茶こしのない急須の使い方——茶葉が出にくい注ぎ方と、あると楽な道具

キッチン

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急須というと茶こしが付いているイメージですが、付いていない物もありますよね。使い始めたら湯のみに茶葉が出てきて、これで合っているのかな、と手が止まることもあります。

先に結論をひとつ。茶こしのない急須には、注ぎ口の内側に小さな穴(茶こしの代わり)が開いている物と、何もない物があります。穴がある物はそのまま注げますが、細かい茶葉は出やすいことがあります。何もない物は、湯のみの上に茶こしをのせて注ぎます。注ぐ時はゆっくり傾けて、最後まで注ぎ切ると、茶葉がお湯に浸かったままになりません。

そしてもうひとつ、熱いお湯を使うので、やけどにも気をつけたいところです。急須の内側の見分け方、茶葉が出にくい注ぎ方、あると楽な道具、やけどを防ぐ持ち方、洗い方の順に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ急須の内側を見たい→穴の有無で使い方が変わる第1章へ ▶湯のみに茶葉が出る→ゆっくり傾けて注ぐ第2章へ ▶穴がなく何もない→湯のみの上に茶こし第3章へ ▶熱いお湯が心配→持ち方と置き場所を決める第4章へ ▶洗い方を知りたい→茶殻を捨ててすすぐ第5章へ ▶

ケース別に読む:急須の内側を確かめたい人|茶葉が出にくい注ぎ方を知りたい人|茶こしなどの道具を探す人|やけどが心配な人|洗い方を知りたい人

4コマ漫画|茶こしのない急須茶葉が出てくる湯のみに茶葉が入っちゃった…急須1茶こしのない急須やりがちなNG勢いよく傾けて一気に注ぐ一気に注ぐ2茶葉が流れ出しやすい茶こしをのせる湯のみの上に茶こしをのせよう茶こし3ゆっくり傾けて注ぐやけどに注意熱いお湯だから持ち方に注意取っ手を持つ4落ち着いて注げた

急須の内側の見分け方——注ぎ口の穴があるかどうか

まず、急須の注ぎ口の内側を、のぞいてみてください。ここに小さな穴がいくつも並んでいるか、それとも何もないかで、使い方が変わります。

急須の内側を見てみよう注ぎ口に穴があるそのまま注げる細かい茶葉は出る何もない茶こしを使う湯のみの上にのせるティーバッグ急須に入れてもよい
見えるもの どういうこと? 使い方
注ぎ口の内側に小さな穴が並んでいる 茶こしの代わりの穴 そのまま注げる。細かい茶葉は出やすいことがある
注ぎ口の内側に何もない 茶こしが付いていないタイプ 湯のみの上に茶こしをのせて注ぐ
内側に取り外せる茶こしを入れる形 別の部品を使うタイプ 茶こしをはめて使う。なくした時は、説明書やお店で部品を探す

穴の細かさや数は、急須によって違います。穴があっても、細かい茶葉や粉は通ってしまうことがあります。その場合は、茶こしを併用すると湯のみに入りにくくなります。

急須の素材や形は、製品の表示や取扱説明書を見るのが確実です。わからない時は、お店で買った時の説明や、箱や紙に書かれた使い方を探してみてください。

茶葉が出にくい注ぎ方——ゆっくり傾けて最後まで

注ぎ方を少し変えるだけで、湯のみに入る茶葉は減らしやすくなります。難しいことはありません。

注ぎ方のこつ1ゆっくり傾ける注ぎ口を低めに勢いをつけない→2少しずつ分ける湯のみを回し注ぎ濃さをそろえる→3最後まで注ぎ切る茶葉を浸けっぱなしにしない
  • 注ぎ口を湯のみの近くに。高い所から注ぐと、お湯が暴れて茶葉も出やすくなります
  • ゆっくり傾ける。急に傾けると、茶葉が一気に動きます。傾きを少しずつ増やします
  • 何人分かを注ぐ時は、回し注ぎ。湯のみを並べて、少しずつ順に注ぎ分けます
  • 最後まで注ぎ切る。急須の中に、お湯と茶葉を残したままにしません。茶葉がお湯に浸かったままにならないようにします
  • 出てしまった茶葉は、気になるなら。湯のみの底に沈むのを待つか、茶こしですくって除きます

茶葉が出ること自体は、不具合ではないことがほとんどです。茶こしのない急須は、もともとそういう作りの物があります。慌てずに、注ぎ方と道具で調整していきましょう。

うまくいかない時は、次のように見直してみてください。

  • 毎回、茶葉がたくさん出る。注ぎ方を直したうえで、湯のみの上に茶こしを併用します
  • 注ぎ口から出にくい。穴に茶葉が詰まっていることがあります。洗って、穴を通しておきます
  • 注いでいる途中で蓋がずれる。蓋を押さえるか、蓋の向きを合わせ直します
  • 最後のお茶が出にくい。傾きを少しずつ増やして、急須を立て直さずに注ぎ切ります

どれも、急須が悪いわけではなく、扱い方と道具で変わる部分です。何度か使ううちに、手の感覚がつかめてきます。

あると楽な道具の早見表——茶こし・ティーバッグ・お茶パック

急須に茶こしがなくても、道具を足せば楽になります。使う場面ごとに選べるよう、表にしました。

道具 使い方 向く場面 気をつけること
茶こし 湯のみの上にのせて、急須から注ぐ 何もないタイプの急須。細かい茶葉が出る時 湯のみの口より大きいか。熱い茶こしは触らない
ティーバッグ 急須に入れて、お湯を注ぐ 茶葉を後片付けしたくない時 ひもや袋が注ぎ口をふさがないか
お茶パック 茶葉を入れて、急須の中で使う 茶葉を茶こしなしで楽に注ぎたい時 パックの口を閉じる。使い捨ての物は、使い終わったら捨てる
茶こし付きの別の器 急須の代わりに茶葉を入れて使う 急須が使えない時 耐熱か、持ち手が熱くならないかを確かめる

茶こしを選ぶ時は、湯のみの口にのせて安定するかを見ます。ステンレスの茶こしは、網目の細かさと洗いやすさで選べます。縁が湯のみの上に乗る大きさか、持ち手が熱くなりにくいかも、確かめておくと安心です。

ゆきこ( ゚Д゚)『急須に茶こしがなくても、湯のみの上に茶こしをのせるだけで、ずいぶん楽になりますよね。道具は小さい物で足りるので、買い足しやすいのもいいところです』

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付属の茶こしをなくした、急須の部品が壊れた、という時に、純正を部品で買う方法を知っておくと助かります。飲み物の道具の例ですが、考え方はコーヒーメーカーのガラス容器の代用でも触れています。

熱いお湯のやけどを防ぐ——持ち方と置き場所

お茶を入れる時は、熱いお湯を使います。急須の本体も、お湯を入れると熱くなります。慣れていても、うっかりが起きやすい場面です。

  • 取っ手を持つ。急須の本体や蓋は熱くなります。取っ手以外を持たないようにします
  • 蓋が外れないように押さえる。傾けた時に蓋がずれて落ちたり、お湯がこぼれたりするのを防ぎます。蓋を押さえる時も、蒸気で熱くなっている点に気をつけます
  • 注ぎ口の前に手や顔を置かない。お湯や蒸気が当たります
  • 湯のみを安定した場所に置く。注いでいる最中に動くと、お湯がかかります
  • 子どもの手の届かない所で。小さな子どもが近くにいる時は、台所に入らないように。熱い急須を床や低い所に置かないようにします
  • 茶こしも熱くなる。注いだ直後に素手でつかまず、冷めるまで待ちます

お湯の温度や蒸らす時間は、茶葉によって違います。袋の表示に従ってください。

洗い方——茶殻を捨ててすすぐ・乾かす・表示を見る

使った後は、早めに手入れすると、茶渋やにおいが残りにくくなります。

  • 茶殻を捨てる。茶殻をそのまま流しに流すと、排水口が詰まりやすくなります。ごみ入れや三角コーナーで受けてから捨てます
  • 水かぬるま湯ですすぐ。やさしくすすいで、注ぎ口の内側の穴も流します。細かい穴は、やわらかいブラシなどで軽くなでます
  • 洗剤を使うかは素材しだい。洗剤を使ってよいかは、急須の表示を見ます。素材によっては洗剤が向かない物もあります
  • 乾かす。蓋を外して、水気をよく切ってから乾かします。濡れたまま蓋をして置くと、においが残りやすくなります
  • 食器洗い機は表示を確認。使えない素材や、変色する素材があります

鉄器の急須は、陶器や磁器の急須とは手入れが違います。鉄器の急須の手入れで、使った後に乾かす順番を整理しています。

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まとめ:内側の穴を確かめて、ゆっくり注ぐ。やけどには気をつける

  1. まず注ぎ口の内側を見る。小さな穴があるか、何もないかで使い方が変わります
  2. 何もない急須は、湯のみの上に茶こしをのせる。穴がある物も、細かい茶葉は出ることがあります
  3. ゆっくり傾けて、最後まで注ぎ切る。茶葉をお湯に浸けたままにしません
  4. 熱いお湯のやけどに注意。取っ手を持ち、蓋を押さえ、注ぎ口の前に手や顔を置きません
  5. 茶殻は流しに流さない。洗い方は素材の表示に合わせます

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

茶こしのない急須の使い方の早見表:注ぎ口の内側に小さな穴がある急須はそのまま注げるが細かい茶葉は出やすい。何もない急須は湯のみの上に茶こしをのせて注ぐ。ティーバッグやお茶パックを急須に入れて使う方法もある。茶葉が出にくい注ぎ方は、注ぎ口を湯のみの近くにして、ゆっくり傾け、何人分かは回し注ぎ、最後まで注ぎ切る。熱いお湯のやけどに注意して、取っ手を持ち、蓋を押さえ、注ぎ口の前に手や顔を置かない。茶殻はそのまま流しに流さず、素材の表示に合わせて洗って乾かす

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