重箱の使い道——正月以外の詰め方と、しまっておく時の手入れ

キッチン

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お正月が終わって、重箱を戸棚にしまった。次に出すのは、また来年。ずっとそのままでは、ちょっともったいないですよね。重箱は、おせちを詰めるだけの器ではありません。お弁当や行楽、おもてなしに使えますし、食べ物以外の小物を入れても、きれいに収まります。

先に結論をひとつ。重箱は、お弁当や行楽の器、おもてなしの器、小物入れなど、正月以外にも使えます。料理を詰める時は、汁気の多い物を避けて、仕切りやカップを使います。漆塗りの物は、食洗機や電子レンジが使えるか、熱い物を入れてよいかを、製品の表示や取扱説明書で確かめます。使った後は、よく乾かしてからしまいます。この考え方で、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へお弁当・行楽に→汁気を切って仕切りで第1章へ ▶おもてなしに→取り皿と合わせて第2章へ ▶食べ物以外に→小物や手紙の入れ物に第3章へ ▶素材が分からない→表示や取扱説明書を見る第4章へ ▶しまいっぱなし→乾かして布で包む第5章へ ▶

ケース別に読む:お弁当に使う人|おもてなしに使う人|食べ物以外に使う人|手入れが心配な人|しまい方が知りたい人

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お弁当・行楽に使う——汁気を切って、仕切りで詰める

運動会やお花見、ピクニックなど、みんなで食べる場面は、重箱の出番です。1段目にご飯、2段目におかず、といった分け方をすると、ふたを開けた時に見栄えがします。

重箱に詰める物OKNG汁気を切ったおかず仕切りやカップを使う汁気の多い煮物熱いまま詰める
  • 汁気を切る。煮物や和え物は、汁をよく切ってから詰めます。汁が出る物は、小さなカップに入れて分けます
  • 仕切りを使う。カップ、紙、葉の形のシートなどで区切ると、味やにおいが移りにくくなります
  • 冷ましてから詰める。温かいままふたをすると、水滴がついて傷みやすくなります
  • 暑い時期は保冷を考える。保冷剤を入れた保冷バッグで持ち運びます。傷みやすい生ものや半熟の物は避けます

詰め方の手順は、次の3つが基本です。

詰める流れ1仕切りを入れるカップや紙を使う→2冷ましてからおかずの粗熱を取る→3詰めてふた汁気を切って傷みやすい物は避ける

外で食べる時は、日なたに置かず、日陰に置きます。持ち運ぶ時は、中身が寄らないように平らに持ち、傾けないようにします。詰める量は、食べる人数に合わせて決めると、残り物の心配も減ります。

おもてなしに使う——取り皿と合わせて

来客の時に、重箱におかずを詰めて出すのも、気軽な使い方です。大皿に盛るより、1段ずつ見せられるので、会話のきっかけにもなります。

  • 段ごとに役割を決める。ご飯・揚げ物・煮物など、段ごとに種類を分けると、詰めやすくなります
  • 取り皿と箸を添える。重箱から直接つまむより、各自が取り分ける方が衛生的です
  • 出す直前に詰める。作り置きのおかずを長く置かず、出す時間に合わせて詰めます
  • 残った物は別の容器へ。重箱のまま置き続けず、食べきれない分は保存容器に移して冷蔵します

おせちを詰める時の黄色いおかずの名前や意味は、おせちの黄色いやつは何?が早見表で分かりやすいです。正月らしい詰め方を調べたい時に開いてみてください。

おもてなしでは、食べられない物がある人がいないか、先に聞いておくと安心です。料理の名前を小さなカードに書いて添えると、選びやすくなります。

食べ物以外の使い道——小物入れとして

重箱は、ふた付きで重ねられる箱です。食べ物に使わなくても、整理の道具として役に立ちます。段ごとに分かれているので中身を探しやすく、重ねてしまえるので、棚の中でも場所を取りません。

使い道 向く物 メモ
手紙・はがき入れ 年賀状、お礼状 段ごとに種類を分けられる
裁縫・文具入れ 針、ボタン、クリップ 針は先を紙で包む
お菓子や小分け用 個包装のお菓子 食べ物を入れる時は、個包装の物にする
ちょっとした贈り物の箱 タオルや小物 風呂敷で包むと、持ち運びやすい
季節の飾り入れ ひな人形の小物、行事の飾り 布で包んで入れる

食べ物以外に使った重箱を、あとで食器として使いたくなったら、洗ってよく乾かしてから使います。小物を入れていた重箱は、料理用とは分けておく方が安心です。

小物を入れた重箱は、中に細かいほこりやくずが残りやすいので、使う前にさっと拭いておきます。食べ物と小物で、使う重箱を分けておくと、気持ちよく使い続けられます。

どの使い道でも共通しているのは、「重いふたを無理にこじ開けない」ことです。ふたがきつい時は、まわりを軽く叩いて空気を逃がすように開けます。無理に力を入れると、塗りが傷む原因になります。

素材別の手入れ——表示と取扱説明書を先に見る

重箱は、漆塗り、木、樹脂(プラスチック)など、素材によって扱いが変わります。食洗機や電子レンジが使えるかどうかも、製品によって違います。迷ったら、箱や底の表示、取扱説明書を先に見ます。

素材 洗い方の考え方 気をつけること
漆塗り やわらかいスポンジとぬるま湯でやさしく洗う 食洗機・電子レンジ・熱い物は、表示を確認する
木製(塗りなし) 手洗いで、洗剤が残らないようにすすぐ 長く水につけない
樹脂 表示に従う 食洗機・電子レンジは、製品ごとに確認する
金具・飾りつき 水が入り込まないように拭く こすらずにやさしく扱う

買った時の箱や、中に入っていた説明書があれば、取っておくと役に立ちます。素材が分からない時は、お店や作った所に問い合わせる方法もあります。食洗機や電子レンジは、使えると書かれていない限り、むやみに使わない方が安心です。

漆塗りの物は、傷がつきやすく、乾燥にも気をつかいます。かたいスポンジやたわしは使わず、やわらかい布でやさしく洗います。使う前に、表示と取扱説明書を一度読んでおくと安心です。

しまう時の手入れ——よく乾かして、布で包んで

使った後の手入れで、次に出す時の状態が決まります。しまう前に、よく乾かすことが大切です。

しまう前の流れ1洗うやさしく表示を確認→2よく乾かすふきんで拭いて風通しのよい所で→3布で包んでしまう風呂敷や布の袋に
  • やさしく洗う。素材の表示に従って、洗剤はよくすすぎます
  • よく乾かす。ふきんで水気を拭いて、風通しのよい所でしっかり乾かします。湿ったままふたをすると、においやカビの原因になります
  • 布で包んでしまう。ほこりや傷を避けやすくなります。風呂敷や布の袋が使いやすいです
  • 湿気の少ない所に置く。直射日光や、湿気のこもる場所は避けます

💡 この困りごとへの提案

重箱を包む布には、風呂敷がよく合います。使わない時はたたんでしまえて、重箱と一緒に持ち運ぶ時にも便利です。包み方は覚えなくても、結ぶだけで形になります。風呂敷の使い道は風呂敷はいらない?たんすで眠らせる前に知りたい使い道で整理されています。


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しまう場所を決めておくと、次に使う時に探す手間が減ります。箱や袋に「重箱」と書いたラベルを貼っておくと、取り出しやすくなります。箱が残っている場合は、箱ごとしまうと傷を防げます。

よくある迷い——使わない、古い、捨てたい

  • 年に一度しか使わない。使い道を決めておくと、出番が増えます。まずは小さな行事から使ってみます
  • 古い重箱でも使える?。ひび、はがれ、においがないかを見ます。塗りがはがれている物は、食べ物を入れずに小物入れに回す考え方もあります
  • においが気になる。洗ってよく乾かし、風通しのよい所に置きます。素材によって扱いが違うので、表示を確認します
  • もう使わないと決めた。捨て方は素材や自治体で変わります。重箱の捨て方で分別の考え方を見られます
  • 子どもと一緒に使う。運動会などで詰める時は、小さく切ったおかずにすると食べやすくなります

ゆきこ( ゚Д゚)『重箱は「特別な日の器」と決めつけなくても、気軽なお弁当の箱として使ってよいと思います。出番が増えると、手入れの習慣もつきますよね』

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おせちの詰め方や名前はおせちの黄色いやつは何?、重箱を包む布は風呂敷はいらない?たんすで眠らせる前に知りたい使い道、手放す時の考え方は重箱の捨て方をどうぞ。

まとめ:正月以外にも使える。汁気を切り、表示を見て、乾かしてしまう

  1. お弁当・行楽・おもてなし・小物入れに使える
  2. 料理は汁気を切り、仕切りで分ける。冷ましてから詰める
  3. 漆塗りは、食洗機・電子レンジ・熱い物を表示で確認
  4. 使った後はやさしく洗い、よく乾かす
  5. 布や風呂敷で包み、湿気の少ない所へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

重箱の使い道の早見表:お弁当や行楽、おもてなしの器、手紙や裁縫道具などの小物入れにも使える。料理を詰める時は汁気を切り、仕切りやカップを使い、冷ましてから詰める。暑い時期は保冷し、傷みやすい物は避ける。漆塗りの食洗機、電子レンジ、熱い物は製品の表示や取扱説明書を確認する。木製は長く水につけない。使った後はやさしく洗ってよく乾かし、布や風呂敷で包んで湿気の少ない所にしまう

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