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出産準備のリストに「ベビーカーのレインカバー」と書いてあるのを見て、「これ、本当に要るのかな」と手が止まる人は多いですよね。逆に、買ったはいいけれど一度も使わずにかごの底で丸まっている、という家も少なくありません。かさばるし、付け外しは面倒だし、雨の日はそもそも出かけないし。そう考えると、いらない気がしてきます。
先に結論をひとつ。要るかどうかは「雨の日に、ベビーカーで、外に出る回数」でほぼ決まります。回数が少ない家には本当にいらない道具ですし、保育園の送迎がある家には雨以外の出番も多い道具なんです。この記事では、いらない派の理由、それでも要る場面、使う時に密閉しない注意、洗い方と陰干し、カビや折り癖を防ぐ保管、買うなら見るところを、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:そもそも要るか迷う人|雨以外の使い道を知りたい人|使う時の注意を知りたい人|洗い方を知りたい人|カビ・折り癖を防ぎたい人|買うなら何を見るか知りたい人
いらない派の理由——雨の日は出ない・車移動・かさばる・付け外しが面倒
「買ったけど使わなかった」という声には、はっきりした型があります。理由と、その理由が当てはまる家、代わりの手を並べてみると、自分がどちら側か見えてきます。
| いらない理由 | こういう家 | 代わりの手 |
|---|---|---|
| 雨の日はそもそも出かけない | 在宅が中心。買い物は宅配や晴れの日に | 買わない。急な雨は家にある物で(次の記事) |
| 車移動が中心 | 駐車場から建物まで屋根がある | 傘か抱っこで数メートル |
| かさばって、かごを占領する | 荷物が多い、かごが小さい | 畳めるタイプか、大人のポンチョで幌ごと覆う |
| 付け外しが面倒 | 電車・バスの乗り降りが多い | 前だけ開くタイプなら、外さずに済む |
| 子どもが嫌がる | 閉じられた感じを怖がる、蒸れて泣く | 換気窓を開ける、前を開けたまま使う |
上の2つは「使う場面が来ない」、下の3つは「場面はあるけれど道具が合っていない」なんです。上の2つに当てはまる家は本当にいらないことが多く、下の3つは選び直しの余地があるということ。判断の軸はひとつ、雨の日にベビーカーで外に出る回数です。月に1回もなければ買わなくていい。週に何度もあるなら、次の章の出番も含めて考える価値があります。
それでも要る場面——保育園の送迎・風・花粉・防寒
レインカバーは「雨具」の顔をしていますが、実は雨以外の出番の方が多い、という家もあります。特に送迎がある家では、そうなりがちです。
- 保育園・幼稚園の送迎。雨でも休めず、時間も選べない。抱っこひもという手もありますが、荷物が多い日はベビーカーの方が楽です。送迎がある家では、これが一番の理由です
- 風。寒い季節の向かい風は、ブランケットだけでは防ぎきれません。幌とカバーで風を遮ると、体感がかなり違うと言われます。冷たい風で泣いてしまう子には助けになります
- 花粉・黄砂の時期。顔まわりに飛んでくる物を減らしてくれます。完全には防げませんが、目や鼻をこすりたがる時期に「少し楽そう」と感じる家は多いです
- 防寒。風を遮るだけで、中は少し暖かくなります。ただし、暖かくなるということは熱がこもるということでもあるので、次の章の注意とセットです
- 雪・みぞれ。傘では防ぎにくい、横から入ってくる雪に。数は少なくても、降った日に慌てないで済みます
こうして見ると、レインカバーが要るかどうかは、雨の量ではなく「屋外にベビーカーで出る用事が、天気に関係なくあるか」で決まると分かります。送迎のない家は、急な雨だけを家にある物で乗り切る方が、道具が増えなくて楽です。その乗り切り方はベビーカーのレインカバーの代用に、絶対条件つきでまとめました。
使う時の注意——密閉しない・換気窓を開ける・熱がこもる
ここは、要る家も要らない家も読んでほしいところです。レインカバーは透明なビニールで、雨も風も通さない代わりに、空気も通しにくい道具です。だから換気窓が付いています。その窓を閉じたまま使うと、雨具ではなく「蒸し器」になってしまうんです。
- 密閉しない。換気窓は開けて使う。窓のない製品なら、前を少し開けて空気の通り道を作る
- 熱がこもる。夏の雨、雨上がりの晴れ間、暖房の効いた店内や車内にカバーのまま入る、は特に蒸れます。汗・顔の赤み・ぐったりを感じたら、雨より先に外してください
- 目を離さない。透明でも、雨粒や曇りで顔は見えにくくなります。数十秒ごとに顔色を見る。寝ている時ほど確認を続ける
- 裾を車輪に垂らさない。巻き込みで転倒の元です。かごの上で折り返す
- 屋根に着いたら外す。「どうせまた降るから」と掛けたままにしがちですが、屋根の下では外すのが基本です
顔色が悪い、呼吸がいつもと違う、ぐったりしている。そう感じたら外して様子を見て、戻らなければ受診してください。
洗い方——中性洗剤で拭き洗い・陰干し・折り目の白化はなぜ起きる
使った後のレインカバーは、泥はねと、内側の結露と、子どもの手の跡でけっこう汚れています。放っておくと、次の章のカビや、透明部分の曇りにつながります。洗い方は3つの手順で十分です。
- 泥をぬるま湯で流す。砂が残ったまま布でこすると、透明部分に細かい傷が入って、曇りの原因になります。まず流してから、柔らかいスポンジか布で
- 薄めた中性洗剤で拭き洗い。外側の泥はねと、内側の結露や手の跡を拭きます。洗濯機で洗えるかは製品の表示が最優先で、多くの製品は手洗いか拭き洗いです。塩素系の漂白剤やアルコールは、ビニールを曇らせたり硬くしたりする元なので使いません。洗剤は水を含ませた布で拭き取って、残さないように
- 陰干しで完全に乾かす。直射日光はビニールを硬くし、黄ばませます。内側を開いて風を通し、乾燥機やドライヤーの熱は縮みや変形の元なので使いません。生乾きのまま畳むのが、カビへの一番の近道です
畳んだ跡の白い線は折り目の白化で、ビニールが強く折れて変質した跡です。汚れではないので洗っても落ちず、多くは元に戻りません。防ぐ方法は次の章の「ゆるく畳む」だけ。白化した所は裂けやすいので、ひび割れの手触りがあれば買い替えの目安です。
保管——乾かしてからゆるく畳む・カビた物は使わない
レインカバーの寿命を縮めるのは、使い方より保管の仕方です。次の3つを守るだけで、かなり長持ちします。
- 完全に乾いてから畳む。少しでも湿っていると、畳んだ内側でカビが育ちます。梅雨どきは、乾いたように見えてももう半日
- ゆるく畳むか、丸める。きっちり小さく折ると、折り目の白化と折り癖が付きます。毎回同じ場所で折らず、かごに入れる時もぎゅうぎゅうに押し込まない
- 高温の場所に置きっぱなしにしない。夏の車内やベランダに置いたままだと、ビニールがベタついて、透明部分が曇ります。家の中の風通しのいい所に
そして、カビた物は使わないでください。黒い点や、開いた時のカビ臭さがあるカバーは、拭いて見た目がきれいになっても、子どもの顔のすぐ前で胞子や匂いを吸わせる形になります。透明部分が曇って中の顔が見えにくくなった物も、目を離さないという条件を満たせなくなるので、そこが買い替えの線です。
買うなら見るところ・買わないなら備えておくこと
ここまで読んで「送迎があるから要る」と思った人と、「うちには要らない」と思った人、それぞれの次の一手です。
- 買うなら。サイズ(A型・B型・幌の高さ・座面の幅で対応表を確認)、換気窓があるか、前だけ開けられるか、畳んでかごに入るか。この4つを見れば大きく外しません。ベビーカー本体との相性は、ベビーカーで後悔した理由で先に確かめておくと安心です
- 買わないなら。急な雨の時の乗り切り方だけ、頭に入れておいてください。家にある物で代用する時の絶対条件はベビーカーのレインカバーの代用に、ブランケットで風をしのぐ時の留め方はベビーカーのブランケットクリップは100均で足りる?にまとめています
ゆきこ( ゚Д゚)『選ぶなら、まず「送迎があるかどうか」を先に決めます。送迎がない家がレインカバーを持て余すのは、正直よくある話ですよね。逆に送迎がある家は、雨より風で「買っておいてよかった」と感じることが多いと聞きます』
💡 この困りごとへの提案
換気窓と前開きが付いた汎用のレインカバーなら、雨と風と花粉の日にそのまま使えて、畳めばかごの隅に収まります。送迎がある家には、あると楽な1枚です。
あわせて読みたい
買わないと決めた人は、急な雨の乗り切り方をベビーカーのレインカバーの代用で先にどうぞ。風をしのぐブランケットの留め方はベビーカーのブランケットクリップは100均で足りる?、ベビーカー本体で迷っている人はベビーカーで後悔した理由、上の子のランドセルの雨対策はランドセルのレインカバーは100均で足りる?にまとめています。
まとめ:要るかは「雨の日にベビーカーで出る回数」で決まる。使う時は密閉しない
- 雨の日にベビーカーで出る回数で決める。月1回もなければいらない。送迎があれば要る
- 雨以外の出番は風・花粉・防寒・雪。送迎の家では雨より風で助かることが多い
- 使う時は密閉しない。換気窓を開け、熱がこもったら外し、数十秒ごとに顔色を見る
- 洗い方は泥を流す・中性洗剤で拭く・陰干し。塩素系とアルコール、乾燥機は使わない
- 乾かしてゆるく畳む。カビた物は使わない。白化のひび割れと曇りは買い替えの目安
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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