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寝ようとした瞬間、スマホがすとんと壁との隙間へ。朝起きたら掛け布団の端だけが隙間に落ちていて、そこだけひんやり。子どもと並んで寝ていると、寝返りのたびに真ん中の溝にはまって、夜中に何度も引き上げる——ベッドの隙間って、地味なのに毎日ストレスなんですよね。
先に結論をひとつ。ベッドの隙間は「どこの隙間か」で対策がまるっきり変わります。壁との隙間、2台をつないだ真ん中、頭側や足元。同じ「隙間パッド」を買っても、場所が合っていないと効きません。まずは自分が困っているのがどこかを決めてから、道具を選びましょう。順番に見ていきます。
まず場所で分ける——壁側・連結・頭側で道具が違う
- 壁とベッドの間。物が落ちる、布団が落ちる、掃除しにくい。細くて長い隙間
- ベッドを2台並べた真ん中。マットレスとマットレスの間の溝。寝心地に直接ひびく、いちばん切実なところ
- 頭側(ヘッドボードの後ろ)と足元。壁の凹凸や巾木のせいで、どうしても数センチ空いてしまう場所
- マットレスとベッドフレームの縁の隙間。マットレスが小さめだったり、ずれてきたりして生まれる隙間
困っているのがどれか決まると、選ぶ道具は自然に絞られます。細い隙間なら100円ショップのもので足りることが多く、広い隙間や寝心地に関わる場所は専用品のほうが結局早い、というのが大まかな目安です。
壁との隙間——寄せる、詰める、落ちないようにする
- まずベッドを壁に寄せられないか確かめる。壁の巾木(床際の細い板)や、コンセント、カーテンの裾が当たって離れていることがよくあります。ヘッドボードの向きを変える、コンセントを避けて数センチずらすだけで隙間が消えることも
- 細長いクッションを詰める。抱き枕、長座布団、いらないバスタオルを丸めたものでも。物が落ちるのを防ぐには十分です
- 突っ張り棒+クッション。ベッドと壁の間に突っ張り棒を渡して、その上にクッションを乗せる形。落ちるのを止めるだけなら効きますが、体重をかけると外れます。人が乗る前提では使わないでください
- 隙間に落ちる物のほうを減らす。ベッドサイドに小さなトレーやポケットを付けて、スマホと眼鏡の定位置を作る。これがいちばん現実的だったりします
- 掃除のことも一緒に考える。ぴっちり詰めるとほこりが取れなくなります。時々は引き出せる詰め方にしておくと、あとで自分が助かります
ちなみに、隙間が広くて「ベッドの位置がそもそも合っていない」場合は、家具の配置を見直すほうが早いこともあります。ベッド下の掃除や高さの調整で悩んでいるならベッドの高さを上げる方法もあわせてどうぞ。
2台をつないだ真ん中の隙間——「差す・締める・一枚にする」の3段構え
シングルを2台並べた家族の寝室で、いちばん困るのがこれ。真ん中の溝に体が沈む、寝返りのたびに目が覚める、子どもがはまる。1つの道具で完璧に消すより、3つを重ねるとほぼ気にならなくなります。
- 隙間パッドを差し込む。細長いスポンジ状のもので、マットレスの間に押し込んで段差を埋めます。三角形の断面のものは、溝の形にぴたりとはまりやすい。まず溝の幅を測って、それより少し太いものを選ぶと抜けにくいです
- マットレスバンドで2台を締める。マットレスの周りをぐるりと囲んで締めるベルト。そもそも離れないようにするという発想で、隙間パッドと組み合わせると一気に安定します
- 大きな敷きパッドかシーツで2台をまとめる。仕上げにこれをかぶせると、境目が手に触れなくなって「一枚のベッド」の感覚に近づきます。ダブルサイズの敷きパッドを2台にかけるイメージです
- フレーム同士も固定する。マットレスだけ止めても、フレームが離れれば同じこと。金具やベルト、あるいはフレームの脚同士を結束バンドで軽くまとめる方法もあります
それでもマットレスが動いてしまうときは、そもそもずれる原因のほうを先に断つのが早いです。滑り止めシートや敷き方の工夫はマットレスがずれるのを防ぐ方法にまとめたので、あわせて読んでみてください。
頭側・足元の隙間と、フレームとの縁
- 頭側は「箱を入れる」。ヘッドボードの後ろの数センチには、薄い引き出しケースや浅い箱を差し込むと、物が落ちなくなり収納にもなります
- クッションを縦に立てる。枕がずり落ちるのを止めたいだけなら、長いクッションを1本立てるだけで十分なことが多いです
- 足元の隙間は、掛け布団の落ちどころ。フレームの端に薄い板やすのこを渡してふさぐ手もありますが、寝返りで動くものは置かないほうが安心です
- マットレスとフレームの縁。ここが空くのはサイズが合っていないサインなので、詰め物より滑り止めや当て布で位置を直すほうが根本的です。すのこベッドの使い勝手はすのこベッドを選んで感じたことにも書きました
100均で足りる線と、足りない線
「これ、100円ショップのもので済むかな?」は誰もが最初に思うところですよね。線引きをはっきりさせておきます。
- 足りる:壁との細い隙間、物が落ちるのを防ぐだけ、クッションやタオルで代用できる場所、頭側の浅い箱、滑り止めシート、結束バンドや面ファスナー
- 足りないことが多い:2台の連結の溝(毎晩体重がかかるので、へたると意味がなくなります)、大きな段差、子どもの転落を止めたい場面
- 迷ったら、まず測る。隙間の幅と長さ、マットレスの厚み。ここを測らずに買うと、太すぎて入らない、細すぎて抜ける、のどちらかになりがちです
ゆきこ( ゚Д゚)『子どもと並んで寝ていて、真ん中の溝に子どもがすっぽりはまり、朝には親が端っこで斜めに寝ている、という話はよく聞きますよね。隙間パッドとバンドを入れた夜から一度も起きずに眠れた、という声も多くて、寝床の段差って思っている以上に眠りを削るんだなと思います』
子どもと一緒に寝る時に気をつけること
ここはいちばん大事なところなので、ゆっくり書きます。隙間を埋めることと、転落や挟まりを防ぐことは、別の話です。
- 乳幼児がいる場合、ベッド周りの隙間の対策は、専用品と取扱説明書に従ってください。ベッドガードや添い寝用の柵には、対象となる月齢や取り付け方の決まりがあります。すき間に体がはまる事故が起きうる場所なので、自己流の詰め物で代用しない、が基本です
- 柔らかい物を詰めすぎない。クッションやタオルをぎゅうぎゅうに詰めると、子どもが顔をうずめてしまうことがあります。壁側に厚く盛るより、隙間そのものをなくす(ベッドを寄せる、床に布団を敷く)ほうが安心です
- 隙間埋めは転落防止の代わりになりません。落ちるのが心配な時期は、ベッドの高さを下げる、床に布団を敷いて寝る、という選択肢のほうが確実です
- 心配な症状(頭を打った、様子がいつもと違う)があるときは、迷わず医療機関に相談してください
連結の溝がどうしても気になるなら、隙間パッドはひとつ持っておくと安心です。厚みと幅の合うものを選べば、その日の夜からもう違います。
あわせて読みたい
マットレスが動いて隙間ができるならマットレスがずれるのを防ぐ方法を、ベッド下の掃除や高さで悩んでいるならベッドの高さを上げる方法をどうぞ。寝床そのものの選び方はすのこベッドを選んで感じたことにまとめています。
まとめ:場所を決めてから、道具を選ぶ
- 隙間は壁側・連結・頭側で対策が違う。まず場所を決める
- 壁側は寄せる→クッション→定位置作り。突っ張り棒は物落ち防止まで
- 連結は隙間パッド+バンド+大きな敷きパッドの3段構えで消える
- 100均で足りるのは細い隙間と物落ち防止。買う前に必ず測る
- 乳幼児の周りは専用品と取扱説明書に従い、柔らかい物を詰めすぎない
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手順を1枚にまとめました。



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