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市販の脚カバーを探しに行ったのに、椅子の脚に合うサイズがない。そんな時は、手持ちの材料で作ってしまうのが早いことがあります。編み物ができなくても、タオルや古い靴下でも、意外と形になるんです。脚が細い椅子、太いテーブル、角ばった脚など、家の中に形も太さもバラバラな脚が混ざっている家ほど、市販品より手作りのほうが結局は融通が利きます。
先に結論をひとつ。作り方は「毛糸で編む」「古い靴下を切る」「タオルを巻いて縫う」の3つの型に絞れます。編み物が苦手な人は、いちばん最短の型から入れば大丈夫です。それぞれの作り方、床を傷つけない底の仕上げ、脱げないための留め方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:型を先に知りたい人|編めない人の最短を知りたい人|タオルで作りたい人|毛糸で編みたい人|誤飲・けがが心配な人
先に型を3つ知る——毛糸で編む・古い靴下・タオルを巻く
脚カバーの手作りは、難易度の低い順に並べるとこうなります。いちばん手軽なのが古い靴下を切って使う方法、次がタオルを巻いて縫う方法、いちばん手間がかかるのが毛糸で編む方法です。まず自分がどこまでやりたいかを決めてから、型を選ぶと迷いません。手芸の作業には共通の注意があるので、先に触れておきます。ミシン・アイロン・裁ちばさみ・目打ち・グルーガンはけがのもとです。アイロンは当て布をして直接布に当てないようにしてください。まち針や針を使う時はまち針を数えて始めて、数えて終えるのを習慣にすると、作業中になくしても気づけます。そして何より、縫わない案を先に出すことも忘れずに。切って巻くだけでも十分に形になります。
材料を選ぶ時は、家にある物から探すのが基本です。片方だけになった靴下、使い古したフェイスタオル、余った毛糸のはぎれなど、捨てる前の物で十分に間に合うことが多いです。新しく買う場合も、椅子の脚1本分ずつで考えれば、思ったより少ない材料で足ります。
編めない人の最短——靴下のつま先を切って二重に
編み物に自信がない人は、まずここから試してみてください。片方だけになった古い靴下や、履かなくなった靴下のつま先部分を、はさみで切り落とします。切った筒の部分を脚にかぶせ、もう1枚を上から重ねて二重にすると、生地の薄さをカバーできます。伸縮性のある靴下なら、脚の太さが多少違っても対応しやすいのも利点です。
切り口がほつれてくるのが気になる時は、切った端をぐるっと一周、軽く手縫いでまつるだけでも長持ちします。ミシンを持ち出すほどではない作業なので、テレビを見ながらでも進められる手軽さが、この方法のいちばんの利点です。
タオルで作る——寸法の出し方
タオルで作る場合は、幅を「脚の周囲+縫い代」、長さを「脚の高さ+底に回す分」で決めます。フェイスタオルなら1本で2脚分取れることが多いです。手順はこうです。
- 脚の周囲と高さを測り、縫い代を1〜2cm足して布を裁つ
- 筒状に縫い合わせ、底になる部分を絞るか、別布で丸く縫い付ける
- 表に返して脚にかぶせ、長さが余ったら折り返す
タオル地は厚みがあるぶん、床への当たりが柔らかく、フローリングの傷防止にもなります。色や柄が椅子に合っているタオルを選ぶと、手作り感が出すぎず、部屋になじみやすくなるのも利点です。厚手のバスタオルは1本で1脚分がちょうどよく、フェイスタオルより丈夫に仕上がります。
毛糸で作るなら——目数の決め方と底の滑り止め
毛糸で編みたい人は、目数を脚の周囲に合わせて決めます。細かい目数は椅子ごとに変わるので、ここでは断定しませんが、試し編みしたゲージを脚の周囲に当てて必要な目数を逆算するのが確実です。アクリル毛糸は床の上で滑りやすいので、底になる面にはフェルトなど滑り止めになる生地を足すのがおすすめです。並太のアクリル毛糸は扱いやすく、洗濯もしやすい素材です。
編み方は、筒状に輪で編んでも、平らに編んでから両端をとじ合わせても、どちらでも仕上がります。とじ合わせる方法のほうが、編んでいる途中で実際の脚に当てながら長さを調整しやすいので、初めて作る人にはこちらが向いています。編み終わりの糸端は内側でしっかり始末しておくと、洗濯している間にほどけてくる心配が減ります。
床を傷つけない底——フェルトと砂対策
どの型で作るにしても、底の仕上げが仕上がりを左右します。布のまま床に接すると、砂やほこりを噛み込んで、逆に床を削ってしまうことがあります。底にはフェルトなど滑らかな生地を1枚足し、汚れたら取り替えられるようにしておくと長持ちします。フェルトは面ファスナーで着脱できるようにしておくと、掃除機をかける時にも外しやすく、汚れたら洗った本体を先に乾かしてから戻せます。
脱げない仕上げと洗い替え・誤飲の注意
仕上げの段階では、口の部分に細いゴムを通すか、内側に滑り止めのシートを貼ると、引きずっても脱げにくくなります。毛糸やタオルは汚れやすいので、洗い替え用にもう1組作っておくと、洗濯の間も椅子を使い続けられます。毛糸は洗濯機で縮んだり型崩れしたりすることがあるので、手洗いか、ネットに入れてから洗うのが安心です。
手作りでも、市販品でも気をつけてほしいことは同じです。椅子の脚キャップ・靴下・フェルト・磁石・乾電池は外れて床に落ちると誤飲する大きさ=トイレットペーパーの芯を通る大きさは誤飲する年齢の手が届く所に置かないようにしてください。作業中に切り落とした靴下の切れ端や、余った毛糸の切れ端も、同じように小さいお子さんの手の届かない所へ片づけてから作業を終えましょう。取れたキャップは床に放置しないのも合わせて習慣にしてください。脚カバーで椅子が滑る(フローリング)=滑り止め付きを選ぶことも、手作りする時の底の仕上げでぜひ意識してほしい点です。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、編み物が得意じゃなくても、靴下を切って二重にするだけで見た目はちゃんと整うので、まずそこから試してみるのがいいと思います』
作った脚カバーをどう洗えばいいか迷ったら、毛糸製品の洗い方は毛糸の洗い方にまとまっています。編んだ後の毛玉が気になる時は毛玉の取り方も参考にしてください。作る時間が取れない日は、無理に手作りにこだわらず、100均で足りる型がないか先に確認してしまうのも、ひとつの選び方です。
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毛糸製品の洗い方は毛糸の洗い方、毛玉が気になる時は毛玉の取り方、手作りより先に100均で足りるか知りたい人は椅子の脚カバーが取れない時の直し方にまとめています。
まとめ:型は毛糸・靴下・タオルの3つ。縫わない案から試す
- 型は毛糸で編む・古い靴下・タオルを巻くの3つ。縫わない案から試す
- 編めない人は靴下のつま先を切って二重に。いちばん最短
- タオルは脚の周囲と高さを測ってから裁つ
- 毛糸は試し編みで目数を決め、底に滑り止めを足す
- 取れたキャップは床に放置しない。誤飲とけがを防ぐ
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