※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
朝、寝ぐせを直そうとしてヘアオイルのボトルを振ったら、もう出てこない。買い置きはないし、今から買いに行く時間もない。子どもの支度をしながら「何か代わりになるものないかな」と洗面所を見回す……そんな朝、ありますよね。
先に結論をひとつ。家にあるものでヘアオイルの代わりになるのは、ベビーオイル・ワセリン・無香料のハンドクリーム・乳液の4つ。ただしどれも「今日だけ」「毛先だけ」「米粒大から」が合言葉です。何がどう使えて、何はやめた方がいいのか、順番に見ていきましょう。
代用になるもの4つと、それぞれの使い方
- ベビーオイル。鉱物油が主体で、さらっとしていてヘアオイルにいちばん近い感触です。ツヤと指通りがほしい時に。米粒大を手のひらで温めてから毛先へ。無香料のものが多く、においの心配も少ないです。つけすぎると重くなるので、足りなければ足す、の順で
- ワセリン。油分がしっかりしているので、パサつく毛先、ぴょんと立つ短い毛、前髪の束感づくりに向きます。量は米粒の半分。手のひらで溶かすように伸ばして、毛先と表面をなでる程度に。多いとベタつきが翌日まで残って、シャンプーが2回必要になります
- ハンドクリーム。無香料で低刺激のものなら、水分と油分の両方があるので乳液に近い使い方ができます。広がりやすい髪を落ち着かせたい時に、小豆大を手のひらで伸ばして中間から毛先へ。香りの強いものは髪に残るので避けてください
- 乳液。ヘアミルクに近い、いちばん失敗しにくい代用です。1円玉大を手に取り、タオルドライした髪の毛先になじませます。寝ぐせ直しにも使えて、さらっと仕上がる分ツヤは控えめ。朝の一番手はこれで十分なことが多いです
もし家に椿油・馬油・ホホバオイルがあるなら、それはもともと髪や肌に使われてきた油なので、1〜2滴を毛先に。洗い流さないトリートメントのミルクやクリームがあるなら、それは代用ではなくそのまま本命です。
食用油(オリーブオイル・ごま油・サラダ油)はおすすめできない——におい・酸化・落ちにくさ
「油なら同じでは?」と思いますよね。私もそう思って考えたことがあるのですが、食用油には髪に使うと困る点が3つあります。
- におい。オリーブオイルは青いにおい、ごま油は言わずもがな。時間がたつと皮脂と混ざって、夕方には枕にも移るにおいになります
- 酸化。食用油は髪の上で空気と光に触れ続けると酸化が進み、古い揚げ油のようなにおいに変わります。髪のにおいの原因についてはヘアオイルが臭い原因と酸化のサインで詳しく書きました
- 落ちにくさ。精製の度合いが化粧品用と違うので、シャンプーで落ち切らず、ベタつきが翌日に持ち越されがちです
それでもどうしても、という時は、オリーブオイルを1滴、毛先だけ、その日のうちに洗うまで。頭皮には絶対につけないでくださいね。
量とつけ方——米粒大から、手のひらで温めて、毛先だけ、頭皮につけない
代用品で失敗するのは、たいてい「量が多い」か「つける場所が上すぎる」のどちらかです。手順は普段のヘアオイルと同じで大丈夫ですよ。
- 米粒大を手に取る。ワセリンならその半分、乳液なら1円玉大
- 両手のひらで温めて、指の間まで伸ばす。手のひらが透明に光る程度まで広げると、ムラになりません
- 毛先から中間の順に、内側から手ぐしで。表面からつけると、そこだけ重くなります
- 表面は最後に、手に残った分だけで十分です。前髪も同じで、指先に残った分を毛先にちょんと
- 足りなければもう一度米粒大。最初から多くつけるより、2回に分ける方が失敗しません
目安は、ショートなら米粒大1回、ボブで1〜2回、ロングで2〜3回。頭皮にはつけないのは、毛穴に残ってベタつきやかゆみのもとになるからです。乳液やハンドクリームはタオルドライ後の濡れた髪に、ワセリンは乾いた髪の仕上げに、と覚えておくと迷いません。
ひとつだけ注意。代用品をつけたままヘアアイロンを当てるのは避けてください。ヘアオイルのように熱を想定して作られていないので、においが立ったり、髪に負担がかかったりします。ドライヤーは大丈夫ですが、温風を近づけすぎないように。
やめた方がいいもの——香料の強いもの・メントール・尿素・薬用の塗り薬
- 香りの強いハンドクリームやボディクリーム。髪は香りをよく吸うので、汗と混ざった時に思わぬにおいになります。使うなら無香料に
- メントール入り(冷感タイプ)。目や頭皮にしみます。特に前髪につけると、汗で流れて目に入ることがあるので避けてください
- 尿素入りのハンドクリーム(かかと用など)。肌の角質をやわらかくする成分で、髪や頭皮に使うことを想定していません
- 薬用の塗り薬や虫刺され薬。当たり前のようですが、「油っぽいから」で手に取らないように
- 日焼け止め・ボディオイルの一部。アルコールや香料が多いものは髪がきしんだり、においが残ったりします
リップクリームを前髪の束感に使う人もいますが、量が少なすぎるうえ香料が入っているものが多いので、あくまで前髪1か所くらいまで。「家にあるもので代用する」考え方はリップクリームの代用になるものにも書いているので、逆の場面でも役に立つと思います。
そして冬、髪の広がりの原因が乾燥ではなく静電気なら、オイルより静電気対策の方が早いこともあります。静電気防止スプレーの代用もあわせてどうぞ。
代用で済ませていいのは何日まで?——買い足す判断
代用はあくまで1〜3日の緊急対応と考えておくのが安心です。次のサインが出たら、そこで切り上げて買い足す合図だと思ってください。
- シャンプーしてもベタつきが取れない、毛先がかえって硬くなった
- 夕方になると髪からにおいがする
- 頭皮がかゆい、フケが増えた。この場合は代用品をすぐ洗い流して、赤みやかゆみが続くようなら皮膚科に相談してください
- 目に入ってしみた。水で洗い流し、痛みが続く時は眼科へ
買い足す時は、いつものヘアオイルに戻すのが一番ですが、乳液で仕上がりが気に入ったなら、ヘアミルクに切り替えるのもいいと思います。細くて柔らかい髪は、オイルよりミルクの方が軽く仕上がることも多いんです。
ゆきこ( ゚Д゚)『ヘアオイルが切れた朝、長男の寝ぐせ直しに乳液を使ったら、本人は何も気づかず登校していきました。私自身はワセリンを米粒の半分。欲張って多くつけた日は夕方まで前髪が束のまま動かなくて、「少なめが正解」を身をもって学びました』
ベビーオイルは、ヘアオイルの代用を超えて、子どもの保湿や乾燥した肘やかかとにも使えるので、1本常備しておくと「切らした朝」の保険になります。子どもの手の届かない所に置いて、火気のそばには置かないでくださいね。
あわせて読みたい
「切らした時に家にあるもので」の話をいくつか書いています。リップクリームの代用になるもの、綿棒の代用になるもの。そして、代用が必要になった理由が「前のオイルのにおいが変」だった人は、ヘアオイルが臭い原因と酸化のサインで、そのオイルを使い続けていいかどうかを確かめてみてください。
まとめ:代用は4つ、量は米粒大、毛先だけ、長引くなら買い足す
- 代用はベビーオイル・ワセリン・無香料ハンドクリーム・乳液の4つ
- 量は米粒大から。手のひらで温めて毛先から、頭皮にはつけない
- 食用油はにおい・酸化・落ちにくさで非推奨。緊急なら1滴を毛先だけ
- 香料の強いもの・メントール・尿素入りは避ける。アイロン前もつけない
- 代用は1〜3日まで。ベタつき・におい・かゆみが出たらやめて買い足す
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



コメント