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殻つきの生の落花生を手に入れて、袋の底にたまった土を見て手が止まる。洗っていいのかな、洗ったらすぐ使うのかな、乾かしたほうがいいのかな。炒る前に水に触れさせると傷みそうで不安、という気持ちも分かります。
先に結論をひとつ。殻つきの生の落花生は、ゆでる前も炒る前も、まず殻の泥を水で洗い落とします。洗った後は水気をしっかりきって、すぐ使うのが基本です。炒る時は特に、よく乾かしてから火にかけます。むき身や、すでに炒ってある落花生は洗いません。洗い方の手順、洗った後の水気、洗わない落花生、傷みの見分け方の順に見ていきましょう。
ケース別に読む:先に全体を知りたい人|洗い方の手順を知りたい人|洗った後の水気が気になる人|洗わない落花生を知りたい人|傷みの見分け方を知りたい人|よくある迷いを知りたい人
先に全体像——洗うのは殻つきの生の落花生だけ
落花生は、売られ方がいくつかあります。殻つきの生、殻つきで炒ってある物、殻をむいた中身(むき身)、薄皮がついたままの炒った物。洗うかどうかは、この「売られ方」で変わるんです。
殻つきの生の落花生は、土や泥がついたまま袋に入っていることがあります。殻の細かいくぼみに入り込んだ泥は、そのままゆでると湯が濁りやすく、炒ると鍋やフライパンに移りやすいので、先に落としておくと後の作業が楽になります。
- 殻つきの生。泥がついていれば洗います。洗った後は水気をきって、すぐ使います
- 殻つきで炒ってある物。洗うかどうかは袋の表示で確かめます
- むき身(生・炒った物とも)。基本は洗いません。袋の表示のとおりに
- 薄皮つきの炒った物。水に触れると状態が変わりやすいので、洗いません
袋に「洗ってから使う」「そのまま食べられる」といった表示がある場合は、その表示が先です。迷ったら、袋の裏の表示を見てから進めましょう。
洗い方の手順——ため水でこすり洗いして、水を替える
洗い方は、流水でさっとすすぐより、ボウルにためた水でこすり洗いするほうが、殻のくぼみの泥まで落としやすいです。水の中で泥が沈むので、泥が殻に戻りにくいのも助かります。
- ボウルに水をためる。落花生がかぶるくらいの水を入れて、殻つきのまま入れます
- こすり洗いする。野菜用のたわしか、手でこすります。殻のくぼみに入り込んだ泥を落とすイメージで
- 水を替える。水が泥で濁ったら捨てて、新しい水に替えます。濁らなくなるまで、何度か繰り返します
- ざるに上げる。水をきって、次の作業に移ります
泥まじりの水は、そのままシンクに流すと排水口に泥がたまりやすくなります。ざるや目皿で受けながら、最後に泥を集めて捨てると後始末が楽です。手に傷がある時は、ゴム手袋をつけて洗うと安心ですよね。殻はざらざらしているので、手が荒れやすい人も手袋があると助かります。
子どもが洗うのを手伝いたがる時は、殻の泥を落とす作業だけをお願いして、割れた殻や水気の扱いは大人が見守ります。洗い終わったら、手もしっかり洗ってから次の作業に進みましょう。
力を入れすぎると殻が割れて、中に水が入りやすくなります。こすり洗いは、泥を落とすくらいの力で足ります。たわしは、食器や掃除に使う物と分けて、野菜用に決めておくと気持ちよく使えますよね。
洗った後の水気——ゆでる時は鍋へ、炒る時はよく乾かす
洗った後の扱いは、次に何をするかで変わります。ゆでるなら水気をきってすぐ、炒るなら水気をふいてよく乾かしてから。洗ったまま長く置かないことが共通の決まりです。
| 次の作業 | 洗った後にすること | 気をつけること |
|---|---|---|
| ゆでる | ざるで水気をきって、すぐ鍋へ | 洗ったまま置いておかない。ゆで方はレシピや袋の表示に従う |
| 炒る | 布やキッチンペーパーで殻の水気をふき、広げてよく乾かす | 水気が残ったまま火にかけない。油や水がはねたり蒸気が出たりして、やけどの心配がある |
| すぐ使わない | 洗わずに、袋のまま表示どおりに置く | 使う分だけを洗う。洗ってから長く置かない |
炒る場合は、水気が残っていると殻がしけったようになったり、加熱の時にはねたりします。しっかり乾かしてから、取扱説明書や調理器具の使い方の範囲で加熱してください。火加減や炒り方の考え方は、生の落花生をフライパンで炒るで詳しく見られます。ゆでる場合の流れは、生落花生の茹で方を読んでみてください。
洗わない落花生——むき身・炒ってある物は袋の表示どおりに
「落花生なら全部洗う」と思ってしまうと、洗わなくていい物まで洗いがちです。洗わない落花生も整理しておきましょう。
- むき身(生)。殻がなく、水に触れると傷みやすくなります。洗わず、袋の表示のとおりに使います
- 殻つきで炒ってある物。洗う必要があるかは袋の表示で確かめます。表示がなければ、殻の表面の汚れが気になる時に乾いた布でふく程度に
- 薄皮つきの炒った物。水に濡らすと状態が変わりやすいので、洗いません
- 味つけされた物。洗うと味や状態が変わります。そのまま、表示どおりに
洗うのは、泥がついている「殻つきの生」だけと覚えておくと迷いません。買う時に袋のラベルで「生」か「炒り」かを見ておくと、帰ってからあわてずにすみます。
傷みの見分け方——カビやいやなにおいは食べない
泥を落とす時は、殻や中身の状態を見るいい機会でもあります。洗う前後に、次の点を見てください。
- 殻に、白や青や黒の綿のような物、黒い汚れの広がりがある
- 袋の中が湿っていたり、水がたまっていたりする
- 殻を割ると、中がしなびて黒ずんでいる、カビのような物がある
- いやなにおいがする
こうしたサインが一つでもあれば、食べるのはやめます。カビのように見える物は、見える所だけを取り除いても食べません。においだけで決めず、見た目・手ざわり・袋の状態を合わせて見て、迷ったら食べない。これが安心です。洗剤やスプレーなど、食品を洗うために作られていない物は使いません。
そして、もうひとつ大切なこと。丸ごとの落花生は、小さい子には出さないでください。のどに詰まる心配があるためです。ゆでた物も、炒った物も同じです。子どもと食べる時は、食べさせ方や年齢について、保健センターや小児科など公的な案内を確かめましょう。
よくある迷い——洗剤・たわし・洗ってから置く時
- 洗剤で洗っていい? 食品に使う洗剤の扱いは製品の表示によります。落花生は水でこすり洗いするだけにとどめるのが、迷わない方法です
- たわしは食器用と同じ? 別にしておくと安心です。洗い終わったたわしは、よくすすいで乾かします
- 洗ってから置いていい? 洗うのは使う直前に。洗ったまま長く置くと傷みやすくなります
- ゆでる前に水に浸けておく? 洗う時の水に浸けるだけにして、レシピの手順に従います。長く浸けたままにはしません
- 殻が割れていた 中身に泥や水が入りやすいので、割れた物は取り分けて、状態をよく見てから使います
ゆきこ( ゚Д゚)『泥を落とすひと手間を先に済ませておくと、そのあとの作業がずっと気楽になると思います。洗うのは使う分だけにしておくと安心ですよね』
💡 この困りごとへの提案
殻のくぼみの泥は、手だけだと落としにくいことがあります。野菜用のたわしが1つあると、こすり洗いが気楽になります。
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洗い終わった後の落花生を炒る時は生の落花生をフライパンで炒る、ゆでる時は生落花生の茹で方にまとめています。豆をゆでる前の下ごしらえの考え方は枝豆のゆで方でも見られます。
まとめ:殻つきの生だけ洗い、水気をきってすぐ使う。迷ったら食べない
- 洗うのは殻つきの生の落花生だけ。むき身や炒ってある物は洗わない
- ため水でこすり洗いして、水を替える。濁らなくなるまで何度か
- ゆでるなら水気をきってすぐ鍋へ。炒るなら水気をふいてよく乾かす
- カビやいやなにおいは食べない。見える所を取り除いても食べない
- 丸ごとの落花生は小さい子に出さない。迷ったら食べない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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