【図解】CPCダブルGの保証は「艶」だけ|価格11万〜17.6万の中身

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新車の契約書を書いている途中で、営業担当から「コーティングはどうされますか」と切り出される——CPCプレミアムコーティング「ダブルG」は、その場で10万円を超える見積もりが出てくるオプションです。金額が大きいわりに、その場では中身を確かめる時間がありません。この記事では価格・保証・撥水の3点を図で整理して、断っていい人と付けたほうがいい人を先にはっきりさせます。

結論:守られるのは「艶」。撥水は最初から保証の対象外

ダブルGはベースコートとトップコートの2層でガラス質の被膜をつくる、カーディーラー専売のボディコーティングです。新車時の施工なら5年間の保証が付きますが、その保証が守っているのは光沢(艶)であって、水を弾く力ではありません。CPC公式・ディーラー各社の案内には「撥水(流水・水弾き)効果は保証内容に含まれません」と、はっきり書かれています[1][2]。

ここが誤解されやすいところです。納車直後にボンネットで水玉が転がるのを見て「これが5年続く」と受け取ってしまうと、2〜3年目に水の弾きが鈍ったときに「保証で直してもらえるはず」と考えてしまいます。しかし保証の土俵に乗っているのは艶だけなので、撥水は自分で足すか、割り切るかのどちらかになります。

ダブルGの被膜は2層。守られるのは上の「艶」だけ 撥水は保証の対象外 トップコート 光沢・防汚=保証の対象 ベースコート 密着と耐久を担当 塗装面 クルマ本来の塗装 ボディの鋼板 下地 水を弾かなくなっても、保証では直してもらえない くすみ・艶の低下は保証の対象。年1回の点検が条件

項目 保証の扱い 現実的な対処
光沢(艶)の低下 対象[1][2] 年1回の点検で申告する
撥水・水弾きの低下 対象外[1][2] 付属キットや市販の撥水剤で自分で足す
飛び石・すり傷 対象外(外的要因) 車両保険や板金の領域
鳥のフン・虫の跡の放置によるシミ 対象外になりやすい 早めに水洗いで落とす
年1回の点検を受けなかった 以降の保証が終了 車検・点検と同じ月に固定して忘れない

価格は11万〜17.6万円。差を生むのは「車のサイズ」

ダブルGの価格が「11万円」とも「17万円」とも言われるのは、ディーラーが車のサイズごとに料金表を分けているからです。同じダブルGでも、軽自動車クラスとランドクルーザークラスでは3万円以上の開きが出ます。さらに、同じサイズでも販売会社ごとに1〜3万円の差が出ることがあります[4]。

価格帯の比較(ディーラー公表の価格表より) ダブルG 11〜17.6万円 ダブルGN 11〜16.5万円 KeePerダイヤ 7〜12万円 ガードコスメSP 10〜15万円 0 5万 10万 15万 20万 ※ダブルG・GNはディーラー公表の価格表より。車のサイズで決まる

実際にディーラーが公表している価格表を並べると、サイズと金額の対応がはっきりします。以下は施工店の一例で、全国一律の価格ではありません。見積もりは必ず自分の担当ディーラーで確認してください。

車のサイズ(例) 公表価格の例(税込)
軽・コンパクト最小クラス 110,000〜132,000円
コンパクトカー(アクア・ヤリス級) 約138,600円
セダン・小型ワゴン(カローラ級) 約145,200〜151,800円
SUV・ミニバン(RAV4級) 約160,600円
大型SUV(ランドクルーザー級) 約167,200〜176,000円

この表で見てほしいのは金額そのものより、「サイズが1段階上がるごとにおよそ6,000〜10,000円ずつ上がる」という刻み方です。値引き交渉のときに「コーティングを1ランク下の価格にしてほしい」という頼み方が通らないのは、料金表が車種で固定されているからです。交渉するなら金額ではなく、車両本体の値引きに寄せてもらうほうが現実的です。

5年保証は「年1回の点検」でつなぐ仕組み

ダブルGの保証は、契約した瞬間に5年ぶんが確定するタイプではありません。年1回の目視点検を受けるたびに、次の1年ぶんの保証が更新されていく形です[2]。ディーラーの案内では、この点検自体は無料としているところが多く、費用より「忘れずに持ち込めるか」がハードルになります。

5年保証は「年1回の点検」でつなぐ 新車から3か月以内の施工=5年/それ以外=3年(ダブルGN公式) 施工 1年目 点検 2年目 点検 3年目 点検 4年目 点検 5年目 点検 点検を1回飛ばすと、以降の保証は終了 受け続ければ5年間、艶の保証がつながる

保証年数の条件も整理しておきます。後継の「ダブルGN」の公式サイトでは、新車登録から3か月以内の施工なら5年、それ以外は3年、初度登録から10年が経過した車は対象外と案内されています[5]。つまり「新車のうちに入れる」ことに強く価格が寄せられた商品で、中古車に後から入れる場合は保証年数が短くなる前提で見積もりを見る必要があります。

施工するタイミング 保証年数の目安 向いているか
新車登録から3か月以内 5年[5] ◎ 価格に対して保証が最も長い
それ以降(乗り出し後) 3年[5] △ 同じ金額で期間が短くなる
初度登録から10年超 対象外[5] × 他の選択肢を検討

ダブルGのメリット4つ

  • 2層のガラス質被膜による深みのある艶と厚み[1]
  • 新車時は最長5年保証(毎年点検を受ける必要あり)[2]
  • メンテナンスキットで性能を回復できたという声がある[3]
  • ディーラー施工のため品質面で安心感がある[1]

ディーラーの商談中に「コーティングどうされますか」と聞かれると、その場で判断しなければならない空気になりますよね。あとから効いてくるのは、良いところより、想定していなかった点のほうです。先に見ておきます。

ダブルGのデメリット4つ(撥水は保証対象外)

  • 撥水性能は保証対象外[2]
  • ディーラーや車種によって価格差が大きい(11万〜17.6万円程度)[4]
  • 年1点検を怠ると保証が失効するリスク[2]
  • 後継の「ダブルGN」が登場しており、最新ではない場合もある[5]

ダブルGとダブルGN・他社コーティングの比較表

項目 ダブルG ダブルGN(後継) KeePerダイヤモンド ガードコスメSP
価格帯 11万〜17.6万円[4] 11万〜16.5万円(SS〜XLの7段階)[4] 7万〜12万円 約10万〜15万円
保証 新車時5年(年1点検)[2] 新車3か月以内5年/以降3年[5] プランによる保証 販売店保証
撥水保証 対象外[2] 対象外[5] 一部プラン対象 条件あり
被膜 2層(ベース+トップ)[1] 2層(新開発のガラス質被膜)[5] レジン系の多層 ガラス系
販路 ディーラー専売 ディーラー専売[5] 専門店直営 トヨタ系販売店

比べると、ダブルGとダブルGNの差は「金額」より「保証の条件の書かれ方」だと分かります。GNのほうが施工タイミングと保証年数の関係が明記されているぶん、見積もり時に確認しやすくなっています。

みんカラで見つかる評判・口コミ

カーライフSNS「みんカラ」では、「メンテナンスキット使用で撥水感が戻った」との声がありました[3]。一方で、洗車頻度や保管環境で効果に差があるといった指摘も見られます。これらはユーザーの実体験に基づく情報であり、購入検討時に参考となります。

口コミを読むときのコツは、その人が「屋根付き駐車場かどうか」「洗車の頻度」を書いているかを見ることです。青空駐車で月1回しか洗わない人と、屋根付きで2週に1回洗う人では、同じ製品でも3年目の状態がまったく違います。条件が書かれていない評価は、良いほうも悪いほうも参考程度にとどめるのが安全です。

ここまで読んで「結局どうすればいいの」となった方へ。判断の軸は4つだけです。

後悔しない選び方4つのポイント

  • ディーラー点検に毎年通えるかを確認
  • 撥水性能を重視する場合はKeePerやDIYコート剤も候補
  • 保証や施工品質を優先する場合はダブルG/GN
  • 価格重視なら楽天Car車検やEPARK車検で比較して検討
あなたの状況 判断の目安
新車で5年以上乗る予定・点検にも通う ◎ 保証を使い切れるので価格に見合いやすい
3年で乗り換える(残価設定・リース) △ 5年ぶんの金額を3年で使うことになる
水弾きの見た目が何より大事 × 撥水は保証対象外。他の選択肢が向く
自分で洗車するのが好き △ 市販コート剤+こまめな洗車で代替しやすい
青空駐車・洗車は年に数回 ◎ 汚れを落としやすくなる恩恵が大きい

施工したあとの手入れと、撥水を自分で足す方法

ダブルGNの公式案内では、日常の手入れは基本的に水洗いとされ、カーシャンプー・ウォーターメンテ・メンテクリーナー・クロスやスポンジがセットになったお手入れキットが価格に含まれます[5]。研磨剤やワックスの重ね塗りは被膜を痛める可能性があるため、まずは付属キットの手順に沿うのが無難です。

そのうえで、保証の外にある撥水だけは自分で足すという考え方になります。洗車後に吹き付けるタイプの簡易コート剤を1本持っておくと、水弾きが鈍ってきたときの対処が自分の手の内に入ります。

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よくある質問(保証・価格・メンテナンス)

Q1. 保証に撥水性能は含まれますか?
A. 含まれません。CPC側・ディーラー側とも「撥水(流水・水弾き)効果は保証内容に含まれない」と明記しています。保証が守るのは主に光沢です[2][5]。

Q2. 価格は全国一律ですか?
A. 一律ではありません。車のサイズごとの料金表になっており、目安は11万〜17.6万円程度。同じサイズでも販売会社で1〜3万円ほど差が出ることがあります[4]。

Q3. メンテナンスは必須ですか?
A. 保証を続けるには年1回の点検が必要です。日常の手入れは水洗いが基本で、付属のお手入れキットが用意されています[2][5]。

Q4. ダブルGNとの違いは?
A. GNは後継版で、被膜が2層である点や撥水が保証対象外である点は同じです。GNは「新車登録から3か月以内なら5年、それ以外は3年」と保証条件が明記されています[5]。

Q5. 他社製品との違いは?
A. ディーラー保証や施工品質に強みがありますが、価格は比較的高めです。撥水重視ならKeePer系のほうが目的に合う場合があります。

Q6. 年1回の点検は有料ですか?
A. ディーラーの案内では、保証継続のための目視点検は無料としているところが多いです。プロによるメンテナンス施工を頼む場合は別料金になるため、施工店に確認してください[2]。

Q7. 中古車にも施工できますか?
A. できますが、保証年数は短くなります。ダブルGNの案内では初度登録から10年を超えた車は対象外とされています[5]。

Q8. 点検を1年忘れたら、その後どうなりますか?
A. 以降の保証は継続されない扱いになります。復活の可否は施工店の判断になるため、気づいた時点でディーラーに相談するのが先決です[2]。

ゆきこ( ゚Д゚)『十万円を超える買い物を、車の納車の話と一緒に決めるのはちょっと無理があります。持ち帰っていいんです』

まとめ:見積もり比較で納得してから施工を

CPCプレミアムコーティング「ダブルG」は、保証と施工品質を重視する方に向いている選択肢です。判断の分かれ目は金額そのものではなく、①5年間その車に乗るか ②毎年点検に通えるか ③守りたいのは艶か水弾きかの3つ。この3つが揃うなら価格に見合いやすく、どれかが欠けるなら他の選択肢のほうが納得しやすくなります。

そのうえで、KeePerやガードコスメSPとの比較を行うと安心です。まずは、楽天Car車検やEPARK車検で見積もりを取り、コーティングプランを比較するのがおすすめです。

参考にした公式情報・出典

※価格・保証条件は施工店や時期によって変わります。最終的な内容は必ず見積もり時にディーラーでご確認ください。

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