると、シミや輪じみの原因になります。

  • ニットに使えると書かれた物を選ぶ。表示や注意書きを読んでから
  • 目立たない所で試す。色落ちや輪じみがないか確かめてから、全体へ
  • かけすぎない。少し離して、うっすら湿る程度に
  • 香りでごまかさない。においの元が残ったまま香りを重ねると、混ざって気になる場合があります

高価なニットや、お気に入りでダメージを避けたい物、洗えない表示でにおいが強く残る物は、クリーニング店に相談するのがおすすめです。においの原因や素材を伝えると、向く方法を教えてもらえます。

しまい方も、においを左右します。しまう前にニットが湿っていないか、汗や食べ物のにおいが残っていないかを確かめてください。湿ったまま、またはにおいが残ったままで袋や引き出しに入れると、においが閉じ込められて、次に出す時に気づくことになります。通気性のある袋や箱に入れて、においの強い物とは離して保管します。防虫剤を使う場合は、ニットに使える物か、表示と注意書きを読んでからにしてください。

においつながりで言うと、道具や衣類のにおいは「洗えない部位」と「洗える部位」を分けて考えるのがコツです。たとえば剣道防具の洗い方は、洗える所と拭く所を分ける発想がよく似ています。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、においはその日のうちに風を通すのがいちばん効きます。洗うかどうかを悩む前に、とりあえず窓の近くにかけるだけでも違いますよね』

💡 この困りごとへの提案

洗えないニットのにおいを軽くしたい時や、着る前にさっと整えたい日には、衣類スチーマーがあると手軽です。使う前に、素材と洗濯表示を確かめて、離して使ってください。


かけたまま使える衣類スチーマーをAmazonで探す

Yahoo!ショッピングでも探して比べる

あわせて読みたい

洗った後の平干しの手順はセーターの干し方を、ウール製品の洗い方はメリノウールの洗い方を、糸が飛び出した時はニットのほつれ直しをどうぞ。においつながりでは、剣道防具の洗い方もあります。

まとめ:ついた日に風を通す。洗えるかは表示で決め、部屋干しは乾く時間を短く

  1. ついた日のうちに風を通す。脱いですぐ、幅広のハンガーで風通しのよい所へ
  2. 衣類スチーマーは離して当てる。表示と素材を見て、やけどに注意
  3. 洗えるかは洗濯表示で決める。洗える物はネットに入れて表示どおりに
  4. 部屋干しは乾くまでの時間を短く。間をあけて風を当てる
  5. 洗えない表示は陰干しか店に相談。消臭スプレーは目立たない所で試す

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ニットの匂い取りの早見表:焼肉や鍋のにおいは、ついた日のうちに脱いで幅広のハンガーにかけ、風通しのよい日陰へ。衣類スチーマーは洗濯表示と素材を見て、離して当て、やけどに注意する。何日も残る時は洗濯表示を見て、洗える物はネットに入れて表示どおりに洗い、平らに干す。部屋干しのにおいは、間をあけて風を当て、乾くまでの時間を短くする。洗えない表示や高価な物は陰干しにして、においが残る時はクリーニング店に相談する。消臭スプレーはニットに使える物を目立たない所で試す

コメント

タイトルとURLをコピーしました