日焼け止めはファンデーション代わりになる?——色付き・トーンアップタイプで済ませられる線、白くなる原因と防ぎ方、服の襟についた白い跡の落とし方、クレンジングが要るタイプの見分け方

美容

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夏の朝、汗でどうせ崩れるならファンデーションを省いて日焼け止めだけで出かけたい。近所の送り迎えや買い物くらいなら、それで十分な気もするけれど、鏡を見ると顔だけ白っぽくて、襟にも白い跡。「これって代わりになっているのかな」とモヤモヤしたまま夏が終わる、という人は多いと思います。

先に結論をひとつ。色付きやトーンアップタイプの日焼け止めなら、「薄化粧まで」は代わりになります。ただしカバー力は期待しない方がよくて、どこまで任せてどこから足すかの線引きがあると、白浮きも服の汚れもぐっと減ります。白くなる原因と防ぎ方、襟についた跡の落とし方、クレンジングが要るかどうかの見分け方まで、順番に見ていきましょう。

代わりになる?——「薄化粧まで」が現実的な線

日焼け止めには、透明に近いもの、肌色に近い色が付いたもの、肌をワントーン明るく見せるトーンアップタイプがあります。このうち色付きとトーンアップタイプは、化粧下地とファンデーションの間くらいの役目をしてくれるので、ここまでで済ませる、という使い方ができます。

  • 代わりになる場面:近所の買い物、送り迎え、公園、在宅の日。肌の色ムラを少しならして、明るく見せたい程度なら十分
  • 足りない場面:シミやくすみをしっかり隠したい日、写真を撮る日、長時間の外出。カバー力は薄いので、気になる所はコンシーラーを点で足すと自然に補えます
  • ファンデーションの代わりにするなら、仕上げにパウダーを軽くのせる。肌の質感が整って、崩れにくくもなります
  • ファンデーション本体の選び方に迷っている人は、ファンデーションの選び方も参考になると思います

「全部を日焼け止めに任せる」のではなく、「土台は日焼け止め、気になる所だけ足す」と考えると、夏のメイクがだいぶ軽くなりますよ。

日焼け止めだけで済ませる日の塗り方——少量ずつ・手のひらで温める・パウダーで仕上げ

  1. スキンケアのあと、少し時間を置く。化粧水や乳液がなじむ前に重ねると、よれて白く残りやすい
  2. 手のひらに出して軽く温める。冷たいままだと伸びが悪く、厚く塗ってしまいがち。指先で軽く混ぜるように温めてから
  3. 額・両頬・鼻・あごの5点に置いてから広げる。一気に顔の真ん中に出すと、そこだけ厚くなる
  4. 少量を2回に分ける。一度に規定量を塗るより、半分ずつ重ねた方がムラも白浮きも減る
  5. 生え際・フェイスライン・首との境目をなじませる。ここが白く残ると「顔だけ浮く」見え方に
  6. パウダーで仕上げる。日焼け止め特有のツヤやベタつきが落ち着いて、肌がきれいに見える

日中の塗り直しは、メイクの上と同じ考え方で大丈夫です。手順は顔の日焼け止めの塗り直しで、ティッシュで押さえてからミストやパウダーを重ねる流れを書いています。

白くなるのはなぜ?——散乱剤・量・なじませ不足の3つ

日焼け止めを塗ると顔が白くなるのには、はっきりした理由があります。

  • 紫外線散乱剤が入っている。紫外線を跳ね返す白い粉のような成分で、肌への刺激が少ないとされるタイプによく使われています。この粉が肌の上に残ると白く見えるんです。「紫外線吸収剤不使用」と書かれたものは、白くなりやすい傾向があります
  • 量が多い。しっかり塗ろうとして一度に厚く塗ると、なじみきらずに白く残る
  • なじませ不足。伸ばしただけで、手のひらで押さえていない。特に頬の高い所や小鼻の脇に粉が残りやすい
  • 肌が乾燥している。乾いた肌の上では日焼け止めが均一に広がらず、粉っぽく白く見える
  • 汗や皮脂で浮いた。時間がたってから白くなるのは、汗と混ざって成分が浮いてきたサイン

白浮きを防ぐコツ——タイプ選びと塗り方で決まる

  • ジェルタイプやミルクタイプを選ぶ。伸びがよく、白く残りにくい。クリームタイプは落ちにくい分、白浮きしやすいものもある
  • 色付きかトーンアップタイプにする。もともと肌色に寄せてあるので、白さが目立ちにくい。ただし首との境目はなじませる
  • 少量ずつ重ねる。先ほどの塗り方の通り、半分ずつ2回に
  • 手のひらで最後に押さえる。伸ばしたあと、顔全体を手のひらで包むように押さえると、粉が肌になじんで白さが消える
  • 時間がたってから白くなるなら、ティッシュで押さえてパウダーを。浮いた分を取ってから整える
  • それでも白くなるなら、散乱剤入りのものは体用にして、顔は別のタイプにするのも手

白浮きは「塗り方が下手」ではなく、タイプと量の相性で起きることがほとんどです。合わないものを頑張って使うより、顔用だけ替えた方が早いことも多いですよ。

色付きなら薄化粧まで→白浮きは量と塗り方→襟は洗剤直塗り代わりになる線色付き・トーンアップなら→薄化粧までは任せるカバー力は期待しない気になる所はコンシーラーを点で仕上げにパウダー白くなる原因と対策散乱剤・量・なじませ不足少量を2回に分ける手のひらで温める最後に手のひらで押さえる首との境目をなじませるジェル・ミルクに替える襟の白い跡ついた直後はこすらない食器用洗剤か固形石けんを直塗り→もみ洗い落ちなければ酸素系塩素系は変色する→使わない落とし方:「石けんで落ちる」表示→洗顔だけでOKウォータープルーフ・色付き・数値の高いもの→クレンジングを赤み・かゆみ・ヒリヒリが出たら使うのをやめて、続くなら皮膚科へ

服の襟についた白い跡の落とし方——乾く前に触らない、洗剤を直塗り

白い襟やTシャツの首元、バッグの持ち手についた白い跡。あれは日焼け止めの散乱剤と油分が布に移ったもので、水だけでは落ちません。でも手順さえ守れば、家にある洗剤で落とせます

  1. ついた直後は、こすらない。ぬれたタオルでこすると、油分が繊維の奥に広がって輪ジミになります。乾いたティッシュで軽く押さえる程度に
  2. 食器用洗剤か固形石けんを、汚れに直接つける。油分を落とすのが目的なので、油汚れに強いものが向いています。指か歯ブラシでやさしくなじませる
  3. ぬるま湯でもみ洗いして、いつも通り洗濯。40度くらいのぬるま湯だと油分が動きやすい
  4. 時間がたって落ちない時は、酸素系漂白剤でつけ置き。ぬるま湯に溶かして30分〜1時間ほど置いてから洗濯。色柄物にも使えるタイプを

ここで大事なのが、塩素系漂白剤は使わないこと。日焼け止めの成分と反応して、逆にピンクやオレンジ色に変色することがあり、こうなると元に戻せません。白い服でも酸素系にしてくださいね。同じ考え方で落とせる汚れとして、口紅が服についた時の落とし方と、絵の具が服についた時の落とし方も書いています。

落とし方——クレンジングが要るタイプの見分け方

「日焼け止めだけの日は、洗顔だけでいい?」もよく聞かれます。答えはタイプによる、です。

  • 「石けんで落とせる」「洗顔料で落とせる」と書いてあるもの→洗顔だけで大丈夫。ただし、しっかり泡立てて丁寧に。落ちにくいと感じたら二度洗い
  • ウォータープルーフ・汗や水に強いと書いてあるもの→クレンジングが必要。落ちにくい設計なので、洗顔だけだと残りやすい
  • 色付き・トーンアップタイプ→ファンデーションに近いので、基本はクレンジングを。石けんで落ちる表示があればそれに従う
  • SPFやPAの数値が高いもの→数値が高いほど落ちにくい傾向。表示がなければクレンジングしておく方が安心

迷ったら、お風呂上がりに頬を指でなでて、ぬるっとした膜が残っていないかを見てみてください。残っているなら翌日からクレンジングを。そして、赤みやかゆみ、ヒリヒリが出た時は使うのをやめて、続くようなら皮膚科に相談を。日焼け止めは毎日使うものなので、肌に合うことが何より先です。

ゆきこ( ゚Д゚)『サロンで見てきた範囲だと、「夏は日焼け止めだけ」の人の悩みは、焼けることより「顔だけ白くて首と色が違う」の方が多いです。私も真夏の送り迎えはトーンアップタイプにパウダーだけ。ただ、白いTシャツの襟は油断すると必ずやられるので、洗濯前に食器用洗剤をちょんとつけるのが夏の習慣になりました』

夏だけファンデーションを省きたいなら、肌色に寄せてある色付きかトーンアップタイプの日焼け止めを1本、顔用に持っておくと、白浮きの悩みと「何か物足りない」の両方が一度に楽になります。

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日中の塗り直しは顔の日焼け止めの塗り直しで、メイクの上からの手順とベタつく時の見直しをまとめています。服についた化粧品の汚れは口紅が服についた時の落とし方も同じ考え方で落とせます。土台のファンデーション選びはファンデーションの選び方をどうぞ。

まとめ:色付きなら薄化粧まで、白浮きは量となじませ、襟は洗剤を直塗り

  1. 色付き・トーンアップタイプなら薄化粧まで代わりになる。気になる所はコンシーラー
  2. 白くなるのは散乱剤・量・なじませ不足。少量を2回に分けて手のひらで押さえる
  3. ジェルやミルクタイプ、色付きタイプに替えると白浮きしにくい
  4. 襟の白い跡はこすらず、食器用洗剤か固形石けんを直塗りして洗濯。塩素系は使わない
  5. 石けんで落ちる表示がなければクレンジング。肌に合わなければ中止して皮膚科へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

日焼け止めはファンデーション代わりになるかの早見表:色付き・トーンアップタイプなら薄化粧までは代わりになる、カバー力は期待せず気になる所はコンシーラーを点で、仕上げにパウダー。白くなる原因は紫外線散乱剤・量・なじませ不足で、少量を2回に分ける、手のひらで温める、最後に手のひらで押さえる、首との境目をなじませる、ジェルやミルクタイプに替える。服の襟についた白い跡は、ついた直後はこすらない、食器用洗剤か固形石けんを直塗りしてぬるま湯でもみ洗い、落ちなければ酸素系漂白剤でつけ置き、塩素系は変色するので使わない。落とし方は石けんで落ちる表示なら洗顔だけ、ウォータープルーフや色付きや数値の高いものはクレンジング。赤み・かゆみ・ヒリヒリは使用をやめて皮膚科へ

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