【図解】ゴローズ中財布の使い勝手|カードは10枚前後、小銭はひと動作

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ゴローズの中財布、気になりますよね。
かっこいいし、唯一無二の存在感があって、いつかは持ちたいと思う方も多いと思います。

ただ、検索しているということは「実際の使い勝手はどうなんだろう?」——ここが引っかかっているのだと思います。

そこで今回、実物を扱っている専門店の解説と、公式サイトの案内を突き合わせて中身を並べ直しました。すると、この財布についてよく言われている「収納が最低限」「小銭が使いにくい」は、実物の作りとかなりズレていることが分かりました。本当に大変なのは、使い勝手ではなく手に入れるまでの道のりのほうです。

結論:財布としては素直。大変なのは買うほうです

知りたいこと 答え
カードは何枚入る? 10枚前後。カードポケット2〜3か所に加えて、手前に大きめのポケットがあります
小銭は出しにくい? むしろ速いです。ファスナーがなくフラップで閉じる形なので、ひと動作で開きます
大きさ 縦約9cm × 横約15cm。パンツのポケットに収まる中間サイズです
最初のかたさ サドルレザー(植物タンニンなめし)の特性。不良ではなくこれから育つ状態です
値段 専門店が公開する定価表では中サイフ30,240円(確認時点)。高いのは定価ではなく二次流通の相場です
いちばんの壁 原宿の店舗でしか正規品を買えず、支払いは現金のみ。ネット販売は公式に行われていません

ゆきこ( ゚Д゚)『財布の性能より、財布を買いに行くほうが大変って、なかなかですよ』

いちばんの誤解:カード収納は「最低限」ではありません

「ゴローズの財布はカードが入らない」とよく言われます。でも、実物を扱っている店の解説を読むと、中身はこうなっています。

開いた中は、こう分かれています 手前に大きめのポケット 札入れ 小銭入れ (かぶせ式) カードポケット 2〜3か所。手前のポケットと合わせて10枚前後 小銭入れはファスナーではなく、かぶせで閉じる形です 掲載寸法は 縦約9cm × 横約15cm 閉じた状態で測る店と開いた状態で測る店があります。写真も見て確かめてください
札入れ・カード・小銭がそれぞれ独立していて、迷子になりません
  • 札入れ ×1
  • カードポケット ×2〜3(解説によって数え方が分かれます)
  • その手前に大きめのポケット ×1
  • フラップで閉じる小銭入れ ×1

ポイントは「カードポケットの数」ではなく「手前の大きなポケット」です。ここに数枚まとめて差し込めるので、実際には10枚程度のカードが収まるという解説もあります。決められた枠に1枚ずつ挿す形ではないぶん、枚数を数えると少なく見えるだけでした。

「最低限」と書かれがちなのは、カードスロットが等間隔に並んだ市販の財布と見比べているからだと思います。枠がないことは、収納が少ないことと同じではありません。

小銭入れは「フラップ」。ここが速さの正体です

もうひとつ、評価がひっくり返るのがここです。ゴローズの中財布の小銭入れには、ファスナーが付いていません。フラップ(かぶせ)で閉じる形です。

小銭に触れるまでの手数 かぶせ式(ゴローズの中財布) 1動作 かぶせを起こすだけで、もう小銭に 指が届きます ファスナー式の財布 つまむ 端まで引く 口を開く 3動作 そのかわり、中を一望できるのはファスナー式のほうです
「使いにくい」と言われる場所が、実は手数のいちばん少ない場所でした

ファスナーの財布で小銭を出すときは、引き手をつまむ → 端まで引く → 口を開くの3動作が要ります。フラップなら、かぶせを起こすだけ。ひと動作で小銭に触れます。しかも縁が立っているので、財布を傾けても落ちません。

では「小銭が使いにくい」という声は何だったのか。おそらく見やすさの話です。ファスナー式の小銭入れは口が大きく開いて中が一望できますが、フラップ式はかぶせを起こした角度から覗き込む形になります。速さは勝つけれど、一望性は負ける——そう分けると、自分に合うかを判断できます。

レジで小銭をぴったり出したい人には、少しストレスがあるかもしれません。逆に、小銭は「入れて、あとでまとめて出す」使い方の人には、これ以上ないくらい素直な構造です。

ゆきこ( ゚Д゚)『レシートまで全部入れる派の方は、ここだけ覚悟しておいてください』

大きさは縦約9cm × 横約15cm。「中」の意味はここ

ゴローズには長財布・中財布・小銭入れがあり、中財布はちょうど真ん中です。掲載されている寸法は縦約9〜9.5cm、横約15cm。二つ折りの形で、パンツの後ろポケットに収まる大きさです。

ひとつ注意があります。この手の財布は閉じた状態で測る店と、開いた状態で測る店があり、寸法表記が割れます。一万円札の長辺(約16cm)と横15cmはほぼ同じ数字なので、お札を折らずに入れられるかどうかは、購入ページの写真で確認してください。数字だけでは決まりません。

入れたいもの 収まり方
お札 一万円札の長辺は約16cmで、掲載寸法の横15cmとほぼ同じ。折って入れる形とみておくのが安全です
カード 10枚前後。枠に挿すぶんと、手前のポケットにまとめるぶん
小銭 日常分は問題なし。じゃらじゃら貯める使い方には向きません
レシート 札入れに一緒に入れる形。溜めると厚みで留まりが悪くなります
ポケットに入れる 後ろポケットに収まる大きさですが、革のためお尻で踏むと型がつきます

新品がかたいのは、不良ではありません

ゴローズの革小物に使われているのはサドルレザーです。牛革を植物タンニンでなめした革で、丈夫でしなやかなのが特徴。ただし、なめしたばかりの状態は繊維が締まっているので、新品はかなりかたいです。

ここを「作りが雑」と受け取ってしまうと、いちばんもったいない買い方になります。この革は使うほど色が濃くなり、艶が出てきます。手入れをすれば10年以上使えるとされる革です。開きにくいのは最初の数か月だけで、そこから先は自分の手に合っていきます。

時期 状態 やること
買った直後 かたい。札の出し入れで引っかかる 無理に折り曲げず、毎日使って動かす
数か月 折り目が決まり、開きやすくなる 乾いた布でから拭き。汚れが気になれば少量の油分を
1年以降 色が濃くなり艶が出る 雨に濡れたら陰干し。ドライヤーや直射日光は避ける
数年後 角の擦れが味になる。ここからが本番 糸のほつれだけは早めに見てもらう

「価格が高い」の中身:定価は3万円台です

ここは意外に思われるかもしれません。専門店が公開している定価表では、中サイフは30,240円と掲載されています(確認時点の金額)。ほかの革小物も並べるとこうです。

品目 定価表の掲載値
中サイフ 30,240円
札入れ 34,560円
二つ折長サイフ 45,360円
丸小銭入れ 15,120円
角小銭入れ 19,440円

革の二つ折り財布としては、決して法外な値段ではありません。「高い」と言われているのは、定価ではなく二次流通の相場のほうです。専門店の販売ページでは、財布類がおおむね1万円台から16万円ほどまでの幅で並んでいます。デザインや状態、そして手に入りにくさがそのまま価格に乗ります。

つまり、お店で買えれば3万円台、買えなければ数倍。この差が、この財布の本当の値段の話です。

※ゴローズは公式に価格表を公開していないため、上記は専門店が掲載している数字です。時期によって変わるので目安としてご覧ください。

買いに行くなら:原宿の店舗だけ、しかも現金のみ

公式サイトにはっきり書かれています。正規品を買えるのは原宿の店舗だけで、インターネットでの販売は行っていません。

手に入れる道は2つしかありません 中財布がほしい 原宿の店舗へ行く 正規品を買えるのはここだけ 集合して抽選、番号順に入店 支払いは現金のみ 丸一日かかる。買えない日もある 二次流通で探す 今日じゅうに手に入る道 鑑定と保証を明示する店を選ぶ 相場は1万円台から16万円ほど 模倣品の見極めが要る 定価表の掲載値は30,240円。差額は「行ける日」を作れるかで決まります 入店の運用は時期で変わります。出かける前に最新の案内をご確認ください
「買えるかどうか」まで含めて、この財布の使い勝手だと思います
項目 内容
場所 東京都渋谷区神宮前4-29-4 goro’sビル2F(公式サイトの案内)
営業時間 13時〜18時30分/水曜定休(公式サイトの案内)
支払い 現金のみ。カードは使えないと案内されています
入店 専門店の解説では、開店前に集合して身分証の確認と抽選が行われ、番号順に入店する形
途中の点呼 開店後に再点呼があり、その場にいないと権利を失うという解説があります
買える数 人気の品には「1回に1点まで」といった制限があると案内されています

入店の運用(並び方・抽選の有無・集合時刻)は時期によって変わります。ここに書いた流れは専門店の解説をもとにした一例なので、行く前に必ず最新の告知を確認してください。丸一日かかる前提で予定を空けておくと安心です。

あわせて知っておきたいのが、店内での振る舞いです。商品名を通ぶった呼び方で言うより指をさして伝えるほうが確実だという解説や、他ブランドのアクセサリーを着けて行かないほうがよいという話もあります。緊張しますが、要するに「静かに、素直に」で大丈夫です。

二次流通で買うなら、偽物の話は避けて通れません

ここは事実だけを書きます。公式サイトは「正規品を買えるのは原宿の店舗だけ」と明記しており、それ以外で売られている品への注意も添えられています。精巧な模倣品が出回っていることは、買取や鑑定を行う専門店も繰り返し注意喚起しています。

それでも現実には、お店に行けない方が二次流通で探すことになります。だからこそ、見る場所を決めておいてください。

見るところ 確認の観点
店の姿勢 真贋の鑑定をしているか、保証を明記しているか。ここがいちばん確実です
革の質感 サドルレザーはコシがあります。ふにゃりと薄い個体は疑う材料になります
彫りの立体感 金具や飾りの彫りが浅く、輪郭がぼやけたものは模倣品の特徴として挙げられています
金属の質 本物は素材がかたく曲がりにくいのに対し、模倣品は簡単に曲がるという解説があります
価格 相場から極端に安いものは、理由を確認してから。安さには必ず理由があります
写真 使い回しの画像ではなく、その個体の実物写真が複数枚あるか

迷ったら、鑑定と返金保証を明示している店を選んでください。数万円の買い物で、いちばん高くつくのは「安く買えたと思った偽物」です。

買う前に確認しておきたい3つのこと

  1. 店に行ける日を作れますか。正規品はそこだけです。作れないなら、二次流通で相場を払う覚悟が要ります。
  2. 現金を用意できますか。カードは使えません。買う品を決めてから、金額を多めに持っていってください。
  3. いま何枚カードを持ち歩いていますか。10枚前後までなら収まります。それ以上なら、財布を替えるより枚数を減らすほうが早いです。

良いところと、我慢がいるところ

良いところ 我慢がいるところ
小銭がひと動作で出せる(フラップ式) 小銭の一望性はファスナー式に負ける
カードは10枚前後まで収まる 枠が少ないので、整然と並べたい人には物足りない
使うほど色と艶が育つ 最初の数か月はかたく、出し入れに引っかかる
手入れをすれば10年以上使える 雨と直射日光には弱い。濡れたら陰干しが要る
定価は3万円台と、革財布として現実的 その定価で買うには、店に行く一日が要る
流行に左右されず、持つだけで気分が上がる 二次流通には模倣品があり、見極めの手間がかかる

向いている人・向いていない人

向いています いったん考え直したほうがいい人
革が育つ過程を楽しみたい人 買った日がいちばんきれい、という状態を保ちたい人
小銭を素早く出したい人 小銭を見ながらぴったり出したい人
カードは10枚前後で足りる人 ポイントカードを20枚持ち歩く人
原宿まで一日使える人 今日明日で手に入れたい人
ものに物語を求める人 機能と価格の釣り合いで選びたい人

使わなくなったブランド品は、置いておくほど評価が下がります

財布やバッグは、使わなくても革が乾いて硬くなり、折り目からひび割れが進みます。金具は空気に触れているだけでくすみます。状態が読めるうちに査定へ出すほうが、結果的に高く評価されます。査定は無料のところが多いので、金額だけ聞いてから考えても遅くありません。

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よくある質問

Q1. カードは本当に10枚入りますか?

実物を扱う店の解説では、カードポケットに加えて手前の大きなポケットがあり、合わせて10枚程度が収まるとされています。ただし詰めるほど厚みが出て、折りたたんだときの留まりが悪くなります。常用は8枚くらいまでが気持ちよく使える範囲です。

Q2. 小銭はどのくらい入りますか?

一日分の小銭なら余裕があります。ただし貯める使い方には向きません。厚みが出るとフラップが浮き、ポケットに入れたときに角が当たります。

Q3. 新品がかたいのですが、失敗でしょうか?

いいえ。サドルレザーは植物タンニンでなめした革で、最初は繊維が締まっています。毎日使って動かしていれば、数か月で折り目が決まって開きやすくなります。無理に折り返して癖をつけようとすると、表面が割れることがあるので避けてください。

Q4. 手入れは何をすればいいですか?

基本は乾いた柔らかい布でのから拭きです。乾燥が気になったら、革用の油分をごく少量、薄く伸ばします。塗りすぎると色が濃くなりすぎて戻せません。濡れたときは拭いてから陰干し、ドライヤーと直射日光は避けてください。

Q5. 通販で買っても大丈夫ですか?

公式は原宿の店舗以外での販売を行っていません。二次流通で探す場合は、真贋の鑑定や返金保証を明示している店を選んでください。相場から極端に安いものは、理由を確認してからにしましょう。

Q6. お店に行けば必ず買えますか?

買えるとは限りません。入店できる人数に限りがあり、その日に在庫がない品もあります。入店の運用も時期で変わるので、最新の告知を確認してから出かけてください。支払いは現金のみです。

Q7. 中財布と長財布、どちらがいいですか?

お札を折りたくない、カードもレシートもまとめたいなら長財布です。ポケットに入れて身軽に動きたい、カードは10枚前後で足りるなら中財布。定価表の掲載値では長財布のほうが1万5千円ほど高くなります。

Q8. 何年くらい使えますか?

手入れ次第で10年以上とされる革です。先に傷むのは革そのものより、折り目の内側と縫い糸です。糸のほつれを見つけたら、広がる前に修理を相談してください。

方向性の違う財布と、並べて考える

代替を具体的に挙げるとすれば、もっと小さくしたい方はミニ財布のポルトモネ・ロザリ話題性や限定感で選びたい方は皇居財布という選択肢もあります。方向がまるで違うので、自分がどちらに惹かれているかで絞れます。

財布選びで他の候補も見比べたい方には、収納力最優先のジッピーオーガナイザーの使い勝手、話題性で選ぶ皇居財布のレビューもまとめています。方向性の違う3つを並べると、自分の優先順位が見えてきますよ。

まとめ

ゴローズの中財布は、「使いにくいけれど魅力で許す財布」ではありませんでした。小銭はひと動作で出せて、カードも10枚前後入る、素直な作りの二つ折りです。最初のかたさは、これから育つ革の合図でした。

大変なのは、そのあとではなく手前です。正規品は原宿の店舗だけ、支払いは現金のみ。行ける日を作れるかどうかで、払う金額も変わってきます。

使いづらさすら「育てる楽しさ」に変えてしまえる人にとっては、これ以上ない相棒になるはずです。買うと決めたら、まずはゴローズ公式サイトで店舗の案内を確認するところから始めてみてください。

出典

  • ゴローズ公式サイト(正規品の取扱いは原宿の店舗のみ・インターネット販売は行っていない旨・所在地・営業時間)
  • 専門店による商品解説(中財布の寸法・札入れ1・カードポケット・フラップ式の小銭入れ・サドルレザーの特性)
  • 専門店が公開している定価表(中サイフ30,240円ほか・確認時点の掲載値)
  • 専門店による入店方法の解説(集合・抽選・再点呼・現金払い・購入点数の制限)
  • 買取・鑑定店による真贋解説(彫りの立体感・金属のかたさ)

※価格・営業時間・入店の運用は変わります。お出かけ前に最新の案内をご確認ください。

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