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急須というと茶こしが付いているイメージですが、付いていない物もありますよね。使い始めたら湯のみに茶葉が出てきて、これで合っているのかな、と手が止まることもあります。
先に結論をひとつ。茶こしのない急須には、注ぎ口の内側に小さな穴(茶こしの代わり)が開いている物と、何もない物があります。穴がある物はそのまま注げますが、細かい茶葉は出やすいことがあります。何もない物は、湯のみの上に茶こしをのせて注ぎます。注ぐ時はゆっくり傾けて、最後まで注ぎ切ると、茶葉がお湯に浸かったままになりません。
そしてもうひとつ、熱いお湯を使うので、やけどにも気をつけたいところです。急須の内側の見分け方、茶葉が出にくい注ぎ方、あると楽な道具、やけどを防ぐ持ち方、洗い方の順に見ていきましょう。
ケース別に読む:急須の内側を確かめたい人|茶葉が出にくい注ぎ方を知りたい人|茶こしなどの道具を探す人|やけどが心配な人|洗い方を知りたい人
急須の内側の見分け方——注ぎ口の穴があるかどうか
まず、急須の注ぎ口の内側を、のぞいてみてください。ここに小さな穴がいくつも並んでいるか、それとも何もないかで、使い方が変わります。
| 見えるもの | どういうこと? | 使い方 |
|---|---|---|
| 注ぎ口の内側に小さな穴が並んでいる | 茶こしの代わりの穴 | そのまま注げる。細かい茶葉は出やすいことがある |
| 注ぎ口の内側に何もない | 茶こしが付いていないタイプ | 湯のみの上に茶こしをのせて注ぐ |
| 内側に取り外せる茶こしを入れる形 | 別の部品を使うタイプ | 茶こしをはめて使う。なくした時は、説明書やお店で部品を探す |
穴の細かさや数は、急須によって違います。穴があっても、細かい茶葉や粉は通ってしまうことがあります。その場合は、茶こしを併用すると湯のみに入りにくくなります。
急須の素材や形は、製品の表示や取扱説明書を見るのが確実です。わからない時は、お店で買った時の説明や、箱や紙に書かれた使い方を探してみてください。
茶葉が出にくい注ぎ方——ゆっくり傾けて最後まで
注ぎ方を少し変えるだけで、湯のみに入る茶葉は減らしやすくなります。難しいことはありません。
- 注ぎ口を湯のみの近くに。高い所から注ぐと、お湯が暴れて茶葉も出やすくなります
- ゆっくり傾ける。急に傾けると、茶葉が一気に動きます。傾きを少しずつ増やします
- 何人分かを注ぐ時は、回し注ぎ。湯のみを並べて、少しずつ順に注ぎ分けます
- 最後まで注ぎ切る。急須の中に、お湯と茶葉を残したままにしません。茶葉がお湯に浸かったままにならないようにします
- 出てしまった茶葉は、気になるなら。湯のみの底に沈むのを待つか、茶こしですくって除きます
茶葉が出ること自体は、不具合ではないことがほとんどです。茶こしのない急須は、もともとそういう作りの物があります。慌てずに、注ぎ方と道具で調整していきましょう。
うまくいかない時は、次のように見直してみてください。
- 毎回、茶葉がたくさん出る。注ぎ方を直したうえで、湯のみの上に茶こしを併用します
- 注ぎ口から出にくい。穴に茶葉が詰まっていることがあります。洗って、穴を通しておきます
- 注いでいる途中で蓋がずれる。蓋を押さえるか、蓋の向きを合わせ直します
- 最後のお茶が出にくい。傾きを少しずつ増やして、急須を立て直さずに注ぎ切ります
どれも、急須が悪いわけではなく、扱い方と道具で変わる部分です。何度か使ううちに、手の感覚がつかめてきます。
あると楽な道具の早見表——茶こし・ティーバッグ・お茶パック
急須に茶こしがなくても、道具を足せば楽になります。使う場面ごとに選べるよう、表にしました。
| 道具 | 使い方 | 向く場面 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| 茶こし | 湯のみの上にのせて、急須から注ぐ | 何もないタイプの急須。細かい茶葉が出る時 | 湯のみの口より大きいか。熱い茶こしは触らない |
| ティーバッグ | 急須に入れて、お湯を注ぐ | 茶葉を後片付けしたくない時 | ひもや袋が注ぎ口をふさがないか |
| お茶パック | 茶葉を入れて、急須の中で使う | 茶葉を茶こしなしで楽に注ぎたい時 | パックの口を閉じる。使い捨ての物は、使い終わったら捨てる |
| 茶こし付きの別の器 | 急須の代わりに茶葉を入れて使う | 急須が使えない時 | 耐熱か、持ち手が熱くならないかを確かめる |
茶こしを選ぶ時は、湯のみの口にのせて安定するかを見ます。ステンレスの茶こしは、網目の細かさと洗いやすさで選べます。縁が湯のみの上に乗る大きさか、持ち手が熱くなりにくいかも、確かめておくと安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『急須に茶こしがなくても、湯のみの上に茶こしをのせるだけで、ずいぶん楽になりますよね。道具は小さい物で足りるので、買い足しやすいのもいいところです』
付属の茶こしをなくした、急須の部品が壊れた、という時に、純正を部品で買う方法を知っておくと助かります。飲み物の道具の例ですが、考え方はコーヒーメーカーのガラス容器の代用でも触れています。
熱いお湯のやけどを防ぐ——持ち方と置き場所
お茶を入れる時は、熱いお湯を使います。急須の本体も、お湯を入れると熱くなります。慣れていても、うっかりが起きやすい場面です。
- 取っ手を持つ。急須の本体や蓋は熱くなります。取っ手以外を持たないようにします
- 蓋が外れないように押さえる。傾けた時に蓋がずれて落ちたり、お湯がこぼれたりするのを防ぎます。蓋を押さえる時も、蒸気で熱くなっている点に気をつけます
- 注ぎ口の前に手や顔を置かない。お湯や蒸気が当たります
- 湯のみを安定した場所に置く。注いでいる最中に動くと、お湯がかかります
- 子どもの手の届かない所で。小さな子どもが近くにいる時は、台所に入らないように。熱い急須を床や低い所に置かないようにします
- 茶こしも熱くなる。注いだ直後に素手でつかまず、冷めるまで待ちます
お湯の温度や蒸らす時間は、茶葉によって違います。袋の表示に従ってください。
洗い方——茶殻を捨ててすすぐ・乾かす・表示を見る
使った後は、早めに手入れすると、茶渋やにおいが残りにくくなります。
- 茶殻を捨てる。茶殻をそのまま流しに流すと、排水口が詰まりやすくなります。ごみ入れや三角コーナーで受けてから捨てます
- 水かぬるま湯ですすぐ。やさしくすすいで、注ぎ口の内側の穴も流します。細かい穴は、やわらかいブラシなどで軽くなでます
- 洗剤を使うかは素材しだい。洗剤を使ってよいかは、急須の表示を見ます。素材によっては洗剤が向かない物もあります
- 乾かす。蓋を外して、水気をよく切ってから乾かします。濡れたまま蓋をして置くと、においが残りやすくなります
- 食器洗い機は表示を確認。使えない素材や、変色する素材があります
鉄器の急須は、陶器や磁器の急須とは手入れが違います。鉄器の急須の手入れで、使った後に乾かす順番を整理しています。
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まとめ:内側の穴を確かめて、ゆっくり注ぐ。やけどには気をつける
- まず注ぎ口の内側を見る。小さな穴があるか、何もないかで使い方が変わります
- 何もない急須は、湯のみの上に茶こしをのせる。穴がある物も、細かい茶葉は出ることがあります
- ゆっくり傾けて、最後まで注ぎ切る。茶葉をお湯に浸けたままにしません
- 熱いお湯のやけどに注意。取っ手を持ち、蓋を押さえ、注ぎ口の前に手や顔を置きません
- 茶殻は流しに流さない。洗い方は素材の表示に合わせます
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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