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売り場でせとかを手に取って、みかんと何が違うのか分からなくなる。大きさも皮の感じも違うような気がするけれど、どう食べるのがいいのか迷いますよね。みかんと同じ勢いでむいたら、皮が実にくっついて、手も実もべたべたになった、という失敗も起こりがちです。
先に結論をひとつ。せとかは、みかんより大きめで、皮が薄く、薄皮ごと食べやすい柑橘として売られていることが多いです。手でむけますが、皮が実にくっついていることがあるので、ゆっくり開くか、くし形に切って出すと食べやすくなります。味の感じ方は一つひとつ違うので、この記事では大きさ・皮・食べ方の分かれ目を中心に、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:違いを知りたい人|手でむきたい人|切って出したい人|子どもと食べる人|傷みが心配な人|迷いやすい点を知りたい人
違いの早見表——大きさ・皮・薄皮・むき方で比べる
並べて比べると、違いは「大きさ」「皮の薄さ」「薄皮の食べやすさ」「むき方」に出やすいです。次の表は、売られている物に多い傾向をまとめたもので、実際には一つひとつで差があります。
| 比べる点 | せとか | みかん |
|---|---|---|
| 大きさ | みかんより大きめのことが多い | 手のひらに収まる大きさが一般的 |
| 皮 | 薄めで、実にくっついていることがある | 手でむきやすい物が多い |
| 薄皮 | そのまま食べやすいと感じる物が多い | そのまま食べる物が多い |
| むき方 | ゆっくり開く、または切って出す | くるっと手でむく |
| 味の感じ方 | 一つひとつ違う | 一つひとつ違う |
表の中で大事なのは、最後の行です。甘い・すっぱいを品名だけで決めつけず、食べて確かめるのが確実です。袋やパックには品名や大きさの区分が書いてあるので、買う時は表示も見てみてください。
売り場で選ぶ時は、まず見た目と手ざわりを確かめます。皮にへこみや傷がないか、触って部分的にやわらかくなっていないか、袋の中に汁がたまっていないか、の3点です。大きさは一つひとつ違うので、食べる人数や食べ方に合わせて、手に取った感じで選んで大丈夫です。皮が薄いぶん、袋の中で押されて傷みやすいこともあるので、持ち帰る時は上に重い物を載せないようにしましょう。
せとかをすっぱく感じた時の考え方はせとかが酸っぱい時、苦く感じた時はせとかが苦い時に分けてあります。この記事では、みかんとの違いと食べ方を中心に見ていきます。
手でむく——ゆっくり開いて、皮と実をはがす
せとかは皮が薄いぶん、みかんと同じ勢いでむくと、実まで一緒に崩れて汁が飛びがちです。手を洗って拭いてから、ゆっくり進めましょう。
- くぼみ側から指の腹で皮をつまむ。爪を立てすぎると実が傷つくので、指の腹を使います
- 皮をゆっくり開く。ぐいっと引くと皮が実にくっついたまま裂けやすいので、少しずつ進めます
- 白い筋と皮の切れ端を手で整える。薄皮は残してそのまま食べます。筋が気になる時は取ってかまいません
皮が実にぴったりくっついて開きにくい時は、無理に続けず、次の章の「切って出す」方法に切り替えてください。そのほうが手も皿も汚れにくく、実も崩れません。むく時は汁が飛ぶことがあるので、顔を近づけすぎないようにしましょう。
切って出す——くし形にすると取り分けやすい
まな板と果物ナイフを使う方法です。刃物を使うので、子どもの手の届かない所で作業してください。まな板が滑らないよう、下に濡らして絞った布巾を敷いておくと安心です。
- 流水で皮の表面を洗って、水気を拭く。皮ごと切ると、ナイフの刃が皮の表面に触れるからです
- 縦に半分に切る。上から手のひらで軽く押さえ、指先は刃の進む方向に出さないようにします
- 切った面を下にして、くし形に切り分ける。皮つきのまま出せば、手でつまんで皮を外しながら食べられ、手が汚れにくくなります
切った面から汁が出るので、食べる直前に切るのが基本です。余った時はラップで包んで冷蔵庫に入れ、早めに食べ切りましょう。ナイフを持つ手と反対の手を切りやすいので、疲れている時は手でむく方法を選ぶのも立派な判断です。
子どもと食べる——一房を小さくして、座って食べる
薄皮ごと食べやすいと感じる柑橘でも、小さい子には注意が要ります。一房を丸ごと口に入れると、のどに詰まらせる心配があるからです。
- 一房を小さくちぎって渡す。大人が先にちぎって、口に入る大きさにしてから出します
- 座って、落ち着いて食べる。歩きながら、遊びながらは避けます
- 種や硬い筋があれば取り除く。種の有無は一つひとつ違うので、渡す前に見ておきます
汁で手がべたつきやすいので、食べ終わったら手と口のまわりを拭いてあげてください。小皿に取り分けておくと、こぼれた汁も受け止められて片づけが楽になります。
傷みの見方としまい方——食べない目安
柑橘は、見た目はきれいでも中で傷んでいることがあります。食べる前に、次の点を見てください。
- 触るとぶよぶよしている、皮がへこんでいる
- 皮や実から汁がにじんで、ぬれている
- 白や青緑のカビがある
- いやなにおいがする(においだけで決めず、見た目と手ざわりも合わせて見ます)
- 変色している部分が広がっている
どれかに当てはまる時は、食べないでください。カビは、見える所を取り除いても食べません。見えない部分に広がっていることがあるからです。迷ったら食べない。これが確実な判断です。
しまい方は、袋やパックの表示に従うのが基本です。ほかの果物と重ねて置かない、傷んだ物を見つけたらすぐ取り出す、という2点を守るだけでも、まわりに傷みが移りにくくなります。冷蔵庫の野菜室を使う時の考え方は、きゅうりの保存方法も参考になります。
よくある迷い——皮は食べる?手でむけない時は?
- 皮はそのまま食べる? 皮はむくか、切って外して食べるのが基本です。皮ごと食べられるかどうかは、袋の表示や売り場の説明で確かめてください
- 手でむけなかったら? 無理に続けず、くし形に切って出します
- みかんの代わりに使える? 大きさが違うので、個数をそろえるより、使いたい量を目で見て決めると迷いません
- 切ったら黄色い筋が気になる 白い筋や黄色っぽい筋は、実と皮の間にあるもので、気になる時は手で取って整えます。ただし、ぬめりや変色の広がりがある時は筋ではなく傷みの可能性があるので、前の章の目安で見直してください
- 洗ってから食べる? 皮の表面は、むく前や切る前に流水で洗って水気を拭きます。手や刃物に皮の汚れが移るのを防げます
ゆきこ( ゚Д゚)『みかんと同じ感覚でむくより、ゆっくり開くか切って出す方が、失敗が少なそうだと思います。慣れないうちは、くし形が食べやすいですよね』
💡 この困りごとへの提案
切り分けて出す時、小皿が数枚あると取り分けがしやすくなります。汁がこぼれやすい柑橘なので、縁が少し高めの物だと安心です。
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せとかの形と皮の薄さをほかの柑橘と見わけたい人はせとかとデコポンの違い、すっぱく感じた人はせとかが酸っぱい時、苦く感じた人はせとかが苦い時へ。みかんに近い柑橘の見わけ方はポンカンとみかんの違いにまとめています。
まとめ:せとかは「ゆっくり開く」か「くし形に切る」で食べやすい
- 違いは大きさ・皮・薄皮・むき方に出やすい。味の感じ方は一つひとつ違う
- 手でむく時は、指の腹でつまんでゆっくり開く。ぐいっと引かない
- むきにくい時は、くし形に切って出す。刃物は子どもの手の届かない所で
- 子どもには一房を小さくちぎり、座って食べる。種があれば取る
- ぶよぶよ・汁・カビがあれば食べない。迷ったら食べない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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