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焼肉や鍋のあと、ニットに染みついたにおいに気づくことってありますよね。毎回洗うわけにもいかず、かといってそのままクローゼットに戻すのも気が引けます。部屋干しをしたら、今度は生乾きのようなにおいが残った、という悩みも同じくらい多いようです。
先に結論をひとつ。においは「ついた直後に風を通す」「洗える物は表示どおりに洗う」「部屋干しは乾くまでの時間を短くする」の3つに分けて考えると整理しやすくなります。ニットは熱と水に敏感な素材なので、どの方法も、まず洗濯表示を見るところから始めます。
洗う前にできること、スチーマーの使い方の注意、洗う時のコツ、部屋干しの見直しまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:今日ついたにおい|スチーマーを使いたい人|洗える表示の人|部屋干しでにおう人|洗えない・残る人
今日ついたにおいは、まず風を通す
焼肉や鍋のにおいは、ついたばかりのうちは繊維の表面にとどまっていることが多く、脱いですぐ風を通すだけで和らぐことがあります。ポイントは、しまう前にひと手間かけることです。
- 帰宅したらすぐ脱いで、においの元になった部屋や玄関から離す
- 肩幅に合う幅広のハンガーにかけて、風通しのよい場所へ
- 袖の内側や脇の布が重なる所を軽く開いて、空気が通るようにする
- 直射日光を長く当てない。色あせや傷みを避けて日陰で
厚手のニットは、自分の重みで肩が伸びやすい素材です。かけっぱなしにせず、伸びが気になる時は平らな場所に広げて風を通してください。平らに干す手順はセーターの干し方に詳しく載せています。においの強い物の隣にしまわないことも、地味に効いてきます。
食べ物のにおいは、煙や湯気にのって細かく広がります。毛足のあるニットは空気を含みやすいぶん、においを抱え込みやすい傾向があります。逆に言うと、空気を通してあげるだけでも、軽くなることがあるんです。毎回洗うのは傷みのもとになるので、「着たら風を通す」を習慣にしておくと、洗う回数も減らせます。
衣類スチーマーの使い方——離して当てる。蒸気でやけどをしない
衣類スチーマーは、洗えないニットのにおいを軽くしたい時に頼りになる道具です。蒸気で繊維がゆるむと、においが抜けやすくなることがあります。ただし、ニットは素材や編み方でスチームに向く物と向かない物があるので、使う前に洗濯表示と取扱説明書を確かめてください。
- 洗濯表示と素材を先に見る。スチームやアイロンを当ててよい表示かどうか。迷う時は、目立たない所で試すか、店に相談を
- ニットに押しつけない。蒸気を離して当て、編み目をつぶさないようにします
- やけどに注意。蒸気も本体も熱くなります。服を持つ手は蒸気の出る面の反対側に置き、小さな子どもの手の届かない所で使います
- 当てた後は広げて乾かす。湿ったまましまうと、別のにおいの原因になります
温度や時間の目安は、機種や素材で変わります。手元の取扱説明書の指示に合わせてください。
洗える時の洗い方——表示どおり、ネットに入れて
何日もにおいが残る時や、汗のにおいが混ざっている時は、洗えるなら洗うのがいちばんすっきりします。判断は洗濯表示で。次の表のように、表示によって方法を分けます。
| 洗濯表示 | 洗い方の目安 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 洗濯機で洗える | ネットに入れて、おしゃれ着用のやさしいコースで | 洗剤は量を守り、すすぎは表示の範囲で。脱水は短く |
| 手洗いのみ | 押し洗いでやさしく。こすらない | ぬるま湯の温度は表示に合わせる。つけ置きは長くしない |
| 家庭で洗えない | 洗わない。陰干しと風通しで様子を見る | においが残るなら店に相談 |
洗剤は、おしゃれ着用の中性洗剤など、ニットに合う物を選びます。洗い方のコツはウールのインナーと共通する部分が多いので、メリノウールの洗い方も参考になります。洗った後は、ぬらしたままの重みで伸びないよう、平らに広げて干してください。
洗うと毛玉やほつれが出ることもあります。糸が飛び出した時は引っ張らずに、ニットのほつれ直しの手順を見てから直しましょう。
部屋干しでにおう時——乾くまでの時間を短くする
部屋干しのにおいは、乾くまでに時間がかかるほど出やすくなります。ニットは水を含むと重く、乾きにくい衣類なので、特に起きがちです。見直すところを表にしました。
| 場面 | 見直しのポイント |
|---|---|
| 干し方 | 洗濯物どうしの間をあけて、空気の通り道を作る |
| 風の当て方 | 扇風機やサーキュレーターで、下から上へ風を通す |
| 部屋の湿気 | 除湿機やエアコンの除湿を使い、窓や換気扇も活用する |
| 洗う前後 | 洗濯機の中に長く放置せず、脱水が終わったらすぐ干す |
| 干す量 | 一度にたくさん干さず、ニットは単独か少なめにする |
干す時間は、部屋の広さや季節で大きく変わります。目安は「触って、中心部まで冷たくないか」です。厚みのある部分が乾いていないうちは、においの元が残っています。
洗えない・においが残る時——消臭スプレーの考え方と、店に相談する目安
洗えない表示のニットは、風通しと陰干しが基本です。そのうえで残るにおいには、消臭スプレーを使う方法もあります。ただ、スプレーは使い方を間違えると、シミや輪じみの原因になります。
- ニットに使えると書かれた物を選ぶ。表示や注意書きを読んでから
- 目立たない所で試す。色落ちや輪じみがないか確かめてから、全体へ
- かけすぎない。少し離して、うっすら湿る程度に
- 香りでごまかさない。においの元が残ったまま香りを重ねると、混ざって気になる場合があります
高価なニットや、お気に入りでダメージを避けたい物、洗えない表示でにおいが強く残る物は、クリーニング店に相談するのがおすすめです。においの原因や素材を伝えると、向く方法を教えてもらえます。
しまい方も、においを左右します。しまう前にニットが湿っていないか、汗や食べ物のにおいが残っていないかを確かめてください。湿ったまま、またはにおいが残ったままで袋や引き出しに入れると、においが閉じ込められて、次に出す時に気づくことになります。通気性のある袋や箱に入れて、においの強い物とは離して保管します。防虫剤を使う場合は、ニットに使える物か、表示と注意書きを読んでからにしてください。
においつながりで言うと、道具や衣類のにおいは「洗えない部位」と「洗える部位」を分けて考えるのがコツです。たとえば剣道防具の洗い方は、洗える所と拭く所を分ける発想がよく似ています。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、においはその日のうちに風を通すのがいちばん効きます。洗うかどうかを悩む前に、とりあえず窓の近くにかけるだけでも違いますよね』
💡 この困りごとへの提案
洗えないニットのにおいを軽くしたい時や、着る前にさっと整えたい日には、衣類スチーマーがあると手軽です。使う前に、素材と洗濯表示を確かめて、離して使ってください。
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洗った後の平干しの手順はセーターの干し方を、ウール製品の洗い方はメリノウールの洗い方を、糸が飛び出した時はニットのほつれ直しをどうぞ。においつながりでは、剣道防具の洗い方もあります。
まとめ:ついた日に風を通す。洗えるかは表示で決め、部屋干しは乾く時間を短く
- ついた日のうちに風を通す。脱いですぐ、幅広のハンガーで風通しのよい所へ
- 衣類スチーマーは離して当てる。表示と素材を見て、やけどに注意
- 洗えるかは洗濯表示で決める。洗える物はネットに入れて表示どおりに
- 部屋干しは乾くまでの時間を短く。間をあけて風を当てる
- 洗えない表示は陰干しか店に相談。消臭スプレーは目立たない所で試す
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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