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ベビーカーに掛けたブランケットが、歩き出して数分でずるっと片側から落ちる。しゃがんで拾って、掛け直して、また落ちて。冬の朝の保育園への道でこれを3回くらいやると、もう帰りたくなりますよね。うちも下の子がベビーカーの頃、落ちたブランケットに気づかず何十メートルも歩いてしまい、通りがかりの方に届けてもらったことがあります。
先に結論をひとつ。ブランケットが落ちる悩みは、100均のクリップでほとんど解決します。ただし「どの型を選ぶか」と「どこに付けるか」で、落ちにくさも安全さも変わってくるんです。クリップの型、落ちない付け方、家にあるもので代用する方法、サンシェードやフックの後付けまで、順番に見ていきましょう。
100均のブランケットクリップで足りる?——クリップの型は3つ
ブランケットクリップと名前が付いているものは、100均の赤ちゃん用品の棚や、手芸・文具の棚に置いてあります。大きく分けると型は3つで、それぞれ向き不向きがあるんですよね。
- 挟むだけのクリップ型。大きめの洗濯バサミのような形で、ブランケットの端とベビーカーのフレームや肩ベルトを一緒に挟むもの。いちばん安くて種類も多く、100均で買うならまずこれ。挟む力が弱いと厚手のブランケットで外れるので、バネの強さを店頭で指で確かめるのがコツです
- 紐付きクリップ型。クリップが2つ、短い紐やゴムでつながっているもの。片方をブランケット、もう片方をベビーカーに留めるので、ブランケットが動いても引っ張られて落ちにくい。おもちゃを落とさない用のストラップとして売られているものも、同じ仕組みで使えます
- マグネット型。磁石で布を前後から挟むもの。付け外しがいちばん楽で、見た目もすっきり。ただ厚手のブランケットだと磁力が届かず落ちることと、小さな磁石は赤ちゃんの誤飲がいちばん心配なので、うちでは使いませんでした
正直なところ、100均のもので十分なのは「挟む型」と「紐付き型」です。ベビー用品店のしっかりしたクリップは挟む力が強くて壊れにくい分、値段も数倍。まず100均で2組買って、足りなければ買い足す、という順番なら困りませんよ。
どこに付ける?——落ちない付け方は「位置」で決まる
クリップを買っても、付ける場所が合っていないとやっぱり落ちます。うちで落ちなくなった付け方はこうでした。
- ブランケットをまず「足元」から掛ける。子どもの足先をブランケットの下の端で包み、余りを座面の下に少し折り込む。落ちるのはだいたい足元から滑り出すので、ここを先に固定しておきます
- 左右のフレームに1つずつ。ブランケットの両端を、座面の横のフレームや肘掛けの部分に挟む。肩ベルトに留めると、子どもが体を動かすたびに引っ張られて外れやすいので、動かないフレーム側に留めるのが基本です
- 胸の高さまでにして、顔から離す。上の端は胸のあたりまでで、あごや口にかからないように。クリップも、子どもの手が届きにくい外側に向けて留めます
- 紐付き型なら、たすき掛け。片方をブランケットの角、もう片方を反対側のフレームに留めると、ブランケット全体が斜めに引っ張られて、片側だけずり落ちる動きが止まります
ポイントは「ブランケットが動く場所」ではなく「動かない場所」に留めること。肩ベルトや幌の布に留めるより、金属のフレームに留めるほうが、少ないクリップでちゃんと止まってくれるんです。
クリップがない時の代用——家にあるもので今すぐ
出かける直前に「クリップどこ行った?」となるのが、子育てあるあるですよね。家にあるものでも、けっこうしのげます。
- 洗濯バサミ。大きめで、バネがしっかりしたものを2つ。挟む型のクリップとほぼ同じ働きをしてくれます。プラスチックの小さいものは割れやすいので、外で使う日は予備を1つポケットに
- ヘアクリップ(バンスクリップ)。ワニ口の大きなものなら、厚手のブランケットもしっかり挟めます。歯が布に引っかかって毛羽立つことがあるので、お気に入りのブランケットには内側の端で
- カラビナ+ヘアゴム。ブランケットの角をヘアゴムで小さく結んで輪を作り、カラビナでフレームに留める。ゴムが伸びるので、子どもが動いても引っ張られすぎず、うちではこれがいちばん長持ちしました
- ゴム紐を縫い付ける。時間がある日に、ブランケットの4つの角にゴム紐の輪を縫い付けておくと、あとはフレームに引っ掛けるだけ。針は子どもの手の届かない所で使ってくださいね
- ブランケット自体を袋状に。下の端を筒のように折って安全ピンで内側から留めると、足が抜けにくくなります。安全ピンは針先が外に出ないように、必ず布の内側で
サンシェードは100均で後付けできる?——できること・できないこと
「幌が短くて日差しが顔に当たる」も、ベビーカーの悩みでは定番ですよね。サンシェードを後付けするなら、100均でできる範囲と、専用品にしたほうがいい範囲があります。
- 100均でできること。UVカットの薄手の布やメッシュの布を、幌の先にクリップで留めて延長する。ここでもブランケットクリップの出番です。日よけの布は子どもの顔から離して、風が通る素材で。真夏はベビーカーの中に熱がこもりやすいので、囲いすぎないでください
- 専用品にしたほうがいいこと。ベビーカー全体を覆うタイプの日よけや、幌に直接固定するタイプ。走行中に風でめくれたり、フレームに絡まったりすると危ないので、しっかり固定できる専用品のほうが安心です
- やめておきたいこと。ビニールやタオルで全体を覆うこと。通気が悪くなって、中の温度が思った以上に上がります
フック・ドリンクホルダーも100均で足りる
荷物を掛けるフックと、飲み物を置くホルダーは、100均のものがいちばん活躍する場所かもしれません。
- フック。ベビーカー用と書いてあるものでなくても、自転車のハンドル用や、バッグ用のフックでフレームの太さが合えば使えます。ただし重いものをハンドルに掛けると後ろに倒れやすくなるので、荷物は軽いものだけ。重い買い物は座面の下のかごへ
- ドリンクホルダー。フレームに巻いて固定するマジックテープ式や、自転車用のものが使えます。水筒の重さで傾かないか、走り出す前にひと押しして確かめて。代用の工夫はドリンクホルダーの代用アイデアでも書いています
- 雨カバー。100均のレインカバーは急な雨の一度きりならしのげますが、サイズが合わないと風でばたつきます。カバーの選び方の考え方は、100均のランドセルレインカバーの選び方と同じなので、参考になると思います
安全に使うために——クリップ・紐・走行中・顔
100均のグッズは便利な分、使い方を間違えると小さな事故のもとになります。ここだけは、はっきり書かせてください。
- クリップは子どもの手の届かない位置に。マグネットや小さなパーツは誤飲の心配があるので、外れたらすぐ拾う。口に入れそうな月齢のうちは、マグネット型は使わない
- 紐やゴムを首の近くに通さない。紐付きクリップやストラップは、たるみを子どもの首まわりに近づけない。長さが余るなら結んで短くする
- 走り出す前に、ひと引っ張り。付けたクリップが外れないか、ブランケットの端が車輪に届かないかを確かめてから出発。歩いている途中でブランケットが車輪に巻き込まれると、急に止まって危ないです
- 顔にかからない高さで。ブランケットも日よけの布も、口と鼻を覆わない位置に。眠ってずり下がった時に顔にかぶらないよう、上の端は胸までを目安に
- 壊れたクリップは使わない。バネが弱くなったもの、ひびが入ったものは、外れて落ちるだけでなく、割れた欠片も心配です
ゆきこ( ゚Д゚)『次男がベビーカーの頃、100均のクリップを両側に付けたら、それまで毎朝拾っていたブランケットがぴたっと落ちなくなりました。ただ本人がクリップを見つけて外すのが楽しくなってしまい、外側に向けて留め直すまでが1セット。子どもは絶対に触ります。触る前提で位置を決めるのが正解でした』
100均で見つからない時や、厚手のブランケットで挟む力が足りない時は、紐付きのブランケットクリップを1組持っておくと安心です。ベビーカーを卒業したあとも、バッグの口を留めたり、おもちゃの落下防止に使い回せますよ。
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「掛けたものが落ちる」悩みは、大人のストールも同じですよね。ストールの肩掛けが落ちない方法では、重心と留め具の考え方を書いています。雨の日の備えは100均のランドセルレインカバー、飲み物の置き場に困ったらドリンクホルダーの代用もどうぞ。
まとめ:100均で足りる。型は「挟む・紐付き」、位置は「フレーム」
- 100均のクリップで十分。挟む型か紐付き型を選び、バネの強さを確かめる
- 留めるのは肩ベルトではなくフレーム。足元から掛けて、左右に1つずつ
- 代用は洗濯バサミ・ヘアクリップ・カラビナ+ヘアゴムで今すぐ
- サンシェードは布をクリップで延長まで。全体を覆うのは専用品で
- 誤飲・紐を首に・走る前の確認・顔にかけない。壊れたら使わない
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