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冬の玄関先を彩ってくれる葉牡丹。ところが、いつのまにか下の葉が黄色くなっていたり、朝見たらしおれていたりすると、「枯れてしまうの?」と不安になりますよね。寄せ植えにしている場合は、まわりの草花と一緒に弱ってきたように見えて、余計に心配になります。
先に結論をひとつ。下の葉だけが黄色くなっているなら、古い葉が順に傷んでいることが多く、取って整えてかまいません。株全体がしおれる時は、水の過不足、根の傷み、寒風や暖房の風のどれかを順に見ます。寄せ植えは、植物ごとに土の乾き方がばらばらになりやすい点にも注意が必要です。下葉の扱い、しおれる原因、葉に穴があいた時、寄せ植えの水の考え方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:下葉が黄色い人|しおれている人|葉に穴がある人|寄せ植えの人|枯れたか迷う人
下葉だけ黄色い時——古い葉が順に傷む、取ってよい
葉牡丹は、中心から新しい葉が出て、外側や下の葉から順に古くなっていく植物です。外側の下葉が黄色くなったり、茶色く縮んだりするのは、古い葉が役目を終えていく自然な流れであることが多いんです。中心の葉に張りと色があるなら、まずは慌てなくて大丈夫です。
黄色くなった葉は、そのままにしておくと、土の上で蒸れたり傷んだりして、株の根元に悪い影響を与えることがあります。見つけたら、早めに取って整えましょう。
- 黄色い葉を見つける。外側や下の葉から傷むので、株を少し持ち上げるようにして確かめます
- 付け根を持って外へ倒す。無理に引っぱらず、そっと外します。固くて外れない時は、清潔なはさみで付け根近くを切ります
- 取った葉は鉢の中に残さない。土の上に置いたままだと、蒸れや傷みのもとになります
はさみを使う時は、手元をよく見て、中心の新しい葉を切らないように気をつけてください。子どもの手の届く所に刃物を置きっぱなしにしないことも大切です。
ただし、黄色くなった葉を取る時に、まだ緑の元気な葉まで一緒に外してしまわないようにします。葉が減りすぎると、株全体のバランスが崩れて見栄えも悪くなります。取るのは、はっきり黄色や茶色になった葉、触るとやわらかく傷んでいる葉に絞ってください。迷う葉は、その場で外さず、少し様子を見て決めるくらいがちょうどいいです。
気をつけたいのは、中心の新しい葉まで黄色くなったり、根元がやわらかく変色したりしている時です。その場合は下葉の自然な傷みではなく、根や土の状態が関わっているかもしれません。次の章の見直しへ進んでください。
株全体がしおれる時——水・根・風を順に見る
株全体がくたっとしおれる時は、原因が重なっていることもあります。ひとつずつ、見る順番を決めておくと迷いません。
| 見え方 | 疑うこと | 見直すこと |
|---|---|---|
| 土が乾いていて、全体がくたっとしている | 水が足りなくなっている | 鉢の土が乾いているのを確かめてから水をやる |
| 土が湿っているのに、しおれている | 水の与えすぎ、根の傷み | 水やりを控え、根元と鉢の底の様子を見る |
| 鉢の底から根が出ている、土が減っている | 根が詰まっている | ひと回り大きな鉢への植え替えを考える |
| 冷え込んだ朝や風の強い日に葉がくたっとする | 寒風が直接当たっている | 風の通り道を避けた場所へ動かす |
| 室内で、葉先から乾いて縮む | 暖房の風が当たっている | 風の当たらない場所へ動かす |
水やりは、決まった日にちで回数を数えるより、土の乾き具合で決めるほうが失敗が減ります。表面が乾いていても、鉢の中ではまだ湿っていることがあるので、指を土に少し差し込んで確かめてみてください。水をやる時は、鉢の底から流れ出るまで与え、受け皿にたまった水は捨てておきます。
葉牡丹は寒さには比較的強い植物ですが、強い風に長くさらされたり、暖房の風が直接当たったりすると、葉が傷みやすくなります。急に置き場所を変えると、環境の変化で一時的にしおれることもあるので、動かす時は風の当たらない所を選び、様子を見ながら落ち着かせてあげてください。
葉に穴があいている時——葉の裏と株元を見る
葉に穴や食べられたあとがある時は、虫が関わっていることがあります。葉の表だけでなく、葉の裏と株元を見てみましょう。葉が重なっている中心の近くに隠れていることもあります。
- 虫を見つけたら取る。手袋をつけて、素手でさわらないようにします
- 毛のある虫はさわらない。長袖と手袋で、割り箸などを使って離します
- 食べられた葉は取る。傷んだ葉を残さず、株をすっきりさせます
- 様子を見る。数が多い時や、取っても戻ってくる時は、購入先や園芸店に相談します
薬剤を使うかどうかは、その鉢の置き場所や、ペット・子どもがいるかどうかによっても変わります。使う前には、必ず製品の表示を読んで、案内どおりに扱ってください。
寄せ植えで弱ってきた時——土の乾き方の差を見る
寄せ植えは、ひとつの鉢に別の植物が一緒に入っているので、植物ごとに水を欲しがるタイミングが違うという難しさがあります。葉牡丹が弱ってきたように見えて、実はまわりの草花の水の欲しがり方に合わせていた、ということもあるんです。
置き場所にも偏りが出ます。日の当たる側の株は乾きが早く、奥の株は湿りやすい、ということがあるので、鉢をときどき回して、光の当たり方をならしてあげてください。回す時は、葉が折れないよう、鉢の底を持って静かに動かします。
寄せ植えの水やりは、植物ごとの根元の土を見て、乾いている所に静かにやるのが基本です。全体に一律にかけると、乾いている株には足りず、湿っている株には多すぎる、ということが起きます。
どうしても乾き方が合わない時は、葉牡丹だけ別の鉢に植え替えて、水やりを分ける方法もあります。植え替えには小さな園芸用のスコップがあると、根を傷めずに掘り上げやすいです。根を切ったり、根の土をすべて落としたりしないよう、土ごとそっと持ち上げます。
枯れたか分からない時——中心の葉と根元を見る
見た目では、枯れているのか、弱っているだけなのか、判断に迷うことがあります。見るのは中心の葉と根元の2か所です。
- 中心の葉に張りと色がある:まだ生きています。外側の傷んだ葉を取り、置き場所を見直して様子を見ます
- 根元がぐらぐらする・どろっとやわらかい:根が傷んでいる可能性が高いです。無理に水をやらず、購入先や園芸店に相談します
- 茎がひょろっと伸びてきた:枯れたのではなく、姿が変わってきているだけのことがあります。見方は葉牡丹の茎が伸びる時の見方にまとめています
ゆきこ( ゚Д゚)『葉牡丹は丈夫そうに見えて、鉢の土の様子が大事な植物だと思います。枯れたと決める前に、まず土と根元を見たいですよね』
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茎が伸びて姿が変わってきた時は葉牡丹の茎が伸びる時の見方、お正月に向けて鉢や寄せ植えを飾る時は葉牡丹の飾り方にまとめています。
まとめ:下葉は取る。しおれたら水・根・風を順に見る
- 下の葉だけ黄色いのは古い葉の傷みのことが多い。付け根から外して整えます
- 株全体のしおれは水・根・風を順に見る。土の乾き具合で水やりを決めます
- 葉に穴があいたら葉の裏と株元を見る。虫は手袋で取り、毛のある虫はさわりません
- 寄せ植えは土の乾き方の差に注意。株元の土を見て、乾いた所にだけ水をやります
- 枯れたか迷ったら中心の葉と根元を見る。根元がやわらかい時は購入先や園芸店に相談します
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手順を1枚にまとめています。



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