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お風呂上がりにガウンを羽織ろうとして、ふと手が止まる。前を左右どちらに重ねればいいのか、分からなくなることがありますよね。自分では合っているつもりでも、鏡で見ると何だか違う気がする、という場面もあります。
先に結論をひとつ。前を重ねるタイプのガウンは、自分から見て右側の身ごろを先に体に当て、その上に左側を重ねる(右前)にそろえておくと、迷いにくくなります。着物と同じ合わせです。ただ、洋服として作られた物は商品によって合わせが違うので、先に作りを確かめるのが近道です。合わせ方の見分け方、ベルトの結び方、子どもに着せる時の注意、洗い方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:洋服型のガウンの人|着物風・バスローブの人|どちらか迷う人|ベルトや子どもが気になる人|洗い方が気になる人
先に結論——前を重ねる型は右前、洋服型は作りで確かめる
この記事でいう「ガウン」は、お風呂上がりや部屋で羽織る、前を開けて着るタイプの物(バスローブやナイトガウンなど)のことです。病院で渡される検査着や、式で着る衣装としてのガウンは、渡された時の案内に従ってください。
前の合わせ方は、ガウンの作りによって考え方が変わります。大きく3つに分けると、次のとおりです。
| ガウンの作り | 合わせの考え方 | ひとこと |
|---|---|---|
| 着物のように前を重ねる | 右前(自分から見て右側が下、左側が上) | 迷ったらこの合わせにそろえる |
| ボタンやスナップが付いている | 商品の作りに従う | 男女で逆に作られた物もある |
| ベルトだけで留める | 右前にそろえると見た目が整う | ベルト通しの位置も目印になる |
商品のタグや説明書に着方が書かれている物は、その説明を優先してください。ここから先は、自分の一着がどのタイプかを見分けるつもりで読んでみてください。
洋服型のガウン——ボタンやスナップの位置を作りで確かめる
洋服として作られたガウンには、ボタン・スナップ・ファスナーが付いている物があります。洋服は、男性用と女性用で前の合わせが逆に作られていると説明されることが多く、ガウンも商品によって違います。つまり、「ガウンはこう」と一つに決めるより、手元の一着の作りを見るほうが確実なんです。
- ボタンやスナップが付いている身ごろを探す。付いている側が、上に重なる作りが多いです
- ボタンホール(穴)が開いている側を見る。穴の側が下になり、ボタンの側が上に来ます
- 内側に細いひもが付いていないか確かめる。反対側のひもと結んで留める作りの物があります
男性向け・女性向けの表示がある物は、その作りが目安になります。家族で同じ型を使っている場合も、着る人ごとに作りを確かめてから着ると、ボタンをかけ違えません。
着物風・バスローブ型——右前でそろえる
タオル地のバスローブや、着物のように前を重ねるガウンは、ボタンがなく、ベルトで留める物が多いですね。この型は、着物と同じ「右前」にそろえておくと迷いません。右前とは、自分から見て右側の身ごろを先に体に当て、その上に左側の身ごろを重ねる合わせ方です。着物では左前は避ける合わせとされることが多く、着物風のガウンでも同じように考えると安心です。
- 右側の身ごろを持って、体に当てる。脇のほうまで、しっかり引き寄せます
- その上に、左側の身ごろを重ねる。上に来ているのが左側なら、右前です
- ベルトを巻いて、前で結ぶ。結び方は第5章で紹介します
タオル地は厚みがあるので、重ねた所がもたつきやすいです。ベルトを締める前に、脇で身ごろを軽く引いて整えておくと、胸元が開きにくくなります。
どちらか迷った時——ベルト通し・ポケット・タグを目印に
見た目だけでは判断がつかない時は、作りの中に目印を探します。次の3つを順に見ていくと、たいていの場合は向きが決まります。
- ベルト通し。脇の左右にある輪っかに、ベルトが自然に通る向きで着ると、ずれにくくなります
- ポケット。手を入れた時に、口が自然に使える向きがある物もあります
- タグと洗濯表示。着方の説明が書かれていることがあるので、内側を探してみてください
鏡の前で一度着て、胸元が開きすぎていないか、ベルトが片側に引っ張られていないかを見てみましょう。ベルトが斜めに引っ張られる時は、合わせが逆になっているサインのことがあります。重ね直すだけで、収まりがよくなることもあります。
ゆきこ( ゚Д゚)『着る向きは、迷ったら説明の表示とベルト通しを先に見るのが確実だと思います。鏡の前で一度確かめると安心ですよね』
ベルトの結び方と、子どもに着せる時の注意
ベルトは、おなかの中央から少しずらして、片側でちょう結び(リボン結び)にします。中央で結ぶと、座った時に結び目が当たりやすくなるためです。結ぶ前にベルトの左右を軽く引いて、ねじれを直しておくと、結び目が整います。
結び目が縦になってしまうと、ほどきにくくなります。結んだ後に、輪っかが左右に並んでいるか見てください。ベルトの先が長く余る時は、端を内側に折り込むか、短く結び直すと、動いた時に引っかかりません。
子どもに着せる時は、次の点に気をつけてください。
- 裾を踏まない丈の物を選ぶ。大人用を着せると、裾を踏んで転びやすくなります
- ベルトの先を長く垂らさない。階段や遊具で、踏んだり引っかけたりしやすいためです
- 湯上がり直後は動き回りがちなので、着せた後は床の水気もふいておく
洗い方と干し方——洗濯表示を先に見る
綿のタオル地は洗える物が多いですが、素材や作りによって洗い方は違います。まず、内側のタグにある洗濯表示を見て、洗い方を決めましょう。
| 場面 | 考え方 |
|---|---|
| 洗う前 | 洗濯表示を見る。ベルトは結ばずに外しておく |
| 洗う時 | タオル地は毛羽が出ることがあるので、ほかの衣類と分けて洗う |
| 干す時 | ハンガーで肩の形を整える。厚みのある所は乾きにくいので、風通しのよい場所で |
| 乾燥機 | かけてよいかどうかも表示で確かめる |
| しまう前 | 湿ったままたたまない。しっかり乾いてから |
洗うたびに前の合わせが分からなくなることもあるので、乾いた後に、右前でたたんでおくと次に着る時に迷いません。
よくある迷い——男女で違う? 逆に着たら?
Q. 男女で合わせは違いますか?
洋服型のガウンは、商品によって違うことがあります。ボタンの位置など、作りを見て決めてください。着物風・バスローブ型は、右前にそろえておくと見た目が整います。
Q. 逆に着てしまったら?
気づいた時に重ね直せば大丈夫です。気になる場合は、右前に直しておくと落ち着きます。
Q. 子どもの分も同じ考え方ですか?
同じです。丈と袖が合う物を選び、ベルトは短めに結んであげてください。
Q. 厚くてもたつく時は?
重ねた後に脇で身ごろを軽く引いて、胸元を整えてからベルトを結びます。ベルトを締めすぎると、座った時に苦しくなったり、結び目が当たったりしがちです。ゆとりを残して結ぶと楽に過ごせます。
💡 この困りごとへの提案
部屋で羽織る綿のバスローブは、湯上がりの水気を取りながら着られるので、冬の脱衣所でも重宝します。着る前に、洗濯表示と合わせ方を確かめてから使い始めてください。
あわせて読みたい
部屋で羽織る物ならちゃんちゃんこと半纏の違いも参考になります。結び目の位置で長さを整える考え方は、ネクタイが長い時の直し方にも出てきます。
まとめ:着物風は右前、洋服型は作りを見る
- 前を重ねる型は右前。右側を先に体に当て、左側を上に重ねる
- 洋服型は作りで決める。ボタンの位置は商品によって違う
- 迷ったら、ベルト通し・ポケット・タグを見る
- ベルトは片側でちょう結び。子どもには短めに結ぶ
- 洗う前に洗濯表示を見る。湿ったままたたまない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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