アオマツムシが家の中にいる時——入ってくる理由と外への出し方

生活

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部屋の壁や網戸に、緑色の小さな虫がとまっている。そんな時、どこから入ったのか、どうやって外へ出せばいいのかと戸惑いますよね。夜になると、家の中から虫の声が聞こえてくることもあります。

先に結論をひとつ。アオマツムシは木の上にすむ緑色の秋の虫で、夜の明かりに寄ってきて、網戸のすき間や開けた窓から入ることがあると言われます。素手でつかまず、コップと紙で外の木の近くへ出すのが基本です。見分け方と出し方、入りにくくする考え方を、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ緑の虫かどうか迷う→早見表で体の色と場所を確認第1章へ ▶部屋の壁や網戸にいる→コップと紙で外の木の近くへ第2章へ ▶見えないが声がする→明かりを消し窓を閉めて朝に探す第3章へ ▶何度も入ってくる→網戸のすき間と明かりを見直す第4章へ ▶鳴き声やさわり方が心配→素手でつかまず、離れて見る第5章へ ▶

ケース別に読む:緑の虫かどうか迷う人|壁や網戸にいる人|声だけする人|何度も入ってくる人|鳴き声やさわり方が心配な人

4コマ漫画|アオマツムシを外へ出す手順夜の部屋で網戸に緑の虫!どうしよう…どうやって出す?1やりがちなNG素手でつかもうとする素手はやめておく2正しい対処コップをかぶせ紙で外へそっと外へ出す3外へ帰れた木の根元へそっと放す窓の開け方も見直す4

見分けの早見表——緑の体・木の上・夜の明かり

部屋にいる虫がアオマツムシかどうか、まず見る所を表にまとめます。

見る所 アオマツムシ
体の色 緑色
すむ場所 木の上
大きさの目安 親指の先くらい
鳴く時期 秋
家に入る様子 夜の明かりに寄り、網戸のすき間や開けた窓から入ることがあると言われる

体が茶色っぽくて、草むらにいる虫なら、マツムシのほうかもしれません。違いはマツムシとアオマツムシの違いで見比べられます。また、大きめの黒っぽいコオロギなら、エンマコオロギが家の中にいる時のほうが近いかもしれません。

見る順番は、体の色、いた場所、時期の3つです。緑色で、木の多い所の近くの窓にいて、秋に見つけた。この3つがそろえば、アオマツムシの可能性が高くなります。逆に、どれかが違う時は、別の虫かもしれません。

迷った時は、無理に名前を決めなくて大丈夫です。どの虫でも、素手でつかまず、外へ出すという対応は同じです。

外へ出す手順——コップと紙で、素手を使わない

手順は3つだけです。道具で包むようにして、そっと外へ出します。まず、手元に次の2つを用意してください。

  • 透明なコップ。中の虫が見えると、位置を確かめながらかぶせられます
  • コップの口より大きな紙。薄い紙より、少し硬さのある紙のほうがふたにしやすくなります
  1. コップをかぶせる。虫が動かないうちに、上から透明なコップをゆっくりかぶせます。急に動かすと、跳ねて逃げることがあります
  2. 紙を差し込む。コップと壁(網戸)の間に、薄い紙や厚紙をすべらせて差し込み、ふたをします
  3. 外へ放す。そのまま外へ出て、草や木の根元へ放します
コップと紙で外へ出す3つの手順1 かぶせる上からそっとコップを急がず、ゆっくり2 紙を差し込むコップと壁の間に紙を入れてふたをする3 外へ放す草や木の根元へそのまま放す

虫はかむことがあると言われるので、素手でつかむのは避けます。傷つけないよう、そっと動かしてください。天井や高い所にとまっている時は、脚立に乗って無理に取ろうとせず、手が届く高さに来るまで待ちます。

外へ出している間は、子どもやペットに別の部屋で待ってもらうと安心です。犬や猫が追いかけて口に入れてしまうのを防げます。

使ったコップと紙は、洗うか処分して、食器とは分けておきます。虫を入れたコップを、そのまま台所に戻さないようにしてください。

跳ねて逃げられた時は、追いかけ回さなくて大丈夫です。虫が落ち着いて動きが止まるまで待ってから、もう一度ゆっくり近づきます。見失った時は、部屋のドアを閉めておけば、ほかの部屋へ広がりません。外へ出せたら、手を洗っておくと安心です。

姿は見えないのに声がする時——朝に探せば大丈夫

声はするのに、どこにいるのか分からないこともありますよね。そんな時は、夜に無理に探し回らなくて大丈夫です。

  • 夜は部屋の明かりを消して、窓と網戸を閉めておく。これ以上入ってくるのを防ぎます
  • 朝になってから探す。カーテンの裏、網戸の下、家具のすき間を、明るい時に見ます
  • 見つからなければ、そのまま様子を見る。外の木から聞こえているだけのこともあります

声が気になって眠りにくい時は、窓から離れた部屋で休むのもひとつの方法です。朝になってから、落ち着いて探しましょう。

家具を動かす時は、手や足をはさまないように気をつけてください。声がいつまで続くのか気になる人は、鈴虫の鳴き声はいつまで?に、秋の虫の声が聞こえる時期の目安がまとまっています。

何度も入ってくる時——網戸のすき間と夜の明かりを見直す

外から入ってくる虫は、入り口が決まっていることがあります。見直す所は3つです。

入りにくくする3つの見直し網戸のすき間窓枠との間にすき間がないか夜の明かり明かりに寄る虫がいる窓から離すか閉める窓の開け閉め夜は網戸ごと閉める開けたままにしない
  • 網戸と窓枠のすき間。網戸を閉めているのに虫が入る原因は、網戸を閉めてるのに虫が入る原因にまとめています
  • 夜の明かり。明かりに寄ってくる虫がいるので、夜は窓のそばの明かりを消すか、カーテンを閉めて外に光がもれにくくします
  • 窓の開け閉め。夜に窓を開けたままにせず、網戸まで閉まっているかを確かめます
  • 窓のそばの枝。窓に近い所まで木の枝が触れていないかも、見ておきます

玄関や勝手口のドアを開けた時にも、明かりに寄ってきた虫が一緒に入ることがあります。夜に出入りする時は、手早く開け閉めして、明かりのそばでドアを長く開けたままにしないようにします。

ベランダで洗濯物を干している家では、取り込む時に一枚ずつ軽く振って、虫がついていないかを見てから部屋に入れると安心です。賃貸で、網戸の破れや枠のすき間が直せないほど大きい時は、管理会社に相談してください。

ここまで整えても、入ってくる日はあります。外から迷いこむ虫を、ゼロにするのはむずかしいものです。入ってしまった時に慌てないよう、コップと紙を目につく所に置いておく、と決めておくだけでも気持ちが楽になります。

鳴き声と、さわり方の注意——離れて見て、素手でつかまない

秋の夜に聞こえる声は、「リーリーリー」と続けて鳴くと表されることがあります。声が聞こえるのは、外の木からのことも多いと言われます。季節が進めば、声は少しずつ聞こえにくくなっていくと言われます。

アオマツムシは、もともと日本にいた虫ではなく、外来とされる虫です。それでも、家の中で見つけた時にすることは、ほかの虫と同じです。触らず、外へ出すだけです。

  • 素手でつかまない。かむことがあると言われます。子どもにも伝えておきます
  • 卵や幼虫に触らない。庭の木の枝や葉で見つけても、持ち帰りません
  • 飼うことはしない。外へ出して、そっとしておきます

虫が苦手で、近づくのがこわい時は、無理に自分で出そうとしなくて大丈夫です。家族に頼んで、コップをかぶせる人と紙を差し込む人で役割を分けると、進めやすくなります。すぐに出せない時は、その部屋のドアを閉めて、朝に明るくなってから出すのもひとつの方法です。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、虫が家の中にいると、見つけた瞬間は焦りますよね。まず深呼吸して、コップと紙を用意する、と決めておくと落ち着きやすいと思います』

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外へ放したあと、窓の外の木や草にいる虫の色や形を、触らずに見てみたい時は、虫眼鏡があると便利です。離れた所から小さな体をじっくり見ると、見分けのヒントが増えます。


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網戸のすき間の見直し方は網戸を閉めてるのに虫が入る原因、秋の虫の声の時期は鈴虫の鳴き声はいつまで?で。茶色っぽい虫はマツムシとアオマツムシの違い、大きな黒っぽいコオロギはエンマコオロギが家の中にいる時もどうぞ。窓まわりの困りごとでは、ブラインドの紐が切れた・下がらない時の直し方も参考になります。

まとめ:緑の虫は木の上の秋の虫。素手でつかまず、コップと紙で外へ

  1. アオマツムシは、木の上にすむ緑色の秋の虫。夜の明かりに寄り、家に入ることがあります
  2. 素手でつかまない。コップをかぶせ、紙を差し込み、外の草や木の根元へ放します
  3. 声だけの時は、明かりを消して窓を閉め、朝に探します
  4. 網戸のすき間・夜の明かり・窓の開け閉めを見直します
  5. 卵や幼虫に触らない。子どもとペットは、外へ出す間は近づけません

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

アオマツムシが家の中にいる時の早見表:アオマツムシは木の上にすむ緑色の秋の虫で、夜の明かりに寄り、網戸のすき間や開けた窓から入ることがあると言われる。外へ出す手順は、素手でつかまず、コップをかぶせ、コップと壁の間に紙を差し込み、そのまま外の草や木の根元へ放す。声だけする時は、夜は明かりを消して窓と網戸を閉め、朝に探す。入りにくくするには、網戸と窓枠のすき間、夜の明かり、窓の開け閉めを見直す。かむことがあると言われるので素手でつかまない、卵や幼虫に触らない、飼わない、子どもとペットは外へ出す間は近づけない

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