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冷蔵庫を開けたら漬物のにおいがぷんとする。食べようとしたら、いつもより鼻につく。そんな時、「これは傷んでいるのか、それとももともとなのか」と迷いますよね。
先に結論をひとつ。漬物には、発酵や素材からくる強いにおいがもともとあるものが多いです。たくあん、ぬか漬け、キムチなどがそうです。ただ、いつもと違うと感じる時は、においだけで決めず、ぬめり・泡・カビ・袋のふくらみがないかを合わせて見ます。迷ったら食べないでください。冷蔵庫ににおいが移る時の対処まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:においの種類を知りたい人|いつものにおいか確かめたい人|食べるか迷う人|冷蔵庫のにおいが気になる人|買った物とぬか漬けの人
においの種類の早見表——もともとか、いつもと違うか
大事なのは、「臭いからすぐ捨てる」「臭いけど食べる」のどちらかに決めつけず、確かめる順番を持つことです。ひと口に「臭い」といっても、種類はいろいろです。においの感じ方は人によって違うので、「どう見分けるか」の手がかりは、次の表で見てみましょう。判断は、においだけでなく、見た目や手ざわり、袋の状態と合わせて行ってください。
| においの印象 | 考えられる場面 | 合わせて見ること |
|---|---|---|
| 発酵した、独特のにおい | ぬか漬け・たくあん・キムチなど、もともとにおいが強い漬物 | いつもの色とつや。製品の表示 |
| 酸っぱいにおいが強くなった | 漬かりが進んだ | 色の変化・ぬめり・泡。詳しくは酸っぱい時の記事へ |
| ツンと鼻にくる、いつもと違う | 傷みの可能性もある | ぬめり・泡・カビ・袋のふくらみ |
| 生ごみのような、腐ったような | 傷んでいる可能性が高い | 食べずに、状態を見て処分を考える |
| 汁がもれて、袋の外がにおう | 袋の破れや、口の閉じ方 | 袋の状態。ほかの食品に付いていないか |
小さな子どもや高齢の方、体調がすぐれない時、妊娠中の方に出す時は、特に慎重にしてください。少しでも迷う物は、出さないのが安心です。
表の中で、迷う行は「いつもと違う」と感じるところです。その感覚は、大事にしてください。においが強い物は、慣れてしまって気づきにくいこともあります。
いつものにおいか確かめる——見た目・手ざわり・袋の状態
「もともとのにおいかな」と思った時は、においをかぐ前に、まず見た目と手ざわりを見ます。いつもの漬物と並べて比べられると、分かりやすいのですが、手元に比べる物がない時は、次の3つを順に見てください。
- 見た目:色が変わっていないか。つやがなくなっていないか。汁が白くにごっていないか
- 手ざわり:ぬめりやべたつきがないか。いつもより柔らかくなっていないか
- 袋や容器:ふくらんでいないか。泡が出ていないか。汁がもれていないか
においが強い漬物は、袋を開けた直後と、しばらく置いたあとでも印象が変わります。開けてすぐのツンとした香りは、中身が空気に触れて立ち上がっているだけのこともあります。ただ、これも「だから大丈夫」と決める材料にはならないので、見た目と手ざわりを合わせて見てください。
3つとも「いつもどおり」と感じられて、においがもともとのものなら、心配しすぎなくて大丈夫です。ただし、袋の表示の保存方法と期限も確かめてください。少しでも違和感があれば、次の章に進んでください。
食べない方がいいサイン——ぬめり・泡・カビ・ふくらみ・迷う時
においがいつもと違うと感じる時に、次のようなことが重なっていたら、食べないでください。
- ぬめりがある。洗っても取れない、糸を引く
- 泡が出ている。汁がぶくぶくしている
- カビがある。白・青・黒・ピンクなど、いつもと違う色の点やふわふわ
- 袋や容器がふくらんでいる。開けた時にシュッと音がする
- ツンとする、腐ったようなにおいが、いつもよりはっきりしている
カビを見つけた時は、見える所を取り除いても食べません。見えない部分に広がっていることがあるからです。そして、迷ったら食べないのが基本です。もったいなく感じても、体調を崩すよりは安心です。
冷蔵庫の奥に置いたままだった漬物は、いつ開けたか分からなくなりがちです。開けた日を袋や容器にメモしておくと、迷う場面が減ります。日付は、食べられると決めるためではなく、いつ開けたかを思い出すための手がかりです。処分する時は、汁がもれないよう袋の口を縛り、ごみの分け方は自治体の案内に従ってください。
食べてしまって気分が悪くなった、おなかの調子が変だという時は、無理をせず医療機関に相談してください。酸っぱくなった時の見方は漬物が酸っぱくなった時に、たくあんの色の変化はたくあんはなぜ黄色い?にあります。
冷蔵庫ににおいを移さない工夫——密閉・汁・置き場所
漬物自体は問題がなくても、冷蔵庫のほかの食品ににおいが移るのは困りますよね。次の3つを見直してみてください。
- 密閉容器に移す。ふた付きの容器なら、においが広がりにくくなります。ガラスの保存容器なら、においが移りにくい物もあります
- 汁をこぼさない。袋のまま置くと、汁がもれてにおいが広がりがちです。袋ごと容器や袋に入れる二重の置き方もあります
- 置き場所を決める。バターやチーズなど、においが移りやすい物と離して置く
袋のまま冷蔵庫に入れる時は、袋の口をしっかり閉じ、バットや皿にのせておくと、汁がもれても庫内を汚しにくくなります。
汁がもれる袋の扱いは、漬物の袋が漏れる時でも見られます。ふたの内側や容器の口に汁が付いたままだと、においの元になるので、使うたびに拭いておくと違います。
冷蔵庫全体のにおいが気になる時は、ふたの内側やパッキン、容器の口に汁が残っていないかも見ます。容器は洗って乾かしてから戻します。棚に汁が付いたら、すぐ拭き取ってください。
買った漬物とぬか漬け——においの出どころを知る
漬物のにおいは、種類によって出どころが違います。買った物か、家で漬けている物かでも、気をつけることが変わります。
- 買った漬物:袋や容器の表示に、保存方法と、開けたあとの扱いが書かれています。表示を先に見ます
- ぬか漬け:ぬか床は発酵のにおいがもともとあります。ぬか床の状態を毎日見ることが、においの変化に気づく近道です。始め方と管理はぬか床の失敗しない始め方で整理しています
- キムチなど辛みのある物:においが強く、容器のふたにも移りやすい。開けた時にふくらんでいたら、無理に押さえず、様子を見て食べない
家で漬けた物は、清潔な容器と手を使うことが基本です。容器や手の洗い方、材料の扱い、漬け込む場所は、使うレシピと容器の説明書に従ってください。いつもと違うと感じた時は、買った物と同じように、見た目・手ざわり・容器の状態を合わせて見ます。
ゆきこ( ゚Д゚)『においは分かりやすいぶん、頼りすぎてしまいますよね。見た目や袋の様子も合わせて見ると、あとで悩まずに済むと思います』
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漬物が酸っぱくなった時は漬物が酸っぱくなった時、袋のもれは漬物の袋が漏れる時、ぬか漬けの始め方はぬか床の失敗しない始め方もどうぞ。
まとめ:においだけで決めない。迷ったら食べない
- 漬物には、もともと強いにおいがある物が多い。まず「いつもと同じか」を考える
- においだけで判断しない。見た目・手ざわり・袋の状態と合わせて見る
- ぬめり・泡・カビ・ふくらみは食べないサイン。カビは見える所を取り除いても食べない
- 迷ったら食べない。日数で大丈夫とは決めない
- 冷蔵庫のにおい移りは、密閉・汁を拭く・置き場所で防ぐ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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