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市販の水切りラックを買いに行ったのに、シンクの幅にぴったり合う物がなかった。奥行が数センチ足りない、蛇口に当たって使いにくい。そんな時に候補に挙がるのが、100円ショップの材料で自分のシンクに合わせて作る方法です。
先に結論をひとつ。自作の型は「突っ張り棒+ワイヤーネット」「かご+トレー」「板+すのこ」の3つがあり、シンクの形と置きたい場所で向いている型が変わります。市販品を探し続けるより、寸法から自分で決めた方が早いこともあるんです。3つの型の作り方、寸法の測り方、100円ショップで足りる材料と足りない所、水はけをよくする工夫まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:作り方の型を知りたい人|寸法の測り方を知りたい人|100均で足りるか知りたい人|水はけをよくしたい人|安全に使いたい人
自作の型は3つ——突っ張り棒+ワイヤーネット・かご+トレー・板+すのこ
シンク上の水切りラックを自作する方法は、大きく3つの型に分かれます。どれも100円ショップの材料を組み合わせるところは共通ですが、向く場所と手間が違います。
- 突っ張り棒+ワイヤーネット。シンクの両端に突っ張り棒を2本渡し、その上にワイヤーネットを乗せます。幅の調整がしやすく、一番手軽な型です
- かご+トレー。シンクの上に渡して置ける市販のかごやトレーを組み合わせます。組み立ての手間が少ない反面、サイズが合う物を探す必要があります
- 板+すのこ。シンクをまたぐ板を渡し、その上に小さめのすのこを乗せます。しっかりした作りになりますが、木は濡れるとカビやすいので、乾かし方に注意が必要です
まずは自分がよく使う置き方を思い浮かべてみてください。頻繁に位置を変えたいなら突っ張り棒、しっかり固定したいなら板とすのこが向いています。3つを組み合わせるのも一つの手です。例えば、下段はかごとトレーで大きい食器を受け、上段に突っ張り棒とワイヤーネットを渡してコップやお玉を吊るすようにすると、限られたスペースでも立体的に使えます。最初から完璧な形を目指さず、使いながら少しずつ足したり外したりできるのも、自作ならではの良さです。
寸法はシンクから決める——幅・奥行・蛇口の高さ
自作でいちばん大事なのは、市販品を探す時と同じで、先に寸法を測ることです。測る場所は3つ。シンクの内側の幅、奥行、そして蛇口の下までの高さです。
幅は、シンクの内側で一番狭い場所に合わせておくと、あとで入らないという失敗を防げます。奥行は、排水口をふさがない範囲で決めること。蛇口の高さより低く作らないと、水を出すたびに蛇口とラックがぶつかってしまいます。測った数値は、材料を買いに行く前にメモしておくと安心です。もう一つ忘れやすいのが、シンクの縁の厚みです。突っ張り棒を渡す型は、縁に引っかける部分の厚みによって安定感が変わるので、実際に材料を当ててみてから固定するくらいの慎重さがちょうどいいです。
100円ショップで揃う材料・足りない所——耐荷重とサビ
材料の多くは100円ショップで揃いますが、すべてが完璧に足りるわけではありません。特に注意したいのが、耐荷重とサビへの強さです。
| 材料 | 100均で足りるか | 気をつけること |
|---|---|---|
| 突っ張り棒 | 短い物は足りる | 耐荷重の表示は目安。重い鍋には向かない |
| ワイヤーネット | 足りることが多い | 切り口が鋭い。結束バンドの余りは内側に |
| すのこ | 小さめの物は足りる | 濡れる場所ではカビやすい。桐など軽い木が扱いやすい |
耐荷重をしっかり求めたい場合や、シンクの奥行が広い場合は、100円ショップの物だけでは心もとないこともあります。そういう時は、キッチン用の強力な突っ張り棒など、専用に作られた製品を一部だけ取り入れるのも手です。すべてを100円ショップでそろえることにこだわりすぎず、「支える部分だけは専用品、見た目や仕切りは100均」というように役割で使い分けると、コストと安定感のバランスが取りやすくなります。
水が流れる向きにする——トレーを斜めに、排水はシンクへ
自作のラックでありがちな失敗が、水がラックの上にたまってしまうことです。トレー部分をわずかに傾けて、水がシンクの方へ流れる向きに置くのがコツです。傾ける角度は大げさでなくて大丈夫、数ミリの差でも水の流れ方は変わります。
排水の出口がシンクの真上に来るように調整しておくと、床やカウンターに水が垂れる心配も減ります。設置したら、実際に水を少し流してみて、想定通りに流れるか確認しておくと安心です。傾きが足りない場合は、トレーの片側に薄いゴム板や滑り止めシートを重ねて挟むだけでも角度がつきます。逆に傾けすぎると、乗せた食器が滑って落ちることがあるので、少しずつ調整しながら丁度いい角度を探してみてください。
自作で気をつけたいこと——包丁を立てない、重い鍋を載せない
自作のラックは、市販品のような強度試験を経ていません。そのぶん、使い方には気をつけたい点がいくつかあります。
突っ張り棒の耐荷重の表示と、実際に支えられる重さは同じではありません。表示の数字ぎりぎりまで使うのではなく、余裕を持たせて軽めの物を乗せるようにしてください。落ちる前提で、下に割れ物や大切な物を置かないことも忘れずに。
自作のラックには、包丁を立てて置いたり、重い鍋を載せたりしないでください。市販品のように角度や強度が計算されていないため、ちょっとした振動で倒れたり落ちたりすることがあります。吸盤やマグネットで小物ホルダーを追加する時も、落ちる前提で、下に刃物を置かないようにするのが安心です。ワイヤーネットの切り口は内側に向けて、指を切らないようにしてくださいね。すのこなど木の部分は、濡れたままだとカビの原因になるので、こまめに乾かす習慣もセットで考えておきましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、自作のラックはサイズがぴったり合う気持ちよさが一番の魅力だと思っています。ただ、市販品ほどの強度はないので、乗せる物は軽い物までと決めておくと安心ですよね』
突っ張り棒を使う型なら、キッチン用に作られた強力タイプを選んでおくと、一般的な物より安定しやすく、自作でも安心感が違います。
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突っ張り棒が落ちる理屈をもっと知りたい人は突っ張り棒が落ちる理由、そもそも水切りラックが要るか迷っている人は水切りかごの代用、掃除や水垢が気になる人は水切りラックの水垢と掃除もあわせてどうぞ。
まとめ:自作の型は3つ、寸法はシンクから、包丁と重い鍋は載せない
- 自作の型は突っ張り棒・かご・すのこの3つ。置き方の好みで選ぶ
- 寸法はシンクの幅・奥行・蛇口の高さから決める。先に測ってメモを
- 耐荷重とサビに注意。100均で足りない時は専用品を一部取り入れる
- トレーは斜めに、排水はシンクへ。水がたまらない向きにする
- 包丁を立てない・重い鍋を載せない。落ちる前提で下に割れ物を置かない
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