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夕方の玄関先や庭で、茶色い大きなバッタのような虫を見かけて、「これはクツワムシ?緑だと思っていたのに」と驚くことはありませんか。図鑑では緑色の写真が多いので、茶色だと別の虫のように見えますよね。
先に結論をひとつ。クツワムシには緑色の体と茶色の体があり、色が違っても同じ種類のことがあると言われます。幅の広い大きな羽が目印の、キリギリスのなかまです。草むらの多い場所で、夜に見かけやすいと言われます。この記事では、見る所と、見つけた時の対応を順番に整理します。
ケース別に読む:見分けの早見表を見たい人|色の違いが気になる人|いる場所を知りたい人|家の中で見つけた人|よくある疑問を見たい人
見分けの早見表——体の色・羽の形・触角・見かける時期
茶色い虫がクツワムシかどうかは、「体の色」だけで決めず、「羽の形」とあわせて見るのが近道です。比べる相手は、緑の体のクツワムシと、細長い体のほかのバッタのなかまです。
| 見る所 | 茶色の体のクツワムシ | 緑色の体のクツワムシ | 細長い体のバッタ |
|---|---|---|---|
| 体の色 | 茶色 | 緑色 | 種類で違う |
| 羽の形 | 幅の広い大きな羽 | 幅の広い大きな羽 | 細長くほっそり |
| 触角 | 細く長い | 細く長い | 図鑑の写真で確かめる |
| 見かける場所 | 草むらの多い場所 | 草むらの多い場所 | 図鑑で確かめる |
| 見かける時期 | 夏の終わりから秋 | 夏の終わりから秋 | 種類で違う |
表のとおり、色は違っても羽の幅が広いかどうかが共通の手がかりです。大きさは見る距離でずれて見えるので、色と羽の形を先に見るのがおすすめです。
バッタやキリギリスのなかまは種類が多く、体の色も緑や茶色などさまざまです。1匹だけで名前を決めようとせず、羽の形、体つき、見かけた場所をメモしておくと、あとで図鑑のページをたどりやすくなります。
緑と茶色は別の種類?——色が違っても同じことがある
「茶色いから別の虫」と考えてしまいそうですが、クツワムシは緑色の体と茶色の体の両方がいると言われます。色が違っても、同じ種類として図鑑に載っていることがあります。
ただ、色の見え方は、夕方の光や、見ている角度でも変わります。暗い時間は特に、緑も茶色っぽく見えることがあります。色で迷ったら、羽の幅が広いか、体つきが太めかを見てください。それでも決められなければ、写真に残して、あとで図鑑と見比べるのが確かです。
写真を撮る時は、虫に近づきすぎないのがコツです。真上と真横から1枚ずつあると、羽の幅と体つきを見比べやすくなります。虫を驚かせないよう、ゆっくり静かに撮ってください。
鳴き声は、ガチャガチャと聞こえる声で知られています。ただ、声だけで種類を決めるのは難しいので、姿の特徴とあわせて考えてください。鳴く虫のことは、鈴虫の鳴き声はいつまで?でも触れています。
いる場所は?——草やぶ・林のふち・夜の草むら
クツワムシは、草むらの多い場所で、夜に見かけやすいと言われます。草が茂った所や、林と草地の境いめあたりが手がかりです。ただ、毎回見られるとは限りません。地域や年によって違うので、「見られたらうれしい」くらいの気持ちで眺めると、がっかりしません。
夜に声は聞こえるのに姿が見えない時は、草むらの中まで探しに入らないでください。暗い場所は足元が見えにくく、段差や水たまりで転ぶことがあります。また、私有地や立入禁止の場所には入りません。見られる地域や時期は、近くの自然観察の案内や、自治体・環境省のページで確かめられます。
家の中で見つけた時——素手でつかまず、コップと紙で外へ
玄関や廊下で茶色い虫に出会うと、びっくりしますよね。大きな虫ほど、素手でつかむのは避けたほうが安心です。かむことがあると言われているので、まずは落ち着いて、次の順番で外へ出してあげましょう。
- 素手でつかまない。追いかけまわさず、少し離れて様子を見ます
- コップをかぶせる。虫の上からそっと、つぶさないようにかぶせます
- 下に紙を差し込む。コップと紙で、虫を閉じこめるようにします
- そのまま外の草や木の根元へ放す。コップを傾け、虫が出てくるのを待ちます
虫をつぶしたり、家に持ち帰って飼ったりすることはしません。見つけた場所の近くの草むらへ戻してあげるのが、虫にとってもいちばん負担が少ない方法です。子どもやペットが近づかないように、手順のあいだは少し離れていてもらってください。
放す場所は、道路や人の出入りが多い所を避けて、庭の植え込みや草の根元など、静かな所を選びます。使い終わったコップや紙は、洗うか捨てておくと安心です。虫に触れなくても、作業のあとは手を洗っておきましょう。
網戸のすき間から入ってくる虫の対策は網戸を閉めてるのに虫が入る原因、明かりに寄ってくる緑の虫はアオマツムシが家の中にいる時、床を歩く茶色い虫はエンマコオロギが家の中にいる時で見られます。
観察の決まり——つかまない・持ち帰らない・卵や幼虫に触らない
虫の観察は楽しいものですが、守りたい決まりがあります。短くまとめると、次のとおりです。
- 素手でつかまない。かむことがあると言われます
- つぶさない・捕まえて飼わない・持ち帰らない。見つけた場所に戻します
- 卵や幼虫を見つけても触らない。そのままにしておきます
- 草むらに入りすぎない。足元が見えない所や、私有地には入りません
- 子どもとペットに注意する。虫を口に入れたり、追いかけて草むらに飛び込んだりしないよう、目を離さないでください
ゆきこ( ゚Д゚)『色で迷う虫は、名前を当てるより、羽の形をじっくり見るほうが、あとから納得できると思います』
💡 この困りごとへの提案
見かけた虫の特徴を写真に撮って、あとで図鑑と見比べると、色の違う体のことも整理しやすくなります。昆虫の図鑑は、なかまごとのページがあるので、バッタやキリギリスのなかまを見比べるのに向いています。
よくある疑問——茶色は珍しい?さわっても平気?
Q. 茶色いクツワムシは珍しい?
緑色の体と茶色の体があると言われます。どちらが多いかは場所や年で違うので、「茶色いからおかしい」と心配しなくて大丈夫です。
Q. 緑の虫と茶色の虫は別の種類?
クツワムシは色が違っても同じ種類のことがあると言われます。羽の幅の広さや体つきも合わせて見てください。
Q. さわっても平気?
素手でつかむのはおすすめしません。かむことがあると言われるので、見るだけにします。
Q. 夜に鳴く声が気になる時は?
声が気になる時は、窓を閉めるなどで音をやわらげてみてください。虫を追い払ったり捕まえたりする必要はありません。
Q. 子どもが飼いたがったら?
持ち帰らず、写真に撮って、図鑑で名前を調べる遊びに変えてみてください。虫は見つけた場所に残します。
Q. 卵や小さな幼虫を見つけたら?
触らず、そのままにしておきます。持ち帰ることもしません。
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まとめ:色より羽の幅を見る。家の中ではコップと紙で外へ
- クツワムシには緑と茶色の体があり、色が違っても同じ種類のことがあると言われます
- 目印は幅の広い大きな羽で、色は光や角度で見え方が変わります
- 草むらの多い場所で、夜に見かけやすいと言われ、夏の終わりから秋が目安です
- 家の中ではコップと紙で、そのまま外の草や木の根元へ放します
- 素手でつかまず、持ち帰らず、卵や幼虫にも触りません
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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